JPH0450072A - 鉄道車両用化粧室 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用化粧室内おむつ交換台構造に関するも
のである。

〔従来の技術〕

従来の鉄道車両における化粧室特に便所にあっては、そ
の耐久性の向上あるいは製作性の面から種々の構造のも
のが開発されている。これらの便所は、側壁あるいは床
部分等を強化プラスチック等の樹脂によって構成し、そ
の耐久性の向上を図るとともに保守面および製作面での
合理化を図っていた。

なお、この種の装置として関連するものには、例えば実
公昭５６−１８５２１号公報、実公昭５９−５６４７号
公報等が挙げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、近年鉄道車両においては、乗客へのサービス
向上の観点から種々の改良が行なわれている。その一つ
として乳幼児を伴った乗客に対するサービス向上として
化粧室内におむつ交換台を設置する二とが考えられるが
、従来の化粧室特に便所装置においてはこれらのものを
設置するための十分な配慮がなされていないのが現状で
ある。

本発明の目的とするところは、乳幼児を伴った乗客が容
易におむつ交換が行なえるとともに、用便中においても
乳幼児の世話が行なえる車両用化粧室内おむつ交換台構
造を提供することにある。

〔諌題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、化粧室内に設置された便器
の何方の壁面に該便器側へ展開可能におむつ交換台を設
置し、かつ、該おむつ交換台の幅方向側面側に便器を配
置したものである。

〔作　　　用〕

前記おむつ交換台は、その何方に便器が位置しているた
め、該おむつ交換台の長手方向端部および側方向からお
むつの交換が容易に行なえるとともに、用便中であって
も乳幼児の世話が行なえるものである。

〔実　施　例〕

以下、本発明によるおむつ交換台構造の実施例を図によ
って説明する。まず、第１図ないし第３図によって本発
明の一実施例を説明する。同図において、丘は用便、化
粧、おむつ交換および看替え等の各ｉｔｓ能を有した化
粧室である。Ｕは前記化粧！１１２内に設置されたｌ！
ＩＪＩ式の洋便器、３）は該洋便ａｎに設置された蓋付
の衛生便座である。１４は前記化粧室認内の出入口５に
対向したＩ１面位厘に形成されたカウンターテーブルで
、腋化粧室Ｕの長手方向の全長に亘って形成されている
。したがって、前記洋便器Ｈの何方位２にも＃配カウン
ターテーブル１４が設置されている。また、カウンター
テーブル１４の前記洋便器設置位置の反対側には、洗面
器Ｕが設置されている。そして、該洗面器Ｕの前側で洋
便器Ｈの前側の部分は、乗客が立った状態で化粧、身繕
いあるいは着替えを行なう空間すなわち立動作空間蕊が
形成されている。肋は化粧室セの出入口すに対向した位
置の側壁で、この側壁「に洗面器１３に対応して鏡Ｉが
設置され、かつ、前記洋便器Ｈに対応して回ＩｅＪＨ開
式のおむつ交換台１７が設けられている。前記おむつ交
換台１７は台座４と、その上面に設けられるふとすｎか
ら構成されている。前記ふとん２は＠壁の反対側の位置
にふくらみあを形成している。該おむつ交換台１７は、
台座乙の側Ｍ１５１１の端部にヒンジ沼を有しており、
該ヒンジＺによって回動可能に設置され、　８１１１Ｂ
には該おむつ交換台１７全体を収納可能な凹が形成され
ている。おはおむつ交換台旦を収納した際に固定するた
めの止め金である。９はおむつ交換台１７を展開した際
に１Ｍおむつ交換台１７の上面が多少＊ｍａへ傾斜した
状態で台座乙な支持する台座受である。該台座受器は前
記カウンターテーブル１４の上面に設置されている。氏
は前記おむつ交換台１７の上に寝せられた乳幼児であり
、器は該乳幼児用の移動、転落を防止するために設置さ
れた安全ベルトである。前記おむつ交換台互の何方には
洋便ａ１１が設置されているため、乳幼児腸のおむつ交
換作業は、台座乙の長手方向端部の隅部側から行なうこ
とになる。したがって、該おむつ交換台１７の長手方向
端部の隅部には、一部を除いたコーナ部Ｕが形成されて
いる。なお、該おむつ交換台１７を、必要に応じて洗面
１１１３＠ヘスライド可能あるいは洋便器Ｕ側へ回動可
能に構成すれば前記おむつ交換作業はさらに容易となる
。

鰺はカウンターテーブル１４のおむつ交換台１７の下方
位置に設けられた汚物入れである。訂は前記台座乙の表
向に形成された展開動作時に用いる取手である。

１６ｍ、１６ｂは前記側ＷＬ５に連らなって形成された
仕切壁で、洗面器ｌに近い仕切ＪＩ！１６ｂにはベーパ
ータオル収納箱五が設けられている。γは前記カウンタ
ーテーブル１４の洋便器Ｕから利用者が用便姿勢為でト
イレブトペーパーが取出せる位置に設置されたトイレ呼
トペーパーホルダーである。

！はカウンターテーブル１４の洗面器口下方に設けられ
た点検蓋である。

このような構成において、乳幼児訪を伴う乗客がこの化
粧室認を利用する場合、おむつ交換台１７を展開させそ
の上に房幼児訪を寝かせた状態で化粧、身繕いあるいは
用便を済ませる。丈た、幼児の場合には前記おむつ交換
台互を展開せずにカウンターテーブル１４上に腰掛けさ
せてもよい。

このような構成によれば、おむつ交換台旦と洋便Ｉｌｕ
とを併設しているため、立動作空間から容易におむつ交
換作業が行なえる。また、利用者が用便姿勢スにあって
も洋便器Ｕの側方におむつ交換台１７が配置されている
ことから、常時乳幼児肋の状況が把握でき、かつ、世話
をすることができる拳また、洗面器Ｂもおむつ交換台１
７の近傍に設けられているため、洗面あるいは化粧等も
乳幼児坊の状況を確認しながら行なえる。

次に、前記おむつ交換台１７はその長手方向端部の隅を
切欠いてコーナ部あを形成していることから、立動作空
間からのおむつ交換作業が容易に行なえる。さらに、お
むつ交換台１７の荷重支持点はカウンターテーブル１４
上に設けた台座受器の設置位置であるため、ヒンジＺの
位置から離れ負荷中心点近傍であり強度面でも有利であ
る。また、前述のように立動作空間の周囲に洗面器口、
おむつ交換台１７および洋便器Ｕを配置しているため、
化粧ｇＬ？内の空間を有効に利用することができる。

さらに、立動作空間としても十分なものが確保できるこ
とにより、この部分を着替えのために利用することも可
能である。

次に、本発明によるおむつ交換台構造の他の実施例を１
８４図によって説明する。同図において、前記−実施例
と同一符号は同一部材を示すものである。、！７　ｍは
台座Ｚ１ｍおよびふとん２２１を分割し、鉄台座り１を
ヒンジコ１によって回動可能に接合したおむつ交換台で
ある。該おむつ交換台１７ｍはカウンターテーブル１４
上に折たたんで収納されるため、何Ｍ、１５に収納スペ
ースを設けられない場合に有効である。なお、前記おむ
つ交換台１７　ｍを用いない場合には、第４図中点線で
示すように折たたみ上面をテーブルとして利用できる。

ところで、前記実施例においてはおむつ交換台を８ｍｅ
りの位置に駁ａ璧に対して回動可能に設置しているが、
本発明はこれに限定されるものでになく、おむつ交換台
を仕切壁に回動可能に設置してもよい。この場合、該お
むつ交換台の一方側面側に便器が設置されている必要が
ある。望た、前述したようにおむつ交換台を洗面器側へ
スライド可能あるいは水平面内で旋回可能に支持すれば
、立動作空間におけるおむつ交換作業がさらに容禍とな
る。また、前記実施例においては便器として腰掛式の洋
便器を例に説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、和式型あるいは大小ｌ＃兼用型であっても同
様な効果を達成できる。

〔登明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、乳幼児を伴った乗
客におむつ交換作業が行なえるとともに、用便中におい
ても乳幼児の世話ができる。

【図面の簡単な説明】

１８１図は本発明によるおむつ交換台構造の一実施例を
示す化粧室見付図、第２図は第１図の平面図、第３図は
第２図の１一ア部断面図、第４図は本発明の他の実施例
のおむつ交換台の断面形状を示す断面図である。 ■・−・・・洋便器、認・・・・・・化粧室、１７−−
−−−−おむつ文才１拐 ｎ−−−ジトイ更に ！？−−−イし新補（ １７−−−おむ）交換台 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、化粧室内に設置された便器の側方の壁面に、該便器
   側へ展開可能におむつ交換台を設置し、かつ、該おむつ
   交換台の幅方向側面側に便器を配置したことを特徴とす
   る車両用化粧室内おむつ交換台構造。 ２、請求項１記載の車両用化粧室内おむつ交換台構造に
   おいて、前記おむつ交換台は、その長手方向端の少なく
   とも一方の隅部が立動作空間に面していることを特徴と
   する車両用化粧室内おむつ交換台構造。