JPH044962Y2 - - Google Patents

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JPH044962Y2
JPH044962Y2 JP10458288U JP10458288U JPH044962Y2 JP H044962 Y2 JPH044962 Y2 JP H044962Y2 JP 10458288 U JP10458288 U JP 10458288U JP 10458288 U JP10458288 U JP 10458288U JP H044962 Y2 JPH044962 Y2 JP H044962Y2
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JP
Japan
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holes
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scale
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JP10458288U
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JPH0225801U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は身長を基準に割り出す棚等の高さの適
正寸法用スケールに関し、さらに詳しくは具体的
な身長寸法をスケール目盛に合わせることによ
り、その身長の人が使用するのに最適であると人
間工学的に割り出された各種棚等の高さの適正寸
法を瞬時に表示することができ、かつ前提となる
基準身長を瞬時に変化させることができて利用範
囲の広い適正寸法用スケールに関する。
〔従来技術〕
従来、身長を基準にして、各種寸法の最適寸法
を人間工学的見地より割り出した数値を一覧表に
示した表形式のものは知られている。
しかしながら、この表に示された数値を具体的
身長寸法を基準にして、棚等の高さ寸法を読み取
り易い状態に表現した適正寸法用スケールは存在
しなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の一覧表は、縦軸に設備ものの寸法の座
標、横軸に身長寸法の座標を作り、その座標中
に、1.手を伸ばして届く高さ、2.物を出し入れで
きる棚の高さ(上限)、3.傾斜した床の天井の高
さ(最小値・床傾斜5〜15°)、4.引き出しの高さ
(上限)、5.使い易い棚の高さ(上限)、6.引張り
易い高さ(最大力)等、約25項目程度を直線グラ
フとして表示するものであるが、多くの項目の直
線グラフは寸法的に似たような数値を示すため、
特定位置附近に集中して表示されることとなり、
その結果、目的とすべき項目を発見するのが非常
に困難であつた。また身長の異なる複数人の上記
対応項目の数値を同時に捜すような場合、多くの
交差線が存在する中で視線を右往左往させること
になり数値の読み誤りも発生し易くなる等の問題
点があつた。
本考案の技術的課題は、上記問題点を解消した
身長を基準に割り出す棚等の高さの適正寸法用ス
ケールを提供することにある。
〔考案の技術的課題を解決するために講じた技術
的手段〕 技術的課題を解決するために講じた技術的手段
は、左右両端を開口状にした横長封筒状ケース体
と、該ケース体内で左右に摺動自在となるスライ
ド板とから構成され、 ケース体の表裏面の一方又は双方に数個の透孔
を形成し、該透孔の縁枠付近に読み取り用の指示
マークを表示し、前記ケース体に形成した透孔
中、少なくともひとつの透孔を身長寸法表示窓と
なし、残余の各透孔を身長から割り出された各種
項目の適正寸法が表示される高さ寸法表示窓とな
し、前記スライド板には、各透孔の意味する内容
に対応した所定の目盛を表示したことである。も
つてケース体内のスライド板を左右に摺動させて
基準身長を指定するだけで、身長を基準に割り出
された棚等の高さの適正寸法を瞬時に読み誤りの
起きにくい状態で表示することができる。
〔実施例〕
本考案を図面の実施例について説明すると、第
1図は身長170cmの場合の本考案の使用状態正面
図、第2図は同背面図、第3図はケース体の正面
図、第4図はスライド板の正面図、第5図はケー
ス体の背面図、第6図はスライド板の背面図、第
7図は身長150cmの場合の本考案の使用状態正面
図、第8図は同背面図である。
図中符号1は横長封筒状のケース体であつて、
その左右両端1a,1bは開口状に形成されてい
る。このケース体1の中にはスライド板2が左右
摺動自在に嵌挿されている。
ケース体1の表面及び裏面(いずれか一方であ
つてもよい)には、透孔3が複数個形成されてお
り、ケース体1の表裏面の透孔3のうち、少なく
とも一ケ所は身長寸法表示窓4aであり(好まし
くは表裏面の夫々の一ケ所の透孔3を身長寸法表
示窓4aにするとよい)、残余の透孔3は高さ寸
法表示窓4bに形成されている。この高さ寸法表
示窓4bには、例えば、手を伸ばして届く高
さ、物を出し入れできる棚の高さ、使い易い
棚の高さ(上限及び下限)、引出しの高さ(上
限)、引張り易い高さ(最大力)、人体の重心
高、立位の作業点高、作業いすの高さ、手
にさげる物の長さ(最大値)等適宜の項目を表示
することができる。
上記した透孔3の縁枠付近には、読み取り用の
指示マーク5を形成しておき、この指示マーク5
の示す具体的数値を各項目の対応寸法として読み
取ることとなる。
前記スライド板2の所定位置には、身長寸法目
盛6a及び上記項目に対応した高さ寸法目盛6b
をケース体1の透孔3の配置に対応して、所定位
置に表示しておくので、身長を身長寸法表示窓4
aにて指示マーク5に合わせると、その身長の人
に合つた具体的数値が各項目の高さ寸法表示窓4
bに表わされることとなる。
もちろんスライド板2に表示された各項目の高
さ寸法目盛6bは、身長を基準に割り出された人
間工学的に最適と考えられる目盛で事前に形成さ
れている。
このため第1図及び第2図によれば、身長170
cmの場合、手を伸ばして届く高さは226cm、物を
出し入れできる棚の高さ(上限)は198cm、使い
易い棚の高さ(上限)は146cm、同(下限)は64
cm、引出しの高さ(上限)は155cm、引張り易い
高さ(最大力)は102cmとなり、第2図(この面
は左方向に向かつて数値が大きくなる)によれば
人体の重心高94cm、立位の作業点高93cm、作業い
すの高さ39cm、手にさげる物の長さ(最大値)64
cmということが判明する(いずれも小数点以下を
四捨五入した)。
また身長150cmの場合は、第7図及び第8図に
示すように、身長寸法目盛6aを150cmにセツト
すれば、以後は各高さ寸法表示窓4bから必要な
数値を読み取ることが可能となる。
〔考案の効果〕
よつて本考案は、人間工学的見地から、工場、
オフイス、家庭等での設備、環境の改善の目安と
して、簡便で使い易い測定ツールを提供できる等
のすぐれた効果を具有する。
その結果、無理な姿勢による過労を防ぎ、作業
能率を向上させ、作業事故の発生も防止できる特
徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は身長170cmの場合の本考案の使用状態
正面図、第2図は同背面図、第3図はケース体の
正面図、第4図はスライド板の正面図、第5図は
ケース体の背面図、第6図はスライド板の背面
図、第7図は身長150cmの場合の本考案の使用状
態正面図、第8図は同背面図である。 1……ケース体、1a,1b……ケース体の両
端、2……スライド板、3……透孔、4a……身
長寸法表示窓、4b……高さ寸法表示窓、5……
指示マーク、6a……身長寸法目盛、6b……高
さ寸法目盛。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右両端を開口状にした横長封筒状ケース体
    と、該ケース体内で左右に摺動自在となるスライ
    ド板とから構成され、 ケース体の表裏面の一方又は双方に数個の透孔
    を形成し、該透孔の縁枠付近に読み取り用の指示
    マークを表示し、前記ケース体に形成した透孔
    中、少なくともひとつの透孔を身長寸法表示窓と
    なし、残余の各透孔を身長から割り出された各種
    項目の適正寸法が表示される高さ寸法表示窓とな
    し、前記スライド板には、各透孔の意味する内容
    に対応した所定の目盛を表示したことを特徴とす
    る身長を基準に割り出す棚等の高さの適正寸法用
    スケール。
JP10458288U 1988-08-09 1988-08-09 Expired JPH044962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10458288U JPH044962Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10458288U JPH044962Y2 (ja) 1988-08-09 1988-08-09

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Publication Number Publication Date
JPH0225801U JPH0225801U (ja) 1990-02-20
JPH044962Y2 true JPH044962Y2 (ja) 1992-02-13

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ID=31336431

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JPH0225801U (ja) 1990-02-20

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