JPH0449607Y2 - - Google Patents

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JPH0449607Y2
JPH0449607Y2 JP15745187U JP15745187U JPH0449607Y2 JP H0449607 Y2 JPH0449607 Y2 JP H0449607Y2 JP 15745187 U JP15745187 U JP 15745187U JP 15745187 U JP15745187 U JP 15745187U JP H0449607 Y2 JPH0449607 Y2 JP H0449607Y2
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light
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、回転する多芯の光ケーブルからの
伝送情報を出力する際に有用なロータリコネクタ
に関するものである。
〔考案の概要〕 本考案の多芯光ケーブルロータリコネクタは、
中心部に受光素子が配置され、その中心から異な
る半径の円周上に複数本の光フアイバ芯線を挿通
した回転部材と、中心部に発光素子が配置され、
その中心から異なる半径で同芯円状の受光素子が
設けられている固定部材からなる双方向性のロー
タリコネクタにおいて、前記受光素子を形成する
半導体をセラミツク製のケースに収容し、該ケー
スの外壁部にシールドを施すことによつて耐ノイ
ズ性を有するロータリコネクタとしたものであ
る。
〔従来の技術〕
近年、海底探査用のビデオモニタや海底作業用
ロボツトの信号伝送線として軽量で、かつ同軸ケ
ーブルより大容量のデータを伝送できる多芯の光
フアイバケーブルが使用されている。
第3図はかかる海底探査のための概要図を示し
たもので、船上または地上におかれているコント
ローラC、及びモニタテレビMからなる観測装置
と、多芯の光ケーブルPCを巻回している繰出用
のドラムDを信号線Lを接続し、ドラムから繰り
出された光ケーブルPCを中継器Tを介して海底
等を移動する探査ロボツトRに接続している。
ドラムDと観測装置は通常の信号線Lによつて
接続されているが、ドラムDに巻回されている光
ケーブルと信号線Lを接続するためにロータリコ
ネクタRCが設けられる。
また、このようなロータリコネクタRCは海水
中においても探査ロボツトRと光ケーブルPCの
接続にも使用されることになる。
このように、回転体や移動体に多芯の光ケーブ
ルを接続する場合は、一般にケーブルのよじれに
対応するために、その接続部を回転可能にし、か
つ、光信号の伝送ができるロータリコネクタが必
要となる。
第4図aは本出願人が先に出願したロータリコ
ネクタ(特願昭61−065959号(特開昭62−223710
号))の内部の構造の断面図を示したもので、多
芯の光フアイバケーブルから引き出された光フア
イバ芯線5A,5B,5C(3本の場合を示す)
は回転部コネクタ7の成端部6A,6B,6Cに
挿入固着されている。
この回転部コネクタ7は一端が閉じた短円筒状
であり断面コ字状に形成され、閉じた側の内面に
は第4図bに示すように光フアイバ芯線5A,5
B,5Cの端面が露出している。
この回転部コネクタ7の短円筒部内面にはかり
軸受3の外端部がねじ8で固着され、内端部がね
じ4及び突起2Bで固着されて、回転部コネクタ
7は回転自在に本体部コネクタ2に固着される。
本体部コネクタ2は回転部コネクタ7の内面に
露出している光フアイバの端面と対向する位置に
受光面1が形成され、この受光面1には第4図c
に示すようなリング状の受光素子1A,1B,1
Cが設けられている。
そして、各受光素子1A,1B,1Cによつて
検出された光は、電気信号に変換されてリード線
9A,9B,9Cから出力されるように構成され
ている。
本出願人が提案した光フアイバロータリコネク
タは上記したような構成とされているので、光フ
アイバ芯線5B,5Cと中心点の距離a,bに対
応するように同心円状の受光素子1B,1Cの半
径を設定しておくと、光フアイバケーブルのよじ
れによつて回転部コネクタ7が回転したときも、
各光フアイバ芯線6A,6B,6Cで伝送されて
きた光情報は受光素子1A,1B,1Cによつて
検出され、リード線9A,9B,9Cを介して電
気信号として出力することができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記したような多芯光ケーブル
ロータリコネクタは、一方向の通信しか行われな
いという問題があると同時に、このようなロータ
リコネクタをケーブルドラム等に取り付けると、
大型機器の回転振動が電磁波を出力し、特に、微
弱な光信号を電気信号に変換している受光部にノ
イズとして飛び込み、伝送信号のS/Nを劣化さ
せるという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、かかる問題点を解決することを目的
としてなされたもので、受光部の中心に発光素子
と受光素子を設けることによつて、ロータリコネ
クタの逆方向の伝送も可能とすると共に、受光部
を形成している半導体基板をセラミツク製のケー
スに収容し、かつ、該ケースの外壁に金属箔、ま
たは金属蒸着層を形成することにより、外部から
受光部に飛び込むノイズを遮蔽するようにしたも
のである。
〔実施例〕
第1図は本考案の多芯光ケーブルロータリコネ
クタの主要部を分解斜視図としたもので、10は
半導体基板によつて構成されている円形の受光素
子アレイである。
この受光素子アレイ10は高純度に精製された
半絶縁性のシリコンウエハの一方片側から同心円
状のP形不純物を拡散させ、他方の側からN形の
不純物を拡散して断面12がPIN構造とされてい
る同心円状の受光素子11A,11B,11C,
11Dを形成したもので、その中心には別構造の
発光素子13が挿着されている。
なお、実施例の受光素子はシリコンホトダイオ
ードであるが、他の半導体についても適用され
る。すなわち、実施例では受光面はP形(P/N
タイプ)であるが、受光面が反対のN形(N/P
タイプ)のPINダイオードについても適用され
る。
14は前記受光素子アレイ10の前面を覆うよ
うに配置されているガラス材からなる保護板を示
し、この保護板14にも前記同心円状の受光素子
11A,11B,11C,11Dに対峙する円周
上のみを光が通過するように他の部分には蒸着膜
が施されている。
15A,15B,15C,15Dは後述する回
転部材に挿着されている光フアイバ接続コネクタ
を示し、各接続コネクタ15A,15B,15
C,15Dの中心からの距離は前記受光素子11
A,11B,11C,11Dの半径と等しくなる
ように設定される。
なお、15は中心部に配置された前記発光素子
13の光を受信し、逆方向の通信回線となる光フ
アイバの接続コネクタである。
16は受光素子アレイ10及び保護板14を保
持するために、底面16Aと円形のフランジ16
Bを備えているセラミツク製のケースを示し、こ
のセラミツク製のケース16の外壁部は蒸着等に
よつて金属層16Eが被覆されている。
そして、この金属層16Eによつて受光部を形
成する半導体基板にノイズ性の電磁波が混入する
ことを防止し、光−電気変換を行う受光素子11
(A,B,C,D)のS/N比を向上させるよう
にする。
なお、金属層16Eとしてはアルミ箔を利用し
てシールド作用をもたせてもよい。
ケース16の底面16Aには発光素子16A
(発光ダイオード)のリード線13A、及び受光
素子11(A,B,C,D)の信号端子が挿通す
る孔16C、及び16Dが設けられている。
そして、この孔16Dから突出しているリード
端子に前記受光素子11A,11B,11C,1
1Dのボンデイングワイヤが接続され、光−電気
変換された信号が出力できるようになされてい
る。
第2図は受光素子アレイ10が収納されている
ケース16と、光フアイバの接続コネクタ15,
15A,15Bを相互に回転可能に結合するため
のロータリ機構20を示す断面図で、21は前記
ケース16を保持している筒状の固定部、22は
前記接続コネクタ15,15A,15Bが外面か
ら挿通固着され、光フアイバの端面が内面に露出
するように構成されている凹状の回転部(15
C,15Dについては省略されている)である。
この回転部22は、通常、図示されていない光ケ
ーブルの中継器、またはカツプリング機構に結合
されている。
固定部21の外周側及び回転部22の内周側に
は、この両者を回動可能に支持しているベアリン
グ23が嵌挿されており、このベアリング23
は、それぞれ2個の締付ナツト24,25によつ
て抜け出しが防止されている。
なお、円筒状の固定部21にはこのロータリ機
構20をロボツト、または巻付ドラム等に取り付
けるためのネジ穴21A,21Aが設けられてい
るが、回転部22側にこのようなネジ穴を設け、
回転部22側を機器に固定して、固定部21が回
転するようにしてもよい。
26は前記ケース16の裏面から突出している
接続ピンに固定される電気コネクタを示し、この
コネクタ26内には、IC化された初段増幅器を
格納して、所定の出力インピーダンスで信号を出
力するように構成することができる。
また、27は前記発光素子13に信号を供給す
る電気的なコネクタを示している。
本考案の多芯光ケーブルロータリコネクタは上
記したような構成とされているので、多芯の光ケ
ーブルが接続されている回転部22に挿着されて
いる光フアイバ芯線の光信号は、各接続コネクタ
15A〜15Dから回転部21のケース16内に
格納されている保護板14の透過部14A,14
B,14C,14Dを通過して受光素子アレイ1
0に形成されているリング状の受光素子11A,
11B,11C,11Dに照射される。
そして、この受光素子11A,11B,11
C,11Dによつて電気信号に変換され、電気コ
ネクタ26から出力されることになる。
ところで、前述したように各接続コネクタ15
A,15B,15C,15Dの中心からの離間距
離は、同心円状に形成されている受光素子11
A,11B,11C,11Dの半径と等しくなる
ように設定されているので、回転部22が光ケー
ブルに捻りが加わつて回転しても、各光フアイバ
芯線から出射された各光信号は受光素子11A,
11B,11C,11Dからはずれることがな
く、常に信号を固定側の機器に伝送することがで
きる。
また、本考案の多芯光ケーブルロータリコネク
タでは、受光素子アレイ10の回転中心部に発光
素子13が設けられ、この発光素子には固定側の
機器から例えば制御信号を供給することができる
ようにし、また、回転部22の中心点に逆方向の
伝送路となる光フアイバ芯線の端面が前記発光素
子13と対峙するように接続コネクタ15によつ
て固定されているので、この発光素子に信号を供
給して発光させると逆方向の信号の伝送、つま
り、固定側の機器からも回転側の光ケーブルに大
量の情報を伝送させることができるという特徴が
あり、双方向で光情報が伝送できるロータリコネ
クタとして使用することができると同時に、受光
素子アレイ10を収容しているセラミツク製のケ
ース16の外壁部に金属層16Eを設けているの
で、微弱な光信号を電気信号に変換する受光素子
にノイズ性の電磁波が飛び込むことを防止し、信
号のS/Nの劣化を少なくするという効果があ
る。
なお、蒸着による金属層16Eはケース16の
内壁面に形成してもよく、この金属層16Eは接
地電位に接続されることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の多芯光ケーブル
ロータリコネクタは、双方向の情報を伝送するこ
とができるという効果を有すると共に、微弱な光
信号を電気信号に変換するロータリコネクタの受
光部をセラミツク製のケース内に収容し、このケ
ースを金属層によつてシールドするようにしてい
るため、大型の機器等に取り付けたときに発生す
るノイズがロータリコネクタの受光部に飛び込み
S/Nを劣化させることを防止することができる
という効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の多芯光ケーブルロータリコネ
クタの主要部を示す斜視図、第2図は本考案の多
芯光ケーブルロータリコネクタの組立断面図、第
3図は光ケーブルを海底探査に実施する場合の説
明図、第4図a,b,cはロータリコネクタの先
行技術を示す断面図である。 図中、10は受光素子11A,11B,11
C,11Dを含んだ受光素子アレイ、15A,1
5B,15C,15Dは光フアイバ芯線の接続コ
ネクタ、16はケース、16Eはシールド用の金
属層を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部に受光素子が配置され、かつ、この中心
    点から異なつた半径の円周上に少なくとも2本以
    上の光フアイバ芯線を挿通固定した回転部材と、
    前記回転部材の中心点に対峙する位置に発光素子
    が配置され、前記回転部材に挿通されている前記
    光フアイバ芯線の各々と対峙する位置に同心円状
    の受光素子が形成されている固定部材からなり、
    前記回転部材と前記固定部材は所定の間隙を介し
    て相互に回転可能に構成されている多芯光ケーブ
    ルロータリコネクタおいて、前記受光部を収容し
    ているケースをセラミツクによつて構成し、その
    外周面にアース導体層が設けられていることを特
    徴とする多芯光ケーブルロータリコネクタ。
JP15745187U 1987-10-16 1987-10-16 Expired JPH0449607Y2 (ja)

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JPH0162514U JPH0162514U (ja) 1989-04-21
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