JPH044958A - 連続鋳造片用ロール装置 - Google Patents
連続鋳造片用ロール装置Info
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- JPH044958A JPH044958A JP10627490A JP10627490A JPH044958A JP H044958 A JPH044958 A JP H044958A JP 10627490 A JP10627490 A JP 10627490A JP 10627490 A JP10627490 A JP 10627490A JP H044958 A JPH044958 A JP H044958A
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は連続鋳造片用ロール装置に関する。このロール
装置は連続鋳造片を挟持しつつ引張るピンチロール装置
に適用できる。
装置は連続鋳造片を挟持しつつ引張るピンチロール装置
に適用できる。
[従来の技術]
連続鋳造片用ロール装置の代表例としてピンチロール装
置か提供されている。このピンチロール装置として、従
来より、ロッド挿通孔をもつハウジングと、連続鋳造片
と接触するロールと、ロールを回転可能に保持するフォ
ークエンドと、ロールが連続鋳造片に押圧する方向にフ
ォークエンドを付勢するロッドとで構成されたものが知
られている。
置か提供されている。このピンチロール装置として、従
来より、ロッド挿通孔をもつハウジングと、連続鋳造片
と接触するロールと、ロールを回転可能に保持するフォ
ークエンドと、ロールが連続鋳造片に押圧する方向にフ
ォークエンドを付勢するロッドとで構成されたものが知
られている。
そして、使用の際には、ロッドをその長さ方向に付勢し
てフォークエンドを付勢し、これによりロールを連続鋳
造片に押圧している。押圧されたロールにより、連続鋳
造片を効果的に規制して引張ることができる。
てフォークエンドを付勢し、これによりロールを連続鋳
造片に押圧している。押圧されたロールにより、連続鋳
造片を効果的に規制して引張ることができる。
[発明が解決しようとする課題]
ところで上記したピンチロール装置で引張られる連続鋳
造片の温度は高温度である。例えば連続鋳造片の内部に
は、まだ凝固が完了していない高温度の融液が含まれて
いる場合には、ロッドは輻射熱の影響等でかなりの温度
例えば160℃程度に加熱され、これに伴い種々の問題
が発生ずる。
造片の温度は高温度である。例えば連続鋳造片の内部に
は、まだ凝固が完了していない高温度の融液が含まれて
いる場合には、ロッドは輻射熱の影響等でかなりの温度
例えば160℃程度に加熱され、これに伴い種々の問題
が発生ずる。
例えば、ロッドを油圧でその長さ方向に付勢する方式の
場合には、油圧のシール機構か熱で損傷し、油漏れの原
因となる。
場合には、油圧のシール機構か熱で損傷し、油漏れの原
因となる。
本発明は上記した実情に鑑みなされたものであり、その
目的は、ロッドの温度を抑えるのに有利な連続鋳造片用
ロール装置を提供することにある。
目的は、ロッドの温度を抑えるのに有利な連続鋳造片用
ロール装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の連続鋳造片用ロール装置は、ロッド挿通孔をも
つハウジングと、連続鋳造片と接触する回転可能なロー
ルと、ロールを回転可能に保持するロール保持部と、ロ
ッド挿通孔に長さ方向に変位可能に挿通されロールが連
続鋳造片に押圧する方向にロールホルダを付勢するロッ
ドとで構成され、ロッドは、冷却媒体が通過する冷却媒
体路をもつことを特徴とするものである。
つハウジングと、連続鋳造片と接触する回転可能なロー
ルと、ロールを回転可能に保持するロール保持部と、ロ
ッド挿通孔に長さ方向に変位可能に挿通されロールが連
続鋳造片に押圧する方向にロールホルダを付勢するロッ
ドとで構成され、ロッドは、冷却媒体が通過する冷却媒
体路をもつことを特徴とするものである。
ハウジングは連続鋳造片用ロール装置の基部となるもの
である。ハウジングの構造は適宜選択できる。ハウジン
グの過熱を抑えるべく、ハウジングは冷却媒体が通過す
る冷却媒体路をもつことができる。ロール保持部はロー
ルを保持するものであり、例えばフォークエンド、軸受
箱とすることがてきる。ロールは連続鋳造片に接触する
ものCあり、駆動モータ機構に連結された駆動方式でも
、単に回転するだけの従動方式でもよい。ロッドは、ハ
ウジングのロッド挿通孔に長さ方向に変位可能に挿通さ
れている。ロッドがその長さ方向へ変位すると、ロール
が連続鋳造片を押圧する。ロッドを長さ方向へ変位させ
るにあたり、例えば、油圧機構、モータ機構などを利用
できる。
である。ハウジングの構造は適宜選択できる。ハウジン
グの過熱を抑えるべく、ハウジングは冷却媒体が通過す
る冷却媒体路をもつことができる。ロール保持部はロー
ルを保持するものであり、例えばフォークエンド、軸受
箱とすることがてきる。ロールは連続鋳造片に接触する
ものCあり、駆動モータ機構に連結された駆動方式でも
、単に回転するだけの従動方式でもよい。ロッドは、ハ
ウジングのロッド挿通孔に長さ方向に変位可能に挿通さ
れている。ロッドがその長さ方向へ変位すると、ロール
が連続鋳造片を押圧する。ロッドを長さ方向へ変位させ
るにあたり、例えば、油圧機構、モータ機構などを利用
できる。
さてロッドには、冷却媒体が通過する冷却媒体路が形成
されている。冷却媒体は一般的には水、油、空気を用い
ることができるか、冷却能力、使用性、価格などを考慮
すると水が好ましい。冷却媒体路の経路はロッドの形状
等に応じて適宜設定でき、ロッドの内部に設けることか
できる。ロッドがパツキン、ダストシール等のシール機
構を備える場合には、シール機構の過熱を防止できるよ
うに冷却媒体路の経路を設定することか好ましい。
されている。冷却媒体は一般的には水、油、空気を用い
ることができるか、冷却能力、使用性、価格などを考慮
すると水が好ましい。冷却媒体路の経路はロッドの形状
等に応じて適宜設定でき、ロッドの内部に設けることか
できる。ロッドがパツキン、ダストシール等のシール機
構を備える場合には、シール機構の過熱を防止できるよ
うに冷却媒体路の経路を設定することか好ましい。
[作用]
本発明の連続鋳造片用ロール装置では、ロッドはその長
さ方向に変位し、この変位に伴いロールホルダ、ロール
は付勢され、従ってロールは連続鋳造片に押圧され、連
続鋳造片を規制する。連続鋳造時には、冷却媒体路を冷
却媒体が通過するので、ロッドが冷却される。
さ方向に変位し、この変位に伴いロールホルダ、ロール
は付勢され、従ってロールは連続鋳造片に押圧され、連
続鋳造片を規制する。連続鋳造時には、冷却媒体路を冷
却媒体が通過するので、ロッドが冷却される。
[実施例]
本発明をピンチロール装置に適用した一実施例を説明す
る。まず、全体構成を説明し、その後要部構成について
説明する。
る。まず、全体構成を説明し、その後要部構成について
説明する。
(実施例の構成、作用)
第3図はピンチローラ装置1を並設した状態の側面図で
あり、第3図に示すように本実施例のピンチロール装置
1は、連続鋳造片Wを矢印X方向へ引き込めるように複
数個直列に並設されている。
あり、第3図に示すように本実施例のピンチロール装置
1は、連続鋳造片Wを矢印X方向へ引き込めるように複
数個直列に並設されている。
各ピンチロール装置1は、ハウジング2と、ロール3と
、ロール4と、ロール保持部としてのフォークエンド5
と、ロッド6とを備えている。ロール4の駆動軸には図
略の駆動モータが伝達機−構を介して連結されており、
駆動モータが駆動すると、ロール4が駆動回転し、連続
鋳造片Wを引込む。
、ロール4と、ロール保持部としてのフォークエンド5
と、ロッド6とを備えている。ロール4の駆動軸には図
略の駆動モータが伝達機−構を介して連結されており、
駆動モータが駆動すると、ロール4が駆動回転し、連続
鋳造片Wを引込む。
第9図は1個のピンチロール装置1を第3図とは異なる
方向から見た側面図である。第9図に示すように、ハウ
ジング2は、基礎に固定された固定部20と、フレーム
部21と、筒体23とを備えている。フレーム部21に
は連続鋳造片Wの下面部と接触するロール4が回転自在
に配設されている。
方向から見た側面図である。第9図に示すように、ハウ
ジング2は、基礎に固定された固定部20と、フレーム
部21と、筒体23とを備えている。フレーム部21に
は連続鋳造片Wの下面部と接触するロール4が回転自在
に配設されている。
前記したハウジング2の筒体23内の構造を第4図に示
す。第4図に示すように、筒体23は、シリンダ220
と、シリンダ220の上端部を閉塞するヘットカバー2
21と、シリンダ220の下部に装備されたロッドカバ
ー222と、フレム部21に取付けるためのフランジ2
23と、ヘッドカバー221とロットカバー222との
間に架設された軸224と、軸224を固定するナツト
225とを備えている。
す。第4図に示すように、筒体23は、シリンダ220
と、シリンダ220の上端部を閉塞するヘットカバー2
21と、シリンダ220の下部に装備されたロッドカバ
ー222と、フレム部21に取付けるためのフランジ2
23と、ヘッドカバー221とロットカバー222との
間に架設された軸224と、軸224を固定するナツト
225とを備えている。
また第4図に示すように筒体22にはロッド挿通孔25
が形成されている。ロッド挿通孔25には長尺な鉄鋼製
のロッド6がクツションリング260、ガイドブツシュ
261、パツキン262、ダストシール263を介して
挿通されている。なお第4図においてロッド6の全長は
Lで示されている。ロッド6はロッド挿通孔25内で長
さ方向へつまり上下方向へ摺動じて変位し得る。更にロ
ッド6の外周面には油室264.265が形成されてい
る。油室264.265内の油はロット6を上昇させる
ためのものである。油室265の油は油路266を通っ
て退出し得る。
が形成されている。ロッド挿通孔25には長尺な鉄鋼製
のロッド6がクツションリング260、ガイドブツシュ
261、パツキン262、ダストシール263を介して
挿通されている。なお第4図においてロッド6の全長は
Lで示されている。ロッド6はロッド挿通孔25内で長
さ方向へつまり上下方向へ摺動じて変位し得る。更にロ
ッド6の外周面には油室264.265が形成されてい
る。油室264.265内の油はロット6を上昇させる
ためのものである。油室265の油は油路266を通っ
て退出し得る。
本実施例では、第4図に示すようにロッド6の上端部6
aの外周部には螺子部61が形成され、ロッド6の下端
部6bの外周部には螺子部62が形成されている。更に
ロッド挿通孔25の上部付近にはピストン270も装入
されており、ピストン270の内周部の螺子部271を
ロッド6の螺子部61に螺合することにより、ロット6
の上端部6aにはピストン270が一体的に装備されて
いる。ここで、囲路の油圧機構によりピストン270が
下向きに付勢されると、ロッド6が下向きに変位できる
。
aの外周部には螺子部61が形成され、ロッド6の下端
部6bの外周部には螺子部62が形成されている。更に
ロッド挿通孔25の上部付近にはピストン270も装入
されており、ピストン270の内周部の螺子部271を
ロッド6の螺子部61に螺合することにより、ロット6
の上端部6aにはピストン270が一体的に装備されて
いる。ここで、囲路の油圧機構によりピストン270が
下向きに付勢されると、ロッド6が下向きに変位できる
。
更に第4図に示すように、フォークエンド5はボス部5
gとフォーク部51とて形成されている。
gとフォーク部51とて形成されている。
フt−クエンド5のボス部5gの内周部には螺子部50
か形成されてあり、この螺子部50をロッド6の螺子部
62に螺合することにより、フォークエンド5はロッド
6の下端部6bに一体的に装備されている。フォークエ
ンド5のボス部50にはほぼUの字形状のU溝51、U
溝52が形成されている。フォークエンド5のフォーク
部5hにはピン55を介してブラケット56が保持され
ている。フォークエンド5とフランジ223との間には
、ダスト侵入防止用の蛇腹部57が取付けられている。
か形成されてあり、この螺子部50をロッド6の螺子部
62に螺合することにより、フォークエンド5はロッド
6の下端部6bに一体的に装備されている。フォークエ
ンド5のボス部50にはほぼUの字形状のU溝51、U
溝52が形成されている。フォークエンド5のフォーク
部5hにはピン55を介してブラケット56が保持され
ている。フォークエンド5とフランジ223との間には
、ダスト侵入防止用の蛇腹部57が取付けられている。
ロール3は連続鋳造片Wの上面部と接触するローラ面3
Cをもつものであり、フォークエンド5にブラケット5
6を介して回転可能に保持されている。
Cをもつものであり、フォークエンド5にブラケット5
6を介して回転可能に保持されている。
さて本実施例の要部であるロッド6の構造について説明
する。即ち、本実施例のロッド6は第1図に示すように
、炭素鋼製のロット本体63と、後述の下孔631に嵌
合したステンレス!lil製のアタッチメント64とで
形成されている。ロッド本体63とアタッチメント64
との間はOリング63eでシールされている。第5図、
第6図に示すように、アタッチメント64は下孔631
の壁面、ガイドピン63eにカイトされつつ、螺子64
0でロット本体63の下端部に固定されている。
する。即ち、本実施例のロッド6は第1図に示すように
、炭素鋼製のロット本体63と、後述の下孔631に嵌
合したステンレス!lil製のアタッチメント64とで
形成されている。ロッド本体63とアタッチメント64
との間はOリング63eでシールされている。第5図、
第6図に示すように、アタッチメント64は下孔631
の壁面、ガイドピン63eにカイトされつつ、螺子64
0でロット本体63の下端部に固定されている。
更に第1図に示すようにアタッチメント64には、求心
方向に指向する第1通路641、上下方向にのびる第2
通路642、上下方向にのびる第3通路643、求心方
向に指向する第4通路644が形成されている。第3通
路643はアタッチメント64の中央部に位置している
。ここで第6図および第1図に示すように、第1通路6
41はロッド本体63の給水側のり溝63Cおよびフォ
ークエンド5のU溝51に対面して連通している。
方向に指向する第1通路641、上下方向にのびる第2
通路642、上下方向にのびる第3通路643、求心方
向に指向する第4通路644が形成されている。第3通
路643はアタッチメント64の中央部に位置している
。ここで第6図および第1図に示すように、第1通路6
41はロッド本体63の給水側のり溝63Cおよびフォ
ークエンド5のU溝51に対面して連通している。
また、第4通路644はロッド本体63の排水側のり溝
63dおよびフォークエンド5のU溝52に対面して連
通している。なお、第2図に示−すように、U溝63G
、63dの幅寸法j1よりもフt−クエンド5のU溝5
1.52の幅寸法12のほうが幅広である。
63dおよびフォークエンド5のU溝52に対面して連
通している。なお、第2図に示−すように、U溝63G
、63dの幅寸法j1よりもフt−クエンド5のU溝5
1.52の幅寸法12のほうが幅広である。
更に、第1図に示すようにロフト本体63には、上下方
向にのびる中央孔630と、中央孔630の下部に連通
する下孔631か形成されている。
向にのびる中央孔630と、中央孔630の下部に連通
する下孔631か形成されている。
ロッド本体63の中央孔630と下孔631には、パイ
プ孔635をもつステンレス鋼製のバイブロ36が装入
されている。第1図に示すように、バイブロ36の下端
部636fはアタッチメント64の座部64aに着座し
て横ずれせねように溶接されている。更に、ロッド6の
中央孔630の内周面630aとバイブロ36の外周面
636aとの間が横断面リング状の通路638とされて
いる。
プ孔635をもつステンレス鋼製のバイブロ36が装入
されている。第1図に示すように、バイブロ36の下端
部636fはアタッチメント64の座部64aに着座し
て横ずれせねように溶接されている。更に、ロッド6の
中央孔630の内周面630aとバイブロ36の外周面
636aとの間が横断面リング状の通路638とされて
いる。
更に、第7図、第8図に示すようにバイブロ36の上部
には、つば部639が4個径外方向に突設されており、
つば部639がロッド6の中央孔630の内周面630
aに規制されることにより、バイブロ36は中央孔63
0のほぼ中央に位置決めされる。なお、つば部639と
中央孔630の内周面630aとの間には、隙間Mが形
成されているが、この隙間Mはバイブロ36、ロッド本
体63等か熱膨脹しても、その熱膨脹を吸収し得る作用
を果す。
には、つば部639が4個径外方向に突設されており、
つば部639がロッド6の中央孔630の内周面630
aに規制されることにより、バイブロ36は中央孔63
0のほぼ中央に位置決めされる。なお、つば部639と
中央孔630の内周面630aとの間には、隙間Mが形
成されているが、この隙間Mはバイブロ36、ロッド本
体63等か熱膨脹しても、その熱膨脹を吸収し得る作用
を果す。
ところで本実施例では、第1図から理解されるように、
ロッド6を冷却する冷却媒体路としての冷却水路7の冷
却水の行き側である往路は、アタッチメント64の第1
通路641、第2通路642、バイブロ36の外側の通
路638とからなる。
ロッド6を冷却する冷却媒体路としての冷却水路7の冷
却水の行き側である往路は、アタッチメント64の第1
通路641、第2通路642、バイブロ36の外側の通
路638とからなる。
一方、冷却水の帰り側である復路は、バイブロ36のパ
イプ孔635と、アタッチメント64の第3通路643
、第4通路644とからなる。
イプ孔635と、アタッチメント64の第3通路643
、第4通路644とからなる。
ところで本実施例では、第9図に示すように、ハウジン
グ2のフレーム部21には往路側の冷却水路211、復
路側の冷却水路216が配設されている。冷却水路21
1、冷却水路216は共にハウジング2のフレーム部2
1を冷却するためのものである。第9図に示すように、
冷却水路211はパイプ213を介してフォークエンド
5のU溝51に連通し、冷却水路216は伸縮自在のホ
スとパイプ218を介してフォークエンド5のU溝52
に連通している。
グ2のフレーム部21には往路側の冷却水路211、復
路側の冷却水路216が配設されている。冷却水路21
1、冷却水路216は共にハウジング2のフレーム部2
1を冷却するためのものである。第9図に示すように、
冷却水路211はパイプ213を介してフォークエンド
5のU溝51に連通し、冷却水路216は伸縮自在のホ
スとパイプ218を介してフォークエンド5のU溝52
に連通している。
そのため本実施例では、ハウジング2の冷却水路211
を通過した冷却水は、往路では、フォークエンド5のU
溝51、ロット本体63の(」満63C、アタッチメン
ト64の第1通路641、第2通路642、バイブロ3
6の外側の通路638を通過し、更に、復路では、パイ
プ孔635、アタッチメント64の第3通路643、第
4通路644を通過し、ロット本体63のU溝63d、
更に、フォークエンド5のU@52、ひいてはハウジン
グ2の冷却水路216を通過する。
を通過した冷却水は、往路では、フォークエンド5のU
溝51、ロット本体63の(」満63C、アタッチメン
ト64の第1通路641、第2通路642、バイブロ3
6の外側の通路638を通過し、更に、復路では、パイ
プ孔635、アタッチメント64の第3通路643、第
4通路644を通過し、ロット本体63のU溝63d、
更に、フォークエンド5のU@52、ひいてはハウジン
グ2の冷却水路216を通過する。
なお本実施例ではロッド60の温度を60″Cまで下げ
ることができた。
ることができた。
本実施例では連続鋳造片Wを走行させる際には、第4図
に示すピストン270を油圧機構で下向きに押圧し、こ
れによりロッド6を下向きに押圧し、ロッド6と一体的
なフォークエンド5を押圧し、更にはロール3を連続鋳
造片Wに押圧するものである。
に示すピストン270を油圧機構で下向きに押圧し、こ
れによりロッド6を下向きに押圧し、ロッド6と一体的
なフォークエンド5を押圧し、更にはロール3を連続鋳
造片Wに押圧するものである。
(実施例の効果)
以上説明したように本実施例では、ロッド6を冷却する
冷却水路7はロッド6の内部に形成されているので、冷
却水路7を通る冷却水によりロッド6は内部から効果的
に冷却され、ロッド6の過熱を回避できる。よってロッ
ド6に装備されているパツキン262、ダストシール2
63等のシール機構の熱損傷を回避するのに有利でおり
、油漏れ防止に有利である。
冷却水路7はロッド6の内部に形成されているので、冷
却水路7を通る冷却水によりロッド6は内部から効果的
に冷却され、ロッド6の過熱を回避できる。よってロッ
ド6に装備されているパツキン262、ダストシール2
63等のシール機構の熱損傷を回避するのに有利でおり
、油漏れ防止に有利である。
更に、油室264.265の油の過熱も防止でき、油の
劣化回避に有利である。ざらにはフ1−クエンド5のU
溝51.52にも冷却水は通るので、フォークエンド5
の過熱も回避できる。
劣化回避に有利である。ざらにはフ1−クエンド5のU
溝51.52にも冷却水は通るので、フォークエンド5
の過熱も回避できる。
加えて本実施例では第1図から理解できるように冷却水
路7の往路はバイブロ36の通路638を下から上へ向
かっている。そのため冷却能力の高い水を冷却水路7の
往路に通すことができるので、ロッド6を効果的に冷却
できる。
路7の往路はバイブロ36の通路638を下から上へ向
かっている。そのため冷却能力の高い水を冷却水路7の
往路に通すことができるので、ロッド6を効果的に冷却
できる。
殊に本実施例ではハウジング2のフレーム部21を冷却
するための冷却水路211、冷却水1!g2]6にロッ
ド6の冷却水路7は接続されているので、ハウジング2
の冷却のための給水系、排水系をそのまま用いることが
できる。従って特別な配管も特に必要とせず、設備の簡
素化に有利である。
するための冷却水路211、冷却水1!g2]6にロッ
ド6の冷却水路7は接続されているので、ハウジング2
の冷却のための給水系、排水系をそのまま用いることが
できる。従って特別な配管も特に必要とせず、設備の簡
素化に有利である。
更に本実施例では第1図に示すようにロッド本体63の
U溝63c、63dは強度低下の要因となる凹所である
が、この凹所はロッド6の下端部の螺子部62を避けて
形成され、螺子部62よりも下方に位置している。この
ように螺子部62には凹所が直接形成されていないので
、応力集中を回避するのに有利であり、ロット本体63
の強度を確保するのに有利でめる。
U溝63c、63dは強度低下の要因となる凹所である
が、この凹所はロッド6の下端部の螺子部62を避けて
形成され、螺子部62よりも下方に位置している。この
ように螺子部62には凹所が直接形成されていないので
、応力集中を回避するのに有利であり、ロット本体63
の強度を確保するのに有利でめる。
更に本実施例では、バイブロ36をロット本体63の中
央孔630に装入した状態でアタッチメント64を固定
すれば、ロッド6の内部で冷却水路7の往路、復路を簡
単に形成することができる。
央孔630に装入した状態でアタッチメント64を固定
すれば、ロッド6の内部で冷却水路7の往路、復路を簡
単に形成することができる。
しかもバイブロ35の上部に突設された4個のつば部6
39か中央孔630の内周面630ak:規制されるの
で、バイブロ36をロッド6の中央孔630の中心位置
に確実に維持できる。よって冷却水路7の水路容積の維
持に有利である。
39か中央孔630の内周面630ak:規制されるの
で、バイブロ36をロッド6の中央孔630の中心位置
に確実に維持できる。よって冷却水路7の水路容積の維
持に有利である。
しかも第8図に示すように、つば部639と中央孔63
0の内周面630aとの間には隙間Mが形成されており
、この隙間Mは水あかなどが堆積した場合であってもバ
イブロ36を挿入し易くしたり、バイブロ36、ロッド
本体63等の熱膨脹を吸収し得る作用を果す。
0の内周面630aとの間には隙間Mが形成されており
、この隙間Mは水あかなどが堆積した場合であってもバ
イブロ36を挿入し易くしたり、バイブロ36、ロッド
本体63等の熱膨脹を吸収し得る作用を果す。
また、本実施例では第8図から理解できるように、冷却
水の往路側はバイブロ36の外側の通路638であるが
、この通路63Bは往路側であるパイプ孔635よりも
容積が大きい。このように往路側の通路638を大容積
としたので、ロッド本体63の冷却効率を高めるのに有
利である。
水の往路側はバイブロ36の外側の通路638であるが
、この通路63Bは往路側であるパイプ孔635よりも
容積が大きい。このように往路側の通路638を大容積
としたので、ロッド本体63の冷却効率を高めるのに有
利である。
また本実施例では冷却水路7内が塵等でつまった場合で
あっても、アタッチメント・64を外せばバイブロ36
もロッド本体63から簡単に外すことができ、冷却水路
7の清掃に有利である。
あっても、アタッチメント・64を外せばバイブロ36
もロッド本体63から簡単に外すことができ、冷却水路
7の清掃に有利である。
[発明の効果]
本発明の連続鋳造片用ロール装置によれば、ロッドは効
果的に冷却され、ロッドの過熱、熱歪み等を回避できる
。よってロッドにパツキン、ダストシール等のシール機
構か装備されている場合であっても、シール機構の熱損
傷を回避するのに有利である。
果的に冷却され、ロッドの過熱、熱歪み等を回避できる
。よってロッドにパツキン、ダストシール等のシール機
構か装備されている場合であっても、シール機構の熱損
傷を回避するのに有利である。
また、ハウジングを冷却するための冷却系か装備されて
いる場合には、ロッド冷却用の冷却媒体路をハウジング
の冷却系の給水系、排水系の設備に接続すれば、ハウジ
ングの冷却系の給水系、排水系の設備をそのまま用いる
ことができ、従って特別な配管も特に必要とゼす、設備
の簡素化に有利である。
いる場合には、ロッド冷却用の冷却媒体路をハウジング
の冷却系の給水系、排水系の設備に接続すれば、ハウジ
ングの冷却系の給水系、排水系の設備をそのまま用いる
ことができ、従って特別な配管も特に必要とゼす、設備
の簡素化に有利である。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は要部の縦断面
図、第2図はアタッチメントの第1通路、第4通路付近
を示す構成図、第3図はピンチローラ装置を並設した状
態の側面図、第4図はハウジングの筒体の半分を断面に
して示す側面図、第5図はロッド本体にアタッチメント
を取付けている状態を示し、第6図のB−B線にそう断
面図であり、第6図は第1図を六方向から見ると共に一
部を断面にした矢視図、第7図はロッド本体の上部付近
を示す縦断面図、第8図は第7図のC−C線矢視図、第
9図はピンチローラ装置の主要部を示す側面図で必る。 図中、2はハウジング、25はロッド挿通孔、3.4は
ロール、5はフォークエンド(ロール保持部)、6はロ
ッド、63はロッド本体、64はアタッチメント、7は
冷却水路(冷却媒体路)を示す。 特許出願人 愛知製鋼株式会社
図、第2図はアタッチメントの第1通路、第4通路付近
を示す構成図、第3図はピンチローラ装置を並設した状
態の側面図、第4図はハウジングの筒体の半分を断面に
して示す側面図、第5図はロッド本体にアタッチメント
を取付けている状態を示し、第6図のB−B線にそう断
面図であり、第6図は第1図を六方向から見ると共に一
部を断面にした矢視図、第7図はロッド本体の上部付近
を示す縦断面図、第8図は第7図のC−C線矢視図、第
9図はピンチローラ装置の主要部を示す側面図で必る。 図中、2はハウジング、25はロッド挿通孔、3.4は
ロール、5はフォークエンド(ロール保持部)、6はロ
ッド、63はロッド本体、64はアタッチメント、7は
冷却水路(冷却媒体路)を示す。 特許出願人 愛知製鋼株式会社
Claims (1)
- (1)ロッド挿通孔をもつハウジングと、 連続鋳造片と接触する回転可能なロールと、該ロールを
回転可能に保持するロール保持部と、該ロッド挿通孔に
長さ方向に変位可能に挿通され、変位に伴い該ロールが
連続鋳造片に押圧する方向に該ロール保持部を付勢する
ロッドとで構成され、 該ロッドは、冷却媒体が通過する冷却媒体路をもつこと
を特徴とする連続鋳造片用ロール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10627490A JPH044958A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 連続鋳造片用ロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10627490A JPH044958A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 連続鋳造片用ロール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH044958A true JPH044958A (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=14429504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10627490A Pending JPH044958A (ja) | 1990-04-20 | 1990-04-20 | 連続鋳造片用ロール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044958A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010023061A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造設備におけるロールセグメント装置 |
-
1990
- 1990-04-20 JP JP10627490A patent/JPH044958A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010023061A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造設備におけるロールセグメント装置 |
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