JPH0448890Y2 - - Google Patents

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JPH0448890Y2
JPH0448890Y2 JP1986000131U JP13186U JPH0448890Y2 JP H0448890 Y2 JPH0448890 Y2 JP H0448890Y2 JP 1986000131 U JP1986000131 U JP 1986000131U JP 13186 U JP13186 U JP 13186U JP H0448890 Y2 JPH0448890 Y2 JP H0448890Y2
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filter element
filter
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hollow porous
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、放電加工機の放電加工部において加
工粉(金属粉)の除去及び冷却に用いられる加工
液の使用済液を帰還管路を経て回収し、液中の加
工液を濾過清浄化して再使用に供する加工液濾過
装置に関し、特に加工液濾過装置内のフイルタエ
レメントの寿命の増加と加工液濾過装置自体の清
掃を容易化するための改良を施した放電加工機の
加工液濾過装置に関する。
〔従来技術〕
放電加工液の濾過装置における従来の構造は第
2図に示すように、フイルタケーシング10を筒
形に形成し、その上方を把手付きの蓋12とクリ
ツプ14とで閉止し、上記フイルタケーシング1
0の内部にはその中央部に濾過後の清浄液を取り
出す中空多孔管16を立設し、その中空多孔管1
6の下部を清浄加工液の取出口18として形成
し、一方、フイルタケーシング10の底面には回
収した使用済加工液の流入口20を設けている。
また、フイルタケーシング10の内部には前記の
中空多孔管16の周囲に上方から挿入するように
して単段又は複段にフイルタエレメント22を設
け、このフイルタエレメント22は、押えねじ2
4により中空多孔管16の上端でしつかりと締結
し、フイルタエレメント22の外周及び上方には
加工液の流動空間を形成している。
〔解決すべき問題点〕
然しながら、上述した従来の加工液濾過装置で
は流入口20から流入した使用済加工液は内部に
混入した加工粉26をフイルタエレメント22の
外表面に吸着、濾過して清浄化した加工液を中空
多孔管16内に取り出す過程でフイルタケーシン
グ10の底面に加工粉26を堆積させては、また
次に流入する使用済加工液で上方に舞い上がらせ
る作用を繰り返すから結局、加工粉を堆積状態で
回収除去する量が少なくなり、殆どの加工粉26
はフイルタエレメント22の外表面で濾過せねば
ならず、故にフイルタエレメント22に対する濾
過負担が過大となり、フイルタエレメント22の
耐用寿命を短縮化することとなり、しかもフイル
タケーシング10の内部とフイルタエレメント2
2の下方に溜まつている加工粉の除去を図るべ
く、清掃を試みようとすると、泥土状に溜まつて
いるため、清掃が極めて煩瑣な作業になるという
問題点が有り、改善が要望されている。依つて本
考案はかかる要望を充足する加工液濾過装置を提
供せんとするものである。
〔解決手段と作用〕
即ち、本考案は、このような考案目的に鑑み
て、上方に蓋が設けられた筒形フイルタケーシン
グの底部に中空多孔管を立設し、前記中空多孔管
の周囲を着脱自在なフイルタエレメントで包囲
し、前記筒形フイルタケーシングの上方部に放電
加工の使用済み加工液の帰還管路と接続した流入
口を設け、加工粉が混入した前記使用済み加工液
を前記フイルタエレメントで濾過し、前記中空多
孔管を経由して清浄液として取り出すべく前記中
空多孔管と連通した前記フイルタケーシングの底
部に取出口を開口し、前記フイルタケーシングの
内部下方部における前記フイルタエレメントの直
下に前記使用済み加工液から分離、沈澱した前記
加工粉を受けるチツプバケツトを前記筒形フイル
タケーシングの上方へ取り出し自在に設けた構成
を特徴とした放電加工機の加工液濾過装置を提供
するもので、加工粉をチツプバケツト内に集積
し、しかもそのチツプバケツトを引き上げて取り
出し、フイルタケーシング外でチツプバケツトを
清掃除去できるようにしたから、清掃作業の簡単
化と、濾過過程における加工粉の舞い上がりの防
止とが実現する。そしてフイルタエレメントに付
着する加工粉量を低減させることが出来、故にフ
イルタエレメントの使用寿命の増加を図れるので
ある。以下、本考案を第1図に基づいて説明す
る。なお、前述と同じ要素類は同じ番号でしめし
てある。
〔実施例〕
さて、本考案の加工液濾過装置はフイルタケー
シング30として従来のものとは異なり、使用済
加工液の流入口32を該フイルタケーシング30
の上方部に設け、加工粉を混入した加工液が上か
ら下へ向けて流れるようにしている。また、フイ
ルタケーシング30の底部にはフイルタエレメン
ト22の直下位置に加工液から分離、沈澱してく
る加工粉を受容するチツプバケツト34を設けて
いる。しかも、このチツプバケツト34には引き
上げ用の把手36として引棒または逆U字形金具
等の適宜部品をチツプバケツト34の上端に溶
接、ねじ止め等の適宜固定方法で取り付けたの
で、チツプバケツト34を簡単に引き上げ、フイ
ルタケーシング30の外に取出し、内部に堆積し
た加工粉26を除去、清掃した後に再びフイルタ
ケーシング30内部に装着出来るようにしたもの
である。この結果、フイルタエレメント22に対
する加工粉の付着量は沈澱、除去される分が従来
の装置のように舞い上がりが無いから実質的に低
減し、故にフイルタエレメント22の耐用寿命
は、はつきりと増加する事となつた。なお、チツ
プバケツト34の取り出しやフイルタエレメント
22の交換を行う時は、クリツプ14を外し、蓋
12をその把手を利用して除き、フイルタケーシ
ング30の上部開口を開けばよいことは言うまで
もない。また、図中、加工液の流れは矢印で示し
てある。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、使用済加工液中の加工粉を濾過装置内のチツ
プバケツトで捕捉、除去するので装置内部におけ
る堆積加工粉の除去、清掃が簡単化され、しかも
フイルタエレメントの耐用性を向上させ得るから
結局、濾過装置の保守作業を従来より低減させる
ことが可能となる効果がある。加えて、放電加工
機の放電加工現場に、本考案に係る加工液濾過装
置が設置されると、この種の装置が比較的大形、
かつ、大重量であり、濾過集積される加工粉の重
量も大きい点等から、チツプバケツトを上方に引
上げて取り出す方式にした。こうすることによ
り、加工現場に設置されるクレーン等の補機類を
駆使して加工液濾過装置の保守作業を容易に達成
可能にする等の操作性、使い勝手性の点でも大き
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による放電加工機の加工液濾過
装置の構成を示す断面図、第2図は従来の加工液
濾過装置の構成を示す断面図。 16……中空多孔管、18……取出口、22…
…フイルタエレメント、26……加工粉、30…
…フイルタケーシング、32……流入口、34…
…チツプバケツト、36……把手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上方に蓋12が設けられた筒形フイルタケー
    シング30の底部に中空多孔管16を立設し、
    前記中空多孔管16の周囲を着脱自在なフイル
    タエレメント22で包囲し、前記筒形フイルタ
    ケーシング30の上方部に放電加工の使用済み
    加工液の帰還管路と接続した流入口32を設
    け、加工粉が混入した前記使用済み加工液を前
    記フイルタエレメント22で濾過し、前記中空
    多孔管16を経由して清浄液として取り出すべ
    く前記中空多孔管16と連通した前記フイルタ
    ケーシング30の底部に取出口18を開口し、
    前記フイルタケーシング30の内部下方部にお
    ける前記フイルタエレメント22の直下に前記
    使用済み加工液から分離、沈澱した前記加工粉
    を受けるチツプバケツト34を前記筒形フイル
    タケーシング30の上方へ取り出し自在に設け
    た構成を特徴とする放電加工機の加工液濾過装
    置。 2 前記チツプバケツト34には引き上げ把手3
    6を具備し、取り出し自在とした実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の放電加工機の加工液
    濾過装置。
JP1986000131U 1986-01-07 1986-01-07 Expired JPH0448890Y2 (ja)

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JPS62113928U JPS62113928U (ja) 1987-07-20
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915403B2 (ja) * 1975-10-24 1984-04-09 株式会社日立製作所 オンキヨウヨウシユツリヨクゾウフクキ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915403U (ja) * 1982-07-19 1984-01-30 三菱自動車工業株式会社 燃料フイルタ−カツプ

Patent Citations (1)

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JPS5915403B2 (ja) * 1975-10-24 1984-04-09 株式会社日立製作所 オンキヨウヨウシユツリヨクゾウフクキ

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JPS62113928U (ja) 1987-07-20

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