JPH044797A - エンジンシステムユニット制御 - Google Patents

エンジンシステムユニット制御

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JPH044797A
JPH044797A JP2105619A JP10561990A JPH044797A JP H044797 A JPH044797 A JP H044797A JP 2105619 A JP2105619 A JP 2105619A JP 10561990 A JP10561990 A JP 10561990A JP H044797 A JPH044797 A JP H044797A
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control
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controls
unit control
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JP2105619A
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English (en)
Inventor
Kazue Suzuki
鈴木 主計
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Individual
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]

Landscapes

  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明はエンジン発電機、エンジンヒートポンプ、エ
ンジンファイヤポンプ、エンジンコンプレッサー等を駆
動して電力と熱を供給するエンジンシステムユニット制
御の改良に関する。
【従来の技術】
従来のエンジンシステムユニット制御では第9図に示す
ように発電機制御盤がユニットの制御全体を所掌し、小
型エンジンの場合に限り力バナコントロールはエンジン
機側に、中、大型エンジンでは発電機制御盤内に位置し
てエンジンの速度制御を掌っていた。 この場合、発電機出力、ユニット用電源と制御系が混乱
し、且つ殆どの機器を直接制御するため、制御回路、リ
レーあるいは配線、端子数などが増加し、結果的に盤体
は大きなものとなっていた。 更に、この発電機制御盤をユニットエンクロージャ内に
搭載する事は、回答経済的と考えられず、外部に自立盤
として設置する例がほとんどである。 従って当然にユニットの配線数が多量となってしまう。
【発明が解決しようとする問題点】
この発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、
その主たる課題は、ユニット制御を、主制御系と部分制
御系とに分離しそれぞれを最適な設置場所に配置したこ
とにある。 この発明の別の課題は、上記ユニット制御を主制御を中
心に自動運転制御することにある。
【問題点を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この請求項1の発明では、 エンジンで発電機その他の被エンジン駆動機を駆動する
エンジンシステムユニット制御において、(a)、エン
ジンのガバナアクチュエータを制御してエンジン回転速
度の調整を行なうガバナコントローラを設ける、 (b)、前記エンジンの空燃比制御弁を制御してエンジ
ン給気の空気と燃料ガスの混合比のri4!Iを行なう
空燃比コントローラを設ける、 (C)、上記ガバナコントローラや空燃比コントローラ
に指令を送ると共にエンジン系統を制御するマイクロエ
ンジンコントローラを備えたユニット制御盤を設ける、 (d)1発電機その他の被エンジン駆動機の制御を行な
うと共に上記ユニット制御盤との通信によってその指令
に従う発電機制御盤その他の被エンジン駆動機制御盤を
設ける、 (e)、ユニットのエンクロージャに設けられた換気扇
の制御を上記ユニット制御盤の指令に従って行なうエン
クロージャ換気扇側!l装置を設ける、(f)、エンジ
ンの潤滑油系統に供給される潤滑油のオイルパン内での
油面位置の制御を行い、上記ユニット制御盤で状態監視
されると共に電源供給を受ける潤滑油制御装置を設ける
、 という技術的手段を講しており、ユニット制御盤を主制
御系とし、他の制w装置を部分制御系として分離し、そ
れぞれとの通信によりマイクロエンジンコントローラか
ら指令を与えてその駆動を統括している。 また請求項2の発明では、上記構成のもとて、マイクロ
エンジンコントローラが行なう自動運転制御が、 (g)、オペレータの運転操作によってマイクロエンジ
ンコントローラから指令を受けたエンクロージャ換気扇
制御製置および外部補機類がそれぞれエンクロージャ換
気扇や外部補機類を運転する始動制御を有する、 (h〉、ガバナコントローラをエンジン暖気運転速度に
設定させると共に、スターチングモータおよび燃料ガス
電磁弁を制御してエンジンを始動させるスタータ制御を
有する、 (1)、暖気運転速度で所用時間が経過しまたはエンジ
ン冷却水が所定温度になるとガバナコントローラを定格
速度運転に設定させ、定格速度に到達すると発電機制御
盤その他の被エンジン駆動機制御盤に遮断器投入可指令
を出し、停止または非常停止となるまて連続運転を行な
う連続運転制御を有し、上記始動制御とスタータ制御と
連続運転制御を一連に行なう、 (J)、オペレータの停止操作によって、ガバナコント
ローラを冷却運転速度に設定させると共に、発電機制御
盤その他の被エンジン駆動機制御盤に対し遮断機投入可
指令を取り消し、冷却運転速度に到達した後に、エンク
ロージャ換気扇制御装置と外部補機類を残留運転した後
、前記各制wI装置に対し停止指令を出し、停止させる
停止制御を有する、 (k)、前記連続運転制御中に、ユニット内の重大故障
の検出、非常停止ボタンの操作、または遠隔監視システ
ムからの非常停止指令によってエンジンの冷却運転を省
略して緊急停止させ、エンクロージャ換気扇制御装置と
外部補機類はそれ自体に重大故障がなければ残留運転し
、その後、前記各制御装置に対し停止指令を出して停止
させる非常停止制御を有する、 という技術的手段を講している。 これにより、自動制御によりスムーズにエンジンシステ
ムユニット制御を運転し、また停止させることができる
。 また、請求項3の発明では、構出センダを設けて、所定
要因毎の検出個所における異常値の記録をもとに故障診
断を行うので、故障個所の推測が容易に行なわれる。 請求項4の発明では、エンジンの運転時間を計時して所
定の運転時間毎に点検保守項目を外部表示するので、メ
ンテナンスを確実に実施することができる。
【実施例】
以下にこの発明のエンジンシステムユニット制御の好適
実施例を図面を#照しつつ説明する。 第1図及び第2図はエンジンシステムユニット制御11
のブロック図であって、ユニット内の各機器をそれぞれ
制御する部分制御系と、これらユニット制御を統括する
主制御系とに分離し、主制御系をユニット制御盤2が軍
り、部分制御系として発電機制御盤3、エンクロージャ
換気扇制御装置4、潤滑油料W装置5、ガバナコントロ
ーラ6、空燃比コントローラ7および直流電il!装置
8が設けられ各機器の制御を分担して行なう構成からな
っている。 即ち、第3図(a)〜(C)に示すユニット制御盤2は
そのマイクロガスエンジンコントローラ2Aを有してお
り、ユニット制御の全体を統括すると共に、ガスエンジ
ン系統を直接に制御する。 このマイクロガスエンジンコントローラ2Aは、第1図
に示すようにマイクロコンピュータ構成からなっており
、入出力部21と主制御邦22と表示部23と操作部2
4と電源部25とを有している 次に、第4図(a)〜(C)に示す発電機制御盤3は、
発電機13の制御を行なうがユニット制御盤2のマイク
ロガスエンジンコントローラ2Aとの通信によりその指
令に従う。 第5図(a)(b)に示すエンクロージャ換気扇制御装
置4は、前記コージェネレーションユニ・シト1のエン
クロージャに設けられた換気扇14の制御をマイクロガ
スエンジンコントローラ2Aの指令に従って行なう。 なお、14Aは換気扇操作用のセレクタスイッチである
。 第6図(a>〜(d)に示す潤滑油料!l装置5はガス
エンジンの潤滑油系統に潤滑油を供給するオイルパン(
図示せず)の油面位置(高さ)の制御を行なうもので、
マイクロガスエンジンコントローラ2Aは蓄電池18か
ら供電されて後述のセンサて検出したデータを基にその
状態監視を行なつや ガバナコントローラ(電子ガバナ)6はガバナアクチコ
エータ16を制御してガスエンジンの速度制御を行なう
もので、マイクロガスエンジンコントローラ2Aの指令
に従う。 空燃比コントローラ7は、排気温度センサS25.02
センサS26を用いてガスエンジン12の排気ガスの排
気温度と酸素のデータをフィードバックし空燃比制御弁
17を制御してガスエンジン給気の空気と燃料ガスとの
混合比を最適となるように制御する。 直流電源装置8はバッテリーチャージャからなっており
、配電盤18Aから供電されてガスエンジン始動用電源
及び制御電源となり、蓄電池18へ蓄電すると共に蓄電
池電圧の制御をする。 この蓄電池18は、計器パネル19、マイクロガスエン
ジンコントローラ2Aの電源部25、カバナコントロー
ラ6、空燃比コントコーラ7、スピードリレー20にそ
れぞれ供電を行い、また前記配電盤18Aは蓄電池18
と並列してエンクロージャ換気扇制御装置4にも供電を
行なっている。 そして、本実施例では上記ガバナコントローラ6、空燃
比コントローラ7及び直流型R装置8を点検保守の容易
化のためにユニ・シト制御盤2内に搭載している。 このように主制御系と部分制御系を分離したので、主制
御論理の改良はユニット制御盤2のメモリ内にストアさ
れるソフトウェアの変更で行なうことができ、また部分
制御の改良はユニット制御盤2を電気的に変更すること
なく、対応する各制御装置のソフトウェアまたは電気回
路を個別に変更することで行なうことができる。 次に、本実施例のエンジンシステムユニット制御1ては
、マイクロガスエンジンコントローラ2Aに各種保護装
置が接続されており重大故障防止制御を行なっている。 これは日常及び定朋的な監視や点検あるいは整備の際に
発見てきなかったり、予測不可能な突発的故障が原因と
なって、ガスエンジン12、発電機13及び前記ユニッ
ト】内の機器に重大な損傷をもたらすことを防止し、更
にその損傷によって外部の関連機器及び電力系統へ障害
が波及するのを防止するためてあり、同時にユニット内
外の人身の安全を確保するためてもある。 この保護装置は、原則として常閉型のスイッチ及びセン
サと比較器の組合せからなっており、センサで検出した
値が比較器で設定値(異常値)と同一となると異常と判
断されスイッチの接点を問いて異常信号をマイクロガス
エンジンコントローラ2Aに送る構成からなっている。 そしてスイッチには常閉型を用いれば、配線経路の途絶
、即ち断線や端子の接触不良等が生しても異常と判断す
ることができ好適である。 次に、本実施例で用いた第1図に示す保護装置を例ボす
る。 (A)、ジャケット水温度上昇保護装置31水温センサ
S1を用いガスエンジン12のジャケット内の水温が所
定温度を越えると異常信号を送る。 (B)、ジャケット水位低下僚1を装置t32低水位セ
ンサS2を用いジャケット内の水位が所定の下限位置以
下になると異常信号を出力する。 (C)、潤滑油圧力低下保護装置33 油圧スイツチS3を用い、ガスエンジン始動後10秒経
過してからガス電磁弁51が切れるまでの間、ガスエン
ジン12内に供給された潤滑油が所定圧力より低下する
と異常信号を出力する。 (D)、潤滑油面低下保護装置34A 油面センサS4を用いオイルパン内の潤滑油面の高さが
下限位置以下になると異常信号を出力する。 (E)、潤滑油面上昇保護装置34B 上記油面センサS4を用いオイルパン内の潤滑油面の高
さが上限位置以上になると異常信号を出力する。 (F)、燃料ガス圧力低下保護装置35ガス圧力スイッ
チS5を用い、ガスエンジン始動後10秒経過してから
ガス電磁弁51が閉しるまでの間、燃料ガスの供給管路
内の圧力が所定圧力以下になると異常信号を出力する。 (G)、給気冷却器冷却水断水保護装置36フロースイ
ツチS6を用い、ガスエンジン始動後10秒経過してか
らガス電磁弁51が切れるまでの間、給気冷却器52へ
の冷却水の流入量が所定流量以下になると異常信号を出
力する。 (H)、過速度保護H置37 スピードセンサS7を用いてガスエンジン12の回転速
度が所定回転速度(数)以上となるとユニット制御盤2
内のスピードリレー20(常開型)を閉じて異常信号を
出力する。 (1)、始動渋滞保護装置38 エンジン始動指令から一定時間経過後もスピードセンサ
S7がエンジン起動を確認できない場合に異常信号を出
力する。 (j)、非常停止保護装置39 非常停止押しボタンの操作が行なわれると異常信号を出
力する。 (に)、外部重故障保護装置40 外部から外部重故障の接点人力があると異常信号を出力
する。 (L)、不足電圧保護装置41 ガスエンジン12の定格速度運転中、発電機制御盤3て
発電機13の電圧が所定電圧以下になったことを検出す
ると発電機重故障として異常信号を出力する。 (M)、過電圧保護H置42 ガスエンジン12の定格速度運転中、発電機制御盤3て
発電機】3の電圧が所定電圧以上になったことを検出す
ると発電機重故障として異常信号を出力する。 (N)、過電流保護装置43 発電機制御盤3で発電機13の電流が所定値以上になっ
たことを検出すると発電機重故障として異常信号を出力
する。 (0)9発電機軸受温度上昇保護装置44発電機制御盤
3が図示しないセンサて発電機13の軸受温度が所定温
度以上になったことを検出すると発電機重故障として異
常信号を出力する。 (P)9発電機巻線温度上昇保護装置45発電機制御盤
3が図示しないセンサて発電機13の巻線温度が所定温
度以上になると発電機重故障として異常信号を出力する
。 (Q)、 2次冷却水断水保護装置46ガスエンジン1
2と接続された清水排ガス熱交換器54の2次冷却水の
出口側の管路にフロースイッチ516を設けて、ガスエ
ンジン始動後10秒経過してからガス電磁弁51が切れ
るまでの間、流量が所定流量以下になると異常信号を出
力する。 (R)、燃料ガス漏れ保護装置47 ガス漏れ検知器517を用いてエンクロージャ11内の
ガス濃度が所定濃度以上となると異常信号を出力する。 ここでガス漏れ検知器517は市販品を使用できる。 (S)、エンクロージャ換気扇異常保護装置48図示し
ないセンサを用いて、換気扇始動からその停止までの間
、換気扇14の回転異常を検出して異常信号を出力する
。 (T)、補機異常保護装置49 外部補機類の始動からその停止までの間、外部から補機
異常の接点入力があると異常信号を出力する。 また上記保護装置で用いられるジャケット水温センサS
1及びスピードセンサ(エンジン回転計)S7と、潤滑
油の油温を検出する油温センサ(潤滑油温度計)S20
、潤滑油圧センサS21、清水排ガス熱交換器54の2
次冷却水入口での温度を検出する温度センサ(温水入口
温度計)S22、及び2次冷却水出口での温度を検出す
る温度センサ(温水出口温度計)S23のそれぞれの検
出値はユニット制御盤2の計器パネル19に外部表示さ
れており各機器の稼動状態の監視が行えるようになって
いる(第3図参照)。 次に、このようなユニット制御盤2のマイクロガスエン
ジンコントローラ2Aにおける自動運転制御について第
7図のフローチャートを参照しつつ説明する。 制御電源が投入され、オペレータによって運転押ボタン
が操作されることによって始動制御がスタートする(第
7図(a)及び(b)参H)。 まず始動中モートとなり、常時異常検出を行なう前記保
護装置で異常の検出を行なう常時保護回路が形成される
。 次いて、停止条件がなく、エンジン12が停止している
と、エンクロージャ換気扇制御装置4、外部補機類61
に対して運転指令が発せられる。 また、外部補機類61が正常に作動可能であるとのアン
サーバック(始動信号)があることを確認しインターロ
ックONとする。 アンサーバックが無いときは補機異常と判断する。 アンサーバックがあると運転パイロットランプ(図示せ
ず〉がフリッカ点灯する。 そして、ガバナーコントローラ6をエンジン暖気運転速
度に設定(アイドル速度切換)させ、スタータ制御に進
む。 第7図(C)に−層明瞭に示すスタータ制御では、停止
条件がないと、所定時間内(本実施例ではタイマで2秒
セット 以下間し)スターチングモータ53のピニオン
ギアをONにして、該ピニオンギアとガスエンジン12
のフライホイールリングギアとの噛合の成否をピニオン
噛合検出センサS8で検出し、噛み合いが検出されると
スターチングモータ53と前記リングギアが噛み合い、
フライホイールがクランキングされると共に燃料ガスの
ガス電磁弁51が開方向に制御される。 そして、ガスエンジン12の始動はスピードセンサS7
で低速度(500rpm)到達を検知して確認を行なう
。 なお、エンジン回転が低速度回転に到達しないときは、
ガス電磁弁51を閉じて燃料ガスがガスエンジンに排出
されるのを防止し、また前記ビニオンギアをOFFとす
る。 また、前記ビニオンギアの不噛み合いが発生したときも
ビニオンギアはOFFとする。 このようにしてガスエンジン12が始動すると、第7図
(b)に戻り運転中モートとなって、運転パイロットラ
ンプ(図示せず)が連続点灯すると共に、前記保護装置
中で遅延して異常検出が行なわれる遅延保護回路が形成
される。 そして、暖気運転速度で所定時間(3分)経過し、また
は水温センサS24でエンジン冷却水が所定温度(40
℃)以上となった時点で、ガバナコントローラ6を定格
速度運転に設定させる。 次いて、定格速度の約97%に到達したことをスピード
センサS7て検出すると、発電制御盤3へ通告(定格速
度到達信号を出力)すると共に、余裕時間経過後に遮断
器投入可信号を同発電制御盤3へ出力する。 そして、停止または非常停止を要する条件になるまで連
続運転(負荷運転)を行なう。 次ぎに、第7図(a)に示すようにオペレータが停止押
ボタンを操作するとユニット制御盤2はシステム停止制
御を行う(第7図(d) 1!照)。 停止押ボタンの操作で、停止パイロットランプがフリッ
カ点灯すると共に、発電制御盤3に対して遮断器投入可
信号を取消す(遮断器投入不可信号が出力される)。 またガバナコントローラ6を冷却運転速度に設定させて
、アイドル速度を切り替える。 そして所定時間(3分間)の冷却運転の後に、ガス電磁
弁51を閉止し、余裕時間(5秒)が経過してからガス
エンジン12の停止をスピードセンサS7て確認する。 更に、ユニットエンクロージャ内を充分に冷却するため
にエンクロージャ換気扇制御装置4に指令を送りエンク
ロージャ換気扇14を、また熱回収機器の冷却のために
外部補機類61をそれぞれ所定時間(5分間)残留運転
させた後、それぞれに停止指令を出してユニットを完全
停止させ、停止パイロットランプが連続点灯して停止を
表示する。 次ぎに非常停止制御では、第7図(a)に示すように、
ユニット重大故障防止制御の作動(常時保護回路、遅延
保護回路による異常検出)、ユニット制御盤2での非常
停止スイッチの投入、エンクロージャ内部での非常停止
スイッチの投入、あるいは遠隔監視システムからの非常
停止指令によって、第7図(d)の前記停止制御でのガ
スエンジン12の冷却運転を省略し、その後のステップ
は共通にして緊急停止する。 従って、換気扇14及び外部補機類61については、そ
れ自体に重大故障が発生した場合を除き、残留運転を行
なった後に停止指令を出す。 次ぎに、第7図(e)及び同図(f)に示す常時保護回
路と遅延保護回路について説明する。 前記のように各保護装a31〜49は、検出対象時間の
相違己こよって常時保護回路と遅延保護回路に分かれる
。 即ち、常時保護回路は、始動後常時検出を必要とするも
のであって、前記(A)、ジャケット水温度上昇保護装
置31、(B)、ジャケット水位低下保護装置32、(
D)、潤滑油面低下保護装置34、(E)。 潤滑油面上昇保護装置35、(H)、過速度保護装置3
7、(1)、始動渋滞保護装置3B、(j)、非常停止
保護装置39、(K)、外部重故障保護H置40、(R
)、燃料ガス漏れ保護装置47、(S)、エンクロージ
ャ換気扇異常保護装置48、(T)、補機異常保護装置
49、(N)、過電流像ffl装置t43、(0)、発
tll軸受温度上昇保護装置44、(P)0発電機巻線
温度上昇保護装置45てのそれぞれの検出及び異常の判
断が対象となる。 次ぎに、遅延保護回路では、ガスエンジン運転中であっ
て、遅延タイマを10秒セットしタイムアツプした後に
おける(C)、潤滑油圧力低下保護装置33、(F)、
燃料ガス圧力低下保[l装置35、(G)、給気冷却器
冷却水断水保護装置36、(Q)、 2次冷却水断水保
護装置46でのそれぞれの検出及び異常の判断、並びに
定格速度到達後における(シ)。 不足電圧保護装置41、(M)、過電圧保護装置42で
のそれぞれの検出及び異常の判断が対象となる。 そして、上記異常保護回路、遅延保護回路のいずれかの
検出センサが異常を検出するとユニット重故障として前
記非常停止制御が行なわれる。 このクランキングタイムチャートを第8図で図示した。 また故障内容は各保護装置の内容毎に分類してJIS続
発対応形により個別に点灯表示する。 また故障発生を警告するための警報出力を備え、エンク
ロージャ外部においてもベル音やビーブ音等によりオペ
レータが容易に認識できるようにする。 なお、何等かの要因によりエンジン12が始動不能であ
った場合に、始動渋滞として故障制御を行なうが、第7
図(b)に示すように故障の原因を特定できるよう各セ
ンサからの信号を比較演算して最も可能性の高い要因を
所定項目から選択して故障表示する。 即ち、ガス圧力スイッチS5て燃料ガス圧低下が検出さ
れれば燃料ガス系統に異常があり、ビニオン噛合検出セ
ンサS8で不噛み合いが検出されればスタータ異常が判
断され、クランキング速度が低くない場合にはエンジン
に異常があると判断され、バッテリの電圧が低い場合に
はバッテリー異常で、低くない場合にはスタータ異常と
判断することができる。 これは故障診断機能の1種であり、センサ類の増設によ
り各種コンポーネントの状態を監視できるようにすれば
他の故障についてもより明確な故障表示が可能となる。 次に、重大故障の防止は定朋的な点検、保守によっても
図る必要があるので、特にエンジン系統の点検保守項目
中から本実施例では、バッテリ液面点検、エアクリーナ
の目詰まり、ジャケトの水位の点検、エンジンオイル・
フィルタ交換、スパークプラグ交換の5項目に関してガ
スエンジンの所定の運転時間毎に保守の時開到来項目毎
に表示器を点灯してオペレータにメインテナンスを促す
。 その実施後はリセットしてアワーメータの表示を0に戻
す構成を用いている。 エンジンシステムユニット制御1においては、これを活
用するために関連システム(遠隔監視盤70)が設けら
れ、これらを総合的な遠隔監視システムによフて運転管
理を行なうことや、外部補機類61を制御する補機盤6
0を設置することがある。 そこでユニット制御盤2には以下の情報をそれらと交換
できるように入出力端子を備えることが好ましい。 本実施例では、端子盤10が設けられて遠隔監視システ
ムへの送信データとして、ユニット運転中、ユニット停
止中、ユニットI故隙−括、ユニット軽故障−括、補機
運転/停止指令の各情報を出力でき、また遠隔監視シス
テムからの受信データとして、遠方非常停止、外部異常
、補機異常、補機運転確認信号の各情報を入力できるよ
うになフている(第3図(b)参照)。 更に、モニター用の計器パネル19から状態量の伝送、
あるいは故障表示器の表示内容の伝送等を追加する等し
てもよい。
【発明の効果】
以上この発明はユニット制御を、主制御系と部分制御系
とに分離しそれぞれを最適な設置場所に配置したことか
ら、次の効果を奏することができる。 (1)、主制御系は主要な制御のみを行なうため、回路
、リレー等の器具及び!2線、端子等が必要最小限とな
る。 (2)8部分制御を独立させたため、主制御系はそれに
対する最小限の通信回路を備えれば充分となり、配線、
端子数が最小となる。 (3)、故障の発生と対応とがそれぞれの部分制御il
等に限定されるため保守が容易で経済的である。 (4)、改良、変更等が容易で、影響を及ぼす範囲が限
定される。 (5)、これらによりコンパクト化されたエンクロージ
ャに保守、整備性を損なうことなくエンジンシステムユ
ニット制御を搭載でき、極めて有益である。 (6)、この発明のエンジンシステムユニット制御は上
記実施例のようにガスエンジンに限定されるものではな
く、ディーゼルエンジンにもソフトの変更で対応できる
。そして、エンジン発電機、エンジンヒートポンプ、エ
ンジンフフイヤホンブ、エンジンコンプレッサ等の制御
に実施することができ汎用性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のエンジンシステムユニット制御の概
念を示すブロック図、第2図は本実施例の構成を示すブ
ロック図、第3図はユニット制御盤2を示し、 (a)
は正面図、 (b)は側面図、(c)は平面図、第4図
は発電機制御盤を示しくa)は正面図、 (b)は側面
図、 (c)は背面図、第5図はエンクロージャ換気扇
制御装置を示し、(a)は展開接続図、 (b)は配置
図、第6図は潤滑油制御装置を示しくa)は平面図、 
(b)は側面図、 (c)は正面図、 (d)は背面図
、第7図(a)〜(f)は自動運転制御についてのフロ
ーチャート、第8図は始動停止を示すタイムチャート、
第9図は従来の発電機制御盤の正面図である。 1 ・ 命 2 ・ ・ 2 A ・ 3 ・ ・ 4 ・ ・ 5 倍 祷 6 ・ ・ 7 φ ・ 8 ・ e 12 ・ 13 ・ 14 ・ 15 ・ 16 ・ 17 ψ 18 ・ 19 φ 20 ・ 51 ト エンジンシステムユニット制御 ・ユニット制御盤 ・マイクロガスエンジンコントローラ ・発電機制御盤 ・エンクロージャ換気扇制御装置 ・潤滑油制御装置 ・ガバナコントローラ ・空燃比コントローラ ・直流電源装置 ・ガスエンジン ・発電機 ・エンクロージャ ・換気扇 ・オイルパン ・ガバナアクチュエータ ・空燃比制御弁 ・蓄電池 Φ計器パネル ・スピードリレー ・ガス電磁弁 ・給気冷却器 ・スターチングモータ ・清水排ガス熱交換器 ・外部補機類 ・外部補記盤 (a) 第4図 (b) (C) /″ 謁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、エンジンで発電機その他の被エンジン駆動機を
    駆動するエンジンシステムユニット制御において、 エンジンのガバナアクチュエータを制御してエンジン回
    転速度の調整を行なうガバナコントローラと、 前記エンジンの空燃比制御弁を制御してエンジン給気の
    空気と燃料ガスの混合比の調整を行なう空燃比コントロ
    ーラと、 上記ガバナコントローラや空燃比コントローラに指令を
    送ると共にエンジン系統を制御するマイクロエンジンコ
    ントローラを備えたユニット制御盤と、 発電機その他の被エンジン駆動機の制御を行なうと共に
    上記ユニット制御盤との通信によってその指令に従う発
    電機制御盤その他の被エンジン駆動機制御盤と、 ユニットのエンクロージャに設けられた換気扇の制御を
    上記ユニット制御盤の指令に従って行なうエンクロージ
    ャ換気扇制御装置と、 エンジンの潤滑油系統に供給される潤滑油のオイルパン
    内での油面位置の制御を行い、上記ユニット制御盤で状
    態監視されると共に電源供給を受ける潤滑油制御装置と
    を有することを特徴とするエンジンシステムユニット制
    御。
  2. (2)、エンジンで発電機その他の被エンジン駆動機を
    駆動するエンジンシステムユニット制御において、 エンジンのガバナアクチュエータを制御してエンジン回
    転速度の調整を行なうガバナコントローラと、 前記エンジンの空燃比制御弁を制御してエンジン給気混
    合比の調整を行なう空燃比コントローラと、 上記ガバナコントローラや空燃比コントローラに指令を
    送ると共にエンジン系統を制御するマイクロエンジンコ
    ントローラを備えたユニット制御盤と、 発電機その他の被エンジン駆動機の制御を行なうと共に
    上記ユニット制御盤との通信によってその指令に従う発
    電機制御盤その他の被エンジン駆動機制御盤と、 ユニットのエンクロージャに設けられた換気扇の制御を
    上記ユニット制御盤の指令に従って行なうエンクロージ
    ャ換気扇制御装置と、 エンジンの潤滑油系統に供給される潤滑油のオイルパン
    内での油面位置の制御を行い、上記ユニット制御盤で状
    態監視されると共に電源供給を受ける潤滑油制御装置と
    を有し、 マイクロエンジンコントローラが行なう自動運転制御が
    、 オペレータの運転操作によってマイクロエンジンコント
    ローラから指令を受けたエンクロージャ換気扇制御装置
    および外部補機類がそれぞれエンクロージャ換気扇や外
    部補機類を運転する始動制御と、 ガバナコントローラをエンジン暖気運転速度に設定させ
    ると共に、スターチングモータおよび燃料ガス電磁弁を
    制御してエンジンを始動させるスタータ制御と、 暖気運転速度で所用時間が経過しまたはエンジン冷却水
    が所定温度になるとガバナコントローラを定格速度運転
    に設定させ、定格速度に到達すると発電機制御盤その他
    の被エンジン駆動機制御盤に遮断器投入可指令を出し、
    停止または非常停止となるまて連続運転を行なう連続運
    転制御とを一連に行なうと共に、 オペレータの停止操作によって、ガバナコントローラを
    冷却運転速度に設定させると共に、発電機制御盤その他
    の被エンジン駆動機制御盤に対し遮断機投入可指令を取
    り消し、冷却運転速度に到達した後に、エンクロージャ
    換気扇制御装置と外部補機類を残留運転した後、前記各
    制御装置に対し停止指令を出し、停止させる停止制御と
    、前記連続運転制御中に、ユニット内の重大故障の検出
    、非常停止ボタンの操作、または遠隔監視システムから
    の非常停止指令によってエンジンの冷却運転を省略して
    緊急停止させ、エンクロージャ換気扇制御装置と外部補
    機類はそれ自体に重大故障がなければ残留運転し、その
    後、前記各制御装置に対し停止指令を出して停止させる
    非常停止制御とからなることを特徴とするエンジンシス
    テムユニット制御。
  3. (3)、故障の際に表れると予想される要因を検出する
    検出センサを設け、エンジンその他のコンポーネントの
    故障時に故障制御を行なうと共に、所定要因毎の検出個
    所における異常値の記録をもとに各検出センサからの信
    号を比較演算し、最も可能性の高い要因を選択決定して
    外部に故障表示する故障診断機能を有することを特徴と
    する請求項1または2に記載のエンジンシステムユニッ
    ト制御。
  4. (4)、エンジンの運転時間を計時する時計機能を設け
    、エンジンの所定運転時間毎に、予め設定された点検保
    守の時期が到来した個所を外部表示すると共に、当該個
    所の保守実施後はリセットして計時を繰り返すことを特
    徴とした請求項1または2に記載のエンジンシステムユ
    ニット制御。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015082968A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 ゲーエー ジェンバッハー ゲーエムベーハー アンド コー オーゲー 電力供給網に接続された定置式発電装置の運転方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015082968A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 ゲーエー ジェンバッハー ゲーエムベーハー アンド コー オーゲー 電力供給網に接続された定置式発電装置の運転方法
US9739839B2 (en) 2013-10-23 2017-08-22 Ge Jenbacher Gmbh & Co Og Method of operating a stationary electrical power plant connected to a power supply network

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