JPH0447948Y2 - - Google Patents

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JPH0447948Y2
JPH0447948Y2 JP1616986U JP1616986U JPH0447948Y2 JP H0447948 Y2 JPH0447948 Y2 JP H0447948Y2 JP 1616986 U JP1616986 U JP 1616986U JP 1616986 U JP1616986 U JP 1616986U JP H0447948 Y2 JPH0447948 Y2 JP H0447948Y2
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case
capacitor element
insulating oil
oil
capacitor
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JP1616986U
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は特別な手段を講ずることなくケース内
への素子固定が得られる油浸コンデンサに関す
る。
[考案の技術的背景とその問題点] 一般にフイルムまたは紙を誘電体とした油浸コ
ンデンサは、通常の手段によつて巻回したコンデ
ンサ素子をケースに収容し、該ケース開口部をケ
ース上蓋で閉塞し、該ケース上蓋に設けた含浸剤
注入孔から常温で固化するワツクスまたは常温で
液化状態の絶縁油を充填するようにしていた。し
かしながら、上記構成になるコンデンサにおいて
含浸剤として常温で固化するワツクスを用いたも
のは通常の状態でワツクスが素子固定の役割をは
たすが、該ワツクスが高温下で溶融しケース内で
素子が移動し、素子固定の信頼性に欠けることに
なり、同時に素子収容時ケース内底部におちたメ
タリコン金属粉末が移動しシヨート不良あるいは
絶縁不良の要因となるなどの欠点を有し、また常
温で液化状態の絶縁油を用いたものは、このまま
では常に素子がケース内で移動するため素子固定
材としてプラスチツク成形体やプレスボードなど
を用い、またメタリコンの金属粉末の移動による
シヨート発生を防止するため素子を絶縁紙などで
完全に包み込まなければならず、部品点数を多く
要すると同時に組立工数を多く要しコストアツプ
となる欠点を有していた。
さらに、ケース内への液体絶縁油含浸構造のコ
ンデンサ素子固定を目的として、ケース底部に熱
硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を配設し、これら
樹脂で少なくとも一方端面を除いたコンデンサ素
子を包み込んで固定することも考えられるが、熱
硬化性樹脂または熱可塑性樹脂のいずれを用いた
としても、ケース内の所望の位置にコンデンサ素
子を固定するには複雑な作業手段を講ずる必要が
あり、実用上多くの問題を抱える結果となり、ま
た、ケース内の空隙部に液体絶縁油を充填する場
合は樹脂が完全に硬化された状態で行う必要があ
り、樹脂の完全硬化前に液体絶縁油を充填した場
合は樹脂が硬化されなくなることになり、また、
樹脂の硬化確認後、ケース内の空隙部に液体絶縁
油を充填した場合のコンデンサ素子に対する液体
絶縁油の含浸は、樹脂で包み込まれていない一方
端面から行われる訳であるが、液体絶縁油の含浸
口となる一方端面を除くコンデンサ素子部分は樹
脂で強固に包み込まれた状態となるため、コンデ
ンサ素子内部全体への液体絶縁油の含浸は不十分
となり、所望の絶縁特性を得ることができない欠
点を有していた。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、ワ
ツクス含浸剤構成のもつ構造的簡易さと、液体含
浸剤構成のもつ特性的優位性を合せもつ組立作業
性容易にして絶縁特性も良好であり、ケース内で
の素子固定の信頼性が高い実用的価値の高い油浸
コンデンサを提供することを目的とするものであ
る。
[考案の概要] 本考案の油浸コンデンサは、有底筒状のケース
内にコンデンサ素子を収納し、前記ケース内空隙
部の下部に前記素子の少なくとも一方端面を除い
た周囲を包んで配設した絶縁油吸収済ブロツク状
ポリノルボルネン層と、前記ケース内空隙部の上
部に充満した液体絶縁油とを具備し、前記ブロツ
ク状ポリノルボルネン層で前記素子を前記ケース
内に固定したことを特徴とするものである。
[考案の実施例] 以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。すなわち、第1図に示すように有底筒状
のケース1に例えば一対の金属化プラスチツクフ
イルムを積層巻回し両端面にメタリコン電極2を
形成したコンデンサ素子3を収容し、前記ケース
1空隙部の下部から1/2程度まで吸油性のあるポ
リノルボルネン粉末、例えば日本ゼオン株式会社
のノーソレツクス(商品名)を入れ、前記ケース
1開口部をケース上蓋4で閉塞した後、該ケース
上蓋4に設けた含浸剤注入孔5から前記ケース1
空隙部全体にアルキルベンゼンなどの液体絶縁油
6を充填し、該絶縁油6を吸収した前記ポリノル
ボルネン粉末を前記コンデンサ素子3の一部を包
んだ絶縁油吸収済ブロツク状ポリノルボルネン層
7とするとともに、前記含浸剤注入孔5をハンダ
8付け密封してなるものである。図中9は引出リ
ード線、10は外部端子である。
以上のように構成してなる油浸コンデンサによ
れば、前記ケース1内に吸油性のあるポリノルボ
ルネン粉末が存在していたとしても、前記ケース
1空隙部に充填された液体絶縁油6は、初め前記
コンデンサ素子3全体を包み込んだ状態でコンデ
ンサ素子3全体に含浸され、また吸油性のあるポ
リノルボルネン粉末が液体絶縁油6を十分に吸収
した状態で前記コンデンサ素子3周囲の下部と前
記ケース1内周囲下部間にゲル状に固化された絶
縁油吸収済ブロツク状ポリノルボルネン層7とし
て形成され、この絶縁油吸収済ブロツク状ポリノ
ルボルネン層7を介してケース1内に簡単に固定
される。また、コンデンサ素子3の一部を包み込
んだ絶縁油吸収済ブロツク状ポリノルボルネン層
7はゲル状に固化された状態であり、コンデンサ
素子3の残り部分は液体絶縁油6に常に浸された
状態であるため、コンデンサ素子3の液体絶縁油
6に浸された一方端面から有効にコンデンサ素子
3の内部への含浸可能な状態が確保され、絶縁特
性の維持向上に貢献することになる。
さらに、前記ケース1へコンデンサ素子3収容
時にケース1内底部におとされるメタリコン金属
粉末11は充填された液体絶縁油6を吸収し固化
された前記ブロツク状ポリノルボルネン層7と一
体化され移動することがないためメタリコン、金
属粉末11の移動はなく、該メタリコン金属粉末
11を介してシヨートする危険性は皆無となる。
なお上記実施例では絶縁油吸収済ブロツク状ポリ
ノルボルネン層7にて包まれるコンデンサ素子3
の範囲として、コンデンサ素子3の約1/2程度の
ものを図示して説明したが、これに限定されるも
のではなく、第2図に示すように絶縁油吸収済ブ
ロツク状ポリノルボルネン層7をコンデンサ素子
3の少なくとも一方端面を除いた全周囲に配設し
たものであつても、前記絶縁油吸収済ブロツク状
ポリノルボルネン層7で包まれないコンデンサ素
子3の一方端面が液体絶縁油6に浸されたものと
なるため、上記実施例同様、コンデンサ素子3の
液体絶縁油6に浸された一方端面から有効にコン
デンサ素子3の内部への含浸可能な状態が確保さ
れ、絶縁特性の維持向上に貢献することになる。
[考案の効果] 本考案によれば簡易な構造で絶縁特性良好にし
てケース内での素子固定の信頼性の高い低コスト
化に貢献できる油浸コンデンサを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る油浸コンデン
サを示す正断面図、第2図は本考案の他の実施例
に係る油浸コンデンサを示す正断面図である。 1……有底筒状ケース、3……コンデンサ素
子、4……ケース上蓋、6……液体絶縁油、7…
…絶縁油吸収済ブロツク状ポリノルボルネン層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサ素子と、該素子を収容した有底筒状
    のケースと、該ケース開口部を閉塞したケース上
    蓋と、前記ケース内空隙部の下部に前記素子の少
    なくとも一方端面を除いた周囲を包んで配設した
    絶縁油吸収済ポリノルボルネン層と、前記ケース
    内空隙部の上部に充満した液体絶縁油とを具備し
    たことを特徴とする油浸コンデンサ。
JP1616986U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPH0447948Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1616986U JPH0447948Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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JP1616986U JPH0447948Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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Publication Number Publication Date
JPS62128619U JPS62128619U (ja) 1987-08-14
JPH0447948Y2 true JPH0447948Y2 (ja) 1992-11-12

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