JPH044769A - 超音波モータの駆動方法 - Google Patents

超音波モータの駆動方法

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JPH044769A
JPH044769A JP2102913A JP10291390A JPH044769A JP H044769 A JPH044769 A JP H044769A JP 2102913 A JP2102913 A JP 2102913A JP 10291390 A JP10291390 A JP 10291390A JP H044769 A JPH044769 A JP H044769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
monitor electrode
frequency
ultrasonic motor
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2102913A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Adachi
祥広 足立
Masafumi Naito
雅文 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
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Publication of JPH044769A publication Critical patent/JPH044769A/ja
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、超音波モータを効率良く駆動させるために
、圧電素子に印加させる駆動信号を制御する超音波モー
タの駆動方法に関する。
[従来の技術] 超音波モータには、ステータに設けた圧電素子を2つに
区分し、それぞれの圧電素子に位相の異なる高周波電圧
を印加してステータの表面に進行波を生じさせ、ステー
タに圧接したロータを駆動させるものがある。
この様な超音波モータを駆動するには、その駆動周波数
を共振周波数に一致させる必要があるとされている。更
に、この共振周波数は、温度等の環境の変化やモータの
出力軸にかかる負荷等によって変動するので、安定した
状態で超音波モータを駆動するために、第4図に示す自
動追尾回路を備えた駆動回路を使用したものがある(特
開昭62−203575号公報)。
従来の自動追尾回路を備えた駆動回路は、ステツに設け
た圧電素子21の一部にモニタ電極22を設け、圧電素
子21の励振によって生ずるモニタ電圧を平滑回路23
で直流成分のみとし、この信号と比較器24に予め設定
した基準電気信号とを比較して、所定の電圧値になるよ
うに電圧制御発振器(V・0〜C)25で入力電源周波
数を制御し、移相器(P−3)26、電力増幅器27と
を介して圧電素子21の電極に適当な高電圧を印加させ
、超音波モータを駆動させている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の駆動回路では、モニタ電圧と駆動
周波数の関係が第5図に示すようになっているため、駆
動周波数を共振周波数に近づけて高出力を得ようとする
と、共振周波数の検知が遅くなりロータの乱れ振動によ
る異音の発生が長時間続くという問題がある。また、発
生する異音を防止するために共振周波数から遠ざけた高
周波信号で超音波モータを駆動させると、高出力が得ら
れないという問題がある。
この発明は、これらの問題を解決するために成されたも
ので、ロータの異常振動を早く検出して駆動周波数の制
御を行ない、高出力が常に安定した状態で得られるよう
にした超音波モータの駆動方法を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この発明の超音波モータの駆動方法は、リング状のステ
ータに2区分して設けた圧電素子に、位相の異なる駆動
信号の高周波電圧を印加して、このステータに圧接した
ロータを駆動させる超音波モータの駆動方法において、
2区分した圧電素子の区分間に、ロータの異常振動によ
ってのみ同調して電圧を出力する形状のモニタ電極を設
け、モニタ電極から生じる電圧を検知し、圧電素子に印
加する駆動信号を制御してロータを駆動させるものであ
る。
また、モニタ電極は、共振周波数に近づきすぎたときに
電圧を発生し、その電圧検知により制御回路が駆動信号
を制御して共振周波数に近づきすぎないようにする。
[作用] 上記の超音波モータの駆動方法では、共振周波数を検知
するのに、ロータを駆動する進行波の基本周波数によっ
て同調しない大きさのモニタ電極(例えば、ステータの
円周方向に対して進行波の波長をんとすると3/8んの
大きさに形成したモニタ電極)が用いられているので、
第2図のモニタ電圧と駆動周波数の関係の曲線図に示す
ように、超音波モータの駆動周波数が共振周波数に近づ
いて、ロータの異常振動による異音が発生すると直に、
モニタ電極から電圧が出力され、ロータの乱れ振動の検
出ができる。そして、この検出値に応じて発振器から発
振させる信号が設定され、モータを駆動する駆動信号を
適当に制御して超音波モータを駆動させている。
このため、超音波モータは、共振周波数に近い駆動周波
数で駆動できるので、高出力で回転するとともに、長時
間発生する異音が防止され、駆動の際に生じる騒音が低
くなる。
[実施例] 以下、この発明に係る超音波モータの駆動方法の一実施
例を説明する。
この超音波モータの駆動方法は、超音波モータのロータ
に生じる異常振動を素早(検知して圧電素子に印加する
電圧制御を行ない、効率良くモタを駆動させるものであ
る。この駆動方法で駆動する超音波モータは、リング状
のステータ1が設けられ、このステータlに2区分させ
た圧電素子2が接着され、圧電素子2の各区分に位相の
異なる高周波電圧を印加させて、このステータ1に圧接
したロータを駆動させる構造のものである。
この超音波モータの駆動方法において、ロータの異常振
動を検出するため、第1図(a)に示す2区分した圧電
素子2の区分間に、ステータ1の円周方向に対して3/
8尤の大きさのモニタ電極3が設けられている。ここで
、λはロータを駆動するため、ステータ1上に発生させ
る進行波の波長の長さである。
このモニタ電極3の大きさと、モニタ電極3がら発生す
るモニタ電圧の周波数との間には、モニタ電極3を短く
すると、それによって発生する電圧の周波数が高くなる
というアンテナのエレメント長と同じ相関関係がある。
このためモニタ電極3の長さを3/8尤にしたとき、モ
ニタ電極3から発生するモニタ電圧の周波数は、第3図
に示すように基本周波数(凡の波長をもつ周波数)の2
/3倍、2倍等となる。
この結果モニタ電極3からは、基本周波数によって電圧
が出力されず、ロータの異常振動によって生じる基本周
波数以外の周波数によって電圧が出力される。なお、こ
の実施例では、モニタ電極3の大きさを3/8λにした
が、これに限定するものではなく、基本周波数によって
電圧が発生せず、共振周波数に近づき過ぎたときに電圧
を発生する形状であれば良い。
モニタ電極3から生じるモニタ電圧を受けて駆動信号を
制御する駆動回路には、第1図(b)に示す回路を使用
する。
モニタ電極3の出力端子には保護抵抗4を介してダイオ
ード5が設けられ、モニタ電圧の整流を行なっている。
このダイオード5からの整流電圧は、感度調整抵抗6を
通ってインピーダンス回路7で高入力インピーダンス信
号にされる。この感度調整抵抗6とインピーダンス回路
7どの間には、インピーダンス回路7を保護するための
保護ダイオード8が設けられている。
ここで用いられるインピーダンス回路7は、2つのNO
Tゲート7a、 7bと、これらNOTゲート7a、 
7bの間に設けられ、モータ駆動のON、 OFF切り
換えを行なうスイッチ7cと、NOTゲート7a、7b
の高入力インピーダンスを固定して、異常発振を防止す
るプルダウン抵抗7dとを備えた回路構成になっている
インピーダンス回路7の出力端子には、抵抗8aとコン
デンサ8bからなる時定数を大きく取った積分回路8が
接続され、インピーダンス回路7がら出力される高入力
インピーダンス信号を積分回路8によって平滑な電圧信
号にさせている。
この積分回路8の出力端子は、発振器9に接続され、積
分回路8の電圧信号に比例した周波数の駆動信号を発振
器9から出力している。この発振器9の出力端子は2つ
に分岐され、一方は移相器10を介して電力増幅器11
aに接続され、他方はそのまま電力増幅器llbに接続
されている。この移相器10では、発振器9から電力増
幅器11a、llbに出力させる2つの駆動信号の位相
差をπ/2にさせて、位相の異なる信号を出力させてい
る。
このような駆動信号を発振器9から受けた電力増幅器1
1a、 llbでは、駆動信号を高電圧に増幅させて2
区分された圧電素子2にそれぞれ印加させ、圧電素子2
を振動させて超音波モータを駆動させるようになってい
る。
[発明の効果] この発明の超音波モータの駆動方法では、基本周波数で
同調しないモニタ電極を使用して圧電素子に印加する駆
動信号を制御しているので、ロータの乱れ振動を素早く
検出し、駆動周波数が共振周波数に近づきすぎないよう
に超音波モータを駆動できる。
したがって、超音波モータから高出力が常に安定して得
られるとともに、長時間に及ぶ異音の発生が防止され、
駆動の際の騒音が低くなる。このため超音波モータが自
動車等のアクチュエータとして利用しやす(なる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明の実施例のモニタ電極を示す説
明図、第1図(b)は同実施例で用いる駆動回路を示す
回路図、第2図はこの発明の駆動方法によるモニタ電圧
と駆動周波数との関係を示す曲線図、第3図は同モニタ
電極の大きさと同調する周波数の関係を示す曲線図、第
4図は従来の駆動回路を示す回路図、第5図は従来のモ
ニタ電圧と駆動周波数の関係を示す曲線図である。 1;ステータ  2:圧電素子   3;モニタ電極4
;保護抵抗  5:ダイオード  6;感度調整抵抗7
;インピーダンス回路 8:積分回路 9;発振器10
、移相器    11a、llb;電力増幅器部願人 
ア ス モ 株 式 会 社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リング状のステータに2区分して設けた圧電素子
    に、位相の異なる駆動信号の高周波電圧を印加して、こ
    のステータに圧接したロータを駆動させる超音波モータ
    の駆動方法において、2区分した圧電素子の区分間に、
    ロータの異常振動によってのみ同調して電圧を出力する
    形状のモニタ電極を設け、モニタ電極から生じる電圧を
    検知し、圧電素子に印加する駆動信号を制御してロータ
    を駆動させるようにしたことを特徴とする超音波モータ
    の駆動方法。
  2. (2)モニタ電極は、共振周波数に近づきすぎたときに
    電圧を発生し、その電圧検知により制御回路が駆動信号
    を制御して共振周波数に近づきすぎないようにした請求
    項1記載の超音波モータの駆動方法。
JP2102913A 1990-04-20 1990-04-20 超音波モータの駆動方法 Pending JPH044769A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5962953A (en) * 1996-07-31 1999-10-05 Nec Corporation Piezoelectric transformer with monitor electrodes for sensing unbalanced vibration of the transformer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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