JPH0447551A - 回転ヘッド用テープガイドローラ - Google Patents

回転ヘッド用テープガイドローラ

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Publication number
JPH0447551A
JPH0447551A JP2155118A JP15511890A JPH0447551A JP H0447551 A JPH0447551 A JP H0447551A JP 2155118 A JP2155118 A JP 2155118A JP 15511890 A JP15511890 A JP 15511890A JP H0447551 A JPH0447551 A JP H0447551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
wear
shaft
contact
guide roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP2155118A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Sato
功 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2155118A priority Critical patent/JPH0447551A/ja
Publication of JPH0447551A publication Critical patent/JPH0447551A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はVTR,DAT等テープと回転ヘッドを使用し
て情報の記録、再生を行う機器において走行しているテ
ープを回転ヘッドに導き、所定の位置及びテンションで
押圧させるためのローラ、すなわちガイドローラに関す
る。
[従来の技術] 従来、ガイドローラ部は第1図に示すように、鋼製のシ
ャフト2にポリアセタールなどのプラスチック製の円筒
状のローラ1が挿入され、このローラ1を所定の位置に
保持するため、シャフト2のローラlの上下の位置に金
属製の止具4,5が固定されている。このローラlは耐
摩耗性に優れ、かつ摩擦係数が小さいことが要求されて
おり、ポリアセタール、フッ素樹脂、シリコン樹脂ある
いはこれらの複合体が使用されてきた。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、テープを高速走行するとシャフト2側の摩耗
や走行抵抗が上昇するという問題がある。
シャフト2との耐摩耗性を改良しようとして、各種摩擦
改良材を添加した材料を使用すると、テープ側でスリッ
プを起こしたり、テープを汚染する等の問題が生ずる。
又、シャフト2−ローラ1間の摩擦を転がり摩擦にする
ことも試みられている。この場合、ローラ内孔11に多
数のコロもしくは球状軸受けを設ける必要があり、コス
トが増大するのみならず、構造が複雑になり、コンパク
トにまとめられなくなるという問題がある。
本発明は、この様な問題点に鑑み、耐久性が高く、安易
にしかも安価に製造することのできるガイドローラを提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] このような問題を解決するため、種々の検討を行った結
果、ローラ1のシャフト2と接する部分3及び止具4,
5と接触する部分6,7の材質をローラ1の材質と異な
った材質にすると好都合であることを見出し、本発明に
至った。
即ち、本発明は円筒状の金属製ローラの両端に、長さが
ローラ長の175以上、厚さが0.3mm以下の円筒部
と、該円筒部の一端に外径が該円筒部外径より1mm以
上大きく、ローラ′を所定位置に止めるためシャフトに
設けられた止具の外径より小さいフランジ部を有する耐
摩耗性のプラスチックよりなるブツシュを設けたことを
特徴とする、回転ヘッド用テープガイドローラである。
[作 用] 上記接触部以外のローラ1は真円性を確保するため、加
工しやすいこと、回転の安定のためある程度比重が高い
こと、テープに対して不活性であること、などが要求さ
れるが、テープとローラの相対摩擦速度は小さいため、
摩擦摩耗性能の要請はそれ程高くない。
これに対して、上記接触部、即ちシャフト及び止具と接
触する部分3,6.7はローラが高速で回転するため、
高速回転に耐えて摩耗せずあるレベル以上の耐久性があ
ることが必要である。このため、耐摩擦材料、特に金属
が相手材の時、摩耗の少ないことが求められる。
つまりローラ各部に対する要請が上述したように異なっ
ているので、高性能のローラを単一材料で製作すること
は困難であり、たとえ製作できたとしても高価な材料を
使用せざるを得なくなるのである。
そこで本発明のガイドローラは、高速回転に耐える必要
のある各部にローラと側材質よりなるブツシュ10を設
け、接触部には耐久性、接触部以外には加工性、比重、
対テープ不活性等、各々に適した材料を使用するものと
し、その結果このガイドローラを容易かつ安価に製作で
きる様にしたものである。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明を更に詳しく説明する。
第2図は本発明ガイドローラに用いるローラの一構造例
を示す。第2図において、ローラ1は金属製である。金
属の種類は特に問わない。該ローラ1の両端に耐摩耗性
能の優れた材料よりなるブツシュ10を設ける。ブツシ
ュ10は円筒部12と該円筒部12の一方の端面14に
設けられたフランジ部分13より構成されている。円筒
部12はローラ1の内孔11に密着しているが、内孔1
1の全長を被っていても構わないが、発明者の検討によ
ると、内孔11の長さβの175以上あればよい。すな
わち、ブツシュ10の円筒部12の長さしは各々L≧1
15(ρ)である。円筒部12の肉厚(1)は特に薄い
ことが好ましく、0.3mm以下である必要がある。肉
厚が大きくなると、摩擦熱が大きくなり、その部分の温
度が上昇し、摩耗しやす(なる。フランジ部13はロー
ラ1がシャフト2に取り付けられた止具4.5と接触し
、摩擦する部分であり、外径が円筒部外径より1mm未
満では摩耗が大きく、これ以上ある必要がある。しかし
、当然の事ながら使用時に摩擦の相手材となる止具4ま
たは5の外径より大きくする必要はない。ブツシュ10
の材料としては、耐摩耗性のプラスチックが好ましい。
具体的には、例えば高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリアセタール、ポリアミド、熱可塑性ポリエステ
ルのような結晶性プラスチック、フッ素樹脂、シリコン
樹脂のような摩擦係数の小さい材料、及びこれらの材料
を主成分とする複合材料等が使用される。
特に、ポリアセタールは優れた性能を示すが、この材料
にオイル、ワックス等の有機潤滑材やグラファイト、カ
ーボンファイバー、二硫化モリブデン、マイカ等の固形
潤滑材を配合した材料が優れた耐久性を示す。
本発明のガイドローラは以上に説明したようなブツシュ
10がローラ1の両端に設置され、円筒部12がローラ
1の内孔に、フランジ部13がローラ1の両端部に密接
している。
[発明の効果] 本発明のガイドローラは耐摩耗性の材料を摩擦部分に使
用し、しかもシャフトとの摩擦部分のプラスチック部分
を薄肉にし、両側に金属製のシャフト及びローラが配設
されているため、摩擦熱が放熱し易い。このため、摩擦
部分の温度が上昇せず、摩耗が少なく、高い耐久性が確
保できる。
さらにローラが金属製であるため、シャフトとの運動で
発生する摩擦熱を放熱出来るほかローラの重量が大きい
ため回転が安定し、金属の種類を選ぶことにより、加工
が容易になりローラの精度を向上させることが出来るよ
うになった。
なおローラの摩擦部分を特定形状のブツシュにしたこと
により、腋部の材料がテープと接触しなくなり選択の幅
が広くなった。又、組み立てが容易であり、高性能なガ
イドローラを安価に生産可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来知られていた回転ヘッド用のテープガイド
ローラ部の概念断面図、第2図は本発明のガイドローラ
に用いるローラの一例を示す一部断面図である。 l:ローラ、     2:シャフト。 3.6,7:接触部 4,5:止具。 10:プッシュ、    11:、ローラ内孔12:円
筒部、    13:ラウンジ。 14:端面 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状の金属製ローラの両端に、長さがローラ長
    の1/5以上、厚さが0.3mm以下の円筒部と、該円
    筒部の一端に外径が該円筒部外径より1mm以上大きく
    、ローラを所定位置に止めるためシャフトに設けられた
    止具の外径より小さいフランジ部を有する耐摩耗性のプ
    ラスチックよりなるブッシュを設けたことを特徴とする
    、回転ヘッド用テープガイドローラ。
  2. (2)ブッシュの材質がポリアセタールを主体とした材
    料である特許請求の範囲第1項記載の回転ヘッド用テー
    プガイドローラ。
JP2155118A 1990-06-15 1990-06-15 回転ヘッド用テープガイドローラ Pending JPH0447551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2155118A JPH0447551A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 回転ヘッド用テープガイドローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2155118A JPH0447551A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 回転ヘッド用テープガイドローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0447551A true JPH0447551A (ja) 1992-02-17

Family

ID=15598972

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2155118A Pending JPH0447551A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 回転ヘッド用テープガイドローラ

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JP (1) JPH0447551A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105181447A (zh) * 2015-09-02 2015-12-23 青岛理工大学 一种类岩质试样破坏面固定夹具装置
WO2021029281A1 (ja) * 2019-08-09 2021-02-18 コニカミノルタ株式会社 搬送用ローラー及びその製造方法

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