JPH0446580Y2 - - Google Patents

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JPH0446580Y2
JPH0446580Y2 JP20099487U JP20099487U JPH0446580Y2 JP H0446580 Y2 JPH0446580 Y2 JP H0446580Y2 JP 20099487 U JP20099487 U JP 20099487U JP 20099487 U JP20099487 U JP 20099487U JP H0446580 Y2 JPH0446580 Y2 JP H0446580Y2
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brush
handle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、口腔歯間の食物かすを除去する歯間
ブラシの収納ケースに関する。
〔従来の技術〕
一般に、口腔内で使用されることから特に衛生
面が望まれる歯間ブラシの場合、家庭内での所定
の保管場所では塵あいなどによるブラシ部の汚染
を防ぐために、専用キヤツプやケースに収納して
する手だてが採られる。こうした歯間ブラシを外
出先で使用するような場合、衛生面の他に携帯性
をも考慮される。
携帯用キヤツプおよびケースとして従来から用
いられてきたものとしては、歯間ブラシ全体を収
納し得るスペースを有する大きさのケース状容
器、または先端のブラシ部のみを格納するキヤツ
プ状のものなど様々な型式のものが知られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ブラシ部のみを収納するタイプ
のキヤツプやケースの場合、ブラシ部のフイラメ
ント形状が変形しないで原型を保てるように、ブ
ラシ部の体積大もしくはそれ以上の内容積を設け
るのが普通である。
携帯性に重点を置き、ブラシ部の収納スペース
の増大を抑えて、無理に小型化しようとすると、
収納中にブラシ部のフイラメント形状が変形し、
外観性が著しく低下して商品価値を損なう。しか
も、使用に際して歯間に適合する最適な形状が保
てないために、食物かすの除去清掃効果が半減す
るという問題点がある。
また、収納スペースにある程度余裕がある場合
でも、ブラシ部のフイラメントの変形といつた点
は解消されるが、収納する容器側の内部清掃とい
う問題の基本的な解決策とはなり得ない。即ち、
ブラシ部とキヤツプ等の容器との間の絶対的なス
ペースが不足しているために、ブラシ部から完全
に除去し得ず残留した食物かすが容器壁などに付
着して汚染し、容器の内部構造次第では隅々まで
清掃が行き届かず、作業が困難で時間経過に供な
つて甚だ非衛生となる不具合がある。
本考案の目的は、このように従来からの事情に
鑑み、携帯に便利な厚さとすると共に、容器側の
収納部内に付着した食物かすなどの清掃も効果的
に行える歯間ブラシ入り収納ケースを提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案による歯間
ブラシ入り収納ケースは次なる構成となつてい
る。
即ち、複数の歯間ブラシ30がケース体Cに収
納され、このケース体Cには各歯間ブラシ30の
取手柄30aから延びるブラシ部30aを並べて
収納するブラシ収納室Iが設けられている。
また、このブラシ収納室Iの開放窓11が前記
ケース体Cの一面に開口され、この開放窓11は
蓋部材12により開閉するようになつている。
また、ケース体Cには、この端面から凹状に複
数の保持部10a,20aが並設され、これら保
持部10a,20aに前記取手柄30aが面一で
係合して保持されるようになつている。そして、
各保持部10a,20aと前記ブラシ収納室Iと
はしごき用の貫通孔Bで連通していて、この貫通
孔Bの孔径はブラシ部30cの外径よりも小さ
く、ブラシ収納室Iへの出し入れに伴い、ブラシ
部30cが貫通孔Bに通過中にしごかれるように
なつている。
なお、ケース体Cとしては、上ケース10およ
び下ケース20による2つの割形を接合する方法
で成形されたものであつてもよい。
〔作用〕
歯間ブラシ30のブラシ部30cがブラシ収納
室Iに収納されている状態から、使用に際して、
取手柄30aを把持してケース体Cから引き抜く
と、ブラシ部30cがしごき用の貫通孔Bから無
理やりに引き出される。この動作で、それまでブ
ラシ収納室I内で仮にブラシ部30cのフイラメ
ント形状に変形が生じていても、しごきにより原
型に戻るように矯正される。
ブラシ収納室Iがブラシ部30cの出し入れに
伴い、食物かすなどで汚染された場合は、蓋部材
12を開いてブラシ収納室Iを開放する。これに
よつて、ブラシ収納室I内の清掃を隅々まで行う
ことができる。
〔実施例〕
以下、本考案による歯間ブラシ入り収納ケース
の一実施例について図面を参照しつつ説明する。
第1図〜第6図において、プラスチツク製のケ
ース体Cは、形状および厚さがクレジツトカード
大に形成されたものであり、成形の都合で上下一
対を合わせ形で接合したものである。即ち、第1
図はこのケース体Cの上ケース10を、また第2
図は底面から見た下ケース20をそれぞれ示して
いる。上ケース10の長手辺方向の一方側を開口
した清掃用の開放窓11には、蓋部材であるスラ
イド開閉式のシヤツター12が摺動自在に嵌め込
んであり、このシヤツター12の裏面には図示せ
ぬ鏡を貼着しておくと便利である。こうした上下
ケース10,20間にはブラシ収納室Iが設けら
れ、予備品を含めた複数の歯間ブラシ30の各ブ
ラシ部30aを収納するようになつている。歯間
ブラシ30としては、第6図に示す形状となつて
おり、取手柄30aの先端に軸棒30bを介して
ブラシ部30cが設けられたものである。
この歯間ブラシ30を収納するケース体C側の
構造は、上ケース10および下ケース20の長手
辺に沿つて共合わせ端部に、この端面から凹状に
くぼむ形で歯間ブラシ30の取手柄30aが係合
する保持部10a,20aを個数分並んで設けて
ある。この保持部10a,20aには長手辺の面
に取手柄30aが面一となるように係合する。
また、第1図の−線断面を示す第5図のよ
うに、各保持部10a,20aからは前述のブラ
シ収納部Iに向かつて、しごき用の貫通孔Bが設
けられている。この貫通孔Bは上ケース10側の
半円孔13aと下ケース20側の半円孔23aと
の合わせにより形成されるものであり、軸棒30
bが挿通することは勿論、ブラシ部30cの外径
よりも小径で、このブラシ部30cを挿通させる
ことでフイラメントをしごくようになつている。
なお、第3図に示すように、上ケース10に設
けた清掃用の開放窓11を開閉用シヤツター12
としては、閉蓋時にこの下方に収納されているブ
ラシ部30cがある程度の余裕のあるフイラメン
ト姿勢を保ち得るよう、シヤツター12の内面に
ブラシ部30cの逃げ部ともいうべき凹部12a
が設けてある。但し、この凹部12aを設けて
も、ブラシ収納室Iのスペースとしては、ブラシ
部30cのフイラメントが完全な原型姿勢を保持
するに敢えて十分なものとしてはいない。この理
由は、ケース体C自体の薄型化をも目標にしてい
るからである。したがつてブラシ収納室Iの肥大
化によるケース体Cの厚さ増大を抑えると同時
に、ブラシ部30cのフイラメントの原型を極力
保ち得るような兼合いとされている。なお、シヤ
ツター12の上面前方には開閉時の便宜のために
指掛凹部12bが設けてある。
次に、この実施例の動作態様および作用は、使
用に際して、ケース体Cに収納されている歯間ブ
ラシ30の1つを、第4図a,bに示すように、
取手柄30aを把持して引き抜く。先端のブラシ
部30cは貫通孔Bに無理やりに引き込まれ、フ
イラメントが薙ぎ倒されるようにしてしごき貫通
孔Bを通過する。この時のしごきにより、それま
での収納中に生じたブラシ部30cの変形が矯正
されることになり、第4図bのように、ブラシ部
30cが完全に貫通孔Bから通過後は、元のフイ
ラメント形状に復元させることができる。
一方、使用した歯間ブラシ30は再度の使用に
備えてブラシ部30cを洗浄した上で、このブラ
シ部30cを再びケース体C側の貫通孔Bに挿通
させて収納する。
予備品を含めた複数の歯間ブラシ30の繰り返
し使用することによつて、その都度ブラシ部30
aの洗浄に万全を期しても、ケース体C内のブラ
シ収納室Iが食物糟によつて汚染される場合があ
る。清掃の必要が生じたならば、シヤツター12
をスライドさせて上ケース10の清掃用の開放窓
11を開き、ブラシ収納室Iを開放する。これに
より、ブラシ収納室Iは不便なくその隅々まで清
掃することが可能である。即ち、開閉式シヤツタ
ー12により開放窓11を介してブラシ収納室I
の完全開放式であるので、従来の閉じられた空間
での清掃に比べて格段に能率的である。
なお、この実施例では、蓋部材としてスライド
開閉式のシヤツター12を採用したが、これを第
7図に示すように、蝶開自在に蓋としてもよい。
この蝶開蓋とした場合は、内面に鏡15を貼着な
どして置けば便利である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による歯間ブラシ
入り収納ケースは、ケース体Cに予備品を含めた
複数の歯間ブラシ30を収納し、これらのブラシ
部30cをブラシ収納室I内で並べて収納すると
共に、このブラシ収納室Iからの出し入れをしご
き用の貫通孔Bを通して行うように構成されてい
るので、ブラシ部30cのフイラメント形状が収
納中に多少変形するような場合があつても、出し
入れの際に元の原型に矯正される効果がある。
また、繰り返しの使用によつて、ブラシ収納室
Iが食物糟などで汚染された場合でも、スライド
開閉式シヤツター12などの蓋部材によつて、そ
の都度開放される構成となつているので、清掃が
隅々まで行き届き、この種のケースとして要求さ
れる衛生的な状態を常に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、本考案による歯間ブラシの
カード型収納ケースの実施例を示し、第1図およ
び第2図は上ケースの平面図と下ケースの底面
図、第3図は第1図の−線断面による側面断
面図、第4図a,bはしごき用貫通孔におけるブ
ラシ部のしごき態様の前後の断面図、第5図は第
1図の−線断面による一部正面断面図、そし
て第6図は全体斜視図である。また、第7図は他
の実施例の全体斜視図を示す。 10……上ケース、11……開放窓、12……
蓋部材のシヤツター、20……下ケース、10
a,20a……保持部、30……歯間ブラシ、3
0a……取手柄、30b……軸棒、30c……ブ
ラシ部、B……しごき用の貫通孔、C……ケース
体、I……ブラシ収納室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取手柄30aの先端に軸棒を介してブラシ部3
    0aを有する複数の歯間ブラシ30を収納するケ
    ース体Cを形成し、このケース体Cには各歯間ブ
    ラシ30の取手柄30aから延びるブラシ部30
    cを並べて収納するブラシ収納室Iを設けると共
    に、このブラシ収納室Iの開放窓11を前記ケー
    ス体Cの一面に開口して、この開放窓11を蓋部
    材12で開閉するように形成し、また、ケース体
    Cに端面から凹状に複数の保持部10a,20a
    を並設し、この保持部10a,20aと前記ブラ
    シ収納室Iとを連通する貫通孔Bを設けて、この
    貫通孔Bに挿通させてブラシ部30cをブラシ収
    納室Iに収納すると共に、保持部10a,20a
    に取手柄30aを面一で嵌合保持せしめ、貫通孔
    Bの孔径をブラシ部30cの外径よりも小さくし
    て通過中にしごかれるように形成したことを特徴
    とする歯間ブラシ入り収納ケース。
JP20099487U 1987-12-30 1987-12-30 Expired JPH0446580Y2 (ja)

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JP20099487U JPH0446580Y2 (ja) 1987-12-30 1987-12-30

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JPH01105526U JPH01105526U (ja) 1989-07-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5774955B2 (ja) * 2011-09-30 2015-09-09 株式会社ジーシー 歯間ブラシ体収納ケース
US8424542B1 (en) * 2011-12-19 2013-04-23 Yougho Han Combined tray and applicator for holding and facilitating application of false eyelashes

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JPH01105526U (ja) 1989-07-17

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