JPH0446319A - カラー液晶素子の製造方法 - Google Patents

カラー液晶素子の製造方法

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JPH0446319A
JPH0446319A JP2154741A JP15474190A JPH0446319A JP H0446319 A JPH0446319 A JP H0446319A JP 2154741 A JP2154741 A JP 2154741A JP 15474190 A JP15474190 A JP 15474190A JP H0446319 A JPH0446319 A JP H0446319A
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JP
Japan
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imparting agent
transparent resin
liquid crystal
adhesion
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2154741A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Kudo
眞壽 工藤
Yoshiki Sasaki
良樹 佐々木
Yoshitake Hayashi
祥剛 林
Mitsuhiro Otani
光弘 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明(よ 液晶カラーテレビ等に用いられるカラー液
晶素子とその製造方法に関するものであム従来の技術 液晶カラーテレビやOA用デイスプレィの需要拡大にと
もなl、X、犬瓢 高精細度でカラーの液晶素子が開発
されていも とくに180度以上のねじれ角を持つ液晶
素子や強誘電性液晶を用いた液晶素子で;よ 画質の均
一性を得るため液晶層の厚みの制御を極めて高い精度で
行っていもカラー液晶素子の構成として(よ カラーフ
ィルタ上に透明樹脂層を形成し 前記透明樹脂層上に透
明電極を形成するという方法が用いられており、前記透
明樹脂層表面も極めて平坦にする必要があム 以下、図面を参照しながら従来のカラー液晶素子の製造
方法の一例について説明すも 第4図(よ 従来のカラー液晶素子の製造方法における
透明樹脂層の形成方法を示すものであム4Iはカラーフ
ィル久 42は透明基板43は密着性付与剤による処理
層 44は透明樹脂層であも 印刷などにより形成されたカラーフィルタ41とガラス
などの透明基板42とからなるカラーフィルタ基板上に
密着性付与剤による処理層43を形成すも 一般に密着性付与剤による処理層43は シランカップ
リング剤を水と有機溶剤の混合溶媒に希釈して塗布し乾
燥することにより形成され4次に前記密着性付与剤によ
る処理層43上に無溶剤型紫外線硬化性の透明樹脂をス
ピンコータなどにより塗布すム そして前記透明樹脂を
紫外線硬化することにより透明樹脂層44を形成すムこ
の製造方法によれば 透明樹脂層44の表面を極めて平
坦にすることができも 発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のよう番ミ  カラーフィルタ基板上
に密着性付与剤による処理層を形成する場合カラーフィ
ルタ上にはシリコン系などの密着性を阻害する異質物が
あるた八 前記カラーフィルタ上では十分な密着性が得
られな(〜 またシランカップリング剤の熟成期間が長くなるとシラ
ノール基が縮合し シランカップリング剤の脱水縮合物
が生成するた数 透明基板上てはじき現象が生じやすく
均一な密着性が得られないという課題があった 本発明(上 上記課題に鑑へ 透明基板と前記透明基板
上の透明樹脂層およびカラーフィルタと前記カラーフィ
ルタ上の透明樹脂層表面 十分かつ均一な密着性を有す
るカラー液晶素子の製造方法を提供するものであム 課題を解決するための手段 上記課題を解決するためへ 本発明のカラー液晶素子の
製造方法は 有機溶剤に密着性付与剤と水を添加して所
定の期間熟成することにより配合原液を作製し 前記配
合原液を有機溶剤でさらに希釈することにより密着性付
与剤溶液を作製し次にカラーフィルタと透明基板とから
なるカラーフィルタ基板上!ミ 前記密着性付与剤溶液
を塗布し乾燥することにより密着性付与剤による処理層
を形成し 次に前記密着性付与剤による処理層上に透明
樹脂層を形成するものであ4 作用 まず有機溶剤にシランカップリング剤と水を添加 所定
の期間熟成することによりシランカップリング剤が加水
分解されてシラノール基(Si−OH)を生成し結合性
が増大すa さらに熟成するとシラノール基が縮合し 
シランカップリング剤の脱水縮合物が生成すも 印刷等により形成されたカラーフィルタ上に1よシリコ
ン系などの密着性を阻害する異質物がある刃文 前記脱
水縮合物が密着性を阻害する前記異質物を覆うためカラ
ーフィルタ上においても十分な密着性が得られることと
なム この様にして透明基板と透明樹脂層およびカラーフィル
タと透明樹脂層力(十分かつ均一な密着性を有すること
となるのであム 実施例 以下、本発明の一実施例のカラー液晶素子の製造方法に
ついて図面を参照しながら説明すも第1図は本発明の製
造方法の一実施例を用いて作成したカラー液晶素子の構
成図であム lはカラーフィル久 2は下基板 3は密
着性付与剤による処理IL4は透明樹脂層 5は透明電
板 6は上基板 7は配向風 8は感光性樹脂土手、 
9は液晶!  10はシール剋 11は上側偏光板12
は下側偏光板であ4 印刷法により形成されたカラーフィルタlとガラスなど
の下基板2からなるカラーフィルタ基板上に密着性付与
剤による処理層3を形成す也ま慣 γ−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン25重量訊 水15重量餓
 エタノール60重量部を24時間以上熟成することに
より配合原液を作製した 次に前記配合原液をエタノールで50倍に希釈して密着
性付与剤溶液を作製した 前記密着性付与剤溶液をカラ
ーフィルタ基板上にスピンコード法により塗布し その
後110℃で5分間加熱乾燥し密着性付与剤による処理
層3を形成し九次にアクリレート系紫外線硬化性透明樹
脂をスピンコード法により塗布し 紫外線硬化すること
により透明樹脂層4を形成した 透明樹脂層4上を接触
式表面粗さ計で測定したところ凹凸は±0゜15μm以
下であった 次に透明樹脂層4上にスパッタ法により透
明導電膜を形成し フォトリソ法によりストライブパタ
ーンの透明電極5を形成しtも 第1図の上基板6には下基板2とは直交する方向にスト
ライブ電極が設けてあム 基板上にポリイミド膜を塗布
しラビング処理を行った抵 感光性樹脂土手8により基
板間距離を保ち液晶を注入したところ表示品位の高いカ
ラー液晶素子が得られ九 透明樹脂層4を形成抵 ナイフで下基板2上に達する1
mm間隔の切れ目をたて横にいし100個の基盤目を作
り、この上にセロハン粘着テープを粘着抵 急速に引き
剥して、透明樹脂層が密着したままである基盤目の個数
を数えた本実施例の場合、全ての基盤目において透明樹
脂層はカラーフィルタ上および透明基板上で密着したま
まであった 第2図はシランカップリング剤の濃度(重量%)と熟成
期間との関係図であム シランカップリング剤と水の有
機溶剤に対する重量比と熟成期間を変えた配合原液を希
釈せずにカラーフィルタ基板上に塗布し 以下実施例と
同様にして透明樹脂層を形成した なおシランカップリ
ング剤と水の重量比は5:3であム 密着性不良の領域21において(よ とくに透明樹脂層
がカラーフィルタ上で剥離しやすく、塗布性不良の領域
22では 透明基板上ではじき現象がみられ九 第3図は実施例と同様にして作製した配合原液の希釈倍
率と透明基板上の透明樹脂層の密着性の関係を示す図で
あム 実施例と同様にして透明樹脂層を形成していも 
希釈率が低い場合 はじき現象が生じるため基盤目の一
部で剥離が生じた希釈率が高い場合は 密着性が下がる
ことにより基盤目の一部が剥がれた 本発明における密着性付与剤として(よ シランカップ
リング剤またはチタンカップリング剤等があげられる刃
文 アクリレートオリゴマーまたはメタクリレートオリ
ゴマーからなる紫外線硬化樹脂用の密着性付与剤として
8表 ビニル基またはメタクリル基を有するシランカッ
プリング剤を用いることが望ましL〜 また希釈用の有
機溶剤として番ヨメタノーノk エタノーノk イソプ
ロピルアルコ−/k  アセトン、ブタノン、 トルエ
ン等が挙げられム 密着性付与剤と水および有機溶剤の配合比1よ密着性付
与剤1重量部に対して、水0.1〜2重量訊 有機溶剤
0〜100重量部が望ましt〜 シランカップリング剤
と水の有機溶剤に対する配合比が高いほど加水分解の反
応速度が大きくなるたべ 熟成期間は短くなム したが
って、熟成期間を短くするためシランカップリング剤と
水の有機溶剤に対する配合比を高くし 所定の期間熟成
跣希釈して塗布するとよ(ち また希釈率(よ 5〜2
00倍が望まししも 有機溶剤に密着性付与剤と水を添
加 所定の期間熟成し さらに有機溶剤で希釈すること
により作製した密着性付与剤溶液に界面活性剤を添加す
ることもできも 界面活性剤として(よ フッ素系 シ
リコン跳 炭化水素系等があげられる刃文 とくにフッ
素化アルキルエステルを用いるとよt〜 界面活性剤の
添加量は密着性付与剤溶液の0.01〜0.5重量%が
望ましく一ビニル基またはメタクリル基を有するシラン
カップリング剤の場合、撥水性が強いので、とくにシラ
ンカップリング剤の脱水縮合物がはじき現象を起こしや
す賎 熟成期間を短くするたべ シランカップリング剤
と水の有機溶剤に対する配合比を高くすると、はじき現
象が犬きくなん また所定の期間熟成後希釈すると、前
記脱水縮合物の濃度を下げることができるので、はじき
現象を軽減することができも 希釈時に界面活性剤を添
加することにより、いっそう塗布性を向上させることも
できも 発明の効果 以上のよう艮 本発明によれば 透明基板と透明樹脂層
およびカラーフィルタと透明樹脂層が十分かつ均一な密
着性を有するカラー液晶素子を得ることができも
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラー液晶素子の製造方法の一実施例
により得られた液晶素子の構成図 第2図はシランカッ
プリング剤の濃度(重量%)と熟成期間との関係図 第
3図は熟成後の希釈倍率と透明基板上の透明樹脂層の密
着性の関係に 第4図は従来のカラー液晶素子の製造方
法における透明樹脂層の形成方法を示す断面図であ41
・・・カラーフィル久 2・・・下基板 3・・・密着
性付与剤による処理F#4・・・透明樹脂凰代理人の氏
名 弁理士 粟野重孝 はか1名第1図 /  −− 6−・− ν。 q −・ 11 −−゛ /2 −m− カラーフィルタ 下&様 g@牲付与II!IIsが3処理層 通@ 側脂階 通68電慢 土暮伍 lP1m 幣光牲11陥土子 叛晶層 シール材 上ll91偽先価 下剛漏1e、恢 第2図 1!賜牲王良ff+t@慈 塗部性不自の鐸凰 第 図 第 図 シランn、ブυンヴ射清/W nt%ノ尭 空 惰 1・

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機溶剤に密着性付与剤と水を添加して所定の期
    間熟成することにより配合原液を作製し、前記配合原液
    を有機溶剤で希釈することにより密着性付与剤溶液を作
    製し、次にカラーフィルタと透明基板とからなるカラー
    フィルタ基板上に、前記密着性付与剤溶液を塗布し乾燥
    することにより密着性付与剤による処理層を形成し、次
    に前記密着性付与剤による処理層上に透明樹脂層を形成
    することを特徴とするカラー液晶素子の製造方法。
  2. (2)密着性付与剤としてシランカップリング剤を用い
    ることを特徴とする請求項1記載のカラー液晶素子の製
    造方法。
  3. (3)シランカップリング剤がビニル基またはメタクリ
    ル基を有することを特徴とする請求項2記載のカラー液
    晶素子の製造方法。
  4. (4)紫外線硬化性を有する透明樹脂を用いて透明樹脂
    層を形成することを特徴とする請求項1記載のカラー液
    晶素子の製造方法。
  5. (5)紫外線硬化性を有する透明樹脂が、アクリレート
    オリゴマーまたはメタクリレートオリゴマーからなるこ
    とを特徴とする請求項4記載のカラー液晶素子の製造方
    法。
JP2154741A 1990-06-13 1990-06-13 カラー液晶素子の製造方法 Pending JPH0446319A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09185045A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Canon Inc 液晶素子の製造方法

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