JPH0446221A - 回転慣性力緩衝器 - Google Patents

回転慣性力緩衝器

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Publication number
JPH0446221A
JPH0446221A JP15452990A JP15452990A JPH0446221A JP H0446221 A JPH0446221 A JP H0446221A JP 15452990 A JP15452990 A JP 15452990A JP 15452990 A JP15452990 A JP 15452990A JP H0446221 A JPH0446221 A JP H0446221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shank
spiral spring
cylindrical body
torque
inertia force
Prior art date
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Pending
Application number
JP15452990A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadashige Sugizaki
杉崎 貞重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUGISAKI KEIKI KK
Original Assignee
SUGISAKI KEIKI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、回転慣性力の緩衝器に関するものであって
、−層詳細には、トルクテスターを使用する際に生ずる
回転工具の回転慣性力を緩衝除去し、正味の回転トルク
だけを測定するのに好適なトルク測定用アタッチメント
に関するものである。
従来技術 各種工業製品の大量組立ライン等において、ビスやナツ
ト等の締付は作業における時間短縮や労働者の負担軽減
を計るために、エアードライバーあるいは電動ドライバ
ー等の回転工具が、好適に使用されている。これらの回
転工具は1組立製品や取付は部品の破損を防止するため
に、常に一定の力で締付けが行なわれるよう調整する必
要がある。すなわちこの調整とは、予め設定した回転工
具の基準トルク値と、回転工具を回転させた際に生ずる
回転トルクとをトルク計により比較し、該回転トルクが
前記基準トルク値内に納まるよう調節する作業をいう。
この回転トルクの測定に際しては、従来より第7図(a
)に示すような、トルクテスターが一般的に使用されて
いる。そして本発明は、このトルクテスターに装着して
使用されるトルク測定用アタッチメントに関するもので
ある。そこで本発明の理解に資するため、先ずトルクテ
スターの概略につき説明する。このトルクテスター30
は、矩形状のケース32からなり、上部パネル面には、
測定値をデジタル表示する液晶デイスプレィ部34、被
測定物である回転工具の回転出力を受けるための特殊形
状をしたソケット36、パワースイッチ38、較正用の
零調整ツマミ40その化リセットボタンスイッチ42等
が配設されている。また前記ケース32内には、トルク
検出バー、歪み計および測定値を表示するための電気回
路(何れも図示せず)が収納されている。
このトルクテスター30を使用して、回動工具等の回転
トルクを測定する場合には、第7図(b)に示す構成に
係る回転慣性力緩衝器44が使用されている。この回転
慣性力緩衝器44は、回転工具の出力軸から得られる回
転トルクの中から、出力軸の高速回転中に蓄積される回
転慣性力だけを吸収除去し、正味の回転トルクのみを得
られるようにしたものである。すなわちこの緩衝器44
は。
ネジ溝付シャンク46をトルク伝達用基部48に調節自
在に螺着し、該シャンク46の一端部に回転工具の出力
軸と着脱自在に係合する係合部50を設け、この係合部
50に隣接して係止ヘッド52を配設し、この係止ヘッ
ド52とトルク伝達用基部48との間にワッシャ54お
よび圧縮コイルバネ56とを介在させ、更に前記係止ヘ
ッド52とワッシャ54との間にスラスト軸受58を配
設して構成される。
この緩衝器44を使用する場合には、前記シャンク46
に回転工具の出力軸を係合させると共に。
前記トルク伝達用基部48に突設した角形段部60を、
トルクテスター30のソケット36に嵌合させる。そし
て電動ドライバー等の回転工具を回転させると、該工具
の出力は緩衝器44を経て前記ソケット36に伝達され
、その測定値がデイスプレィ部34にデジタル表示され
る。
更に1回転時の慣性力を緩衝する手段として、例えば多
数の皿バネを重ねて該皿バネの圧縮変形により慣性力を
吸収するものや、圧縮コイルバネに変えて硬質に近い合
成ゴムのブロックを使用することも提案されている。
発明が解決しようとする課題 前述したように、回転工具から発生する回転トルクの吸
収に、従来の緩衝器では前記圧縮コイルバネ56を使用
している。このため、前記トルク伝達用の基部48に螺
着したシャンク46のネジ溝と該基部48との螺着部分
には、該コイルバネ56の復帰弾力による大きな押圧力
が加わることになる。この押圧力が加わった状態で、シ
ャンク46と基部48とが摺動すると、経時的に前記ネ
ジ溝が摩耗してしまい、この結果、測定結果に誤差を生
じたり、また緩衝器44自体が破損してしまうと云う欠
点がある。
また、係止ヘッド52とワッシャ54との間に介在させ
た前記スラスト軸受58には、コイルバネ56からの押
圧力が、該スリーブ62を介して加わることになる。こ
のコイルバネ56からの押圧力は、スリーブ62がトル
ク伝達用基部48に近接するにつれて増大していく。従
ってこの圧縮動作を回転工具のトルク測定の都度に繰り
返すことにより、スラスト軸受58に装着されている球
体(図示せず)が摩耗したり、該スラスト軸受58自体
が破損することになる。このことも前記ネジ溝の摩耗と
同様に、m定結果の誤差を招来する原因になる。
更にインパクトタイプのドライバのように、衝撃的な回
転力を間欠的に発生する工具においては。
その瞬間的に発生する過度の回転トルクに対して緩衝が
十分に行なうことができない。このため同一の工具を測
定した場合でも、各測定ごとに所謂ばらつきが生じてし
まう。
また前記緩衝器44では、前記シャンク46の回転によ
って、スリーブ62が基部34に対して近接あるいは離
間する。このため1次の回転工具の測定を行なうには、
測定を終了した回転工具を前記係合部50に嵌合させた
まま、その都度逆回転させて、前記スリーブ62を測定
前の位置にまで戻しておく必要がある。
なお、先に述べた皿バネやゴムブロックを緩衝材として
使用する手段も、耐久性や使い勝手の点から実用上は大
きな難点を有している。
発明の目的 この発明は、前述した緩衝器に内在している欠点に鑑み
、これを解決するべく提案されたものであって、各種の
回転工具における回転トルクの測定に際して、安定的な
測定値を得ることができると共に、簡易で破損し難い回
転慣性力緩衝器を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本発明は
1回転工具の回転トルクを測定する際に使用する緩衝器
であって、 内部に空間部を有する円筒状筒体と、 この円筒状筒体の中心線に沿って垂直に貫挿されるシャ
ンクと、 前記円筒状筒体の内部空間に収納され、一端部を前記シ
ャンクに接続すると共に他端部を該筒体の内壁面に固着
したうず巻バネとから構成したことを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係る回転慣性力緩衝器につき、好適な実
施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
第1図(a)および(b)は、本発明に係る緩衝器10
を示す外観斜視図である。この緩衝器10は。
所要高さに設けられた中空の円筒状筒体12と、この円
筒状筒体12の垂直中心線に沿って配設されるシャンク
14および該円筒状筒体12の内部に配設されろうず巻
バネ16とから主に構成されている。
この内、シャンク14は、第2図および第3図に示すよ
うに、前記円筒状筒体12の上端部を閉成する蓋18と
、該円筒状筒体12の底面に突設した角形段部12a内
の軸受20とによって回転自在に軸支されている。また
このシャンク14の上端部近傍には7例えば電動ドライ
バー等の出力軸先端に設けであるチャックと嵌合し得る
よう。
軸心に対して垂直方向にビン14aが配設されている、
なお、このシャンク頭部の形状に関しては、これに限定
されるものではなく、回転工具の出力軸に設けられたチ
ャックの形状に適合し得るよう成形したものであればよ
い。
この緩衝器10には、図に示すように、前記円筒状筒体
12の内部にうず巻バネ16が横方向に配設されている
。すなわち該うず巻バネ16は。
その外周端部を円筒状筒体12の内側面の略中央部に固
着されると共に、該うず巻バネ16の収束端部は、前記
シャンク14に接続されており、その他の部分は非接触
となっている。これは、後述するように、回転工具の正
味の回転トルクが、シャンク】−4を介して角形段部1
2aに伝達されるようにするためである。なお、この緩
衝器10に使用する前記うず巻バネ16は、回転工具の
測定範囲を十分カバーし得るものであれば、巻数あるい
は材質等に関して何ら限定されるものではない。
更に第4図は、本発明に係る緩衝器の別実施例を示すも
のであって、前記蓋18の上面部分に、うず巻バネ16
の規制部材22が、半径方向に形成されるスリット24
に沿って移動可能に配設されている。すなわちこの規制
部材22は、第5図に示すように、蓋18の上面部から
円筒状筒体12内に延在させた規制片22aを、うず巻
バネ16の内側面に当接するものである。こわによって
第6図に示すように、前記シャンク14の回転に伴って
、規制部材22の半径外側にあるうず巻バネ】−6は、
その収縮を規制され、半径内側のうず巻バネ16だけが
巻回されることになる。なお。
この時のシャンク14の回転角度差は、最大で約350
″になる。
実施例の作用 次にこのように構成した実施例に係る回転慣性力緩衝器
の作用につき説明する。
この緩衝器10は、第1図に示すように、前記シャンク
14の上端部を回転工具のチャックに係合すると共に、
前記角形段部12aをトルクテスター30のソケット3
6に嵌合することにより測定準備が完了する。この状態
で回転工具のスイッチを入れ、出力軸が回転運動を開始
することにより、これと係合している前記シャンク14
も回転を開始する。またこのシャンク14に収束端部を
接続したうず巻バネ16は、円周内方に向って巻締めが
なされていく。そして回転工具の出力軸からの回転トル
クと、うず巻バネ16の弾性限界とが釣合った時点で出
力軸は停止する。この時のトルクテスター30の液晶表
示部に出される数値が、この回転工具の回転トルクを示
している。この数値は、前記うず巻バネ16の巻回によ
る変形によって回転慣性力が吸収除去されたものであり
、正味の回転トルクとして示される。
測定が終了した後は、シャンク14から回転工具を取外
せば、うず巻バネ16はその復帰弾力により逆方向に作
動し、該シャンク14も逆回転して初期状態に戻る。
また第2実施例に示す如く、うず巻バネ16の一部分に
規制部材22を当接することにより、該うず巻バネ16
が巻回する部分を設定することができる。すなわち回転
トルクの小さい被測定工具の場合、該規制部材22を外
周方向に移動して、前記規制片22aをうず巻バネ16
の一側面部に当接し、弾性変形する部分の半径を大きく
する。
またこの規制部材22を内周方向に移動し、うず巻バネ
16の弾性変形させる範囲を小さくとれば、回転トルク
の大きい工具の測定ができる。これによってうず巻バネ
16のバネ定数を段階的に変化させたのと同一の効果を
得ることができる。従って回転トルクの測定範囲の違い
によって、その都度うず巻バネを取替える必要がない。
発明の詳細 な説明した如く、本発明に係る回転慣性力緩衝器によれ
ば、回転工具から発生する回転慣性力の吸収除去をうず
巻バネで行なっている。このうず巻バネは、固着される
部分以外は非接触であるため、摩耗による測定結果の誤
差を生じることがなくなる。またこの緩衝器は、その構
造が極めて簡易であるため耐久性にも優れている。
更にインパクトタイプのドライバのように、衝撃的な回
転力を間欠的に発生する工具に使用した場合でも、回転
トルクの吸収緩衝を十分に行なうことができる。従って
同一の工具の測定に際して。
各測定ごとにばらつきを生じない。
しかも巻回されたうず巻バネは、負荷を解除すれば復帰
弾力により原形に戻ろうとする。このため、回転工具の
測定を終了した時点で、該回転工具のチャックをシャン
クから離脱させるだけで、該シャンクは逆回転して測定
前の状態に戻る、等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)は、本発明の第1実施例に係
る回転慣性力緩衝器を示す外観斜視図、第2図は、第1
実施例に示す回転慣性力緩衝器の内部構造を示す一部切
欠斜視図、第3図は、第1図のm−m@断面図、第4図
は、本発明の第2実施例に係る回転慣性力緩衝器の内部
構造を示す断面図、第5図および第6図は、第2実施例
に示す回転慣性力緩衝器を示すものであって、規制部材
をうず巻バネの一部分に当接した状態およびうず巻バネ
を巻回した状態を示す横断平面図、第7シ(a)は回転
トルクを測定するトルクテスターを示す外観斜視図、第
7図(b)は、従来技術に係る回転慣性力緩衝器を示す
外観斜視図である。 10・・・・・・緩衝器     12・・・・・・円
筒状筒体14・・・・・・シャンク    16・・・
・・・うず巻バネFIG、1 fal FIG、2 10・・・緩衝器 12・・・円筒状筒体 14・・・シャンク 16・・・うず巻バネ 0・・・緩衝器 2・・・円筒状筒体 4・・・シャンク 6・・・うず巻バネ Fl(3,1 bl FIG、3 4a 10・・・緩衝器 12・・・円筒状筒体 14・・・シャンク 16・−・うず巻バネ F I 0.7 (a) FIo、5 FIo、6 F I G、7 bl

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕回転工具の回転トルクを測定する際に使用する緩
    衝器(10)であって、 内部に空間部を有する円筒状筒体(12)と、この円筒
    状筒体(12)の中心線に沿って垂直に貫挿されるシャ
    ンク(14)と、 前記円筒状筒体(12)の内部空間に収納され、一端部
    を前記シャンク(14)に接続すると共に他端部を該筒
    体(12)の内壁面に固着したうず巻バネ(16)とか
    ら構成した ことを特徴とする回転慣性力緩衝器。 〔2〕前記円筒状筒体(12)の蓋(18)にスリット
    (24)を半径方向に形成し、このスリット(24)に
    移動自在に臨ませた規制部材(22)の一端部を、前記
    うず巻バネ(16)の一部に当接させて、該うず巻バネ
    (16)の弾性変形範囲を規制可能に構成したことを特
    徴とする請求項1記載の回転慣性力緩衝器。
JP15452990A 1990-06-12 1990-06-12 回転慣性力緩衝器 Pending JPH0446221A (ja)

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JP15452990A JPH0446221A (ja) 1990-06-12 1990-06-12 回転慣性力緩衝器

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JP15452990A JPH0446221A (ja) 1990-06-12 1990-06-12 回転慣性力緩衝器

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JPH0446221A true JPH0446221A (ja) 1992-02-17

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ID=15586250

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JP15452990A Pending JPH0446221A (ja) 1990-06-12 1990-06-12 回転慣性力緩衝器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783767A (ja) * 1993-09-16 1995-03-31 Nec Corp トルク測定装置
US20180345780A1 (en) * 2017-06-06 2018-12-06 GM Global Technology Operations LLC Vehicle propulsion system torque transfer vibration attenuation mechanisms
WO2021079949A1 (ja) * 2019-10-23 2021-04-29 株式会社Freepower Innovations 回転アシスト具及びアシスト付き回転工具

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