JPH0445840A - 廃触媒掘削機 - Google Patents
廃触媒掘削機Info
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- B01J8/0015—Feeding of the particles in the reactor; Evacuation of the particles out of the reactor
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
廃触媒掘削機に関する。
るが、この触媒は長時間使用するうちに炭素等が付着し
て固結したりして、活性が失われてしまう。この固結等
した触媒、すなわち廃触媒は交換する必要があり、その
方法としては一般に掘削機か使用されている。すなわち
、石油化学機器、プラントの槽等上部のマンホールを開
口して、そこからパイプ先端にカッタを取り付けたよう
な掘削機を送り込んで廃触媒を砕き、砕いたものをバキ
ューム等で吸引するものであった。
トレー等が取り付けられており、さらにディストリビュ
ーショントレーに明けられたマンウェイの大きさ等の関
係もあって、掘削機を一体物として廃触媒の収納部にま
で送り込むことか困難であった。そのため、掘削機をマ
ンウェイから挿入できるだけの大きさの部分に分解して
から廃触媒の収納部に送り、そこで組み立ててから使用
していた。槽等の内部は、足場も悪く、温度にも影響さ
れ、動きも制限される等作業環境が著しく悪く、危険で
もあった。そのため組立の能率も上がらず、ひいては廃
触媒の掘削作業の能率低下となっていた。便槽にも分け
られている槽等においてはそのつど分解・組み立て作業
を必要とし、特に大変であった。
きる廃触媒掘削機を提供するにある。
収納部に下ろし、廃触媒を掘削しようとするものである
。
部から内部に挿脱可能に設けられ掘削された廃触媒を吸
引すると共に回転自在な柱状体と、この柱状体先端に着
脱可能に取り付けられ先端にカッタを有する先端カッタ
と、前記柱状体先端側に設けられ外側にカッタを有する
と共に開閉可能な複数の開閉アームと、柱状体上部かつ
槽等の上部に設けられ前記柱状体を回転駆動させる回転
駆動機構と、一端が前記開閉アームに係合すると共に他
端が前記柱状体から槽等の外部にわたって設けられた駆
動源に連結された開閉アーム駆動機構と、槽等の外部に
設けられ前記先端カッタ及び開閉アームによって削り取
られた廃触媒を柱状体を介して吸引する減圧吸引装置と
を備えて廃触媒掘削機を構成したものである。
を閉じた状態で槽等の内部に挿入する。
柱状体と共に回転しながら廃触媒の所定深さまで掘り進
む。先端カッタによって削り取られたズリ(廃触媒粉粒
物)は、減圧吸引機構によって柱状体内を吸い上げられ
る。先端カッタが所定深さまで掘り進んだら、開閉アー
ム駆動機構によって開閉アームを開く。開閉アームは、
先端力・ツタ、柱状体と共に回転しながら開き、先端力
・ツクで明けられた穴の周囲のズリを、開閉アームのカ
ッタで掘削して行く。削り取られたズリは減圧吸引機構
によって吸い上げられる。こうして、例えばズリの流れ
が悪くなるまで開閉アームを開き、流れが悪くなったら
開閉アームを閉じて再び先端カッタで掘り進み、開閉ア
ームを徐々に開いて最後まで掘削してゆく。なお、開閉
アームは触媒収納部に挿入されたら、最初から開いた状
態で掘削しても良い。
いる。同図に示されるように廃触媒掘削機Aは、触媒収
納容器としての槽100内部に挿入される柱状体1と、
中空の柱状体1先端に取り付けられた先端カッタ2と、
柱状体1に取り付けられた開閉アーム3と、柱状体1を
回転させる回転駆動機構4と、開閉アーム3を開閉させ
る開閉アーム駆動機構5と、削り取られた廃触媒を吸い
上げる減圧吸引機構6等を主要素として構成されている
。
1に吊るされている。支柱8は、槽100」一部のマン
ホール101上にベースプレート102、を介して、か
つリブ103に補強されて立設されている(第2図)。
横断面U字形状に形成され、上部にピン82を介してチ
ェノブロック81が取り付けられる。このチェノブロッ
ク81のチェノ83は垂下されて、先端のフック84、
ボルト85によって連結パイプ11に固着されたブラケ
ット16と連結係合されている。
してシリンダ86に連結されている。このシリンダ86
はマンホール101に固定されている。
01上かつシリンダ86軸線方向の両側に敷設されたガ
イド枠・106にガイドされ得るようになっている。従
って、シリンダ86を駆動させると支柱8がマンホール
101上を、槽]、 OOの径方向に移動することがで
きる。
プ11と、ロータリジョインI・42を間に挟み込んだ
固定パイプ12およびパイプ13と、追加取り付は用の
デイスタンスピース14と、先端パイプ15とから構成
されている。
ース14で長さが調整可能となっており、デイスタンス
ピース14及び先端パイプ15、あるいは先端パイプ1
5から先が槽100内に挿入される。
巻き上げたりあるいは降ろしたりすることにより、柱状
体1全体が上下動することになる。
着されたフランジ21と、円筒状の有底パイプ22と、
カッタ取り付は板23と、カッタ24とから構成されて
いる。
る2側面を傾斜状に切落とされており、この部分か削り
落とされたズリの吸引口15Aとなっている。
置に有底パイプ22の下端が位置するように、有底パイ
プ22がボルト25によってフランジ21に取り付けら
れている。
形板状のもので作成され、底端が中心から両端に所定角
度立ち上がった拡角V字形状に形成されると共に、上端
部が有底パイプ22に取り付けられる。カッタ取付板2
3は、この幅が有底パイプ22径よりも広く作成されて
おり、底端には所定ピッチでカッタ24が複数個設けら
れている。
5図に示されるようなカッタ24が所定ピッチで設けら
れており、一端が柱状体1側にピン32等によって揺動
可能に支持されている。
アーム3の一端は、フランジ21と先端パイプ15とに
わたって取り付けられたブラケッl−33に係合して支
持されている。
れた超硬チップで構成される。そしてこの台26は、ブ
ラケット27を介して開閉アーム3下面(外面)に取り
付けられる。先端カッタ2におけるカッタ24も第5図
におけるカッタと同一である。なお、第5図中矢印Bは
カッタ24の進行方向である。
実施例では底板33とリブ34とからなる断面丁字形の
ものとした。開閉アーム3の長さ方向の略中央近傍に、
ピン35を介して後述する開閉アーム、駆動機構5を構
成する連結杆55の一端が揺動可能に連結されている。
トリビューショントレー104のマンウェイ105を通
過するとこかできるような大きさに構成されている。
れるようにモータ41とロータリジヨイント42とギヤ
ホックス43等から構成される。
には、柱状体l軸線上において、ロークリジヨイント4
2の上方一部か軸受45を介して回転自在に挿入されて
いる。ロークリジヨイント42の下部は、パイプ13と
連結されている。
固定され、このギヤボックス43上の一端には、モータ
41が取り付けられている。モータ41の主軸に装着さ
れたギヤ44はギヤボックス43内に収容されており、
このギヤ44に噛合する中間ギヤ46を介して、ロータ
リジヨイント42のギヤ42Aにモータ41の回転が伝
達されるようになっている。
100の外部の適宜位置に設けられた油圧ポンプ51と
、マニホールド52、パワーシリンダ53、摺動筒54
、連結杆55等から構成される。
ホールド52に連結される。マニホールド52はローク
リジョイント42外周に嵌合すると共に、フランジ部5
2Aをギヤボックス43に固定されている。
ト内に設けられた油路57およびロークリジョイント4
2外周に固定された固定ジョイン■ ■ トロ0を通って、パワーシリンダ53に連結される油圧
ホース58の一端のジヨイント59に送られるようにな
っている。このジヨイント59はロータリジヨイント4
2側に固定されており、従って回転自在である。
取り付けられている。パワーシリンダ53の一端は、先
端パイプ15に固着されたブラケット(回路)にピン等
で連結され、他端のシリンダロット53Aは摺動筒54
から突設されたブラケット(回路)に連結されている。
一方1.先端パイプ15の外周にも摺動筒54の摺動範
囲を許容できる範囲でスプライン溝が切られている。こ
の摺動筒54には、一端を開閉アーム3に取り付けられ
た前記連結杆55の他端が連結されている。
を介して開閉アーム3が開閉されることになる。同時に
、摺動筒54と柱状体lの先端パイブ15とはスプライ
ンで噛合しているので、柱状体1の回転は摺動筒54の
回転となる。
61と、ロータリジヨイント42に連結された連結パイ
プ11と、柱状体1の内径とで構成されている。
と連結パイプ11とはフレキシブルチューブ62で連結
される。
ペース用のアクッチメン1〜7が示されている。
3が想像線で描かれた位置まで掘削した場合に、ズリが
流れないデッドスペース”D”のズリを、吸い込むため
のものである。
イプ72、ロッド73等で構成される。
74を介して、先端パイプ15のフランジ2Iに着脱可
能に取り付けられる。このフIノキシブル吸引パイプ7
2先端には廃触媒ガイド75が取り付けられており、先
端側はアーム71先端に保持されている。
ラケット76にピン77で揺動可能に支持される。そし
て、このアーム71は開閉アーム3側に設けられたブラ
ケット36と、アーム71側に設けられたブラケット7
8と間に張設されたワイヤ、ロット等からなる連結部材
73によって支持されている。
(A)、(B)、(C)に基づいて述べる。
て、チェンブロック81を作動させながら、柱状体1を
マンホール101から槽100内に挿入し、シリンダ8
6を駆動させて、柱状体1がマンウェイ105内を通過
するように芯合せをしながら支柱8を移動させる。
ージョントレー104のマンウェイ105を通過し、先
端カッタ2が廃触媒に当接する直前までに、回転駆動機
構4のモータ41を作動させる。同時に真空ポンプ61
も作動させておく。
カッタ2等が回転する。この状態でチェンブロック81
を作動させて、徐々に先端カッタ2等を降ろして行く。
り、安定した状態で所定深さまで掘り下けられる(第7
図(A))。
5の下部の吸引口15Aから真空ポンプ61で吸い上げ
られる。閉じられた状態の開閉アーム長の深さまで掘り
進んだら、油圧ポンプ51を作動させて、圧油をパワー
シリンダ53に送り込み、シリンダロッド53Aを伸ば
す方向に付勢する。そうすると、開閉アーム3が回転し
ながら徐々に開く (第7図(B)]。
に対する角度が小さくなって、ズリが自然落下する角度
、すなわち安定用以下になって、ズリが流れにくくなる
まで、開閉アーム3を開きながら廃触媒を削り取って行
く。開閉アーム3で削り取られたズリは、傾斜に沿って
先端カッタ2の穴に流れ落ち、そこから先端パイプ15
下方の吸引口15Aを通じて真空ポンプ61によって吸
い上げられる。
カッタ2が、堆積された廃触媒の底部直前に達するまで
繰り返す。
リビューショント1ノー104がある場合には、ディス
トリビューショントレー104を避けながら開閉する。
ら、さらに開閉アーム3を開き、デッドスペース”D”
の廃触媒を掘り起こしておいて、先端カッタ2とアクッ
チメンl−7とを取り替える。
外に先端カッタ2を吊り出しておいて、先端カッタ2に
替えてデッドスペース用のアタッチメント7を取り付け
る。
”まで降ろし、真空ポンプ61によって、掘り起こされ
たデッドスペースの廃触媒を吸い」−げる。
を順次継ぎ足して、槽100の高さに対応する。
00外で組み立て・分解作業かでき、組み立てた後、一
体物としてマンホール1010から挿入することができ
る。従って、槽100内部で行なう組み立て・分解作業
に比し、安全であると共に段取り性が一段と向上する。
業に取り掛かれるので、掘削能率が向上するものとなっ
た。
ことで、槽100高さに対応することができ、内部が何
層にも分けられた層100等においては、特に掘削能率
が向上するものとなった。
体1が削り落とされた廃触媒の吸引通路となることがで
き、吸引装置がコンパクトにまとまる。
槽100の径方向に移動することができる。
ル101やマンウェイ105内をスムーズに通過できる
ように芯合せを行なうことができ、段取り能率が向上す
るものとなった。
で保護されているので、廃触媒の側壁が崩落しても吸込
口15は塞がらず、掘削能率が低下することがない。
チメント7を取り付けることができる。
ドスペース”D”のズリも吸引することができる結果、
槽100底部近傍の人手による最終作業も少なくてすみ
、掘削能率が一段と向上するものとなった。
カッタ24として、超硬合金状のものを使用したが、焼
入れした鋼製のカッタでも良い。
きさ等により、3本あるいは4本もうけても良い。
H形網に中空パイプを抱き合わせた形状のものであって
も良い。
良く、使用法は槽100や廃触媒の各種条件等に応じて
使い分けると良い。
は、本発明の目的を達成できる範囲であれば他の構造で
も良い。
、能率の良い掘削作業を行なうことのできる廃触媒掘削
機を提供することができる。
図は第1図における■−■矢視図、第3図はロークリジ
ヨイント部詳細図、第4図(A)。 (B)は先端カッタ部の詳細を示す正面断面図及び側面
図、第5図はカッタ形状図、第6図はアタッチメントを
示す正面図、第7図(A)、(B)。 (C)は作動図である。 A・・・廃触媒掘削機、■・・・柱状体、2・・・先端
カッタ、3・・・開閉アーム、4・・・回転駆動機構、
5・・・開閉アーム駆動機構、6・・・減圧吸引機構、
7・・・アタッチメント、8・・・支柱、24 ・・・
カッタ、42・・・ロータリジヨイント、53・・・パ
ワーシリンダ、81・・・チェンブロック、lOo・・
・槽、1o1・・・マンホール、104・・・ディスト
リビューショントレー■ 5・・・マンウェイ。
Claims (1)
- (1)廃触媒の堆積された触媒収納容器内部に挿脱可能
に設けられ回転自在な柱状体と、この柱状体先端に取り
付けられ先端にカッタを有する先端カッタと、前記柱状
体先端側に設けられ外側にカッタを有すると共に開閉可
能な複数の開閉アームと、柱状体上部に設けられ前記柱
状体を回転駆動させる回転駆動機構と、一端が前記開閉
アームに係合すると共に他端が前記柱状体に設けられた
駆動源に連結された開閉アーム駆動機構と、触媒収納容
器外部に設けられ前記先端カッタ及び開閉アームによっ
て削り取られた廃触媒を吸引通路を介して吸引する減圧
吸引装置とからなることを特徴とする廃触媒掘削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15433290A JPH07102315B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 廃触媒掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15433290A JPH07102315B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 廃触媒掘削機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0445840A true JPH0445840A (ja) | 1992-02-14 |
JPH07102315B2 JPH07102315B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=15581837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15433290A Expired - Lifetime JPH07102315B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 廃触媒掘削機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07102315B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003099430A1 (en) * | 2002-05-21 | 2003-12-04 | Jack Harris | Apparatus for removing frangible objects from a container |
JP2008246470A (ja) * | 2007-03-01 | 2008-10-16 | Rohm & Haas Co | 管から固形物を取り外し、抜き出すための装置および方法 |
JP2013226520A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Softard Kogyo Kk | 触媒抜出装置 |
JP2014054614A (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-27 | System Kikou Co Ltd | 触媒取り出し用回転羽装置及び触媒取り出し方法 |
JP2016055267A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | ソフタード工業株式会社 | 先端カッタおよび掘削機 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP15433290A patent/JPH07102315B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US6722592B2 (en) | 2002-05-21 | 2004-04-20 | Jack Harris | Apparatus for removing frangible objects from a container |
US6932288B1 (en) | 2002-05-21 | 2005-08-23 | Jack Harris | Apparatus for removing frangible objects from a container |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07102315B2 (ja) | 1995-11-08 |
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