JPH0445624Y2 - - Google Patents

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JPH0445624Y2
JPH0445624Y2 JP19376687U JP19376687U JPH0445624Y2 JP H0445624 Y2 JPH0445624 Y2 JP H0445624Y2 JP 19376687 U JP19376687 U JP 19376687U JP 19376687 U JP19376687 U JP 19376687U JP H0445624 Y2 JPH0445624 Y2 JP H0445624Y2
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applicator
rod insertion
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container
applicator rod
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアイライナ、マスカラ、マニキユア等
の粘性液を使用する化粧料塗布具付容器に関す
る。
〔従来の技術〕
アイライナ、マスカラ等の粘性液は、通常容器
内に収納し容器の口部から塗布具を差し込み、こ
れに付着させて使用される。この口部は小型であ
り、塗布具円周に付着した液を払拭する払拭部材
を有するため塗布具は容器の中央部のみに差し込
まれることになる。このため容器の周面、底面付
近にある液は中央付近の液が消費されても、粘性
により移動しないためそのまま残り、使用するこ
とはできない。
この対策として内部に重りを設け、容器を振る
ことにより液を攪はんするようにした容器や、実
開昭59−133462号公報に記載された化粧料塗布具
付容器がある。
前記公報に記載されたものは第5図に示すよう
に、マスカラ液を収容した容器本体1内に回動板
20を回動自在に収容し、回動板20の周縁から
4本の攪はん棒35を、容器本体1内に垂下して
設け、回動板20に設けた非円形の塗布棒挿入口
13に、塗布棒29を挿入して、塗布棒29に形
成した非円形部分を係合し、キヤツプ27を回動
することにより、塗布棒29、攪はん棒35を回
動させて、容器本体1の周壁部に付着した粘性の
高い化粧料を攪はんし、容器本体1の底部に集
め、ブラシとして形成した塗布具30に付着させ
るようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第5図に示す従来のものは、塗布具30が容器
本体1の底部近くまで延びているので、化粧料を
底部に集めれば、化粧料を塗布具30に付着させ
ることができる。
しかしながら、攪はん棒35は容器本体1の周
縁部を周方向に移動するだけであるので、塗布具
30の存在する容器本体1の中心部に化粧料を集
めることは困難である。
そして、アイライナ等で化粧を行う場合に、塗
布棒29を長く形成すると、塗布棒29を把持す
る手が、顔面から遠く離れ、繊細な化粧が施し難
い。
そこで、塗布棒29を使い易くするため短く形
成すると塗布棒29を容器本体1内に挿入した場
合に、塗布具30が容器本体1の底部から離れ、
残り少なくなつた化粧料を塗布具30に付着させ
ることが困難である。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
容器本体1内の化粧料が残り少なくなつた場合
に、塗布具30が容器本体1の底部から離れた上
方で、かつ、容器本体1の中心線上に位置してい
ても、塗布具30に化粧料を付着させることがで
きるようにすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は筒状の容器本体1の口部2に液溜室1
0を回動自在に設け、液溜室10の天井板11と
底板12の中央部に塗布棒挿入口13を設けると
ともに、前記塗布棒挿入口13のうち少なくとも
一方は非円形に形成し、底板12の下側には塗布
棒挿入筒14を設け、塗布棒挿入筒14の上端部
近くに上部流通孔15を設け、塗布棒挿入筒14
の下端部近くには下部流通孔16を設け、容器本
体1と塗布棒挿入筒14間に形成された環状収容
部17には回動して化粧料を筒軸方向に移送する
傾斜板18を設け、この傾斜板18は前記液溜室
10の回動力が伝わるように連結して設け、そし
て、容器本体1の口部2にはキヤツプ27を嵌着
し、キヤツプ27の下面には塗布棒29を垂下し
て設け、塗布棒29の先端部には塗布具30を取
り付け、さらに、塗布棒29は液溜室10の非円
形の塗布棒挿入口13に摺動可能で回動不能に挿
通し、塗布棒29の回動によつて傾斜板18を回
動するように形成して化粧料塗布具付容器とし
た。
〔作用〕
本考案の化粧料塗布具付容器は、容器本体1内
に収容したアイライナ、マスカラ、マニキユア等
の粘性を有する化粧料に使用するものであり、塗
布棒29を塗布棒挿入口13から、液溜室10を
貫通し塗布棒挿入筒14内に挿入した状態で塗布
棒29を回動させて液溜室10を回動させ、傾斜
板18を化粧料を押し上げる向きに回動させる。
そうすると、化粧料は傾斜板18によつて押し
上げられ、上部流通孔15より塗布棒挿入筒14
内に押し込まれる。
塗布棒挿入筒14内に押し込まれた化粧料のう
ち大部分は塗布棒挿入筒14内を下降するが一部
の化粧量は上昇し、液溜室10の底板12の塗布
棒挿入口13と塗布棒29との間隙より液溜室1
0内に流入する。
そこで、塗布棒29を引き上げると塗布棒挿入
筒14内の化粧料が塗布具30に付着する。さら
に塗布棒29を引き上げると塗布具30は液溜室
10に至り、塗布具30にはさらに化粧料が付着
し容器本体1から抜き出される。
また、塗布棒挿入筒14内に押し込まれて上昇
し、底板12の塗布棒挿入口13から上部に流出
した化粧料は液溜室10に抑留され、容器本体1
の開口部に漏出しない。
また、塗布棒29が長く形成され、かつ、塗布
具30がブラシの場合は、傾斜板18と逆に回動
させて下部流通孔16から化粧料を塗布棒挿入筒
14内に差し込むことができる。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の一実施例の化粧料
塗布具付容器を示すものであり、円筒状の容器本
体1の口部2には、円筒形の液溜室10を回動自
在に設け、液溜室10の天井板11と底板12の
中央部には非円形である四角形の塗布棒挿入口1
3を形成し、底板12の下側には塗布棒挿入筒1
4が固着して設けてあり、塗布棒挿入筒14の下
端部には回動自在に嵌入した円形板19に固定し
てある。
そして、塗布棒挿入筒14の上端部近くには、
上部流通孔15を設け、塗布棒挿入筒14の下端
部近くには下部流通孔16を設けてある。
また、容器本体1と塗布棒挿入筒14間に形成
された環状収容部17には、回動して化粧料を筒
軸方向に移送する傾斜板18が設けてあり、この
傾斜板18は前記塗布棒挿入筒14、及び液溜室
10に固着され、液溜室10の回動力が傾斜板1
8に伝達されるように連結されており、傾斜板1
8の下端は円形板19に固定されている。
そして、容器本体1の口部2には、口部筒3が
嵌入止着され、口部筒3の外部には口筒ねじ4が
形成され、開口部には払拭筒5が嵌入止着され、
払拭筒5には払拭片6が設けてあり、口部筒3の
下部で液溜室10に接続する部分は液溜9となつ
ている。
さらに、容器本体1の口部2に嵌着された口部
筒3には、キヤツプ27が嵌着してあり、キヤツ
プ27のねじ28が前記口筒ねじ4に螺合するよ
うに形成されており、キヤツプ27の下面には、
断面が四角形の塗布棒29が垂下して設けてあ
り、塗布棒29の先端部には化粧筆として形成し
た塗布具30が取り付けてある。
そして、この塗布棒29は液溜室10の天井板
11と底板12に形成された四角形の塗布棒挿入
口13に摺動可能で回動不能に挿入され、この塗
布棒29の回動によつて傾斜板18が回動するよ
うに形成してある。
そして、前記液溜9は、液溜室10の天井板1
1に形成した塗布棒挿入口13からさらに漏洩し
た化粧料が払拭筒5部分まで漏出し払拭片6に付
着するのを防止している。
さらに、前記実施例では傾斜板18が、液溜室
10及び塗布棒挿入筒14に固着してあるが、こ
の傾斜板18は液溜室10及び塗布棒挿入筒14
のいずれか一方に固定するだけでもよい。そし
て、容器本体1の底部に嵌入した円形板19は、
塗布棒挿入筒14及び傾斜板18と分離して形成
してもよい。
第4図は本考案の別の実施例を示すものであ
り、以下さきの実施例と同様の部分は同一の符号
を用い説明を省略した。
この実施例では液溜室10の下側に芯管21が
固着してあり、芯管21には多数の芯管流通孔2
2が形成してある。この芯管21には塗布棒挿入
筒14は遊嵌され、前記芯管流通孔22と重なる
位置に上部流通孔15が設けてある。そして、傾
斜板18は上端部で液溜室10に固着され、塗布
棒挿入筒14のは分離しており、傾斜板18と円
形板19も分離しており、液溜室10およに傾斜
板18が回動しても、塗布棒挿入筒14は必ずし
も回動しない。
このように形成すると、塗布棒挿入筒14の中
に挿入された塗布棒29を回動させても、塗布棒
挿入筒14は塗布棒29と同一には回転しないの
で、塗布具30をブラシとした場合に、ブラシの
周面に均一に化粧料を付着させることができる。
そして、前記第1図及び第4図に示す実施例で
はキヤツプ27を口部2に嵌着する手段としてね
じを用いているが、これを環状の凹凸で嵌着する
ように形成すると、キヤツプ27を嵌着したま
ま、キヤツプ27を回動し、塗布棒29を回動さ
せることができる。
また、液溜室10の天井板11と底板12に形
成した塗布棒挿入口13は、いずれか一方を非円
形に形成するだけでもよい。
さらに、口筒ねじ4は容器本体1に直接形成
し、口部筒3を取り除くことも可能である。
〔考案の効果〕
本考案は容器本体1の口部2に回動自在に設け
た液溜室10の下側に塗布棒挿入筒14を設け、
塗布棒挿入筒14の上部に上部流通孔15を設
け、下部に下部流通孔16を設け、容器本体1と
塗布棒挿入筒14間の環状収容部17に、液溜室
10によつて回動される傾斜板18を設けたの
で、塗布棒29を回動して傾斜板18を回動させ
ると、容器本体1内の粘度の高い化粧料は傾斜板
18により環状収容部17内を押し上げられ、上
部流通孔15から塗布棒挿入筒14の上部に押し
込まれるので、容器本体1の上部中心部に挿入さ
れた短い塗布棒29(長い塗布棒29であると、
塗布棒29を把持した手が、顔面から離れ、繊細
な化粧が施し難く、また、この種の化粧料容器は
一般に口部が小径であるので、容器本体1の上部
の周縁部に塗布具30を挿入することは困難であ
る。)でも、塗布具30に化粧料を付着させるこ
とができるとともに、容器本体1内の化粧料を最
後まで使用することができる。
さらに、化粧筆などの穂先の乱れ易い塗布具3
0でも、塗布棒挿入筒14で化粧料を上部から供
給できるので、塗布具30の穂先を乱すこともな
い。
そして、塗布棒挿入筒14内に押し込まれた化
粧料のうち、底板12の塗布棒挿入口13と塗布
棒29との間隙より上部に流出した化粧料は液溜
室10に抑留され、容器本体1の開口部に漏出し
ない。
さらに、塗布棒挿入筒14内で化粧料を付着さ
れた塗布具30は、さらに、液溜室10で化粧料
が付着するので、塗布具30に余すところなく化
粧料を付着させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部を断面し破砕
した分解正面図、第2図は第1図の−線の断
面図、第3図は−線の断面図、第4図は別の
実施例の一部を断面し破砕した正面図、第5図は
従来例の一部破砕した断面図である。 1……容器本体、2……口部、10……液溜
室、11……天井板、12……底板、13……塗
布棒挿入口、14……塗布棒挿入筒、15……上
部流通孔、16……下部流通孔、17……環状収
容部、18……傾斜板、27……キヤツプ、29
……塗布棒、30……塗布具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状の容器本体1の口部2に液溜室10を回
    動自在に設け、液溜室10の天井板11と底板
    12の中央部に塗布棒挿入口13を設けるとと
    もに、前記塗布棒挿入口13のうち少なくとも
    一方は非円形に形成し、底板12の下側には塗
    布棒挿入筒14を設け、塗布棒挿入筒14の上
    端部近くに上部流通孔15を設け、塗布棒挿入
    筒14の下端部近くには下部流通孔16を設
    け、容器本体1と塗布棒挿入筒14間に形成さ
    れた環状収容部17には回動して化粧料を筒軸
    方向に移送する傾斜板18を設け、この傾斜板
    18は前記液溜室10の回動力が伝わるように
    連結して設け、そして、容器本体1の口部2に
    はキヤツプ27を嵌着し、キヤツプ27の下面
    には塗布棒29を垂下して設け、塗布棒29の
    先端部には塗布具30を取り付け、さらに、塗
    布棒29は液溜室10の非円形の塗布棒挿入口
    13に摺動可能で回動不能に挿通し、塗布棒2
    9の回動によつて傾斜板18を回動するように
    形成した化粧料塗布具付容器。 (2) 傾斜板18を液溜室10に固着して連結した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の化粧料塗
    布具付容器。 (3) 傾斜板18を、液溜室10に固着した塗布棒
    挿入筒14に固着し、傾斜板18を塗布棒挿入
    筒14を介して液溜室10に連結した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の化粧料塗布具付容
    器。 (4) 傾斜板18を液溜室10及び塗布棒挿入筒1
    4に固着して、傾斜板18を液溜室10に連結
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の化粧
    料塗布具付容器。
JP19376687U 1987-12-21 1987-12-21 Expired JPH0445624Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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