JPH0444958A

JPH0444958A - 穀粒収納袋

Info

Publication number: JPH0444958A
Application number: JP2142926A
Authority: JP
Inventors: Seiji Sakai; 誠二酒井
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1990-05-30
Filing date: 1990-05-30
Publication date: 1992-02-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、コンバイン、ハーベスタ等の作業によって
収穫された穀粒を収納する比較的大容量の穀粒収納袋に
関するものである。

（従来技術）通常、コンバイン、ハーベスタ等の収穫機の作業によっ
て収穫された穀粒は穀粒収納袋に入れられ、次工程の乾
燥機投入作業へ移される。

従来より使用されている穀粒収納袋は、上端の開口部に
これを開閉するファスナーを設け、またこの開口部の近
傍に吊り下げ用の鳩目や把手を設けだもので、＃２拉収
納量は約３０〜４０ｋｇ程度である。

また近頃、般攻運搬作業の効率化のために穀粒収納量が
数百−を超えるような大きな穀粒収納袋（一般にグレン
バッグと呼ぶ）の需要が高まってきている。この穀粒収
納袋は、単に　柔軟な袋主体の上部開口部に開閉用のフ
ァスナーを縫着したものや、ある程度の剛性を有して平
面視方形状あるいは円形状を保持した袋主体の上部に筒
状の穀粒投入口を接続したものがある。

（発明が解決しようとする課題）上述のような　柔軟な穀粒収納袋はもちろん、ある程度
の剛性を有して平面視方形状あるいは円形状を保持した
穀粒収納袋においても穀粒を大量に充填すると、この穀
粒重量による圧力で袋の側面が外方へ膨出する。このよ
うに袋の側面が膨出すると　この穀粒収納袋を載置する
に必要な面積が大きくなる。そして運搬車の荷台等、載
置面積が制約される場所では　ここに載置できる穀粒収
納袋の数が少なくなってしまい、穀粒収納袋（穀粒）の
運搬作業の効率が悪くなる。

（課題を解決するための手段）この発明は上述の如き課題を解決するために次の様な技
術的手段を講する。

すなわち、布１合成樹脂、その他の材質から形成した袋
地を用いて上部に開口部１を有する袋２を構成し、該袋
２内部を複数に分割する連結体３を設けたことを特徴と
する穀粒収納袋としたものである。

（発明の作用及び効果）穀粒収納袋４に穀粒を充填すると、袋２の側面は穀粒重
量による圧力によって外方へ押圧される。

このとき、袋２の内部を分割する連結体３が袋２の内側
面同士を連結する補強部材として作用し。

袋２の側面が外方へ膨出するのを防止することができる
。これによって、この穀粒収納袋４を載置するに必要な
面積を増加させることがなく、運搬車の荷台等、載置面
積の制約される場所でも穀粒収納袋４の載置可能個数が
少なくなることがない。

したがって載置面積を有効に利用して穀粒収納袋４（穀
Ｒ）の運搬作業を効率よく行なうことができる。

また、連結体３が袋２の内部を複数の部屋に分割する仕
切りとして作用するものとすれば、各部屋に含水分、品
種等の異なる穀粒を収納でき、穀粒収納袋４の利用方法
を多様化することができる。

（実施例）穀粒収納袋４の袋主体（袋２）は、布、あるいは合成樹
脂等の材質を用いた袋地から槓成し、四角形状の側面５
．上面６及び底面７より箱型に形成する。この箱型は袋
地の剛性により保持される。

そして前記上面６の中央部には、開口部１を有する円筒
状の穀粒投入口８を設ける。そして、該穀粒投入口８の
外周を絞り紐９によって締め付ける二とにより、前記開
口部１を開閉操作可能に構成する。

また前記底面７の中央部には、排出開口部１０を有する
円筒状の穀粒排出口１１を設ける。そして、該穀粒排出
口１１の外周を絞り紐１２によって締め付けることによ
り、前記排出開口部１０を開閉操作可能に構成する。

そして、前記袋主体（袋２）内部の向かいあう二側面５
．５の中央部同士を　布地からなる連結体３によって連
結する。該連結体３は前記底面７と上面６をも連結する
ものである。そして、西側面５，５，５．５を各々連結
する二枚の連結体３゜３は前記開口部１中央部と前記排
出開口部１０中央部において十字に交叉させて設ける。

これによって袋主体（袋２）内部をＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄの四
部用に分割する。

以上の構成による穀粒収納袋４に穀粒を充填する際、穀
粒投入口８から投入した穀粒は連結体３゜３によって前
記Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄの四部用に分かれて堆積する。そして
、こうして堆積した穀粒の重量は四側面５，５，５，５
を外方へ押圧する力として働く、シかし、向かいあう二
側面５，５同士は連結体３によって連結されているので
、前記の押圧力は連結体３によって支えられ、側面５が
外方へ膨出変形するのを防ぐことができる。穀粒を排出
する際には前記穀粒排出口１１の絞り紐１２をゆるめて
排出開口部１０を開放するにれによって穀粒は各部ＭＡ
、Ｅ、Ｃ，Ｄから合流しながら流出する。

第２図は別発明の穀粒収納袋である。

該穀粒収納袋４は　側面１３．上面１４、底面１５より
円柱状の袋主体（袋２）を構成したものである。そして
、前記上面１４の開口部１６には逆流防止じょうご１７
を有する円筒状のｍ’ｘｔ、投入口１８を設け、前記底
面１５の四箇所に設けた排出開口部１９，１９，１９．
１９には円筒状の穀粒排出口２０，２０，２０．２０を
それぞれ設ける。更に該穀粒排出口２０の外周を締め付
けて前記排出開口部１９を閉塞可能とする絞り紐２１を
設ける。尚、２２は吊り下げ紐である。以上の様に構成
した穀粒収納袋４から穀粒を排出するとき、前記絞り紐
２１をゆるめると、穀粒は前記四箇所の排出開口部１９
，１９，１９，１９から流出する。このため単位時間当
りの穀粒排出速度が速く。

穀粒の排出作業を効率化することができる。

男３図は第２図に示しものと外見上は同型の穀粒収納袋
である。この＃！駕収納袋４の内部には第１図に示した
ａ攻収納袋４と同様に連結体３を設け、該連結体３によ
って袋２内部はＡ、Ｂ、Ｃ。

Ｄの四部層に分割する。そして、該各部屋Ａ、Ｂ。

Ｃ，Ｄごとに排出開口部１９，１９，１９，１９を設け
る。この構成によって各部ＪＡ、Ｂ、Ｃ。

Ｄを完全に独立した袋として使用でき、例えば、含水分
、品種等の異なる穀粒を各部屋に分けて収納する等、穀
粒収納袋４の利用方法を多様化することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は、発明の実施例を示すものであり、第１図はこの
発明の穀粒収納袋の斜視図、第２図は別発明の穀粒収納
袋の斜視図、第３図はこの発明の別実施例の斜視図であ
る。符号の説明１・・・開口部　２・・・袋　３・・・連結体　４・・
・穀粒収納袋　５・・・側面　６・・・上面　７・・・
底面　８・・・穀粒投入口　９・・・絞り紐　１ｏ・・
・排出開口部　１１・・・穀粒排出口　１２・・・絞り
紐　Ａ・・・部屋　Ｂ・・・部屋Ｃ・・・部屋　Ｄ・・
・部屋　１３・・・側面　１４・・・上面１５・・・底
面　１６・・・開口部　１７・・・逆流防止じょうご　
１８・・・穀粒投入口　１９・・・排出開口部　２０・
・・穀粒排出口　２１・・・絞り紐　２２・・・吊り下
げ紐

Claims

【特許請求の範囲】

（１）布、合成樹脂、その他の材質から形成した袋地を
用いて上部に開口部１を有する袋２を構成し、該袋２内
部を複数に分割する連結体３を設けたことを特徴とする
穀粒収納袋。