JPH0444938Y2 - - Google Patents

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JPH0444938Y2
JPH0444938Y2 JP14521288U JP14521288U JPH0444938Y2 JP H0444938 Y2 JPH0444938 Y2 JP H0444938Y2 JP 14521288 U JP14521288 U JP 14521288U JP 14521288 U JP14521288 U JP 14521288U JP H0444938 Y2 JPH0444938 Y2 JP H0444938Y2
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pipe
valve
diameter
packing
gasket
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JP14521288U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、大径管に小径管を差し込んで接続す
るとき、その接続部に用いる管状のゴムパツキン
に関する。
〔従来の技術〕
天然・合成のゴム製の管状パツキンにおいて、
外周面をテーパ面として大小径の管に適応させよ
うとするものは知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、第3図に示すように接続管部1が極
めて短く、相手接続管2の内径が大小特定しない
場合は、その接続管部1に取付けるパツキン3の
テーパは急傾斜のものとなり、接続管部1のパツ
キン3を管2の開口端に強く押しつける必要があ
る。
上記の管接続機構が家庭用品例えば後で詳記す
る第3図の浴槽の弁4の接続管部1に用いられて
いるような場合は、素人がその弁を購入して取付
けることになる。そのとき接続管の径が第2図2
のように細ければ差し込んだパツキン3が直ぐ
管口に当たるので自ら強く押しつけるであろう。
しかし管径が22のように大きいと接続管部1を
深く押し込んで強く押しつける必要があるが、そ
の過程でパツキン3が管22の開口端に当接する
ので、その感触を錯覚して最後の押しつけ力が不
足して接続不良となるおそれがある。また第3図
例のような場合弁4が浴槽壁6aに当たつて接続
管部1の差し込み長さが制限されてパツキン結合
ができないというような問題もありうる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の問題点を除くことを目的とし、
管状ゴムパツキン3をその長手中央部3aの外径
を最大とし、その最大径部3aから両端部に向か
つて左右に径の異なるテーパ面3b,3cを形成
したものである。そのテーパ面は第4図のように
波形3dに形成することもある。
〔作用〕
パツキン3がその細径テーパ面3c側を接続管
部1の開口側に取付けてある場合、管4の開口に
差し込み直ぐにパツキン3のテーパ面と管4がか
たく嵌合した感触のときは、パツキンはパイプ径
と適合しているものと判断する。その嵌合が甘い
ときは、パツキン3を接続管部1から外して前後
逆に取付け、その大径テーパ面3bを管4に差し
込むもので、深く差し込まないでも水密結合が行
われる。その最大径部3aまで利用すれば相当に
大径の管にも適合させることができる。
〔実施例〕 第1図に示す実施例は、第2図示のパツキンに
おいて、1つのテーパパツキン3を線bから二分
し、その細径側3Cを最大径部3aの背面に左右
反転させて形成した形状のものを表す。従つて左
右テーパ面のテーパ角度は同じであるが、左右の
テーパ角度の異なる構成でもよい。
第4図はこのテーパ面の表面を頂面を略半円状
にした複数のリング状突起で形成して表面を波状
3dに表したもので、傾斜面を凹曲させて管口端
に嵌合させる第1図例より、リング状部を圧縮さ
せて管に係合させる方が、パツキンの弛み止め効
果が大きい。
第3〜5図は、本出願人の提案に係る実願昭62
−179972号外釜式浴槽の逆対流防止装置における
逆流防止弁4に、本考案のパツキンを用いた例を
示す。即ち浴槽6と外釜7との間の循環パイプの
低温水入口パイプ2の浴槽内開口に接続する逆止
弁4の接続管1にパツキン3を取付けたものであ
る。
湯を沸かす場合は上部循環管8を通つて釜7の
湯が浴槽6に入り、浴槽下部から冷水が釜7に流
入する。その対流圧で弁4内の板状浮遊弁9がス
トツパ10に当たるまで移動し、弁口11・弁室
12・浮遊板9の穴13を通つて水は釜7に流れ
る。火を消して釜7が冷えてくると逆対流を起こ
して釜7の湯が管2から浴槽6に流入する。その
とき浮遊弁9はその対流方向に移動して穴13よ
り内部の面9aが弁座14に密着して弁口11を
閉じ、上記逆対流を防止する。
弁箱4aに印篭型にかぶせた弁蓋4bは、両者
4a,4b間のL形溝15とピン16との係合を
外して弁箱4aから外し、浮遊弁9・弁箱4a等
に付着した湯あか等を除くものである。
〔考案の効果〕
上記のように管状ゴムパツキンに、中央部の大
径部の左右に大径のテーパ部と小径のテーパ部と
を形成して、小径パイプと大径パイプとに使い分
けることによつて、例示の短い接続管で差し込み
代の小さいものでも、大きい寸法のパイプに適応
させることができる。大径パイプの場合接続管部
を深く差し込んで強く押しつけないでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案パツキンの実施例を示す縦断面
図、第2図はテーパパツキンの説明図、第3図は
本考案パツキンを用いた弁を使用した浴槽の説明
図、第4図はその弁の縦断面図、第5図はその弁
の分解斜視図。 1……接続管部、2……管、3……ゴムパツキ
ン、3a……その大径部、3b,3c……径を異
にするテーパ面、3d……波形テーパ面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 管状ゴムパツキンにおいて、長手中央部の外
    径を最大とし、その最大径部から両端部に向か
    つて左右に径の異なるテーパ面に形成したこと
    を特徴とするパツキン。 (2) テーパ面が波形に形成されている請求項(1)記
    載のパツキン。
JP14521288U 1988-11-07 1988-11-07 Expired JPH0444938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14521288U JPH0444938Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

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JP14521288U JPH0444938Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0265761U JPH0265761U (ja) 1990-05-17
JPH0444938Y2 true JPH0444938Y2 (ja) 1992-10-22

Family

ID=31413605

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JPH0265761U (ja) 1990-05-17

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