JPH0444326Y2 - - Google Patents

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JPH0444326Y2
JPH0444326Y2 JP19393086U JP19393086U JPH0444326Y2 JP H0444326 Y2 JPH0444326 Y2 JP H0444326Y2 JP 19393086 U JP19393086 U JP 19393086U JP 19393086 U JP19393086 U JP 19393086U JP H0444326 Y2 JPH0444326 Y2 JP H0444326Y2
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saw
sheath ring
receiving
preparation
grip handle
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は建物の内装工事や水道の配管工事など
に使つて至便な組み合わせ鋸に関する。
<従来の技術とその問題点> 例えば、建物の内装工事において、ベニヤ合板
製の壁板へその張設後に、目的とする一定な大き
さの各種機器用取付口や、電気配線口などを切り
開き作業するような場合、先づその壁板に錐孔を
明けて、その錐孔へ先細り尖鋭な小型の引廻し鋸
を挿入しつつ、或る程度の大きさに廻し切り、次
いでこれと別個な比較的大型の導突き鋸や両刃鋸
などを挿入して、最終の大きさにまで手挽きして
いる通例である。
ところが、従来ではその引廻し鋸と、導突き鋸
や両刃鋸などの一般的な鋸とが、互いに別個独立
しているため、作業者は上記作業に際して、この
2種を手元に用意する必要があり、その取り替え
使用上も面倒であるため、往々にして用意するこ
とを失念しやすい。又、相互の別個独立により、
携行や梱包上も嵩張る問題がある。
<問題点を解決するための手段> 本考案はこのような不便さの解消に役立つ組み
合わせ鋸を提供しようとするものであり、そのた
めの構成上本体鋸の握り柄に、仕込み鋸における
鋸身の封入孔を開口形成すると共に、 その握り柄の後端部と仕込み鋸における握り柄
の前端部との何れか一方に、舌片が張り出された
差込み鞘環を嵌め付け一体化し、残る他方にその
舌片の受け入れ凹溝が設けられ且つ差込み鞘環自
身の受け入れ可能な鞘環を対応的に嵌め付け一体
化して、 上記差込み鞘環とその受け入れ鞘環とを抜き差
し自在に差込むことにより、本体鋸へ仕込み鋸を
付属的に保持させたことを特徴とする。
<実施例> 以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、その組み合わせ鋸を表わした第
1〜9図において、Aは比較的に大型の本体鋸で
あり、一般に導突き鋸や両刃鋸などと通称されて
いる手挽き用の各種鋸が、これに該当する。そし
て、何れにしても本体鋸Aの鋸身11は、その中
子部において木製の握り柄12内へ圧入固定され
ている。13はその固定用のリベツトを示唆して
いる。
本体鋸Aの握り柄12は縦方向に細長い断面略
楕円形を呈しており、その中心位置には前後方向
に沿つて延在する仕込み鋸用封入孔14が開口形
成されていると共に、同じく握り柄12の後端部
には、これと適合する形状を備えた合成樹脂製の
受け入れ鞘環15が、被着状態に嵌め付け一体化
されている。
16はその鞘環15の表面から連続的に張り出
された左右一対の抱持耳片であり、その内部には
前後方向に貫通開口する受け入れ凹溝sが区成さ
れている。この点につき、図例では抱持耳片16
の各個をその水平中心線からの定規対称形状に分
断しており、以つて抱持耳片16自身に適度の弾
力性を発揮させ得るようになつているが、勿論こ
れのみに限らない。又、上記受け入れ凹溝sにつ
いても、その後方のみが開口する形態として区成
することができる。
他方、Bは本体鋸Aよりも比較的小型の引廻し
鋸などによつて代表される仕込み鋸であり、その
鋸身17の背部が円弧稜線18として切り欠かれ
ることにより、著しく先細り状に尖鋭化されてい
る。そのため、その仕込み鋸Bの鋸身17が本体
鋸Aにおける握り柄12の上記封入孔14内へ差
込まれた時にも、その本体鋸Aの中子部と衝当干
渉するおそれがない。
19はその仕込み鋸Bの木製握り柄であつて、
本体鋸Aの握り柄12と合致連続し得る断面略楕
円形を呈しており、その前端部には本体鋸Aの上
記受け入れ鞘環15に対する合成樹脂製の差込み
鞘環20が、やはり被着状態に嵌め付け固定され
ている。21はその鞘環20の表面から連続的に
張り出された左右一対の差込み舌片であつて、前
方に向かうL字屈曲形態を呈している。
そして、その仕込み鋸Bに於ける握り柄19の
差込み舌片21が、本体鋸Aにおける上記受け入
れ鞘環15の凹溝s内へ、第6〜9図のように抜
き差し自在に差込まれるのであり、その差込み状
態では人為強制的な抜き出し力を加えない限り、
不慮に離脱しないようになつている。
その意味から図例では、差込み完了時に初めて
係止作用し合う凹凸子22,23を、その凹溝s
の区画用抱持耳片16と、差込み舌片21との接
触面相互間に対応形成しているが、上記した抱持
耳片16の形状と材質の特性のみによつて、その
係止作用を発揮させても勿論良い。上記差込み時
には、第7〜9図から明白なように、本体鋸Aの
受け入れ鞘環15自身と、仕込み鋸Bの差込み鞘
環20自身も、その互いに嵌合状態を保つことと
なり、又その両鋸A,Bにおける握り柄12,1
9同志の表面が、継ぎ目の全体的な面一状態に連
続することとなる。
図例の場合、本体鋸Aの握り柄12側に受け入
れ鞘環15を嵌め付け、その鞘環15に対する差
込み鞘環20を仕込み鋸Bの握り柄19側に嵌め
付けているが、その抜き差し自在に差込み作用さ
れる限り、逆に差込み鞘環20を本体鋸A側へ、
その受け入れ鞘環15を仕込み鋸B側へ各々対応
的に嵌め付けても、勿論良い。両鞘環15,20
は合成樹脂製のため、これに着色を施せること言
うまでもない。
尚、その他の符号24は仕込み鋸Bにおける鋸
身17の中子部を、その握り柄19に固定するた
めのリベツトである。仕込み鋸Bの握り柄19
は、本体鋸Aのそれと継ぎ目の面一状態に連続す
る限り、これを第10図のように後端部から下向
き円弧状に張り出し屈曲させて、所謂ピストルの
グリツプ形態に定めることも可能と言える。
<考案の効果> 以上を要するに、本考案の組み合わせ鋸では本
体鋸Aの握り柄12に、仕込み鋸Bにおける鋸身
17の封入孔14を開口形成すると共に、その握
り柄12の後端部と仕込み鋸Bにおける握り柄1
9の前端部との何れか一方に、舌片21が張り出
された差込み鞘環20を嵌め付け一体化し、その
舌片21の受け入れ凹溝sが設けられ且つ差込み
鞘環20自身の受け入れ可能な鞘環15を対応的
に嵌め付け一体化して、 上記差込み鞘環20とその受け入れ鞘環15と
を抜き差し自在に差込むことにより、本体鋸Aへ
仕込み鋸Bを付属的に保持させてある構成のた
め、冒頭に述べた従来技術の問題点を確実に解消
することができ、その著しく便利に取扱い使用で
きる効果がある。
又、本体鋸Aの握り柄12と仕込み鋸Bの握り
柄19に対して、これと別個の差込み鞘環20並
びにその受け入れ鞘環15を嵌め付けることによ
り、その両鞘環15,20の相互間で抜き差し作
用するようになつているため、既往の本体鋸Aや
仕込み鋸Bについても、その握り柄12,19に
僅かな加工を施すのみで、容易に組み合わせ鋸と
して仕上げ提供することができ、その際両鞘環1
5,20を合成樹脂から成形するならば、量産効
果も一層向上させることができるのである。
更に、本体鋸Aの使用状態についても、これに
上記の通り付属された仕込み鋸Bは、その握り柄
12,19同志の継ぎ目が全体的な面一の連続状
態に保たれるため、その握り持ち作業上殊更の違
和感を与えることがなく、軽快に使用することが
できる。それにもまして、仕込み鋸Bを本体鋸A
と一緒に、その失念なく携行しつつ、必要に応じ
て抜き出し使用し得る点で、著しく便利な実用向
きの考案と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分解状態を示す一部切欠きの
側面図、第2図はその本体鋸の握り柄を後方から
見た拡大背面図、第3図は第1図の−線に沿
う拡大断面図、第4図は仕込み鋸の握り柄を前方
から見た拡大正面図、第5図は第1図の−線
に沿う拡大断面図、第6図は本考案の組み合わせ
状態を示す一部切欠きの側面図、第7図は第6図
の−線に沿う部分拡大断面図、第8図は第7
図の−線に沿う断面図、第9図は第8図の
−線に沿う断面図、第10図は仕込み鋸の変形
例を示す側面図である。 A……本体鋸、B……仕込み鋸、11,17…
…鋸身、12,19……握り柄、14……封入
孔、15……受け入れ鞘環、16……抱持耳片、
20……差込み鞘環、21……差込み舌片、s…
…受け入れ凹溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体鋸Aの握り柄12に、仕込み鋸Bにおけ
    る鋸身17の封入孔14を開口形成すると共
    に、 その握り柄12の後端部と、仕込み鋸Bにお
    ける握り柄19の前端部との何れか一方に、舌
    片21が張り出された差込み鞘環20を嵌め付
    け一体化し、 残る他方にその舌片21の受け入れ凹溝sが
    設けられ且つ差込み鞘環20自身の受け入れ可
    能な鞘環15を対応的に嵌め付け一体化して、 上記差込み鞘環20とその受け入れ鞘環15
    とを抜き差し自在に差込むことにより、本体鋸
    Aへ仕込み鋸Bを付属的に保持させたことを特
    徴とする組み合わせ鋸。 2 差込み鞘環20とその受け入れ鞘環15と
    を、何れも合成樹脂から成形したことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲・第1項記載の組
    み合わせ鋸。 3 受け入れ鞘環15に差込み舌片21の受け入
    れ凹溝sを設けるに当り、 その鞘環15の表面から左右一対の抱持耳片
    16を連続的に張り出して、その耳片16の中
    空内部を受け入れ凹溝sとして区成したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲・第1項記
    載の組み合わせ鋸。
JP19393086U 1986-12-17 1986-12-17 Expired JPH0444326Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19393086U JPH0444326Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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JP19393086U JPH0444326Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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Publication Number Publication Date
JPS6397504U JPS6397504U (ja) 1988-06-24
JPH0444326Y2 true JPH0444326Y2 (ja) 1992-10-20

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ID=31150421

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