JPH0444186Y2 - - Google Patents

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JPH0444186Y2
JPH0444186Y2 JP1131288U JP1131288U JPH0444186Y2 JP H0444186 Y2 JPH0444186 Y2 JP H0444186Y2 JP 1131288 U JP1131288 U JP 1131288U JP 1131288 U JP1131288 U JP 1131288U JP H0444186 Y2 JPH0444186 Y2 JP H0444186Y2
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reversing
spring
slide rod
injection nozzle
transmission mechanism
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、水圧シリンダーを用いて噴射ノズル
部を自動的に上下往復駆動移動させるシヤワー装
置に関し、詳しくは噴射ノズル部の昇降速度を略
等しくしようとする技術に係るものである。
[従来の技術] 最近、シヤワー装置は、入浴準備の手軽さ、節
水、省エネルギーなどの特徴が認められ、簡便な
入浴手段として定着している。一方、健康増進に
対する社会的なニーズが高まり、シヤワーの噴射
圧による皮膚刺激と温熱刺激効果が注目されてき
た。即ち、刺激感のある温浴によつて血流量を増
加させ、循環器系、呼吸器系、自律神経系などの
諸機能を活性化させ、心身のリラツクスと疲労回
復、美容に効果的であることが認められてきた。
これらの効果を大きくするためには、噴射水の
湯温や水圧に変化をつけて、噴射水の刺激効果を
できるだけ持続させるなどの工夫が必要である。
そのためには、できるだけ少ない湯量で身体に
広範囲に噴射できるように、シヤワーヘツド自身
を上下往復移動させるなどの試みがなされ、従来
例として、水圧シリンダーを利用した駆動方式が
採られている。
この方式のシステムは、第4図に示すように、
水圧シリンダー5内に送り込む水流の方向を、方
向切換弁6を経由させることによつて反転させ、
上下往復移動を連続的に行わせようとするもので
ある。つまり噴射ノズル部40は、水圧シリンダ
ー5内のピストン7に連結されたワイヤー8にス
ライダー9を固定し、このスライダー9に噴射ノ
ズル部40を取り付けて昇降駆動するのである。
そして方向切換弁6は、反転ばね21のばね力に
て切換えられる。つまり、スライダー9がスライ
ド棒16に取付けられた高さ調整器13を押す力
がラツクギヤ17、反転ギヤ18を経て一旦、反
転ばね21を圧縮し、これに蓄積された後、放出
されるばね力により切換えられるのである。
[考案が解決しようとする課題] このような構成によれば、反転ばね21によつ
て方向切換弁6をスライド棒16が下降する側に
切換える際、スライド棒16、ラツクギヤ17、
高さ調整器13等の重量が付加され、逆方向への
切換えに際しては、スライド棒16、ラツクギヤ
17、高さ調整器13等の重量が差し引かれるこ
とになる。そのためスライド棒16の動きに連動
して下降時の反転ばね21の揺動角度βは上昇時
の揺動角度αよりも大きくなり、このため方向切
換弁6による水流方向の切換えは、第5図bに示
すように、スライド棒16の上昇側への切換えで
は、切換え量が不測し、水路抵抗が増し、流量が
スライド棒16の下降側への切換え状態[第5図
a参照]のものに比べて少なくなる。このため次
のような問題が生じる。
ラツクギヤ17が下降位置にあつて、スライダ
ー9が上昇して噴射ノズル部40を移動させる上
昇速度は、方向切換弁6を流れる水量が多くなる
ことによつて、噴射ノズル部40の下降速度より
速くなる。このような問題を無くすために、ラツ
クギヤ17の上昇方向への方向切換弁6の切換え
が充分に行なわれるように、反転ばね21のばね
定数を大きくすることも考えられるが、かかる場
合、反転ばね21が中間の最大圧縮荷重点を過ぎ
た後に反転する際に、スライド棒16等の重量に
伴う加速度が加わるため、反転時の衝撃音、振動
が大きくシヤワー装置自体の長期耐久性の面にお
いて問題が生じるものとなる。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、反転伝動機
構の重力による影響を抑制することで、つまり反
転ばねのばね定数を変更することなく噴射ノズル
部の上昇及び下降速度を略等しくし、使いやすい
シヤワー装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案のシヤワー装置は、反転伝動機構41の
重力と略一致する制動機能を備えた制動装置42
を設けて成ることを特徴とするものである。
[作用] このように、反転伝動機構41の重力と略一致
する制動機能を備えた制動装置42を設けること
によつて、反転伝動機構41の重力による影響を
回避し、噴射ノズル部40の上昇及び下降速度を
略等くし、シヤワー装置の使用者に不快感を与え
ることがなく、使いやすくなる。
[実施例] 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。
シヤワー装置Sは第1図に示すように、縦型と
した水圧シリンダー5内にピストン7を縦方向に
昇降自在に配し、転輪11,11に巻回したワイ
ヤー8がピストン7に緊結され、ワイヤー8にス
ライダー9が連結され、スライダー9に噴射ノズ
ル部40が固定されている。
一方、噴射ノズル部40の昇降駆動用の圧力水
は方向切換弁6としての四方弁6cのポートAか
ら四方弁6cの扇孔6aをへてポートBを経由し
てシリンダー5の上部加圧室12に圧送され、ピ
ストン7を下降させたのち、四方弁6cのポート
Cに戻り、四方弁6cの扇孔6bをへてポートD
より排水するようにしてある。このような圧力水
の流れにおいて、スライダー9が上昇し、噴射ノ
ズル部40を上昇させる。そして噴射ノズル部4
0が上昇して高さ調整器13に当接して反転伝動
機構41を作動させて、四方弁6cを切換え、ポ
ートAからの圧力水が切換えにより位置を変更さ
れた扇孔6aをへてポートCを経由して水圧シリ
ンダー5の下部加圧室15に圧送され、ピストン
7を上昇させたのちポートBに戻り、位置が変更
された扇孔6bをへてポートDから排水されるよ
うにしてある。そしてピストン7の上昇に伴つて
スライダー9が下降し、噴射ノズル部40も下降
する。以下この動作を繰り返す。
反転伝動機構41はスライド移動自在に保持さ
れたスライド棒16、スライド棒16に取付け位
置変更自在に取付けられた高さ調整器13、スラ
イド棒16に一体に取付けられたラツクギヤ1
7、ラツクギヤ17に噛合するとともに四方弁6
cに連結された反転ギヤ18、回動軸19に突出
引退自在に挿合されるとともに反転ばね21を挿
通して回動軸19に対して突出付勢された反転揺
動ピン20、この反転揺動ピン20が回動軸19
と反転ギヤ18との中心を結ぶ死線Lを越えると
圧縮された反転ばね21の弾性復元力にて反転す
るように、反転揺動ピン20を反転ギヤ18に連
結する連結ピン22とから主として構成されてい
る。しかして噴射ノズル部40が上昇して上の高
さ調整器13に当接すると、これに固定されてい
るスライド棒16を持ち上げ、ラツクギヤ17に
噛合している反転ギヤ18を回動し、反転ばね2
1を圧縮しながら反転揺動ピン20を回動軸19
側に引退させて第1図において左方に揺動させ、
そしてこの反転揺動ピン20が上記死線Lを越え
ると、反転ばね21を弾性復元力にて反転揺動ピ
ン20が回動軸19より大きく突出して反転ギヤ
18を反転させ、四方弁6cを反転切換えし、そ
の扇孔6a,6bのポートA,B,C,Dに対す
る位置を変更し、圧力水の流路を切換えることが
できるようにしてある。
第2図は制動装置42を示していて、スライド
棒16に鍔43を設け、スライド棒16にコイル
スプリング44を挿通し、そしてラツクギヤ17
が上昇して反転ギヤ18を介して四方弁6cを切
換えた第2図aの状態で、固定板45に鍔43が
当接してコイルスプリング44を一定の圧縮荷重
G1となるように設定され、そして噴射ノズル部
40の下降下限付近においてスライド棒16を下
降させてラツクギヤ17を下降させた第2図bの
状態においては、鍔43にてコイルスプリング4
4を圧縮して、このような最大圧縮状態における
コイルスプリング44の圧縮荷重がG2の値にな
るように設定してある。46は受板である。コイ
ルスプリング44の長さとその荷重の関係は第3
図に示すようにしてある。そして第3図において
Gの値はスライド棒16、ラツクギヤ17、高さ
調整器13の重量の和と等しくしたものである。
そして第2図aの状態のばね長さ1、第2図b
の状態のばね長さ2としたとき、ばねの圧縮荷
重G1,G2は略Gの近似値(ほぼ等しい)となる
ようなばね定数に設定してある。このような構成
により、スライド棒16、ラツクギヤ17等の重
力の影響が軽減され、反転時における反転ばね2
1の揺動反転角度がそのいずれかの側からのもの
も略等しく(β=α)なり、方向切換弁6を流れ
る水量が、噴射ノズル部40の上昇時と下降時で
略等しくなり、噴射ノズル部40の昇降速度を略
等しくできるのである。かかる場合、コイルスプ
リング44のばね定数は第3図に示す勾配ができ
るだけ小になるように設定することで、上下反転
のバランスをより均等化することができる。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、反転伝動機構の重力と
略一致する制動機能を備えた制動装置を設けてあ
るから、反転伝動機構の重力による影響を回避
し、噴射ノズル部の上昇及び下降速度を略等くし
でき、噴射ノズル部の上下降に際しての刺激効果
を略等しくでき、シヤワー装置の使用者に不快感
を与えることがなく、使いやすくでき、しかも反
転伝動機構の重力に対抗する制動装置を設ける
故、反転ばねによる反転衝撃を小に抑え、衝撃
音、振動が少なくなり、シヤワー装置自体の長期
耐久性及び信頼性が向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し主として駆動
機構部と噴射ノズル部の関係を示す全体構成図、
第2図a,bは同上の作用を示す説明図、第3図
は同上の制動装置のコイルスプリングの特性図、
第4図は従来例の構成図、第5図a,bは同上の
問題点を示す説明図であり、1は水圧シリンダ
ー、40は噴射ノズル部、41は反転伝動機構、
42は制動装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水圧シリンダーを用いて噴射ノズル部を自動的
    に上下往復駆動移動させるシヤワー装置であつ
    て、反転伝動機構の重力と略一致する制動機能を
    備えた制動装置を設けて成るシヤワー装置。
JP1131288U 1988-01-29 1988-01-29 Expired JPH0444186Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1131288U JPH0444186Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29

Applications Claiming Priority (1)

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JP1131288U JPH0444186Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29

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Publication Number Publication Date
JPH01122852U JPH01122852U (ja) 1989-08-21
JPH0444186Y2 true JPH0444186Y2 (ja) 1992-10-19

Family

ID=31219755

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JP1131288U Expired JPH0444186Y2 (ja) 1988-01-29 1988-01-29

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