JPH0444094Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0444094Y2
JPH0444094Y2 JP8313588U JP8313588U JPH0444094Y2 JP H0444094 Y2 JPH0444094 Y2 JP H0444094Y2 JP 8313588 U JP8313588 U JP 8313588U JP 8313588 U JP8313588 U JP 8313588U JP H0444094 Y2 JPH0444094 Y2 JP H0444094Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
shoe
control valve
insert
end surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8313588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH024409U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8313588U priority Critical patent/JPH0444094Y2/ja
Publication of JPH024409U publication Critical patent/JPH024409U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0444094Y2 publication Critical patent/JPH0444094Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、靴を履いて活動するときに、靴の内
部空気と外部空気が円滑に循環できるように靴の
本体に設ける通気口で、一方向へのみ空気が通過
できるように構成した靴用の通気口構成体に関す
るものである。
(ロ) 背景技術 従来、靴を履いたときに、靴の内部の空気と外
部空気との通気性を高める手段として使用される
通気口としては、メツシユの如く空気は通過する
が異物質は濾過するフイルター機能を有する材質
のものが一般に用いられて来たが、雨天などの時
に水気が通気口を通して靴の内部に流入してしま
う欠陥があり、実際に靴の内部の空気の循環通気
度を高めるために、革靴の場合には靴の甲皮を網
状に製造することがあるが、運動靴の場合には特
別な通気口が無く、靴自体の内部での履き手の自
重により足と靴との間で圧縮された空気を足と靴
の隙間から僅かに逃がしても空気が若干は循環す
るが、外部空気との通気効率が非常に低く、はな
はだしい悪臭を発し、疾病の発生要因ともなる欠
点があつた。
(ハ) 考案の開示 従つて、本考案はこのような従来の欠点を解消
するために、靴の内部空気と外部空気との間に円
滑な循環機能を持たせるように靴に通気口を設
け、一方向へだけ空気が通過できるようにした逆
風防止通気機能を有する運動靴に最適な靴用通気
口構成体を提供するものである。
即ち、本考案は互いに嵌合して管状の通気口を
構成する筒状のソケツトと挿入体とからなり、該
ソケツトの通気孔を有する外方端面と該挿入体の
内方端面との間にはソケツトの内径よりもわずか
に小さい直径を有する円盤状の調節弁が嵌装さ
れ、該調節弁は上記したソケツトの外方端面と該
調節弁との間で働くコイルスプリングにより常時
は挿入体の内方端面に弾圧され、空気の流入力に
より該調節弁はソケツトの外方端面に向つて上記
コイルスプリングの微小弾力に抗して移動して上
記したソケツト内径と調節弁直径との径差の間隙
を通つて一方向のみへの空気流を作るよう構成さ
れ、上記ソケツトと挿入体の外方端面には靴の外
皮と係合する手段が設けられてなる靴用の通気口
構成体に関するものである。
(ニ) 実施例 以下、添付図面によりその具体的な構成及び作
用効果を詳細に説明する。
第1図は靴の内部の空気の循環のために靴に設
ける本考案の通気口構成体の分解斜視図を示すも
ので、この構成体は多数の通気孔1,1′と固定
用突起2,2′がそれぞれに形成されたソケツト
3と挿入体4との間に、コイルスプリング5と密
閉突縁6が形成された円盤状の調節弁7を入れ、
ソケツト3と挿入体4とを嵌合して組立てると、
密閉突縁6は挿入体4の環状の肩部8に掛かり、
ソケツト3の内周縁と調節弁7の間に間隙Aが形
成され、一方向へだけ空気が通過できるように構
成されている。符号9は靴(運動靴)本体であ
る。
このように構成された本考案の作用効果は次の
通りである。
靴の内部空気と外部空気が円滑に循環できるよ
うに、第3図に示す如く、靴本体9の任意の位置
に孔を開設し、ソケツト3と挿入体4のそれぞれ
のつば部に設けられ両者の間で突出する多数の固
定用突起2,2′を用いてこの考案になる通気口
構成体を固着すると、第2図のアに示すようにそ
の内部の調節弁7の密閉突縁6は、コイルスプリ
ング5の弾力により挿入体4の上端面と肩部8の
上に座している状態が保たれる。
これにより、ソケツト3の通気孔1を通過して
流入する空気は、調節弁7に妨げられて挿入体4
の通気孔1,1′の方向へ進むことはできない。
しかし、挿入体4の多数の通気孔1′を通じて
流入する空気は、第2図イで矢印で示す空気の流
入力が調節弁7に作用し、コイルスプリング5の
微細な弾力を抑制して圧縮すると、ソケツト3に
向つて調節弁7が移動する。
この時、伸縮性のあるゴム等で作られた調節弁
7の直径はソケツト3の内径より間隙A分だけ小
さいので、流入する空気はソケツト3と調節弁7
の間の間隙Aを通過して、ソケツト3の通気孔1
へ誘導されて通過することになる。
(ホ) 考案の効果 しかして、靴の内部空気の循環のために空気を
靴の上部から取入れて下部へ循環させようとする
場合には、靴本体9上部にこの通気口構成体を設
け、その場合には靴の外皮の上部の外部に挿入体
4が位置するようにして内部からソケツト3を嵌
め合せる。
一方、靴の外皮の下部の方には、靴上部の取付
状態とは逆にソケツト3が外部に位置するように
して内部から挿入体4を嵌め合わせるのである。
これにより、靴上部から流入した空気は靴下部
の通気口構成体へ循環することになり、雨天の際
に水分や泥或は塵等は、靴内部には流入されず、
靴内部の湿つた空気や悪臭だけが外部へ放出され
るので、一方向へのみ空気が通過できる優れた効
果が得られ、通常の皮靴にも使用できることは勿
論であるが、特に運動靴に最適な機構といえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる靴用の通気口構成体の分
解斜視図、第2図ア〜イは本考案の作用状態を示
す組立断面図、第3図は本考案構成体を運動靴に
装着した状態の斜視図である。 符号説明、1,1′……通気孔、2,2′……固
定用突起、3……ソケツト、4……挿入体、5…
…コイルスプリング、6……密閉突縁、7……調
節弁、8……肩部、9……靴本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに嵌合して管状の通気口を構成する筒状の
    ソケツトと挿入体とからなり、該ソケツトの通気
    孔を有する外方端面と該挿入体の内方端面との間
    にはソケツトの内径よりもわずかに小さい直径を
    有する円盤状の調節弁が嵌装され、該調節弁は上
    記したソケツトの外方端面と該調節弁との間で働
    くコイルスプリングにより常時は挿入体の内方端
    面に弾圧され、空気の流入力により該調節弁はソ
    ケツトの外方端面に向つて上記コイルスプリング
    の微小弾力に抗して移動して上記したソケツト内
    径と調節弁直径との径差による間隙を通つて一方
    向のみへの空気流を作るよう構成され、上記ソケ
    ツトと挿入体の外方端面には靴の外皮と係合する
    手段が設けられてなることを特徴とする靴用の通
    気口構成体。
JP8313588U 1988-06-23 1988-06-23 Expired JPH0444094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8313588U JPH0444094Y2 (ja) 1988-06-23 1988-06-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8313588U JPH0444094Y2 (ja) 1988-06-23 1988-06-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH024409U JPH024409U (ja) 1990-01-11
JPH0444094Y2 true JPH0444094Y2 (ja) 1992-10-19

Family

ID=31307857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8313588U Expired JPH0444094Y2 (ja) 1988-06-23 1988-06-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0444094Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0251289U (ja) * 1988-09-30 1990-04-10
FR2958508B1 (fr) 2010-04-13 2012-06-01 Decathlon Sa Premiere pour article chaussant
KR101027850B1 (ko) * 2010-11-18 2011-04-07 김의웅 통풍기능을 갖는 클린룸용 작업화

Also Published As

Publication number Publication date
JPH024409U (ja) 1990-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2674985C (en) Air admittance valve
US4934361A (en) Respirator
ES1038791Y (es) Valvula mezcladora monomando.
US4591368A (en) Built-in vacuum system
JP3117194B2 (ja) 靴内換気用エアポンプ
EP0482023A1 (en) VALVE ASSEMBLY FOR MOLDED NASAL HAT.
JPH0444094Y2 (ja)
KR20200054942A (ko) 오염 방지 얼굴 마스크
JPH06504922A (ja) 人工呼吸装置用低圧力チェックバルブ
JPS6151712B2 (ja)
JP4680673B2 (ja) ドレンホース用バルブ
KR900006200Y1 (ko) 신발용 통기구
JPH0439684Y2 (ja)
JP4304369B2 (ja) 通気機能付き床排水トラップ
KR200409310Y1 (ko) 신발용 체크밸브
JPS6214885Y2 (ja)
KR0148630B1 (ko) 신발용 통풍장치
KR200191575Y1 (ko) 방취창
KR200154393Y1 (ko) 안전화의 중창에 매설된 에어파이프
KR960002309Y1 (ko) 통풍 촉진 신발용 체크밸브
JPH0327451Y2 (ja)
JPH02132746U (ja)
KR200231090Y1 (ko) 통풍용 밸브체
JPH0712291Y2 (ja) 通気弁
JPS60215928A (ja) 地下構造物用蓋の雨水流入防止装置