JPH0444056Y2 - - Google Patents

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JPH0444056Y2
JPH0444056Y2 JP5605087U JP5605087U JPH0444056Y2 JP H0444056 Y2 JPH0444056 Y2 JP H0444056Y2 JP 5605087 U JP5605087 U JP 5605087U JP 5605087 U JP5605087 U JP 5605087U JP H0444056 Y2 JPH0444056 Y2 JP H0444056Y2
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ridge
pin
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soil
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、畦成形器で成形された畦に膜体を
被覆する畦立被覆装置に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の畦立被覆装置としては、例えば
第5図に示すようなものがある。これは、土壌を
耕起する耕耘装置101、耕耘土を畦に成形する
畦成形器103及び成形された畦に合成樹脂製の
フイルム又はシートのごとき膜体105を被覆す
る被覆装置107とから構成されている。
前記被覆装置107は、膜体105をロール状
に巻いてなる繰出ロール109と、この繰出ロー
ル109から繰出される膜体105の上面を前記
畦成形器103により成形された畦の上面に倣わ
せて密着するように押圧する鎮圧ローラ111
と、繰出される膜体105の左右両端部を鎮圧し
ていく左右一対の鎮圧輪113と、この鎮圧輪1
13で鎮圧した前記膜体105の両縁部の上に土
をかぶせていく覆土デイスク115とからなり、
前記耕耘装置101に連結された支持枠117に
取付けられている左右一対のメインフレーム11
9により支持されている。
前記鎮圧輪113及び覆土デイスク115はサ
ブフレーム121の一端部に夫々装着されてお
り、このサブフレーム121の他端部は前記メイ
ンフレーム119に連結ピン123を介して上下
回動可能に連結されている。さらに、メインフレ
ーム119とサブフレーム121との間には、引
張ばね125が掛張され、サブフレーム121を
接地方向に付勢している。
そして、畦立被覆作業に際しては、トラクタ・
テイラー等により畦立被覆装置を牽引走行して行
う。すなわち、トラクタ・テイラー等に装着され
た畦立被覆装置は、耕耘装置101で起耕された
耕耘土を畦成形器103で作物の形状に応じた形
状の畦に成形し、この畦の長手方向上面に被覆装
置107の繰出ロール109から膜体105を順
次繰出しながら被覆し、この膜体105の両縁部
を踏圧輪113で鎮圧した後、覆土デイスク11
5で覆土する。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の畦立被覆装置
にあつては、畦成形器103で成形された畦両側
の溝に高低差がある場合、畦立被覆装置が傾斜し
て低い側のサブフレーム121が連結ピン123
を回動中心にして上向きに回動し、このサブフレ
ーム121の上向き回動に伴つて鎮圧輪113及
び覆土デイスク115が前方へあがり、他側が後
方へさがる。このため、膜体105が高い側に引
張られることとなり、低い側の膜体105の縁部
に充分な覆土ができず、風雨により流土して遂に
は膜体のめくれ上り等を誘発するという問題があ
つた。
この考案は、上記従来の問題点に鑑み創案され
たもので、膜体の引張り現象を防止し、充分な覆
土を確保して膜体のめくれ上り等を防止すること
ができる畦立被覆装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、耕耘
装置、畦成形器および被覆装置からなり、前記畦
成形器で形成された畦に膜体を畦長手方向に順次
被せ、畦両側の膜体両縁部に覆土する畦立被覆装
置において、畦両側の膜体両縁部を鎮圧する鎮圧
輪と、この鎮圧輪の後方で鎮圧された膜体両縁部
に覆土する覆土デイスクとを支持する2又状のサ
ブフレームを設け、該サブフレームの中間部を前
記耕耘装置に連結されたメインフレームに第1の
ピンにて上下回動可能に連結し、前記メインフレ
ームの前記第1のピンの前方斜め上方部分とサブ
フレームの前記第1のピンの前方斜め下方部分と
の間に第2のピン及び第3のピンを介してサブフ
レームを引張り上げるように付勢する引張スプリ
ングを設け、サブフレームの一定以上の上向き回
動を規制する回動規制部材を設け、該回動規制部
材は第2のピンと第3のピンとを連結する板状リ
ンク部材にて形成され、かつ、第3のピンとの連
結が長孔を介して行なわれているものである。
[作用] 上記の構成によれば、耕耘装置で耕耘された耕
耘土を畦成形器で畦に成形し、この畦に被覆装置
で膜体を畦長手方向に順次被せ、畦に被覆した膜
体の両縁部に覆土する畦立被覆作業において、畦
両側の溝の高低差に起因して畦立被覆装置が左右
に傾斜した際に、回動規制部材によつてサブフレ
ームの一定以上の上向き回動が規制される。従つ
て、畦立被覆装置の左右傾斜によつて生じる膜体
の引張り現象を防止できる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を第1図乃至第4図
に基づいて説明する。
第1図はこの考案に係わる畦立被覆装置の全体
側面図、第2図、第3図は要部の側面図及び背面
図、第4図は同分解斜視図である。
畦立被覆装置1は、従来例と同様に耕耘装置
3、畦成形器5及び被覆装置7とを備えている。
耕耘装置3は、伝動機構を内装する伝動ケース
9と、伝動ケース9からの伝達力で回転駆動され
る耕耘爪11を有する耕耘軸13と、前記耕耘爪
11及び耕耘軸13とを被覆する耕耘カバー15
とからなり、ヒツチ17を介して図外のトラクタ
又はテイラー等に連結される。
畦成形器5は、左右一対の成畦板19と、これ
らに装脱自在に渡架するように取付けられる図示
しない成畦上板とからなり、前記耕耘装置3に連
結された左右方向の支持枠21にブラケツト23
を介して着脱自在に取付けられている。
被覆装置7は、合成樹脂製のフイルムまたはシ
ートのごとき膜体25をロール状に巻いてなる繰
出ロール27と、この繰出ロール27から繰出さ
れる膜体25の上面を前記畦成形器5により成形
された畦の上面に倣わせて密着さすよう押圧する
鎮圧ローラ29と、繰出される膜体25の左右の
両縁部を鎮圧していく左右一対の鎮圧輪31と、
この鎮圧輪31で鎮圧した前記膜体25の両縁部
の上に覆土していく覆土デイスク33とから構成
されている。
繰出ロール27は、被覆装置7のメインフレー
ム35に着脱自在に取付けられた左右一対のロー
ルホルダ37に着脱自在で、かつ、回転自在に支
架されている。前記メインフレーム35は、左右
一対に構成されており、前記耕耘装置3に連結さ
れた左右方向の支持枠21にそれぞれ左右に変位
調節自在に取付けられている。
鎮圧ローラ29は、前記繰出ロール27の上方
を越して後方(第1図中右方)に突出する前後方
向の支持枠37の後端に支持枠39を介して上下
に調節自在に取付けられている。前記支持枠37
の前端(第1図中左方)は、耕耘カバー15のセ
ンターフレーム41に連結された支柱43に取付
けられている。
鎮圧輪31と覆土デイスク33とは、メインフ
レーム35に中間部が連結ピン(第1のピン)4
5を介して上下回動可能に連結されたサブフレー
ム47の自由端にそれぞれ回転自在に装着されて
いる。サブフレーム47は、2又形の形状を呈し
ている、踏圧輪支持アーム47aと覆土デイスク
支持アーム47bを備えている。
メインフレーム35とサブフレーム47との間
には引張スプリング49が介設され、サブフレー
ム47を反接地方向に付勢している。即ち、第7
図に示すように、上方に向うスプリング力Fは前
方方向の分力Fとピン45(後述)、55(後述)
を結ぶ直線方向の分力Rとに分解され、分力Rは
両ピン間のサブフレーム47で負担キヤンセルさ
れ、分力Fが作用力として残るものである。さら
に、メインフレーム35とサブフレーム47との
間には、サブフレーム47の上方回動を規制する
回動規制部材(板状リンク部材)51が介設され
ている。具体的には第2図乃至第4図に示すよう
に、メインフレーム35にリンク52を固定して
設け、このリンク52の自由端に前方(第2図中
右方)へのサブフレーム47の回動を阻止するス
トツパーピン(第2のピン)53を突設し、他
方、サブフレーム47にピン55(第3のピン)
を突設し、このピン53,55間に引張スプリン
グ49を掛張りするとともに、回動規制部材49
で連結している。前記回動規制部材49は一端を
メインフレーム35のストツパーピン53に枢着
され、他端は上下方向に穿設した長孔57を介し
てサブフレーム47のピン55に係合されてい
る。ピン55は第8図に示すように、長孔57を
上方に動いて符号55′で止められ、これにより
サブフレーム47の回動が規制される。前記回動
規制部材49の長孔57は、膜体25に引張り現
象が生じない範囲でのサブフレーム47の上方回
動を許容する長さに設定されている。なお、図中
符号59は左右一対のゲージ車輪である。
つぎに、上記一実施例の作用について述べる。
トラクター又はテイラー等に畦立被覆装置1を
装着して前方(第1図左方)へ牽引するとともに
耕耘装置3に回転動力を伝動すると、耕耘爪11
によつて耕耘された耕耘土は畦成形器5に導入さ
れ、その成畦板19で例えばアーチ状かまぼこ形
の畦が成形される。
一方、被覆装置7の繰出ロール27から繰出さ
れる膜体25は、畦の上面に倣わせて密着さすよ
う鎮圧ローラ29で押圧されるとともに、左右の
両縁部を左右の鎮圧輪31で鎮圧されていること
から、緊張気味に繰出されて畦の長手方向に沿つ
て順次被せられていく。畦に被せられた膜体25
の両側縁部には、左右の覆土デイスク33によつ
て膜体25のめくれ上りを防止するに足りる覆土
がなされる。
このようにして行われる畦立被覆作業におい
て、畦成形器5で成形された畦両側の溝に高低差
がある場合には、畦立被覆装置1が傾斜して低い
側のサブフレーム47が連結ピン45を回動中心
に、引張スプリング49の付勢力に抗して上向き
に回動し、このサブフレーム47の上向き回動に
伴つてこのサブフレーム47側の鎮圧輪31及び
覆土デイスク33が前方へあがり、他側(前者を
右側とすれば左側となる)の鎮圧輪31及び覆土
デイスク33が後方へさがることになるが、回動
規制部材51によつてサブフレーム47の一定以
上の上向き回動は規制されるので、この側の鎮圧
輪31及び覆土デイスク33の前方移動は第6図
点線図示止まりに規制され、そして、他側の鎮圧
輪31及び覆土デイスク33の後方移動も規制さ
れる。
従つて、畦立被覆装置1が傾斜した場合でも膜
体25が一側に引張られることがなく、畦両側の
膜体25の両縁部に充分な覆土を行うことがで
き、安定した畦立被覆作業を行うことができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、被覆
装置のメインフレームとサブフレームとの間にサ
ブフレームの上向き回動を規制する回動規制部材
を設けたため、畦立被覆装置が左右に傾斜した場
合でもサブフレームは一定以上の上向き回動をす
ることがなく、膜体が一方に引張られることがな
いので安定した畦立被覆作業が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係わる畦立被覆
装置の全体側面図、第2図、第3図は要部の側面
図及び背面図、第4図は要部の分解斜視図、第5
図は従来例に係わる畦立被覆装置の全体側面図で
ある。第6図は第1図の要部の状態変化を示し、
実線が通常状態を、点線が規制状態を示す側面
図、第7図は引張スプリングの力の平衡図、第8
図はこの考案の回動規制部材の正面図である。 3……耕耘装置、5……畦成形器、7……被覆
装置、25……膜体、31……鎮圧輪、33……
覆土デイスク、35……メインフレーム、47…
…サブフレーム、49……引張スプリング、51
……回動規制部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耕耘装置、畦成形器および被覆装置からなり、
    前記畦成形器で形成された畦に膜体を畦長手方向
    に順次被せ、畦両側の膜体両縁部に覆土する畦立
    被覆装置において、畦両側の膜体両縁部を鎮圧す
    る鎮圧輪と、この鎮圧輪の後方で鎮圧された膜体
    両縁部に覆土する覆土デイスクとを支持する2又
    状のサブフレームを設け、該サブフレームの中間
    部を前記耕耘装置に連結されたメインフレームに
    第1のピンにて上下回動可能に連結し、前記メイ
    ンフレームの前記第1のピンの前方斜め上方部分
    とサブフレームの前記第1のピンの前方斜め下方
    部分との間に第2のピン及び第3のピンを介して
    サブフレームを引張り上げるように付勢する引張
    スプリングを設け、サブフレームの一定以上の上
    向き回動を規制する回動規制部材を設け、該回動
    規制部材は第2のピンと第3のピンとを連結する
    板状リンク部材にて形成され、かつ、第3のピン
    との連結が長孔を介して行なわれていることを特
    徴とする畦立被覆装置。
JP5605087U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0444056Y2 (ja)

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JP5605087U JPH0444056Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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JP5605087U JPH0444056Y2 (ja) 1987-04-15 1987-04-15

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JPS63163153U JPS63163153U (ja) 1988-10-25
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