JPH0443631B2 - - Google Patents
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- JPH0443631B2 JPH0443631B2 JP59081194A JP8119484A JPH0443631B2 JP H0443631 B2 JPH0443631 B2 JP H0443631B2 JP 59081194 A JP59081194 A JP 59081194A JP 8119484 A JP8119484 A JP 8119484A JP H0443631 B2 JPH0443631 B2 JP H0443631B2
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Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Description
本発明は固形物を含有する流体に直接スチーム
を吹きこんで瞬間的に該流体を高温にかつ均一に
昇温して該流体を加熱殺菌する方法及びその装置
に関する。 従来、流体の連続式の加熱殺菌方法としては間
接加熱式の表面掻き取り式熱交換器、または直接
加熱式超高温瞬間殺菌装置で行われてきた。しか
しこの表面掻き取り式熱交換器の場合、間接加熱
式であるため被殺菌流体の全ての部分を殺菌温度
まで昇温させ再びもとの温度にまで冷却させるの
に長い時間を要する。このため、被処理（殺菌）
流体が食品の場合、色調、風味、栄養価等の品質
面で劣化をもたらすという大きな問題があつた。 また一般に直接加熱式超高温瞬間殺菌装置は第
３図に例示するように主要な部分として、スチー
ムと被処理流体とをノズルから噴射させ微粒化混
合し瞬間的に流体を均一に昇温させる瞬間昇温部
、高温保持部、高温保持部の圧力を保持・コ
ントロールする、高温保持部終端に設けられた圧
力コントロール装置及び注入したスチームと同
量の水分を蒸発させ被処理流体を冷却・除水する
減圧冷却除水部とから成つており、固形物を含
んだ流体を処理しようとした場合瞬間昇温部およ
びオリフイスやバルブ等を使用する圧力コントロ
ール装置が固形物により閉塞してしまい固形物を
含有する流体を処理することはできなかつた。な
おは被処理流体の供給タンク、は供給ポンプ
である。 本発明は、圧力コントロール装置として、被処
理流体に含まれる固形物を連続的または間欠的に
送り出せる機能を有すると同時にインペラーとケ
ーシングの間に約0.03〜0.15mmの一定クリアラン
スを有するポンプまたはバルブを用いることによ
り上記問題を解決したものである。 本発明は、固形物を含有する流体の直接加熱殺
菌方法に関しては、少なくとも片面に蒸気噴射孔
を多数個有する多孔部材を用いて囲繞形成された
薄層空間に、供給ポンプにより供給された被殺菌
流体を通過させ、該多孔部材の外側でこれを囲繞
するジヤケツトから高温水蒸気を導入して上記被
殺菌流体を瞬間昇温せしめる、流体の直接加熱式
瞬間殺菌方法において、 上記瞬間昇温した被殺菌流体を高温保持し、圧
力変化に応じ流量変化する圧力コントロール装置
として設けられた、ケーシングとインペラーの間
に0.03〜0.15mmの一定クリアランスを有する回転
ポンプまたはバルブを経て上記高温状態の被殺菌
流体を送り出して該高温保持状態の流体の圧力を
制御することにより構成される。なお上記瞬間昇
温の方法及びその装置については、例えば特開昭
58−205481号に開示された瞬間昇温部がある。 上記殺菌方法のための装置については、供給ポ
ンプにより供給される被殺菌流体の通過のために
少なくとも片面に蒸気噴射孔を多数個有する多孔
部材を用いて囲繞された薄層空間及び該多孔部材
の外側に高温水蒸気を導入するジヤケツト部から
瞬間昇温部を形成し、該瞬間昇温部に接続される
高温保持部の終端に圧力コントロール装置とし
て、ケーシングとインペラーの間に約0.03〜0.15
mmの一定クリアランスを有する回転ポンプまたは
バルブを配設することにより構成される。 次に第１図及び第２図にしたがい、本発明の構
成について具体的に説明する。なお同図におい
て、従来例として既述された第３図と共通部分に
は同一符号を付してある。 第１図において、１は供給タンク、は供給ポ
ンプ、は瞬間昇温部、は高温保持部、は圧
力コントロール装置そしては減圧・冷却除水部
で、それらの機能は第３図の従来装置のそれらと
同じである。または除水後の製品を抜き出す製
品抜出しポンプ、は水分を凝縮するコンデン
サ、は真空ポンプである。 瞬間昇温部としては、液体中の固形物による閉
塞を防止するために、例えば30mm以下の固形物の
場合、被殺菌流体の流れる薄層空間を上記固形物
の大きさ以上に適宜設定し、該薄層空間の両面に
設置した多孔部材からスチームを10〜550mm／sec
の速度で噴射注入し該流体を均一に瞬間的に昇温
可能な、特開昭58−205481号に開示されている高
粘性用の瞬間昇温部を採用する。 本発明においては、高温保持部終端に、圧力
コントロール装置として第２図に示されるごと
くのロータリー型ポンプ、ロータリーバルブある
いはスクリユー型ポンプを用いる。 また、被殺菌流体が、非圧縮性流体であるため
に、上記供給ポンプと圧力コントロール装置とし
てのポンプの流量バランスが僅かでもくずれると
両ポンプの間に位置する瞬間昇温部及び高温保持
部に急激でしかも大きな圧力変化を引き起こす。
直接加熱式の瞬間殺菌装置においては、このよう
な瞬間昇温部及び高温保持部における急激でしか
も大きな圧力変化は、そのまま瞬間昇温部におけ
るスチームの吹き込みバランスを乱すことになり
殺菌温度を一定に維持できなくなる。このことは
厳密な殺菌温度・殺菌時間を管理する必要のある
瞬間殺菌装置においては殺菌性能に重大な影響を
与えることになる。そこで本発明において圧力コ
ントロール装置として使用されるポンプまたはバ
ルブには、インペラー１とケーシング２の間にク
リアランスＣを設けることで上記流量変動による
圧力変化を緩和させている。 該クリアランスＣは、供給ポンプあるいは該
圧力コントロール装置用のポンプまたはバルブ
のどちらかに流量変動が生じた場合、高温保持部
の圧力変化に応じ、該クリアランスＣよりのリ
ーク量が増減し、該高温保持部の圧力変化を吸
収・緩和する効果をもたらせ、該高温保持部の
圧力変化速度を、例えば１秒間に0.1Kg／cm2程度
のゆつくりしたものに抑えることができる。従つ
て該クリアランスのリーク量のみでは、圧力変化
が許容範囲、例えば±0.4Kg／cm2程度を越える場
合でも、高温保持部の圧力を検知し、該圧力コ
ントロール装置の回転数または供給ポンプの回
転数を制御することで容易に高温保持部の圧力を
設定圧力に対し許容範囲内に制御することができ
る。また僅かな流量変動に対しては、該クリアラ
ンスよりのリーク量の増減のみで設定圧力に対
し、±0.4Kg／cm2以内の圧力変化に抑えることがで
きる。 なお、ここで言う許容範囲とは、高温保持部の
温度制御に変化を与えない程度の圧力変化をい
う。 このように本発明においては、高温保持部終端
に該圧力コントロール装置を設けることで、被殺
菌流体を供給するポンプあるいは圧力コントロー
ル装置の流量変動に伴う瞬間昇温部におけるスチ
ームの吹き込みバランスの乱れによる温度変化を
抑え安定した運転ができるようにしている。な
お、本発明において、圧力コントロール装置にも
たせるべきクリアランスの大きさは、主として被
殺菌流体の液状部分の粘度により適宜決めればよ
く、多くの場合0.03〜0.15mm程度である。 また、本発明の実施にあたつては、圧力コント
ロール装置として使用する手段は被殺菌流体に含
まれる固形物の大きさおよび処理量などから適宜
決定される。 本発明は、上記のごとく固形物を含んだ流体に
対しても液状用のUHT殺菌と同じく殺菌のため
の昇温・冷却を瞬時に行えるため殺菌処理に際し
て前記の熱による影響を最小限に抑制し良好な品
質のものを得ることができる。 本発明に適用できる固形物を含んだ液体を具体
的に例示するとジヤム、味噌、ドレツシング、焼
肉のタレ、スープ、ミートソース、粒入りジユー
ス、シヤーベツト原料、カレー、シチユー、小倉
あんなどの食品がある。 なお、本発明は固形物入りの流体に対してなさ
れたものであるが、固形物を含まない流体に対し
ても勿論適用し得る。 試験例 トマトケチヤツプに５mm角の人参10wt％を混
ぜたものをモデルとし第１図に示す装置において
殺菌処理を行つた。 本実施例において用いた瞬間昇温部は薄層空間
の厚さが６mmのもので圧力コントロール装置は、
インペラーとケーシングの間のクリアランスが
0.1mmのロータリー型ポンプである。 本実施例の殺菌条件、原料および製品中の生菌
数を第１表に示す。
を吹きこんで瞬間的に該流体を高温にかつ均一に
昇温して該流体を加熱殺菌する方法及びその装置
に関する。 従来、流体の連続式の加熱殺菌方法としては間
接加熱式の表面掻き取り式熱交換器、または直接
加熱式超高温瞬間殺菌装置で行われてきた。しか
しこの表面掻き取り式熱交換器の場合、間接加熱
式であるため被殺菌流体の全ての部分を殺菌温度
まで昇温させ再びもとの温度にまで冷却させるの
に長い時間を要する。このため、被処理（殺菌）
流体が食品の場合、色調、風味、栄養価等の品質
面で劣化をもたらすという大きな問題があつた。 また一般に直接加熱式超高温瞬間殺菌装置は第
３図に例示するように主要な部分として、スチー
ムと被処理流体とをノズルから噴射させ微粒化混
合し瞬間的に流体を均一に昇温させる瞬間昇温部
、高温保持部、高温保持部の圧力を保持・コ
ントロールする、高温保持部終端に設けられた圧
力コントロール装置及び注入したスチームと同
量の水分を蒸発させ被処理流体を冷却・除水する
減圧冷却除水部とから成つており、固形物を含
んだ流体を処理しようとした場合瞬間昇温部およ
びオリフイスやバルブ等を使用する圧力コントロ
ール装置が固形物により閉塞してしまい固形物を
含有する流体を処理することはできなかつた。な
おは被処理流体の供給タンク、は供給ポンプ
である。 本発明は、圧力コントロール装置として、被処
理流体に含まれる固形物を連続的または間欠的に
送り出せる機能を有すると同時にインペラーとケ
ーシングの間に約0.03〜0.15mmの一定クリアラン
スを有するポンプまたはバルブを用いることによ
り上記問題を解決したものである。 本発明は、固形物を含有する流体の直接加熱殺
菌方法に関しては、少なくとも片面に蒸気噴射孔
を多数個有する多孔部材を用いて囲繞形成された
薄層空間に、供給ポンプにより供給された被殺菌
流体を通過させ、該多孔部材の外側でこれを囲繞
するジヤケツトから高温水蒸気を導入して上記被
殺菌流体を瞬間昇温せしめる、流体の直接加熱式
瞬間殺菌方法において、 上記瞬間昇温した被殺菌流体を高温保持し、圧
力変化に応じ流量変化する圧力コントロール装置
として設けられた、ケーシングとインペラーの間
に0.03〜0.15mmの一定クリアランスを有する回転
ポンプまたはバルブを経て上記高温状態の被殺菌
流体を送り出して該高温保持状態の流体の圧力を
制御することにより構成される。なお上記瞬間昇
温の方法及びその装置については、例えば特開昭
58−205481号に開示された瞬間昇温部がある。 上記殺菌方法のための装置については、供給ポ
ンプにより供給される被殺菌流体の通過のために
少なくとも片面に蒸気噴射孔を多数個有する多孔
部材を用いて囲繞された薄層空間及び該多孔部材
の外側に高温水蒸気を導入するジヤケツト部から
瞬間昇温部を形成し、該瞬間昇温部に接続される
高温保持部の終端に圧力コントロール装置とし
て、ケーシングとインペラーの間に約0.03〜0.15
mmの一定クリアランスを有する回転ポンプまたは
バルブを配設することにより構成される。 次に第１図及び第２図にしたがい、本発明の構
成について具体的に説明する。なお同図におい
て、従来例として既述された第３図と共通部分に
は同一符号を付してある。 第１図において、１は供給タンク、は供給ポ
ンプ、は瞬間昇温部、は高温保持部、は圧
力コントロール装置そしては減圧・冷却除水部
で、それらの機能は第３図の従来装置のそれらと
同じである。または除水後の製品を抜き出す製
品抜出しポンプ、は水分を凝縮するコンデン
サ、は真空ポンプである。 瞬間昇温部としては、液体中の固形物による閉
塞を防止するために、例えば30mm以下の固形物の
場合、被殺菌流体の流れる薄層空間を上記固形物
の大きさ以上に適宜設定し、該薄層空間の両面に
設置した多孔部材からスチームを10〜550mm／sec
の速度で噴射注入し該流体を均一に瞬間的に昇温
可能な、特開昭58−205481号に開示されている高
粘性用の瞬間昇温部を採用する。 本発明においては、高温保持部終端に、圧力
コントロール装置として第２図に示されるごと
くのロータリー型ポンプ、ロータリーバルブある
いはスクリユー型ポンプを用いる。 また、被殺菌流体が、非圧縮性流体であるため
に、上記供給ポンプと圧力コントロール装置とし
てのポンプの流量バランスが僅かでもくずれると
両ポンプの間に位置する瞬間昇温部及び高温保持
部に急激でしかも大きな圧力変化を引き起こす。
直接加熱式の瞬間殺菌装置においては、このよう
な瞬間昇温部及び高温保持部における急激でしか
も大きな圧力変化は、そのまま瞬間昇温部におけ
るスチームの吹き込みバランスを乱すことになり
殺菌温度を一定に維持できなくなる。このことは
厳密な殺菌温度・殺菌時間を管理する必要のある
瞬間殺菌装置においては殺菌性能に重大な影響を
与えることになる。そこで本発明において圧力コ
ントロール装置として使用されるポンプまたはバ
ルブには、インペラー１とケーシング２の間にク
リアランスＣを設けることで上記流量変動による
圧力変化を緩和させている。 該クリアランスＣは、供給ポンプあるいは該
圧力コントロール装置用のポンプまたはバルブ
のどちらかに流量変動が生じた場合、高温保持部
の圧力変化に応じ、該クリアランスＣよりのリ
ーク量が増減し、該高温保持部の圧力変化を吸
収・緩和する効果をもたらせ、該高温保持部の
圧力変化速度を、例えば１秒間に0.1Kg／cm2程度
のゆつくりしたものに抑えることができる。従つ
て該クリアランスのリーク量のみでは、圧力変化
が許容範囲、例えば±0.4Kg／cm2程度を越える場
合でも、高温保持部の圧力を検知し、該圧力コ
ントロール装置の回転数または供給ポンプの回
転数を制御することで容易に高温保持部の圧力を
設定圧力に対し許容範囲内に制御することができ
る。また僅かな流量変動に対しては、該クリアラ
ンスよりのリーク量の増減のみで設定圧力に対
し、±0.4Kg／cm2以内の圧力変化に抑えることがで
きる。 なお、ここで言う許容範囲とは、高温保持部の
温度制御に変化を与えない程度の圧力変化をい
う。 このように本発明においては、高温保持部終端
に該圧力コントロール装置を設けることで、被殺
菌流体を供給するポンプあるいは圧力コントロー
ル装置の流量変動に伴う瞬間昇温部におけるスチ
ームの吹き込みバランスの乱れによる温度変化を
抑え安定した運転ができるようにしている。な
お、本発明において、圧力コントロール装置にも
たせるべきクリアランスの大きさは、主として被
殺菌流体の液状部分の粘度により適宜決めればよ
く、多くの場合0.03〜0.15mm程度である。 また、本発明の実施にあたつては、圧力コント
ロール装置として使用する手段は被殺菌流体に含
まれる固形物の大きさおよび処理量などから適宜
決定される。 本発明は、上記のごとく固形物を含んだ流体に
対しても液状用のUHT殺菌と同じく殺菌のため
の昇温・冷却を瞬時に行えるため殺菌処理に際し
て前記の熱による影響を最小限に抑制し良好な品
質のものを得ることができる。 本発明に適用できる固形物を含んだ液体を具体
的に例示するとジヤム、味噌、ドレツシング、焼
肉のタレ、スープ、ミートソース、粒入りジユー
ス、シヤーベツト原料、カレー、シチユー、小倉
あんなどの食品がある。 なお、本発明は固形物入りの流体に対してなさ
れたものであるが、固形物を含まない流体に対し
ても勿論適用し得る。 試験例 トマトケチヤツプに５mm角の人参10wt％を混
ぜたものをモデルとし第１図に示す装置において
殺菌処理を行つた。 本実施例において用いた瞬間昇温部は薄層空間
の厚さが６mmのもので圧力コントロール装置は、
インペラーとケーシングの間のクリアランスが
0.1mmのロータリー型ポンプである。 本実施例の殺菌条件、原料および製品中の生菌
数を第１表に示す。
【表】
形物表面について測定した。
品質については、殺菌前後の色調を目視検査に
より比較したが第１表の全ての殺菌条件において
差は認められなかつた。
品質については、殺菌前後の色調を目視検査に
より比較したが第１表の全ての殺菌条件において
差は認められなかつた。
第１図は本発明実施例装置の構成図、第２図(1)
〜(3)は第１図の圧力コントロール装置として用い
られる各種バルブの概要図、第３図は従来装置の
構成図である。 ……供給ポンプ、……瞬間昇温部、……
高温保持部、……圧力コントロール装置。
〜(3)は第１図の圧力コントロール装置として用い
られる各種バルブの概要図、第３図は従来装置の
構成図である。 ……供給ポンプ、……瞬間昇温部、……
高温保持部、……圧力コントロール装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも片面に蒸気噴射孔を多数個有する
多孔部材を用いて囲繞形成された薄層空間に、供
給ポンプにより供給された被殺菌流体を通過さ
せ、該多孔部材の外側でこれを囲繞するジヤケツ
トから高温水蒸気を導入して上記被殺菌流体を瞬
間昇温せしめる流体の直接加熱式瞬間殺菌方法に
おいて、 上記瞬間昇温した被殺菌流体を高温保持し、圧
力変化に応じ流量変化する圧力コントロール装置
として設けられた、ケーシングとインペラーの間
に0.03〜0.15mmの一定クリアランスを有する回転
ポンプまたはバルブを経て上記高温状態の被殺菌
流体を送り出して該高温保持状態の流体の圧力を
制御することを特徴とする固形物を含有する流体
の直接加熱殺菌方法。 ２ 被殺菌流体に含まれる固形物の大きさが30mm
以下であることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の固形物を含有する流体の直接加熱殺菌方
法。 ３ 供給ポンプにより供給される被殺菌流体の通
過のために少なくとも片面に蒸気噴射孔を多数個
有する多孔部材を用いて囲繞された薄層空間及び
該多孔部材の外側に高温水蒸気を導入するジヤケ
ツト部から瞬間昇温部を形成し、該瞬間昇温部に
接続される高温保持部の終端に圧力コントロール
装置として、ケーシングとインペラーの間に約
0.03〜0.15mmの一定クリアランスを有する回転ポ
ンプまたはバルブを配設したことを特徴とする固
形物を含有する流体の直接加熱殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59081194A JPS60224478A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 固形物を含有する流体の直接加熱殺菌方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59081194A JPS60224478A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 固形物を含有する流体の直接加熱殺菌方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60224478A JPS60224478A (ja) | 1985-11-08 |
| JPH0443631B2 true JPH0443631B2 (ja) | 1992-07-17 |
Family
ID=13739661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59081194A Granted JPS60224478A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 固形物を含有する流体の直接加熱殺菌方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60224478A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4637936A (en) * | 1984-08-10 | 1987-01-20 | Marlen Research Corporation | Aspetic food processing apparatus and method |
| JPH06312012A (ja) * | 1993-04-28 | 1994-11-08 | Chiyoda Manufacturing Co Ltd | 加熱滅菌装置の温度制御方法 |
| KR20220148669A (ko) * | 2021-04-29 | 2022-11-07 | 씨제이제일제당 (주) | 솥밥의 맛, 영양 및 식감을 구현한 즉석밥 제조용 시스템 |
| KR102487829B1 (ko) * | 2021-04-29 | 2023-01-13 | 씨제이제일제당 (주) | 솥밥의 맛, 영양 및 식감을 구현한 즉석밥의 제조방법 |
| KR102648883B1 (ko) * | 2021-04-29 | 2024-03-19 | 씨제이제일제당 (주) | 맛, 영양 및 식감이 우수한 즉석식품의 제조방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59194745A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | ハウス食品工業株式会社 | 液状物を連続的に処理可能な殺菌充填装置 |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP59081194A patent/JPS60224478A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59194745A (ja) * | 1983-04-19 | 1984-11-05 | ハウス食品工業株式会社 | 液状物を連続的に処理可能な殺菌充填装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60224478A (ja) | 1985-11-08 |
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