JPH044347Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044347Y2 JPH044347Y2 JP3667086U JP3667086U JPH044347Y2 JP H044347 Y2 JPH044347 Y2 JP H044347Y2 JP 3667086 U JP3667086 U JP 3667086U JP 3667086 U JP3667086 U JP 3667086U JP H044347 Y2 JPH044347 Y2 JP H044347Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse element
- fuse
- fusing
- chamber
- predetermined
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 9
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- 238000010791 quenching Methods 0.000 claims 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ヒユーズエレメントの溶断を的確に
表示できるようにしたヒユーズに関する。
表示できるようにしたヒユーズに関する。
〔従来の技術〕
従来のヒユーズとして、例えば、溶断部と遮断
部を有し、外周に透明カバーを設けてヒユーズエ
レメントが溶断したときそれを外部より確認でき
るようにしたものがある。第3図に示すように、
I0〜I1の過電流が発生したとき溶断部のIT曲線IM
の特性に基づいて溶断部で発弧し、また、短絡事
故等によつてI1以上の事故電流が流れたとき遮断
部のIT曲線ISの特性に基づいて遮断部で発弧する
ことによつて電流遮断を行つている。このように
して、ヒユーズエレメントが溶断したときは、透
明カバーが外周に設けられているので外部より確
認することができる。
部を有し、外周に透明カバーを設けてヒユーズエ
レメントが溶断したときそれを外部より確認でき
るようにしたものがある。第3図に示すように、
I0〜I1の過電流が発生したとき溶断部のIT曲線IM
の特性に基づいて溶断部で発弧し、また、短絡事
故等によつてI1以上の事故電流が流れたとき遮断
部のIT曲線ISの特性に基づいて遮断部で発弧する
ことによつて電流遮断を行つている。このように
して、ヒユーズエレメントが溶断したときは、透
明カバーが外周に設けられているので外部より確
認することができる。
このヒユーズによれば、表示用の補助エレメン
トの溶断によつて表示部を突出されたり、溶断熱
によつて表示ラベルを変色させて溶断表示を行う
ヒユーズ等に比較して簡単な構成によつて表示を
行うことができる。
トの溶断によつて表示部を突出されたり、溶断熱
によつて表示ラベルを変色させて溶断表示を行う
ヒユーズ等に比較して簡単な構成によつて表示を
行うことができる。
しかし、従来のヒユーズによれば、それほど大
きくない遮断電流レベルによつて短時間で遮断す
ると遮断部だけが溶断して溶断部が溶断せず、か
つ遮断部の消弧砂の状態変化も少ないため、ヒユ
ーズエレメントの溶断を確認することができない
という不都合がある。
きくない遮断電流レベルによつて短時間で遮断す
ると遮断部だけが溶断して溶断部が溶断せず、か
つ遮断部の消弧砂の状態変化も少ないため、ヒユ
ーズエレメントの溶断を確認することができない
という不都合がある。
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、ヒ
ユーズエレメントの溶断を的確に外部より確認で
きるようにするため、遮断部が溶断したときは溶
断部も確実に溶断表示するようにしたヒユーズを
提供するものである。
ユーズエレメントの溶断を的確に外部より確認で
きるようにするため、遮断部が溶断したときは溶
断部も確実に溶断表示するようにしたヒユーズを
提供するものである。
本考案は以下の実施例による説明とは別に、筒
形限流ヒユーズ、電線ヒユーズ、高圧限流ヒユー
ズの間に等しく適用できるものである。
形限流ヒユーズ、電線ヒユーズ、高圧限流ヒユー
ズの間に等しく適用できるものである。
以下、本考案によるヒユーズを詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示し、リード線に
ヒユーズエレメント2が接続され、樹脂モールド
3によつて両端が固定密封されている。両端の樹
脂モールド3にかけて透明樹脂パイプ4がかけら
れ、ヒユーズエレメント2はその内部の溶断室5
および遮断室6内に伸びている。溶断室5内のヒ
ユーズエレメント2は低溶解金属7を有し、その
両側に円孔の形成による細狭部8を有し、一方、
遮断室6内のヒユーズエレメント2は隔壁9の内
部に収納された消弧砂10の内部に埋められ、円
形の形成によつて細狭部11を形成している。溶
断室5内のヒユーズエレメント2の円孔の数より
遮断室6内のヒユーズエレメント2の円孔の数を
大にし、かつ、細狭部8の円孔の径より細狭部1
1の円孔の径を小にし、更に、溶断室5の外装が
グラスフアイバー樹脂の適用あるいは厚みの増加
等によつて強化されている。
ヒユーズエレメント2が接続され、樹脂モールド
3によつて両端が固定密封されている。両端の樹
脂モールド3にかけて透明樹脂パイプ4がかけら
れ、ヒユーズエレメント2はその内部の溶断室5
および遮断室6内に伸びている。溶断室5内のヒ
ユーズエレメント2は低溶解金属7を有し、その
両側に円孔の形成による細狭部8を有し、一方、
遮断室6内のヒユーズエレメント2は隔壁9の内
部に収納された消弧砂10の内部に埋められ、円
形の形成によつて細狭部11を形成している。溶
断室5内のヒユーズエレメント2の円孔の数より
遮断室6内のヒユーズエレメント2の円孔の数を
大にし、かつ、細狭部8の円孔の径より細狭部1
1の円孔の径を小にし、更に、溶断室5の外装が
グラスフアイバー樹脂の適用あるいは厚みの増加
等によつて強化されている。
第2図は以上述べた低溶解金属7、細狭部8、
および細狭部11にそれぞれ対応するIT曲線IM,
IMSおよびISを示す。ここで、溶断室5のヒユーズ
エレメント2の細狭部8のIT曲線IMSと遮断室6
のヒユーズエレメント2の細狭部11のIT曲線IS
の遮断時間差を△t(電流値がIZのとき)として
示してあるが、図示上拡大して示されており、実
際はそれほど大きな時間差ではなく、極めて零に
近い微小なものである。
および細狭部11にそれぞれ対応するIT曲線IM,
IMSおよびISを示す。ここで、溶断室5のヒユーズ
エレメント2の細狭部8のIT曲線IMSと遮断室6
のヒユーズエレメント2の細狭部11のIT曲線IS
の遮断時間差を△t(電流値がIZのとき)として
示してあるが、図示上拡大して示されており、実
際はそれほど大きな時間差ではなく、極めて零に
近い微小なものである。
以上の構成において、遮断動作を説明する。
(1) I0〜I1の過電流が発生したとき
溶断室5のヒユーズエレメント2の低溶融金
属7のIT曲線IMに基づいて過電流を遮断する。
属7のIT曲線IMに基づいて過電流を遮断する。
(2) I1以上の、例えば、IZの短絡電流が発生した
とき 低溶融金属7が溶融する以前に溶融室5のヒ
ユーズエレメント2の細狭部8がIT曲線IMSに
基づいて発弧し、短絡電流IZを遮断する。これ
とほぼ同時に(厳密には、△tだけ遅れて)、
遮断室6のヒユーズエレメント2の細狭部11
がIT曲線ISに基づいて発弧し、短絡電流IZを遮
断する。
とき 低溶融金属7が溶融する以前に溶融室5のヒ
ユーズエレメント2の細狭部8がIT曲線IMSに
基づいて発弧し、短絡電流IZを遮断する。これ
とほぼ同時に(厳密には、△tだけ遅れて)、
遮断室6のヒユーズエレメント2の細狭部11
がIT曲線ISに基づいて発弧し、短絡電流IZを遮
断する。
このとき、溶断室5の内部では、I2 2△tに
相当するアーク熱によつて圧力が上昇するが、
溶断室5の外装が強化されているので爆発せ
ず、次いで、遮断室6のヒユーズエレメント2
は細狭部11の数が溶断室5のヒユーズエレメ
ント2の細狭部8の数より大であるため、多点
発弧となり、かつ、消弧砂10に冷却されるた
めに速やかに遮断する。
相当するアーク熱によつて圧力が上昇するが、
溶断室5の外装が強化されているので爆発せ
ず、次いで、遮断室6のヒユーズエレメント2
は細狭部11の数が溶断室5のヒユーズエレメ
ント2の細狭部8の数より大であるため、多点
発弧となり、かつ、消弧砂10に冷却されるた
めに速やかに遮断する。
以上説明した通り、本考案のヒユーズによれ
ば、遮断部が溶断したときは溶断部も確実に溶断
表示するようにしたため、ヒユーズエレメントの
溶断を的確に外部に表示することができる。
ば、遮断部が溶断したときは溶断部も確実に溶断
表示するようにしたため、ヒユーズエレメントの
溶断を的確に外部に表示することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す説明図。第2
図は本考案の動作を示す説明図、第3図は従来の
ヒユーズの動作を示す説明図。 符号の説明、1……リード線、2……ヒユーズ
エレメント、3……樹脂モールド、4……透明カ
バー、5……溶断室、6……遮断室、7……低溶
融金属、8,11……細狭部、9……隔壁、10
……消弧砂。
図は本考案の動作を示す説明図、第3図は従来の
ヒユーズの動作を示す説明図。 符号の説明、1……リード線、2……ヒユーズ
エレメント、3……樹脂モールド、4……透明カ
バー、5……溶断室、6……遮断室、7……低溶
融金属、8,11……細狭部、9……隔壁、10
……消弧砂。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 空室の溶断室内に位置する溶断部と、消孤砂を
充填された遮断室内に位置する遮断部と、前記溶
断室および遮断室の外周に設けられ、少なくとも
前記溶断室に対応する部分が透明にされた保護カ
バーを備え、 前記溶断部は、ヒユーズエレメントよりも低い
融点を有する低溶融金属部と、ヒユーズエレメン
トに設けられた所定の内径を有した所定の数の円
孔によつて形成された所定の幅の所定の数の細〓
を備えた表示用遮断部を含み、 前記遮断部は、ヒユーズエレメントに設けられ
た所定の内径を有した前記所定の数より大なる数
の円孔によつて形成された前記所定の幅より大な
る幅を有し前記所定の数より大なる数の細〓を有
することを特徴とするヒユーズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3667086U JPH044347Y2 (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3667086U JPH044347Y2 (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62149146U JPS62149146U (ja) | 1987-09-21 |
JPH044347Y2 true JPH044347Y2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=30847291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3667086U Expired JPH044347Y2 (ja) | 1986-03-13 | 1986-03-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044347Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6435105B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2018-12-05 | 国立大学法人埼玉大学 | ハイブリッドサブストレートヒューズエレメント |
-
1986
- 1986-03-13 JP JP3667086U patent/JPH044347Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62149146U (ja) | 1987-09-21 |
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