JPH0443210Y2 - - Google Patents
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- JPH0443210Y2 JPH0443210Y2 JP1989074936U JP7493689U JPH0443210Y2 JP H0443210 Y2 JPH0443210 Y2 JP H0443210Y2 JP 1989074936 U JP1989074936 U JP 1989074936U JP 7493689 U JP7493689 U JP 7493689U JP H0443210 Y2 JPH0443210 Y2 JP H0443210Y2
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Landscapes
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、歯のX線撮影時、歯科用X線フイル
ム包装体を支持するとともに歯科用X線フイルム
に符号を付与する歯科用X線フイルム包装体の支
持装置に関する。
ム包装体を支持するとともに歯科用X線フイルム
に符号を付与する歯科用X線フイルム包装体の支
持装置に関する。
近年、歯の治療や診断をより正確に行うために
歯のX線写真が利用されている。このようなX線
写真を得るためのX線撮影は、X線フイルムを、
X線は透過するが光線は遮断する部材を用いて作
られた包装体内に収納した歯科用X線フイルム包
装体を、撮影対象となる歯の一方の側面に支持
し、反対側からX線を照射することにより行なわ
れる。
歯のX線写真が利用されている。このようなX線
写真を得るためのX線撮影は、X線フイルムを、
X線は透過するが光線は遮断する部材を用いて作
られた包装体内に収納した歯科用X線フイルム包
装体を、撮影対象となる歯の一方の側面に支持
し、反対側からX線を照射することにより行なわ
れる。
このような歯科用X線フイルム包装体の支持
は、これを支持体に接着支持し、この支持体を歯
で噛むことにより成される。撮影が終了した歯科
用X線フイルム包装体は、暗所において包装体が
剥ぎとられ、X線フイルムが取り出される。この
X線フイルムを現像処理することにより、撮影対
象となつた歯のX線像を得ることができる。
は、これを支持体に接着支持し、この支持体を歯
で噛むことにより成される。撮影が終了した歯科
用X線フイルム包装体は、暗所において包装体が
剥ぎとられ、X線フイルムが取り出される。この
X線フイルムを現像処理することにより、撮影対
象となつた歯のX線像を得ることができる。
ところで、撮影されたX線フイルムと被撮影者
とは確実に対応していなくてはならない。このた
め、従来、撮影済みのX線フイルムを袋に入れ、
その袋に被撮影者の氏名、撮影箇所、撮影年月日
等を記載しておく手段がとられていたが、この手
段は多くの手間を要するばかりでなく、X線フイ
ルムと袋とが何等かの理由で分離すると、そのX
線フイルムと被撮影者との対応が極めて困難にな
る。
とは確実に対応していなくてはならない。このた
め、従来、撮影済みのX線フイルムを袋に入れ、
その袋に被撮影者の氏名、撮影箇所、撮影年月日
等を記載しておく手段がとられていたが、この手
段は多くの手間を要するばかりでなく、X線フイ
ルムと袋とが何等かの理由で分離すると、そのX
線フイルムと被撮影者との対応が極めて困難にな
る。
このような欠点を避けるため、あらかじめX線
不透過材料で符号(番号、記号、アルフアベツト
等)が印刷された符号シートを用意しておき、撮
影時に歯科用X線フイルム包装体の隅部にこの符
号シートを貼り付けて撮影を行う手段が採用され
ている。さらに、この様な符号シートは用いず、
X線フイルム現像処理前に符号付与装置により任
意の符号をX線フイルムに撮影付与する手段も用
いられている。
不透過材料で符号(番号、記号、アルフアベツト
等)が印刷された符号シートを用意しておき、撮
影時に歯科用X線フイルム包装体の隅部にこの符
号シートを貼り付けて撮影を行う手段が採用され
ている。さらに、この様な符号シートは用いず、
X線フイルム現像処理前に符号付与装置により任
意の符号をX線フイルムに撮影付与する手段も用
いられている。
ところで、上記のように符号付与シートや符号
付与装置を用いる手段は、それらを別途用意しな
ければならず、かつ、符号シートを貼着したり、
歯科用X線フイルム包装体を符号付与装置にセツ
トして操作するという手間を要していた。
付与装置を用いる手段は、それらを別途用意しな
ければならず、かつ、符号シートを貼着したり、
歯科用X線フイルム包装体を符号付与装置にセツ
トして操作するという手間を要していた。
本考案の目的は、上記従来技術における課題を
解決し、符号シートや符号付与装置を別途用意す
る必要はなく、また、符号付与に何等の手間をも
要さない歯科用X線フイルム包装体の支持装置を
提供するにある。
解決し、符号シートや符号付与装置を別途用意す
る必要はなく、また、符号付与に何等の手間をも
要さない歯科用X線フイルム包装体の支持装置を
提供するにある。
上記の目的を達成するため、本考案は、歯科用
X線フイルム包装体の支持装置を、歯により噛ま
れる咬合面を有する支持体と、少なくとも歯科用
X線フイルム包装体を支持するフイルム保持体
と、このフイルム保持体の所定の面と前記支持体
の前記咬合面にほぼ垂直な面とに接着剤により接
着されてこれら各面の間に介在しX線フイルムに
符号のX線像を形成する符号部とを備え、上記支
持体、フイルム保持体、および符号部が一体とな
つて歯科用X線フイルム包装体の支持装置を構成
することを特徴とする。
X線フイルム包装体の支持装置を、歯により噛ま
れる咬合面を有する支持体と、少なくとも歯科用
X線フイルム包装体を支持するフイルム保持体
と、このフイルム保持体の所定の面と前記支持体
の前記咬合面にほぼ垂直な面とに接着剤により接
着されてこれら各面の間に介在しX線フイルムに
符号のX線像を形成する符号部とを備え、上記支
持体、フイルム保持体、および符号部が一体とな
つて歯科用X線フイルム包装体の支持装置を構成
することを特徴とする。
フイルム保持体に歯科用X線フイルム包装体を
支持し、支持体を口腔内において歯で噛んで当該
歯科用X線フイルム包装体を所定位置に保持し、
この状態でX線を照射する。これにより、X線フ
イルムに符号が付与される。
支持し、支持体を口腔内において歯で噛んで当該
歯科用X線フイルム包装体を所定位置に保持し、
この状態でX線を照射する。これにより、X線フ
イルムに符号が付与される。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本考案の実施例に係る支持装置の断面
図、第2図は第1図に示す線−に沿う断面図
である。各図で、1は支持体を示す。この支持体
の材料は、当該支持体が口腔内に挿入されるた
め、まつたく毒性をもたず、かつ、歯で噛まれる
為ある程度軟らかく、さらに、X線を透過するよ
うな材料が選定される。このような材料として、
例えば、発泡性ポリエチレンが用いられる。支持
体1は長方形状に形成され、歯で噛まれる咬合面
1a1,1a2及びこれら咬合面1a1,1a2にほぼ垂
直な面1cを有する。
図、第2図は第1図に示す線−に沿う断面図
である。各図で、1は支持体を示す。この支持体
の材料は、当該支持体が口腔内に挿入されるた
め、まつたく毒性をもたず、かつ、歯で噛まれる
為ある程度軟らかく、さらに、X線を透過するよ
うな材料が選定される。このような材料として、
例えば、発泡性ポリエチレンが用いられる。支持
体1は長方形状に形成され、歯で噛まれる咬合面
1a1,1a2及びこれら咬合面1a1,1a2にほぼ垂
直な面1cを有する。
2はフイルム保持体を示し、断面はほぼU字形
状に形成されている。このフイルム保持体2は、
歯科用X線フイルム包装体をしつかりと保持する
ために用いられるものであり、第1の板体2a、
これと対向する第2の板体2b、及び両者を連結
するU字形状の連結部2cで構成される。フイル
ム保持体2は、堅いが弾力性のある材料、例え
ば、発泡性スチレン等で形成されていて、第1の
板体2aが第2の板体2bより長く、かつ、第2
の板体2b側に近づくように構成されている。従
つて、歯科用X線フイルム包装体を第1の板体2
aと第2の板体2bとの間に挿入すると、歯科用
X線フイルム包装体は両者の間にしつかりと挟ま
れて保持されることになる。
状に形成されている。このフイルム保持体2は、
歯科用X線フイルム包装体をしつかりと保持する
ために用いられるものであり、第1の板体2a、
これと対向する第2の板体2b、及び両者を連結
するU字形状の連結部2cで構成される。フイル
ム保持体2は、堅いが弾力性のある材料、例え
ば、発泡性スチレン等で形成されていて、第1の
板体2aが第2の板体2bより長く、かつ、第2
の板体2b側に近づくように構成されている。従
つて、歯科用X線フイルム包装体を第1の板体2
aと第2の板体2bとの間に挿入すると、歯科用
X線フイルム包装体は両者の間にしつかりと挟ま
れて保持されることになる。
3は符号部を示す、符号部3は、支持体の面1
cとほぼ同一面積でX線透過材料のシート3a、
このシート3aに印刷された鉛インクの符号3
b、支持体1と接着する接着剤層3c、およびフ
イルム保持体2と接着する接着剤層3dで構成さ
れている。本実施例では、符号3bには第2図に
示すように数字「250」が用いられている。
cとほぼ同一面積でX線透過材料のシート3a、
このシート3aに印刷された鉛インクの符号3
b、支持体1と接着する接着剤層3c、およびフ
イルム保持体2と接着する接着剤層3dで構成さ
れている。本実施例では、符号3bには第2図に
示すように数字「250」が用いられている。
次に、本実施例の支持装置の使用方法を第3図
及び第4図を参照しながら説明する。第3図は支
持装置が歯科用X線フイルム包装体を口腔内に支
持する状態を示す断面図である。この図で第1,
2図に示す部分と同一部分には同一符号が付して
ある。5は歯科用X線フイルム包装体を示す。7
aは撮影対象となる歯、7bは歯7aと対向する
歯、7a′、7b′は歯7a、7bの咬合面である。
8は歯肉、9は舌、10は頬を示す。
及び第4図を参照しながら説明する。第3図は支
持装置が歯科用X線フイルム包装体を口腔内に支
持する状態を示す断面図である。この図で第1,
2図に示す部分と同一部分には同一符号が付して
ある。5は歯科用X線フイルム包装体を示す。7
aは撮影対象となる歯、7bは歯7aと対向する
歯、7a′、7b′は歯7a、7bの咬合面である。
8は歯肉、9は舌、10は頬を示す。
まず、歯科用X線フイルム包装体5をフイルム
保持体2に挿入保持した後、支持装置を口腔内に
挿入し、第3図に示すように、支持体1の咬合面
1a1,1a2を歯7a,7bの咬合面7a′,7b′で
噛み、歯科用X線フイルム包装体5を撮影対象の
歯7aの側面に沿つて位置せしめる。この状態
で、外部から矢印に示すようにX線を照射する
と、歯科用X線フイルム包装体5内のX線フイル
ムに歯7aのX線像が投影される。同時に、X線
は支持体1をも透過するので、符号3b、即ち数
字「250」もX線フイルム上にX線像として投影
される。
保持体2に挿入保持した後、支持装置を口腔内に
挿入し、第3図に示すように、支持体1の咬合面
1a1,1a2を歯7a,7bの咬合面7a′,7b′で
噛み、歯科用X線フイルム包装体5を撮影対象の
歯7aの側面に沿つて位置せしめる。この状態
で、外部から矢印に示すようにX線を照射する
と、歯科用X線フイルム包装体5内のX線フイル
ムに歯7aのX線像が投影される。同時に、X線
は支持体1をも透過するので、符号3b、即ち数
字「250」もX線フイルム上にX線像として投影
される。
このようにしてX線撮影が終了すると、支持装
置は口腔内から取り出され、歯科用X線フイルム
包装体5がフイルム保持体2から抜き出される。
抜き出された歯科用X線フイルム包装体5は、暗
室や暗箱のような暗い所で包装体を剥がされてX
線フイルムが取り出される。このX線フイルムは
現像処理され、X線像が得られる。第4図はこの
ようにして得られたX線フイルムの平面図であ
る。図で、FはX線フイルム、7Aは歯7aのX
線像、3Bは符号3b(数字「250」)のX線像で
ある。
置は口腔内から取り出され、歯科用X線フイルム
包装体5がフイルム保持体2から抜き出される。
抜き出された歯科用X線フイルム包装体5は、暗
室や暗箱のような暗い所で包装体を剥がされてX
線フイルムが取り出される。このX線フイルムは
現像処理され、X線像が得られる。第4図はこの
ようにして得られたX線フイルムの平面図であ
る。図で、FはX線フイルム、7Aは歯7aのX
線像、3Bは符号3b(数字「250」)のX線像で
ある。
このように、本実施例では、支持体とフイルム
保持体との間に符号部を介在させたので、X線撮
影時に、歯の撮影と同時に符号の撮影も行うこと
ができ、符号シートや符号付与装置を別途用意す
る必要はなく、かつ、符号付与のための何等の手
間も必要としない。また、符号のX線像は必ず歯
のX線像以外の部分に位置しなければならない
が、本実施例では、支持体はその使用態様から、
歯科用X線フイルム包装体の下端または上端に位
置することとなり、符号シートや符号付与装置の
ように符号の位置決めに煩わされることはない。
さらに、本実施例は他の効果をも有する。これを
第5図により説明する。
保持体との間に符号部を介在させたので、X線撮
影時に、歯の撮影と同時に符号の撮影も行うこと
ができ、符号シートや符号付与装置を別途用意す
る必要はなく、かつ、符号付与のための何等の手
間も必要としない。また、符号のX線像は必ず歯
のX線像以外の部分に位置しなければならない
が、本実施例では、支持体はその使用態様から、
歯科用X線フイルム包装体の下端または上端に位
置することとなり、符号シートや符号付与装置の
ように符号の位置決めに煩わされることはない。
さらに、本実施例は他の効果をも有する。これを
第5図により説明する。
第5図は支持装置の斜視図である。図で、第
1,2,3図に示す部分と同一部分には同一符号
が付してある。歯科用X線フイルム包装体5の外
装部材の外縁は比較的堅いので、これを口腔内に
挿入したとき患者が苦痛を感じることがある。ま
た、口腔内から取り出された歯科用X線フイルム
包装体5には患者の唾液が付着しており、この唾
液で歯科医師等の取扱者の手が汚れ、ひどい場合
には唾液に含まれている細菌に感染する虞があ
る。これらの事情から、最近、歯科用X線フイル
ム包装体5を柔らかい材料の袋に収納し、この袋
に掴み部を連結し、歯科用X線フイルム包装体5
を入れた上記袋を口腔内に挿入したとき上記掴み
部が口腔の外に出るように構成した収納体が提案
されている。第5図で、Sはこの収納体を示し、
S1は袋部、S2は掴み部である。
1,2,3図に示す部分と同一部分には同一符号
が付してある。歯科用X線フイルム包装体5の外
装部材の外縁は比較的堅いので、これを口腔内に
挿入したとき患者が苦痛を感じることがある。ま
た、口腔内から取り出された歯科用X線フイルム
包装体5には患者の唾液が付着しており、この唾
液で歯科医師等の取扱者の手が汚れ、ひどい場合
には唾液に含まれている細菌に感染する虞があ
る。これらの事情から、最近、歯科用X線フイル
ム包装体5を柔らかい材料の袋に収納し、この袋
に掴み部を連結し、歯科用X線フイルム包装体5
を入れた上記袋を口腔内に挿入したとき上記掴み
部が口腔の外に出るように構成した収納体が提案
されている。第5図で、Sはこの収納体を示し、
S1は袋部、S2は掴み部である。
上記のように、袋部S1は柔らかい材料で作られ
ているので、X線撮影に際し、従来のように支持
体を歯科用X線フイルム包装体5に直接接着する
代わりに、これを挿入した袋部S1に接着しても安
定して歯科用X線フイルム包装体5を口腔内の所
定の位置に保持することは困難である。しかしな
がら、本実施例ではフイルム保持体2が設けられ
ているので、歯科用X線フイルム保持体5が挿入
された袋部S1をフイルム保持体2で保持すれば安
定した保持が可能となる。X線撮影終了後、収納
体Sをフイルム保持体2から外し、掴み部S2を両
側に引つ張り、袋部S1を剥がすと、収納されてい
た歯科用X線フイルム包装体5を取り出すことが
できる。
ているので、X線撮影に際し、従来のように支持
体を歯科用X線フイルム包装体5に直接接着する
代わりに、これを挿入した袋部S1に接着しても安
定して歯科用X線フイルム包装体5を口腔内の所
定の位置に保持することは困難である。しかしな
がら、本実施例ではフイルム保持体2が設けられ
ているので、歯科用X線フイルム保持体5が挿入
された袋部S1をフイルム保持体2で保持すれば安
定した保持が可能となる。X線撮影終了後、収納
体Sをフイルム保持体2から外し、掴み部S2を両
側に引つ張り、袋部S1を剥がすと、収納されてい
た歯科用X線フイルム包装体5を取り出すことが
できる。
第6図a,bは本考案の第2の実施例に係る支
持装置の断面図及び正面図である。図で、2は第
1図に示すものと同様のフイルム保持体、11は
支持体、11aはその咬合部を示す、11b1は咬
合部11aからほぼ垂直に折り曲げられた符号支
持部である。11b2、11b3は接着剤層、11b4
は符号11b5が鉛インクで印刷されたシートであ
る。接着剤層11b2はシート11b4を符号支持部
11b1に接着し、接着剤層11b3はフイルム保持
体2を接着する。支持体11は、例えば、軟質合
成樹脂のような比較的軟らかい材料で形成されて
いる。
持装置の断面図及び正面図である。図で、2は第
1図に示すものと同様のフイルム保持体、11は
支持体、11aはその咬合部を示す、11b1は咬
合部11aからほぼ垂直に折り曲げられた符号支
持部である。11b2、11b3は接着剤層、11b4
は符号11b5が鉛インクで印刷されたシートであ
る。接着剤層11b2はシート11b4を符号支持部
11b1に接着し、接着剤層11b3はフイルム保持
体2を接着する。支持体11は、例えば、軟質合
成樹脂のような比較的軟らかい材料で形成されて
いる。
第7図は本考案の第3の実施例に係る支持装置
の断面図である。図で、第6図a,bに示す部分
と同一部分には同一符号が付してある。11は支
持体を示す。本実施例においては、咬合部は1枚
の板体を折り曲げることにより形成される。即
ち、図示のように、11a1,11a2は咬合部、1
1a3は折り曲げ部である。折り曲げ部11a3によ
り、咬合部に弾性が付与され噛み合いが容易にな
る。他の部分は第2の実施例と同じである。
の断面図である。図で、第6図a,bに示す部分
と同一部分には同一符号が付してある。11は支
持体を示す。本実施例においては、咬合部は1枚
の板体を折り曲げることにより形成される。即
ち、図示のように、11a1,11a2は咬合部、1
1a3は折り曲げ部である。折り曲げ部11a3によ
り、咬合部に弾性が付与され噛み合いが容易にな
る。他の部分は第2の実施例と同じである。
第8図は本考案の第4の実施例に係る支持装置
の断面図である。図で、2は第1図に示すものと
同様のフイルム保持体、12は支持体、12aは
咬合部を示す。12b1は咬合部12aの端部に連
結されその上下方向に垂直に伸びた符号支持部で
ある。符号支持部12b1には、第2の実施例と同
じく、接着剤層12b2,12b3、及び鉛インクの
符号12b5が印刷されたシート12b4が支持され
ている。本実施例においても第3の実施例と同
様、咬合部を折り曲げて形成してもよい。
の断面図である。図で、2は第1図に示すものと
同様のフイルム保持体、12は支持体、12aは
咬合部を示す。12b1は咬合部12aの端部に連
結されその上下方向に垂直に伸びた符号支持部で
ある。符号支持部12b1には、第2の実施例と同
じく、接着剤層12b2,12b3、及び鉛インクの
符号12b5が印刷されたシート12b4が支持され
ている。本実施例においても第3の実施例と同
様、咬合部を折り曲げて形成してもよい。
第9図は本考案の第5の実施例に係る支持装置
の断面図である。図で、2は第1図に示すものと
同様のフイルム保持体、13は中空に形成された
支持体を示す、13aは咬合部、13b1は支持体
13の端面の符号支持部である。符号支持部13
b1には、第2〜4の実施例と同じく、接着剤層1
3b2,13b3、及び鉛インクの符号13b5が印刷
されたシート13b4が支持されている。
の断面図である。図で、2は第1図に示すものと
同様のフイルム保持体、13は中空に形成された
支持体を示す、13aは咬合部、13b1は支持体
13の端面の符号支持部である。符号支持部13
b1には、第2〜4の実施例と同じく、接着剤層1
3b2,13b3、及び鉛インクの符号13b5が印刷
されたシート13b4が支持されている。
第10図は本考案の第6の実施例に係る支持装
置の断面図である。図で14は支持体を示す。本
実施例においては、支持体14はフイルム保持体
2と一体に形成されたいる。14aは咬合部であ
る。14b4はシート、14b5はシート14b4に鉛
インクで印刷された符号である。14b3は接着剤
層であり、符号14b5を内側にしてシート14b4
をフイルム保持体の第2の板体に接着する。な
お、本実施例においても、支持体14を第7図に
示す実施例のように折り曲げて形成することもで
きる。
置の断面図である。図で14は支持体を示す。本
実施例においては、支持体14はフイルム保持体
2と一体に形成されたいる。14aは咬合部であ
る。14b4はシート、14b5はシート14b4に鉛
インクで印刷された符号である。14b3は接着剤
層であり、符号14b5を内側にしてシート14b4
をフイルム保持体の第2の板体に接着する。な
お、本実施例においても、支持体14を第7図に
示す実施例のように折り曲げて形成することもで
きる。
以上本考案の実施例を説明したが、符号は、そ
れ自体をX線不透過材料で形成せず、周囲をX線
不透過部とし符号をX線透過部としてもよい。ま
た、符号はシートに印刷せずに、支持体の面また
はフイルム保持体2の第2の板体2bに直接形成
することもできる。
れ自体をX線不透過材料で形成せず、周囲をX線
不透過部とし符号をX線透過部としてもよい。ま
た、符号はシートに印刷せずに、支持体の面また
はフイルム保持体2の第2の板体2bに直接形成
することもできる。
以上述べたように、本考案では、フイルム保持
体における支持体側の所定の面に符号部を設けた
ので、何等の手間をも要することなく容易にX線
フイルム上に符号のX線像を得ることができる。
また、歯科用X線フイルム包装体を挿入する収納
体が用いられる場合にも、何等支障なくこれを確
実に口腔内の所定の位置に保持することができ
る。
体における支持体側の所定の面に符号部を設けた
ので、何等の手間をも要することなく容易にX線
フイルム上に符号のX線像を得ることができる。
また、歯科用X線フイルム包装体を挿入する収納
体が用いられる場合にも、何等支障なくこれを確
実に口腔内の所定の位置に保持することができ
る。
第1図は本考案の実施例に係る支持装置の断面
図、第2図は第1図の線−線に沿う断面図、
第3図は口腔内の状態を示す断面図、第4図はX
線フイルムの平面図、第5図は支持装置の斜視
図、第6図a,bは本考案の第2の実施例に係る
支持装置の断面図及び正面図、第7図、第8図、
第9図及び第10図はそれぞれ本考案の第3、第
4、第5及び第6の実施例に係る支持装置の断面
図である。 1,11,11′,12,13,14……支持
体、1a1,1a2,11a,11a1,11a2,12
a,13a,14a……咬合面、1c……面、2
……フイルム保持体、2a……第1の板体、2b
……第2の板体、3……符号部、3b,11b5,
12b5,13b5,14b5……符号。
図、第2図は第1図の線−線に沿う断面図、
第3図は口腔内の状態を示す断面図、第4図はX
線フイルムの平面図、第5図は支持装置の斜視
図、第6図a,bは本考案の第2の実施例に係る
支持装置の断面図及び正面図、第7図、第8図、
第9図及び第10図はそれぞれ本考案の第3、第
4、第5及び第6の実施例に係る支持装置の断面
図である。 1,11,11′,12,13,14……支持
体、1a1,1a2,11a,11a1,11a2,12
a,13a,14a……咬合面、1c……面、2
……フイルム保持体、2a……第1の板体、2b
……第2の板体、3……符号部、3b,11b5,
12b5,13b5,14b5……符号。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 歯により噛まれる咬合面を有する支持体と、
X線フイルムを密封した歯科用X線フイルム包
装体を支持するフイルム保持体と、このフイル
ム保持体の所定の面と前記支持体の前記咬合面
にほぼ垂直な面とに接着剤により接着されて当
該2つの面の間に介在し前記X線フイルムに符
号のX線像を形成する符号部とを備えているこ
とを特徴とする歯科用X線フイルム包装体の支
持装置。 (2) 請求項(1)において、前記符号部の符号は、X
線透過材料のシートにX線不透過材料のインク
で印刷して形成されることを特徴とする歯科用
X線フイルム包装体の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989074936U JPH0443210Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989074936U JPH0443210Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0315506U JPH0315506U (ja) | 1991-02-15 |
JPH0443210Y2 true JPH0443210Y2 (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=31615070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989074936U Expired JPH0443210Y2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0443210Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4605924B2 (ja) * | 2001-03-06 | 2011-01-05 | 三恵工業株式会社 | 燃料注入管とその製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48113368U (ja) * | 1972-04-03 | 1973-12-25 | ||
JPS5557734U (ja) * | 1978-10-13 | 1980-04-19 | ||
JPS6082636U (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-07 | 株式会社 ニツクス | 歯科用x線フイルム保持ブロツクの取出し具 |
JPH0420407Y2 (ja) * | 1988-12-19 | 1992-05-11 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP1989074936U patent/JPH0443210Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0315506U (ja) | 1991-02-15 |
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