JPH044281Y2 - - Google Patents

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JPH044281Y2
JPH044281Y2 JP1985202876U JP20287685U JPH044281Y2 JP H044281 Y2 JPH044281 Y2 JP H044281Y2 JP 1985202876 U JP1985202876 U JP 1985202876U JP 20287685 U JP20287685 U JP 20287685U JP H044281 Y2 JPH044281 Y2 JP H044281Y2
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circuit
gate
logic
printer
signal
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、都市ガスなどの検針業務を行うため
に実施される検針業務用携帯型処理装置に関す
る。 背景技術 典型的な先行技術は、マイクロコンピユータな
どを備える携帯型処理装置であり、プリンタが一
体的に固定してあり演算処理結果がプリンタによ
つて印字される。 考案が解決すべき問題点 このような先行技術では、プリンタが一体的に
固定して構成されているので、全体の構成が大形
であり、したがつて狭い場所で検針業務を行う際
の作業性が劣る。またこの先行技術では、上述の
ようにプリンタが一体的に固定してあるので、重
量が大きく、そのため長時間にわたつて、作業者
が手で持つて作業を行うとき、疲労が大きい。 さらにこのような先行技術では、検針業務を雨
天の屋外で行うとき、雨などがプリンタに落下
し、プリンタの記録紙が雨で汚れてしまう。 本考案の目的は、狭い場所においても、また長
時間にわたつて、検針業務を行うことができ、ま
た雨天の屋外などにおいても、支障を来すことな
く、検針業務を行うことができる検針業務用携帯
型処理装置を提供することである。 課題を解決するための手段 本考案は、(a) 処理回路本体4であつて、 (a1) 全体の形状が大略的に偏平に形成さ
れるケーシング41と、 (a2) ケーシング41の一表面に設けられ、
検針業務に関する情報を入力するためのキー
ボード17と、 (a3) ケーシング41の前記一表面で、キ
ーボード17よりも上部に設けられ、表示を
行う表示回路19と、 (a4) ケーシング41内に設けられ、キー
ボード17からの信号に応答して演算を行
い、その演算結果を表示回路19によつて表
示させる処理回路16と、 (a5) ケーシング41の上端部に設けられ、
処理回路16の前記演算結果を表す信号を導
出する第1コネクタ14と、 (a6) ケーシング41内に設けられ、処理
回路16の前記演算結果を表す信号を変調し
て導出する変調手段13と、 (a7) ケーシング41内に設けられ、第1
コネクタ14の接続および離脱状態を検出
し、接続後に論理「1」の、また離脱時に論
理「0」の検出信号Xを発生する検出素子1
5とを含み、 (a8) 前記処理回路16は、第1コネクタ
14を選択して論理「1」を導出する第1選
択信号CIと、変調手段13を選択して論理
「1」を導出する第2選択信号CEとを導出
し、第1コネクタ14および変調手段13の
いずれをも選択しないとき、第1および第2
選択信号CI,CEをいずれも論理「0」とし、
さらに、 (a9) 手動操作され、第1コネクタ14を
選択して論理「1」を導出する第3選択信号
SIと、変調手段13を選択して論理「1」を
導出する第4選択信号SEとを導出し、第1
コネクタ14および変調手段13のいずれを
も選択しないとき、第3および第4選択信号
SI,SEをいずれも論理「0」とする選択ス
イツチ20と、 (a10) ケーシング41内に設けられる選択
回路23であつて、 (a10−1) 第1選択信号CIを反転する第
1反転回路N1と、 (a10−2) 第1反転回路N1の出力と第
4選択信号SEとが与えられる第1ANDゲ
ートG1と、 (a10−3) 第2選択信号CEと第1ANDゲ
ートG1との各出力が与えられる第1OR
ゲートG4と、 (a10−4) 第1ORゲートG4の出力を反
転する第2反転回路N3と、 (a10−5) 第2反転回路N3の出力と検
出信号とが与えられる第2ANDゲートG6
とを含む選択回路23と、 (a11) 第2ANDゲートG6の出力に応答
し、第2ANDゲートG6の出力が論理「1」
のとき、処理回路16からの演算結果を表す
信号を第1コネクタ14に与える第1ゲート
9と、 (a12) 第2ANDゲートG6の出力を反転す
る第3反転回路26と、 (a13) 第3反転回路26の出力に応答し、
第3反転回路26の出力が論理「1」のと
き、処理回路16からの演算結果を表す信号
を変調手段13に与える第2ゲート10とを
含む処理回路本体4と、 (b) アダプタ31であつて、 (b1) 変調手段13からの信号を変調して
前記演算結果を表す信号を導出する復調手段
29と、 (b2) 復調手段29からの前記演算結果を
表す信号を導出する第2コネクタ32とを備
えるアダプタ31と、 (c) 第1および第2コネクタ14,32に接続お
よび離脱可能なプリンタ5と、 (e) 一端部がケーシング41の下端部に連結さ
れ、他端部がアダプタ31に連結され、変調手
段13と復調手段29とを取外し可能に接続す
る可撓性ライン6と、 (f) アダプタ31とそのアダプタ31の第2コネ
クタ32に接続されたプリンタ5とを、作業者
3の肩から吊下げるためのベルト8とを含み、 (g) 前記選択回路23は、さらに、 (g1) 第2選択信号CEを反転する第3反転
回路N2と、 (g2) 第3反転回路N2の出力と第3選択
信号SIとが与えられる第3ANDゲートG2
と、 (g3) 第1選択信号CIと第3ANDゲートG
2の出力とが与えられる第2ORゲートG3
と、 (g4) 検出信号Xを反転する第3反転回路
N4と、 (g5) 第2ORゲートG3と第3反転回路N
4の出力とが与えられる第4ANDゲートG5
とを含み、 (h) 処理回路16は、 第4ANDゲートG5の出力Eに応答し、その第
4ANDゲートG5の出力Eが論理「0」のと
き、エラーなしと判断して、印字すべき演算結
果を表す信号を、第1および第2ゲート9,1
0に与えることを特徴とする検針業務用携帯型
処理装置である。 作 用 本考案に従えば、処理回路本体4のケーシング
41の上端部に設けられている第1コネクタ14
に、プリンタ5を接続し、この接続状態が検出素
子15によつて検出されることによつて、キーボ
ード17から入力した検針業務に関する情報、た
とえばガスメータ2の都市ガス使用量を表す表示
値を、処理回路16において演算し、その演算結
果をプリンタ5によつて印字することができ、こ
の演算結果はまた、処理回路本体4に設けられて
いる表示回路19によつて表示される。作業者3
は、このような処理回路本体4と、それに第1コ
ネクタ14を介して接続されているプリンタ5と
を手で持つて、検針業務を行うことができ、この
とき演算結果をプリンタ5において直ちに読取つ
て確認することができ、作業性が良好である。 さらに本考案に従えば、第1コネクタ14にプ
リンタ5が接続されていない離脱状態であること
が検出素子15によつて検出されたときには、処
理回路16からの前記演算結果を表す信号を変調
手段13に与え、可撓性ライン6を介してアダプ
タ31の復調手段29から第2コネクタ32を介
してプリンタ5に与えて印字を行う。このように
して検針業務を狭い場所で行う必要があるときお
よび長時間にわたつて検針業務を行うときには、
可撓性ライン6およびアダプタ31を介して接続
されたプリンタ5によつて印字を行い、このアダ
プタ31およびそれに接続されているプリンタ5
をベルト8によつて作業者3が肩から吊下げた状
態で印字を行うことができるので、作業性がきわ
めて良好である。このようなベルト8を用いてア
ダプタ31およびプリンタ5を肩から吊下げるこ
とができるので、雨天時の屋外での検針業務を行
う際に、雨などがプリンタ5に付着してプリンタ
5の記録紙が汚損することを防ぐことができる。
たとえばこのアダプタ31およびプリンタ5を作
業者3が肩からベルト8によつて吊下げた状態
で、その外方にたとえばレインコートなどを着衣
した状態で検針業務を行うことによつて、プリン
タ5の雨などによる汚損を一層確実に防ぐことが
でき、このような使用態様もまた、本考案によれ
ば可能である。 可撓性ライン6には、変調された信号が伝送さ
れるので、耐ノイズ性能を向上することができ、
また可撓性ライン6の導体の数を、第1および第
2コネクタ14,32のピンなどの導体の数より
も低減することができる。 実施例 第1図は本考案の基礎となる構成を示すブロツ
ク図であり、第2図はその使用状態を示す図であ
る。都市ガスの検針を行うために、家1の都市ガ
ス使用量を表示しているガスメータ2の表示値を
作業者3が読取り、処理回路本体4のケーシング
41の一表面に設けられているキーボード17を
操作し、この処理回路本体4のケーシング41の
上端部に第2図のように着脱可能に一体的に取付
けられている第1図の第1プリンタ5によつて印
字し、あるいはまた第3図のように可撓性ライン
6を介して処理回路本体4から印字すべき信号が
与えられるもう1つの第2プリンタ7によつて印
字を行うことができる。プリンタ7はベルト8に
よつて作業者3の肩から吊下げることができる。 処理回路本体4のケーシング41内において、
ゲート回路9,10は、第1プリンタ5のための
インタフエイス11と並列信号を直列信号に変換
するインタフエイス12とを能動化する。インタ
フエイス12は、変復調回路13および可撓性ラ
イン6を介して第2プリンタ7に印字すべき信号
を与える。インタフエイス11は、着脱可能なコ
ネクタ14を介して第1プリンタ5に印字すべき
信号を与える。第1プリンタ5が処理回路本体4
に装着されて接続されている状態を検出するため
に、検出素子15が備えられる。 マイクロコンピユータなどによつて実現される
処理回路16には、作業者3が都市ガス使用量を
入力するためのキーボード17が接続され、この
入力された都市ガス使用量がメモリ18のプログ
ラムによつて演算され、演算結果が表示回路19
によつて表示される。処理回路16は、その他の
演算をも合わせて行う。この処理回路16による
演算結果は、前述のとおり第1プリンタ5または
第2プリンタ7によつて印字される。 処理回路本体4には、第1プリンタ5(したが
つて第1コネクタ14)を、または第2プリンタ
7(したがつて変復調回路13)を、手動で選択
するための選択スイツチ20が備えられる。この
選択スイツチ20からの信号は、ラインSI,SE
から選択回路23に与えられる。選択回路23は
ライン24を介して処理回路16に接続される。
選択回路23からの出力は、ライン25を介して
ゲート回路9に与えられ、また反転回路26を介
してゲート回路10に与えられる。検出素子15
からの検出信号は、ライン27を介して選択回路
23に与えられる。 第4図は、選択回路23の具体的な電気的構成
を示すブロツク図である。処理回路16からの信
号は、ライン24を介してバスインタフエイス2
8に与えられる。この処理回路16が第1プリン
タ5または第2プリンタ7を選択する態様に応じ
て第1表のとおりラインCI,CEにデジタル信号
を導出するるバスインタフエイス28に接続され
るラインEは、エラーなしのときには論理「0」
であり、エラーありのときは論理「1」である。
ここで言うエラーなしと言うのは、選択スイツチ
20によつて第1プリンタ5を選択したとき、そ
の第1プリンタ5が処理回路本体4のケーシング
41に接続されており、そのことが検出素子15
によつて検出されている状態を言う。エラーあり
と言うのは、選択スイツチ20によつて第1プリ
ンタ5を選択したにもかかわらず、その第1プリ
ンタ5が処理回路本体4のケーシング41に接続
されておらず、そのことが検出素子15によつて
検出された状態を言う。
【表】 選択スイツチ20からラインSI,SEには、第
2表に示される信号が導出される。
【表】 検出素子15は、第1プリンタ5が処理回路本
体4のケーシング41に装着されて接続されてい
るときライン27に論理「1」の信号を導出し、
第1プリンタ5が接続されていないとき論理
「0」の信号を導出する。ラインSからバスイン
タフエイス28には、第2プリンタ7が選択され
たとき論理「0」の信号が与えられ、第1プリン
タ5が選択されたとき論理「1」の信号が与えら
れる。 ラインCI,CEに関連して反転回路N1,N2
が接続され、さらにまたANDゲートG1,G2
が接続される。ラインCI,CEからの信号と、
ANDゲートG1,G2からの信号は、ORゲート
G3,G4に与えられる。ORゲートG3からの
信号FIはANDゲートG5に与えられ、またOR
ゲートG4からの信号FEは、反転回路N3を介
してANDゲートG6に与えられる。ライン27
からの検出信号Xは、反転回路N4を介して
ANDゲートG5に与えられる。ANDゲートG
5,G6の各出力は、ラインE,Sにそれぞれ導
出される。これによつて第1式〜第4式の論理式
が成立する。 F1=CI+・SI …(1) FE=CE+・SE …(2) S=X・ …(3) E=・FI …(4) 処理回路16が第1プリンタ5を選択したとき
には、ラインCIは論理「1」であり、このとき
第1プリンタ5が接続されていれば検出素子15
のライン27への出力は論理「1」であり、
ANDゲートG5には反転回路N4によつて論理
「0」の信号が与えられる。そのためANDゲート
G5の出力Eは論理「0」であり、エラーなしと
して、第1プリンタ5によつて印字すべき信号が
処理回路16から与えられることになる。このと
きラインCEは論理「0」であり、これによつて
反転回路N3からANDゲートG6には論理「1」
の信号が与えられる。したがつてANDゲートG
6の出力Sはライン25に論理「1」の信号を導
出し、これによつてゲート回路9が開き、処理回
路16からの印字すべき信号はインタフエイス1
1からコネクタ14を経て第1プリンタ5に与え
られて第1プリンタ5による印字が行われる。こ
のとき選択スイツチ20からラインCI,SEに導
出されている信号にかかわらず、処理回路16の
第1プリンタ5の選択による印字動作が行われ
る。 処理回路16が第2プリンタ7を選択したとき
には、ラインCEは論理「1」となり、これによ
つて反転回路N3からANDゲートG6には、論
理「0」の信号が与えられる。そのためライン2
5から反転回路26を介してゲート回路10には
論理「1」の信号が与えられてゲート回路10を
介して処理回路16からインタフエイス12、変
復調回路13および可撓性ライン6を経て第2プ
リンタ7に信号が与えられて、第2プリンタ7に
よる印字が行われる。このときANDゲートG2
には、反転回路N2から論理「0」の信号が与え
られ、ラインCIは論理「0」であり、したがつ
てANDゲートG5の出力は論理「0」である。
こうして処理回路16によつて第2プリンタ7が
選択されたときには、選択スイツチ20の出力に
かかわらず第2プリンタ7の選択による印字動作
が行われる。 処理回路16からの信号によつてバスインタフ
エイス28からラインCI,CEに論理「0」の信
号が導出されているときにおいて、選択スイツチ
20によつて第1プリンタ5を選択したときを想
定する。このときには選択スイツチ20からライ
ンSEには論理「0」の信号が導出され、したが
つてANDゲートG1から論理「0」の信号が導
出されることになる。このため反転回路N3から
は論理「1」の信号が導出される。検出素子15
によつて第1プリンタ5が接続されている状態が
検出されているときには、ライン27から論理
「1」の信号が導出される。したがつてANDゲー
トG6の出力Sは論理「1」であり、ライン25
を介してゲート回路9には論理「1」の信号が与
えられ、そのため処理回路16からの印字すべき
信号はゲート回路9からインタフエイス11およ
びさらにコネクタ14を経て第1プリンタ5に与
えられることになる。検出素子15によつて第1
プリンタ5の接続状態が検出されているときに
は、反転回路N4からは論理「0」の信号が導出
されてANDゲートG5に与えられる。これによ
つてANDゲートG5の出力Eは論理「0」であ
る。 選択スイツチ20によつて第2プリンタ7が選
択されたときには、ラインSEは論理「1」であ
り反転回路N1からの出力は論理「1」である。
したがつてANDゲートG1からの論理「1」の
信号は、ORゲートG4を経て反転回路N3に与
えられる。反転回路N3の論理「0」出力は、
ANDゲートG6に与えられ、したがつてその
ANDゲートG6の出力Sは論理「0」である。
これによつて反転回路26は論理「1」の信号を
導出し、ゲート回路10が開く。そのため処理回
路16からは、第2プリンタ7によつて印字すべ
き信号がゲート回路10およびインタフエイス1
2を介して与えられることになる。 処理回路16によつて第1プリンタ5および第
2プリンタ7が選択されておらず、したがつてラ
インCI,CEはいずれも論理「0」であり、また
選択スイツチ20によつて第1プリンタ5または
第2プリンタ7のいずれをも選択されておらず、
したがつてラインSI,SEはいずれも論理「0」
であるときを想定する。このときにはORゲート
G4の出力SEは論理「0」であり、したがつて
反転回路N3からANDゲートG6には論理「1」
の信号が与えられる。第1プリンタ5が接続され
ていればそのことが検出素子15によつて検出さ
れ、ライン27には論理「1」の信号が導出され
る。これによつてANDゲートG6の出力Sは論
理「1」となる。したがつてゲート回路9が開か
れ処理回路16からは第1プリンタ5によつて印
字すべき信号が導出されて印字される。 処理回路16および選択スイツチ20によつて
第1プリンタ5および第2プリンタ7のいずれを
も選択されておらずしかも第1プリンタ5が接続
されていないときには、ANDゲートG6の出力
は論理「0」であり、反転回路26の出力は論理
「1」となつてゲート回路10が開かれる。この
ときORゲートG3の出力F1は論理「0」であ
り、ANDゲートG5の出力反転「0」となる。
こうして処理回路16からはゲート回路10を介
して第2プリンタ7によつて印字すべき信号が導
出された印字される。 このように処理回路16および選択スイツチ2
0によつて第1プリンタ5および第2プリンタ7
を選択しないときには、第1プリンタ5が接続さ
れていれば、その第1プリンタ5による印字が行
われ、また第1プリンタ5が接続されておらず、
第2プリンタ7が接続されているときには、第2
プリンタ7による印字が行われる。これによつて
操作が簡略化される。また処理回路16は第1プ
リンタ5および第2プリンタ7ごとに個別的なプ
ログラムを準備する必要がなく、プログラムの簡
素化が図られる。 処理回路本体4のケーシング41は、前述の第
2図および第3図に明らかなように、全体の形状
が大略的に偏平に形成されており、コネクタ14
は、その上端部に設けられ、プリンタ5と第2図
のように接続状態とし、あるいはまたコネクタ1
4からプリンタ5を離脱して第3図の状態とする
ことができる。検出素子15によつてコネクタ1
4にプリンタ5が接続されている状態が検出され
たとき、処理回路16の演算結果を表す信号はコ
ネクタ14からプリンタ5に与えられて記録紙へ
の印字が行われ、検出素子15によつてコネクタ
14にプリンタ5が接続されていない離脱状態で
あることが検出されたときには、処理回路16の
演算結果を表す信号は、変調回路13によつて変
調されて、可撓性ライン6から第2プリンタ7に
与えられ、これによつて第2プリンタ7では復調
され、演算結果を記録紙に印字する。可撓性ライ
ン6は、変調回路13と第2プリンタ5とを、第
3図に示されるように接続し、あるいはまた第2
図で示されるように取外し可能とされる。 第5図は本考案の一実施例の一部の電気回路図
であり、その他の構成は第1図〜第4図の構成と
同様である。この実施例では、処理回路本体4の
コネクタ14から取外した第1プリンタを変復調
回路29およびインタフエイス30を内蔵するア
ダプタ31にコネクタ32を用いて接続して、そ
れを処理回路本体4と可撓性ライン6で接続す
る。したがつてコネクタ14にプリンタ5が接続
されていないときには、処理回路16からの演算
結果を表す信号は、変復調回路13において変調
され、ライン6を介してアダプタ31の変復調回
路29で復調され、これらアダプタ31のコネク
タ32に接続されているプリンタ5において記録
紙に印字される。なお、前述の第2プリンタ7
は、変復調回路29と同様な変復調回路を内蔵し
ており、第1プリンタ5のためには、変復調回路
29が設けられる。 処理回路本体4において、キーボード17はケ
ーシング41の一表面に設けられ、表示回路19
は、ケーシング41の前記一表面で、キーボード
17よりも上部に設けられ、ケーシング41内に
は,処理回路16が設けられる。第1コネクタ1
4は、ケーシング41の上端部に設けられる。ケ
ーシング41内にはまた、変調手段13と選択手
段23と、第1および第2ゲート9,10と反転
回路26とが設けられる。 効 果 以上のように本考案によれば、全体の形状が大
略的に偏平に形成された処理回路本体4の上端部
に設けられている第1コネクタ14にプリンタ5
を接続して検針業務の演算結果を記録紙に印字す
ることができるので、印字内容を作業者3が目で
確認するめことができ、作業性が良好である。 処理回路本体4にプリンタ5を接続した状態で
は、作業者3は、狭い場所で検針業務を行うと
き、また長時間にわたつて検針業務を行うときに
は、その形状が比較的大きく、また重量が比較的
大きいことに鑑み、作業性が劣るけれども、本考
案によれば、第1コネクタ14からプリンタ5を
取外し、処理回路本体4の変調手段13とアダプ
タ31復調手段29とを、可撓性ライン6で接続
し、アダプタ31の第2コネクタ32にプリンタ
5を接続し、アダプタ31とプリンタ5とをベル
ト8によつて作業者3の肩から吊下げることによ
つて、そのような狭い場所で、または長時間にわ
たる検針業務を容易に行うことができ、さらにま
た雨天時の屋外での検針作業を円滑に行うことが
でき、雨でプリンタ5の記録紙が汚損してしまう
おそれはない。 さらにまたプリンタ5は1台ですみ、非常に経
済的である。またプリンタ5を処理回路本体4に
第1コネクタ14を介して接続し、あるいはまた
可撓性ライン6を介してアダプタ31を用いてプ
リンタ5を用いるときのいずれのときにおいて
も、処理回路本体4の操作は同一でよく、操作が
単純化され、したがつて検針業務を行う作業者3
の負担が軽減され、誤検針を防ぐことができる。
このことによつて、特に、作業者3が訓練を受け
ていない不慣れな人であつてもよくなり、検針業
務においてはこのことが重要である。 また本考案によれば、選択スイツチ20による
第1コネクタ14または変調手段13の選択にか
かわらず、第1コネクタ14に接続されているプ
リンタ5によつて、またはアダプタ31を介する
コネクタ32に接続されているプリンタ5によつ
て印字を行うことができる。処理回路16が第1
コネクタ14および変調手段13のいずれをも選
択していないときには、第1および第2選択信号
CI,CEは論理「0」であり、このとき選択スイ
ツチ20の操作によつて、第1コネクタ14また
は変調手段13の選択を行うことができる。 さらにまた本考案によれば、処理回路16およ
び選択スイツチ20によつて第1コネクタ14お
よび変調手段13のいずれもが選択されていない
ときには、変調手段13からアダプタ31を経て
プリンタ5によつて印字が行われる。このように
して本考案によれば、操作が簡略化される。アダ
プタ31を介して第2コネクタ32によつて接続
されるプリンタは、第1コネクタ14によつて接
続されるプリンタとは異なる構成であつてもよ
く、このとき処理回路16はそれらの機種のプリ
ンタを選択して印字させることが可能である。 さらに本考案では、選択回路23は、第3反転
回路N2と、第3ANDゲートG2と、第2ORゲー
トG3と、第3反転回路N4と、第4ANDゲート
G5とを含み、これによつて第1コネクタ14に
プリンタ5が接続されており、しかも処理回路1
6によつて第1コネクタ14が選択されていると
き、または処理回路16によつて第1コネクタ1
4および復調回路13のいずれもが選択されてお
らず、かつ選択スイツチ20によつて第1コネク
タ14が選択されているときには、第4ANDゲー
トG5の出力Eが論理「0」となつて、エラーな
しと判断して処理回路16から印字すべき演算結
果を表す信号を導出するように構成されている。
したがつて本件装置は、屋外で使用されることが
多く、そのため第1コネクタ14の接触不良が生
じる可能性があるけれども、そのようなとき、第
1コネクタ14にプリンタ5が電気的に正確に接
続されていなければ、その第4ANDゲートG5の
出力Eは論理「1」となり、エラーが生じている
ものと判断される。したがつて第1コネクタ14
の接続不良などを知ることができ、その第1コネ
クタ14に接続されるプリンタ5による印字動作
を確実に達成することができる。このことは特
に、屋外で使用される本件携帯型処理回路におい
て、重要なことである。 さらに本考案によれば、第3図に示されるよう
に、可撓性ライン6の一端部はケーシング41の
下端部に連結されている。したがつてその操作性
が優れており、可撓性ライン6が検針業務の邪魔
になることを防ぐことができる。 さらに本考案によれば、第1コネクタ14また
は変調回路13の選択は、処理回路16による方
が、選択スイツチ20によるよりも、選択回路2
3の働きによつて優先される。したがつて処理回
路16によつて第1コネクタ14または変調回路
13のいずれか一方を優先することによつて、本
件検針業務用携帯型処理装置は、第1コネクタ1
4にプリンタ5が接続されるか、または第2コネ
クタ32を介してプリンタ5が接続されるかのい
ずれかの専用型とすることができる。このことは
特に、本件装置を用いる検針業務を行う人達が、
一般的に不慣れな人が多いことに鑑み、特に重要
なことである。そのような検針業務を行う人は、
専用型の本件装置を、好みに応じて選ぶことがで
きて、好都合である。 しかも本考案では、処理装置16および選択ス
イツチ20によつて第1コネクタ14または変調
回路13を選択しないときには、選択回路23の
働きによつて、第1コネクタ14にプリンタ5が
接続されているときにはそのプリンタ5によつ
て、またそのプリンタ5が第1コネクタ14に接
続されていないときにはアダプタ31のコネクタ
32に接続されるプリンタ5によつて印字するこ
とが自動的に可能である。このようにして、特に
検針業務を行う人は不慣れな場合が多いことに鑑
み、本件装置は使い勝手がきわめて良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基礎となる構成を示すブロツ
ク図、第2図は第1プリンタ5を用いて印字を行
う状態を示す図、第3図は第2プリンタ7を用い
て印字を行う状態を示す図、第4図は選択回路2
3の具体的な構成を示すブロツク図、第5図は第
1プリンタ5にアダプタ31を接続した状態の本
考案の一実施例を示すブロツク図である。 4……処理回路本体、5……第1プリンタ、6
……可撓性ライン、7……第2プリンタ、9,1
0……ゲート回路、11,12,30……インタ
フエイス回路、13……変復調回路、14,32
……コネクタ、15……検出素子、16……処理
回路、17……キーボード、18……メモリ、1
9……表示回路、20……選択スイツチ、23…
…選択回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 処理回路本体4であつて、 (a1) 全体の形状が大略的に偏平に形成さ
    れるケーシング41と、 (a2) ケーシング41の一表面に設けられ、
    検針業務に関する情報を入力するためのキー
    ボード17と、 (a3) ケーシング41の前記一表面で、キ
    ーボード17よりも上部に設けられ、表示を
    行う表示回路19と、 (a4) ケーシング41内に設けられ、キー
    ボード17からの信号に応答して演算を行
    い、その演算結果を表示回路19によつて表
    示させる処理回路16と、 (a5) ケーシング41の上端部に設けられ、
    処理回路16の前記演算結果を表す信号を導
    出する第1コネクタ14と、 (a6) ケーシング41内に設けられ、処理
    回路16の前記演算結果を表す信号を変調し
    て導出する変調手段13と、 (a7) ケーシング41内に設けられ、第1
    コネクタ14の接続および離脱状態を検出
    し、接続後に論理「1」の、また離脱時に論
    理「0」の検出信号Xを発生する検出素子1
    5とを含み、 (a8) 前記処理回路16は、第1コネクタ
    14を選択して論理「1」を導出する第1選
    択信号CIと、変調手段13を選択して論理
    「1」を導出する第2選択信号CEとを導出
    し、第1コネクタ14および変調手段13の
    いずれをも選択しないとき、第1および第2
    選択信号CI,CEをいずれも論理「0」とし、
    さらに、 (a9) 手動操作され、第1コネクタ14を
    選択して論理「1」を導出する第3選択信号
    SIと、変調手段13を選択して論理「1」を
    導出する第4選択信号SEとを導出し、第1
    コネクタ14および変調手段13のいずれを
    も選択しないとき、第3および第4選択信号
    SI,SEをいずれも論理「0」とする選択ス
    イツチ20と、 (a10) ケーシング41内に設けられる選択
    回路23であつて、 (a10−1) 第1選択信号CIを反転する第
    1反転回路N1と、 (a10−2) 第1反転回路N1の出力と第
    4選択信号SEとが与えられる第1ANDゲ
    ートG1と、 (a10−3) 第2選択信号CEと第1ANDゲ
    ートG1との各出力が与えられる第1OR
    ゲートG4と、 (a10−4) 第1ORゲートG4の出力を反
    転する第2反転回路N3と、 (a10−5) 第2反転回路N3の出力と検
    出信号とが与えられる第2ANDゲートG6
    とを含む選択回路23と、 (a11) 第2ANDゲートG6の出力に応答
    し、第2ANDゲートG6の出力が論理「1」
    のとき、処理回路16からの演算結果を表す
    信号を第1コネクタ14に与える第1ゲート
    9と、 (a12) 第2ANDゲートG6の出力を反転す
    る第3反転回路26と、 (a13) 第3反転回路26の出力に応答し、
    第3反転回路26の出力が論理「1」のと
    き、処理回路16からの演算結果を表す信号
    を変調手段13に与える第2ゲート10とを
    含む処理回路本体4と、 (b) アダプタ31であつて、 (b1) 変調手段13からの信号を変調して
    前記演算結果を表す信号を導出する復調手段
    29と、 (b2) 復調手段29からの前記演算結果を
    表す信号を導出する第2コネクタ32とを備
    えるアダプタ31と、 (c) 第1および第2コネクタ14,32に接続お
    よび離脱可能なプリンタ5と、 (e) 一端部がケーシング41の下端部に連結さ
    れ、他端部がアダプタ31に連結され、変調手
    段13と復調手段29とを取外し可能に接続す
    る可撓性ライン6と、 (f) アダプタ31とそのアダプタ31の第2コネ
    クタ32に接続されたプリンタ5とを、作業者
    3の肩から吊下げるためのベルト8とを含み、 (g) 前記選択回路23は、さらに、 (g1) 第2選択信号CEを反転する第3反転
    回路N2と、 (g2) 第3反転回路N2の出力と第3選択
    信号SIとが与えられる第3ANDゲートG2
    と、 (g3) 第1選択信号CIと第3ANDゲートG
    2の出力とが与えられる第2ORゲートG3
    と、 (g4) 検出信号Xを反転する第3反転回路
    N4と、 (g5) 第2ORゲートG3と第3反転回路N
    4の出力とが与えられる第4ANDゲートG5
    とを含み、 (h) 処理回路16は、 第4ANDゲートG5の出力Eに応答し、その第
    4ANDゲートG5の出力Eが論理「0」のと
    き、エラーなしと判断して、印字すべき演算結
    果を表す信号を、第1および第2ゲート9,1
    0に与えることを特徴とする検針業務用携帯型
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58154037A (ja) * 1982-03-08 1983-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd デ−タ端末装置
JPS58155497A (ja) * 1982-03-10 1983-09-16 株式会社東芝 検針装置
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JPS60246467A (ja) * 1984-05-22 1985-12-06 Canon Inc 携帯型情報処理装置

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