JPH044263B2 - - Google Patents
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- JPH044263B2 JPH044263B2 JP59118405A JP11840584A JPH044263B2 JP H044263 B2 JPH044263 B2 JP H044263B2 JP 59118405 A JP59118405 A JP 59118405A JP 11840584 A JP11840584 A JP 11840584A JP H044263 B2 JPH044263 B2 JP H044263B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、炭素質耐火性組成物、特に異形れん
が(shapes)にプレスするに適した炭素質耐火
性組成物に関する。 カーボンブラツク、黒鉛などの他の炭素質材料
を含有してもよいピツチ結合剤をもつて結合され
た耐火性骨材(例えば耐火性ペリクレース粒子)
の組成物をプレスすることによつて耐火れんがを
形成することは既知である。スランピングおよび
破壊することなく取扱いおよび出荷に適当な強度
を有するプレスれんがを形成するために、通例高
軟化点(例えば110℃)を有する結合用ピツチを
用いる。このことは、冷却した場合に、硬化して
強固な凝集性れんがを形成する熱骨材/ピツチ混
合物をもつてれんがを形成(プレス)しなければ
ならないことを意味する。 近年、種々の理由、例えば熱ピツチ混合物をも
つて加工するのを避けるために、結合材として合
成樹脂、例えばフエノールホルムアルデヒド樹脂
を用いるのが慣例となつている。これらの樹脂
は、室温において液体形で使用されてれんがを成
形でき、次いで例えば110℃から300℃までの温度
において加熱することにより硬化して、強固な固
い耐火性異形れんがを形成する。 これらの製品は、高温において焼成することな
く使用に供されるがこれらの製品は500℃までの
温度において強化でき、希には、1000℃までの温
度においてコークス化できる。高温に上昇される
炉中で使用される場合、れんがコークス中の炭素
質材料は、炭素結合剤を形成する。 黒鉛を含有する耐火物中においてタールまたは
ピツチ結合剤の代わりに合成樹脂結合剤を用いた
場合に、この置換によつてれんがに、低密度、高
気孔率および低強度が生じることが分かつた。換
言すれば、マトリツクスによる粒子の結合は、先
行技術の組成物においてピツチの代わりに直接樹
脂を用いた場合に一般に一層劣つていた。 本発明は、この問題に対する解決を志向してい
る。言い換えると、本発明によつて、樹脂で結合
された黒鉛含有耐火性組成物を、黒鉛を含有す
る、先行技術のタールまたはピツチで結合された
耐火物と同様の高密度、および高強度、および低
気孔率を有するれんがに成形することができる。
さらに、本発明は、コールタール ピツチのよう
な天然樹脂をもつて結合された黒鉛状耐火れんが
の性質をも向上させる点においてこれ以上の用途
を有する。 前記の問題は、(A)実質的にすべてが0.15mmより
粗い(+100メツシユ)耐火性酸化物骨材60%か
ら90%まで、および(B)実質的にすべてが0.4mmよ
り細かい(−35メツシユ)黒鉛2%から30%ま
で、樹脂2%から8%までおよび他の炭素材料0
%から6%までの炭素質マトリツクスから本質的
になり、前記マトリツクスが酸化物耐火性材料を
実質的に含まず、百分率はすべて組成物の全重量
当たり重量百分率である、異形れんがプレス用炭
素質耐火性組成物を用いることによつて解決され
る。 本発明の実施において使用される耐火性骨材
は、任意のこのような既知の材料、例えば板状ア
ルミナ、か焼フリントクレーなどであつてもよ
い。しかしながら、本発明はペリクレース耐火性
骨材を用いて最も有効である。特に好ましい骨材
は、MgO少なくとも95%を含有するペリクレー
スである。 一般に、骨材は、既知の原理によつて分粒され
て、最大の充てんおよび密度を得る。しかしなが
ら、本発明の実施において、骨材の分粒は、従来
の酸化物耐火物のものとは異なる。従来の耐火物
においては、骨材の分粒は、例えば4.7mmまたは
6.7mm(−4メツシユまたは−3メツシユ)の最
大粒径から44ミクロンより細かい(−325メツシ
ユ)材料、いわゆる超分粒材料またはボールミル
微粉までの範囲にある。この44ミクロンより細か
い材料は、従来の組成物においては耐火性骨材の
全重量の15%または20%の大量であり得る。 また一方では、本発明において、酸化物耐火性
骨材は、すべて0.15mm(100メツシユ)より粗く、
好ましくは0.2mm(65メツシユ)より粗く、最も
好ましくは、0.4mm(35メツシユ)より細かい材
料を含有しない。酸化物耐火性骨材がこれらの一
層粗い粒度に限定され、しかもマトリツクス材料
が炭素質材料から完全になる場合、ピツチ結合剤
の代わりに合成樹脂結合剤の使用において本来直
面する低密度および低強度の問題は克服される。 樹脂は、任意のこのような材料であつてもよい
が、はじめは液体であり、成形工程中液体で存在
するが、次いで環境温度または限られた加熱下、
例えば110℃から300℃までの温度の何れかで硬化
する合成樹脂が好ましい。樹脂の特に好ましい形
態は、フエノール ホルムアルデヒド樹脂の1種
である。これらはMark−Gaylordによるエンサ
イクロペデイア・オブ・ポリマー・サイエンス・
アンド・テクノロジー(Encyclopedia of
Polymer Science and Technology)における
「フエノーリツク・レジンズ(Phenolic
Resins)」についての論文に詳述されている。 本発明は、フエノール樹脂のような合成樹脂を
用いて特に有効であるが、コールタール ピツチ
のような「天然」樹脂をもつても使用できる。
「樹脂」の用語は、本明細書および特許請求の範
囲において使用される場合、このような材料を含
むように意図されている。 使用される黒鉛は、任意のこのような材料、好
ましくは高純度の材料、すなわち灰分10%未満、
最も好ましくは「りん片状黒鉛」として知られる
型の材料である。 本発明のれんがのマトリツクスは、他の炭素質
材料、例えばサーマルブラツクまたはフアーネス
ブラツク、粉砕無煙炭、粉砕コークスなどを含有
し得る。 耐火異形れんがは、種々の成分を、例えばアイ
リツヒ(Eirich)またはマラー(Muller)ミキサ
ー中で混合し、組成物を、例えば機械プレスで圧
力1400Kg/cm2(20000psi)までにおいて異形れん
がにプレスすることによつて、本発明の組成物か
ら製造される。このようにして形成されたれんが
は、硬化されるかまたはこれらのれんがは、例え
ば温度180℃への穏やかな加熱に供されて樹脂結
合剤の硬化が促進される。このれんがは、次いで
炉構造、例えば塩基性酸素炉において用いる使用
者に出荷される。本発明の使用は、黒鉛含有れん
がのプレスが非常に困難であることが分かつた機
械プレスまたはトグルプレスを用いる場合に特に
有利である。 例 第1表は、その若干が本発明の範囲内である種
種の組成物を示す。とりわけ、組成物3、4、
6、7、8および9は本発明の範囲内であり、他
の組成物は比較組成物である。 例において使用される骨材は、下記の代表的化
学組成CaO2.3%、SiO20.8%、Al2O30.2%、
Fe2O30.2%、B2O30.03%および差による
MgO96.5%を有するペリクレースである。第1
表において、種々の粒度についての百分率量は、
粒子の全重量に基づき、これに対して、他成分の
量は重量部に基づいている。 使用された黒鉛は、アズベリー・グラフアイ
ト・ミルズ・インコーポレーテツド(Asbury
Graphite Mills、Inc.)製のりん片状黒鉛であ
り、第1表において示された種々の数字は製造業
者によつて当てられた銘柄名称である。代表的に
は、黒鉛は、灰分8%を有し、残部は炭素であ
る。カーボンブラツクは、サーマルブラツクであ
り、NS銘柄はキヤボツト・コーポレーシヨン
(Cabot Corp.)製であり、MTはアール・テイ
ー・バンデルビルト(R.T.Vanderbilt)製であ
る。代表的には、これらは石油または天然ガスの
熱分解によつて製造された炭素含量97%より大の
ほぼ球形粒子の骨材である。 【表】 結合剤については、使用されるピツチは、軟化
点(cube−in−air equivalent)116℃のコール
タールピツチであり、樹脂は「デユライト
(Durite)」の名称の下にボーデン・ケミカル・カ
ンパニー(Borden Chemical Company)によ
つて販売されているフエノール ホルムアルデヒ
ド液体結合用樹脂であつた。この樹脂は、77〓
(25℃)において粘度250cpsから350cpsまでおよ
び121℃におけるゲル化時間32分から40分までを
有する。ピツチ結合剤の場合に加えられる硫黄
は、硫黄華の硫黄の非常に微粉形であつた。 第1表において、嵩密度は、れんががプレスを
出る時に測定されたg/cm3(lb/ft3)で与えら
れ、冷破壊係数(CMOR)は、Kg/cm3(lb/in2)
で与えられ、かつ硬化後に測定され、見掛け気孔
率は、コークス化後に測定された容量%であり、
音速は、硬化されたれんがの長さ方向(L)、幅方向
(W)および厚さ方向(T)に沿つて測定された
m/sec(ft/sec)である。 組成物1は、先行技術のタールをもつて結合さ
れたペリクレース耐火れんがの代表である比較組
成物である。分かるように、この組成物1は44ミ
クロンより細かい(−325メツシユ)材料の実質
的量(17%)を含有する。組成物2は、他の比較
例であり、44ミクロンより小さい材料の量が組成
物1におけるよりも著しく少ないとは言え、ピツ
チ結合剤の代わりに合成樹脂結合剤を直接用いる
ことによつて、密度および強度が著しく減少する
ことが分かる。 前記の組成物は、本発明によつて製造された組
成物3および4と比較される。第1表から分かる
ように、0.4mmより細かいすべてのペリクレース
骨材はこれらの組成物から除かれた。この変化に
よつて、組成物2と比較して大きい密度、組成物
1から製造されたれんがと全く類似の密度のれん
がを生じた。組成物3と組成物4の差は、ペリク
レース骨材の最大粒度であり、組成物3は、すべ
て4.7mmより小さい骨材を含有し、組成物4は10
mmの大きい骨材を含有する。 組成物の数種についての第1表に示す音速は、
骨材粒子を結合し合う強固さまたは強さの指標で
あり、一層高い音速は一層良好な結合を示す。分
かるように、組成物4の音速は、組成物2のもの
より著しく大きい。 組成物6は、本発明の分粒を有するピツチで結
合されたれんがであり、組成物5と比較して、得
られた性質の向上が分かる。 組成物7、8および9は、また、本発明の範囲
内であり、組成物7および8は、残存炭素含有約
19%を生じるに十分な炭素材料を有し、一方組成
物9の残存炭素含量は約30%である。組成物9は
炭素量が多くてもよいことを示しており、音速値
について組成物9と比較するための組成物は第1
表に記載していない。 これらのすべてのれんがの残存炭素含量は、れ
んがを採り、このれんがを密閉容器中で炭素顆粒
に充てんし、温度970℃に3時間加熱してこのれ
んがをコークス化し、次いで冷却後にコークス化
したれんがを秤量することによつて測定する。次
いで、試験片を燃やして全炭素を焼き尽くし再び
秤量して、2つの重量の差は、コークス化したれ
んがの残存炭素の量を示す。 性質を第1表に示すれんがは、結合剤が樹脂ま
たはピツチであるかによつて、マラーミキサーま
たはアイリツヒミキサーで7分または8分、示さ
れた成分を混合し、次いで得られた混合物を、組
成物によつて、圧力5000psiから20000psiまで
(350Kg/cm2から1400Kg/cm2まで)においてボイ
ド・エツクス(Boyd X)プレス中でプレスする
ことによつて製造された。 前記の例から、0.2mmより細かい耐火性酸化物
骨材の除去、好ましくは0.4mmより細かい骨材の
除去によつて、一層細かい部分またはマトリツク
ス部分に酸化物耐火材料を含有する同じ組成物と
比較して樹脂で結合された生成物について一層高
密度を生じることができる。 定量測定できる性質の向上の他に、本発明の組
成物の岩石分類試験によつて、本発明の組成物は
微細な酸化物粒子を有する組成物よりも良好な結
合剤の連続性および粒子の圧縮を有することが分
かる。またプレス時に、微細な酸化物材料を含有
する組成物を用いてひび割れのないれんがを得る
ことは不可能ではないにしても非常に困難である
が、一方本発明による組成物は、ひび割れせずに
非常に良好にプレスされた。 本明細書および特許請求の範囲において、気孔
率が容量%で示された以外は、特記しない限り、
百分率および部は重量による。本明細書に示すメ
ツシユの大きさは、編集長John H.Perryによる
ケミカル・エンジニアズ・ハンドブツク
(Chemical Engineers′ Handbook)、第3版、
1950、マグローヒル・ブツク・カンパニー発行、
第963頁に定義されたタイラー標準ふるいの大き
さである。例えば100メツシユのふるい目の開き
は147ミクロンに相当し、325メツシユは44ミクロ
ンに相当する。鉱物成分の分析は、単純酸化物、
例えばMgOおよびSiO2として示されて、普通の
方法で報告されるが、成分は、種々の組み合わせ
において、例えばケイ酸マグネシウムとして実際
に存在し得る。
が(shapes)にプレスするに適した炭素質耐火
性組成物に関する。 カーボンブラツク、黒鉛などの他の炭素質材料
を含有してもよいピツチ結合剤をもつて結合され
た耐火性骨材(例えば耐火性ペリクレース粒子)
の組成物をプレスすることによつて耐火れんがを
形成することは既知である。スランピングおよび
破壊することなく取扱いおよび出荷に適当な強度
を有するプレスれんがを形成するために、通例高
軟化点(例えば110℃)を有する結合用ピツチを
用いる。このことは、冷却した場合に、硬化して
強固な凝集性れんがを形成する熱骨材/ピツチ混
合物をもつてれんがを形成(プレス)しなければ
ならないことを意味する。 近年、種々の理由、例えば熱ピツチ混合物をも
つて加工するのを避けるために、結合材として合
成樹脂、例えばフエノールホルムアルデヒド樹脂
を用いるのが慣例となつている。これらの樹脂
は、室温において液体形で使用されてれんがを成
形でき、次いで例えば110℃から300℃までの温度
において加熱することにより硬化して、強固な固
い耐火性異形れんがを形成する。 これらの製品は、高温において焼成することな
く使用に供されるがこれらの製品は500℃までの
温度において強化でき、希には、1000℃までの温
度においてコークス化できる。高温に上昇される
炉中で使用される場合、れんがコークス中の炭素
質材料は、炭素結合剤を形成する。 黒鉛を含有する耐火物中においてタールまたは
ピツチ結合剤の代わりに合成樹脂結合剤を用いた
場合に、この置換によつてれんがに、低密度、高
気孔率および低強度が生じることが分かつた。換
言すれば、マトリツクスによる粒子の結合は、先
行技術の組成物においてピツチの代わりに直接樹
脂を用いた場合に一般に一層劣つていた。 本発明は、この問題に対する解決を志向してい
る。言い換えると、本発明によつて、樹脂で結合
された黒鉛含有耐火性組成物を、黒鉛を含有す
る、先行技術のタールまたはピツチで結合された
耐火物と同様の高密度、および高強度、および低
気孔率を有するれんがに成形することができる。
さらに、本発明は、コールタール ピツチのよう
な天然樹脂をもつて結合された黒鉛状耐火れんが
の性質をも向上させる点においてこれ以上の用途
を有する。 前記の問題は、(A)実質的にすべてが0.15mmより
粗い(+100メツシユ)耐火性酸化物骨材60%か
ら90%まで、および(B)実質的にすべてが0.4mmよ
り細かい(−35メツシユ)黒鉛2%から30%ま
で、樹脂2%から8%までおよび他の炭素材料0
%から6%までの炭素質マトリツクスから本質的
になり、前記マトリツクスが酸化物耐火性材料を
実質的に含まず、百分率はすべて組成物の全重量
当たり重量百分率である、異形れんがプレス用炭
素質耐火性組成物を用いることによつて解決され
る。 本発明の実施において使用される耐火性骨材
は、任意のこのような既知の材料、例えば板状ア
ルミナ、か焼フリントクレーなどであつてもよ
い。しかしながら、本発明はペリクレース耐火性
骨材を用いて最も有効である。特に好ましい骨材
は、MgO少なくとも95%を含有するペリクレー
スである。 一般に、骨材は、既知の原理によつて分粒され
て、最大の充てんおよび密度を得る。しかしなが
ら、本発明の実施において、骨材の分粒は、従来
の酸化物耐火物のものとは異なる。従来の耐火物
においては、骨材の分粒は、例えば4.7mmまたは
6.7mm(−4メツシユまたは−3メツシユ)の最
大粒径から44ミクロンより細かい(−325メツシ
ユ)材料、いわゆる超分粒材料またはボールミル
微粉までの範囲にある。この44ミクロンより細か
い材料は、従来の組成物においては耐火性骨材の
全重量の15%または20%の大量であり得る。 また一方では、本発明において、酸化物耐火性
骨材は、すべて0.15mm(100メツシユ)より粗く、
好ましくは0.2mm(65メツシユ)より粗く、最も
好ましくは、0.4mm(35メツシユ)より細かい材
料を含有しない。酸化物耐火性骨材がこれらの一
層粗い粒度に限定され、しかもマトリツクス材料
が炭素質材料から完全になる場合、ピツチ結合剤
の代わりに合成樹脂結合剤の使用において本来直
面する低密度および低強度の問題は克服される。 樹脂は、任意のこのような材料であつてもよい
が、はじめは液体であり、成形工程中液体で存在
するが、次いで環境温度または限られた加熱下、
例えば110℃から300℃までの温度の何れかで硬化
する合成樹脂が好ましい。樹脂の特に好ましい形
態は、フエノール ホルムアルデヒド樹脂の1種
である。これらはMark−Gaylordによるエンサ
イクロペデイア・オブ・ポリマー・サイエンス・
アンド・テクノロジー(Encyclopedia of
Polymer Science and Technology)における
「フエノーリツク・レジンズ(Phenolic
Resins)」についての論文に詳述されている。 本発明は、フエノール樹脂のような合成樹脂を
用いて特に有効であるが、コールタール ピツチ
のような「天然」樹脂をもつても使用できる。
「樹脂」の用語は、本明細書および特許請求の範
囲において使用される場合、このような材料を含
むように意図されている。 使用される黒鉛は、任意のこのような材料、好
ましくは高純度の材料、すなわち灰分10%未満、
最も好ましくは「りん片状黒鉛」として知られる
型の材料である。 本発明のれんがのマトリツクスは、他の炭素質
材料、例えばサーマルブラツクまたはフアーネス
ブラツク、粉砕無煙炭、粉砕コークスなどを含有
し得る。 耐火異形れんがは、種々の成分を、例えばアイ
リツヒ(Eirich)またはマラー(Muller)ミキサ
ー中で混合し、組成物を、例えば機械プレスで圧
力1400Kg/cm2(20000psi)までにおいて異形れん
がにプレスすることによつて、本発明の組成物か
ら製造される。このようにして形成されたれんが
は、硬化されるかまたはこれらのれんがは、例え
ば温度180℃への穏やかな加熱に供されて樹脂結
合剤の硬化が促進される。このれんがは、次いで
炉構造、例えば塩基性酸素炉において用いる使用
者に出荷される。本発明の使用は、黒鉛含有れん
がのプレスが非常に困難であることが分かつた機
械プレスまたはトグルプレスを用いる場合に特に
有利である。 例 第1表は、その若干が本発明の範囲内である種
種の組成物を示す。とりわけ、組成物3、4、
6、7、8および9は本発明の範囲内であり、他
の組成物は比較組成物である。 例において使用される骨材は、下記の代表的化
学組成CaO2.3%、SiO20.8%、Al2O30.2%、
Fe2O30.2%、B2O30.03%および差による
MgO96.5%を有するペリクレースである。第1
表において、種々の粒度についての百分率量は、
粒子の全重量に基づき、これに対して、他成分の
量は重量部に基づいている。 使用された黒鉛は、アズベリー・グラフアイ
ト・ミルズ・インコーポレーテツド(Asbury
Graphite Mills、Inc.)製のりん片状黒鉛であ
り、第1表において示された種々の数字は製造業
者によつて当てられた銘柄名称である。代表的に
は、黒鉛は、灰分8%を有し、残部は炭素であ
る。カーボンブラツクは、サーマルブラツクであ
り、NS銘柄はキヤボツト・コーポレーシヨン
(Cabot Corp.)製であり、MTはアール・テイ
ー・バンデルビルト(R.T.Vanderbilt)製であ
る。代表的には、これらは石油または天然ガスの
熱分解によつて製造された炭素含量97%より大の
ほぼ球形粒子の骨材である。 【表】 結合剤については、使用されるピツチは、軟化
点(cube−in−air equivalent)116℃のコール
タールピツチであり、樹脂は「デユライト
(Durite)」の名称の下にボーデン・ケミカル・カ
ンパニー(Borden Chemical Company)によ
つて販売されているフエノール ホルムアルデヒ
ド液体結合用樹脂であつた。この樹脂は、77〓
(25℃)において粘度250cpsから350cpsまでおよ
び121℃におけるゲル化時間32分から40分までを
有する。ピツチ結合剤の場合に加えられる硫黄
は、硫黄華の硫黄の非常に微粉形であつた。 第1表において、嵩密度は、れんががプレスを
出る時に測定されたg/cm3(lb/ft3)で与えら
れ、冷破壊係数(CMOR)は、Kg/cm3(lb/in2)
で与えられ、かつ硬化後に測定され、見掛け気孔
率は、コークス化後に測定された容量%であり、
音速は、硬化されたれんがの長さ方向(L)、幅方向
(W)および厚さ方向(T)に沿つて測定された
m/sec(ft/sec)である。 組成物1は、先行技術のタールをもつて結合さ
れたペリクレース耐火れんがの代表である比較組
成物である。分かるように、この組成物1は44ミ
クロンより細かい(−325メツシユ)材料の実質
的量(17%)を含有する。組成物2は、他の比較
例であり、44ミクロンより小さい材料の量が組成
物1におけるよりも著しく少ないとは言え、ピツ
チ結合剤の代わりに合成樹脂結合剤を直接用いる
ことによつて、密度および強度が著しく減少する
ことが分かる。 前記の組成物は、本発明によつて製造された組
成物3および4と比較される。第1表から分かる
ように、0.4mmより細かいすべてのペリクレース
骨材はこれらの組成物から除かれた。この変化に
よつて、組成物2と比較して大きい密度、組成物
1から製造されたれんがと全く類似の密度のれん
がを生じた。組成物3と組成物4の差は、ペリク
レース骨材の最大粒度であり、組成物3は、すべ
て4.7mmより小さい骨材を含有し、組成物4は10
mmの大きい骨材を含有する。 組成物の数種についての第1表に示す音速は、
骨材粒子を結合し合う強固さまたは強さの指標で
あり、一層高い音速は一層良好な結合を示す。分
かるように、組成物4の音速は、組成物2のもの
より著しく大きい。 組成物6は、本発明の分粒を有するピツチで結
合されたれんがであり、組成物5と比較して、得
られた性質の向上が分かる。 組成物7、8および9は、また、本発明の範囲
内であり、組成物7および8は、残存炭素含有約
19%を生じるに十分な炭素材料を有し、一方組成
物9の残存炭素含量は約30%である。組成物9は
炭素量が多くてもよいことを示しており、音速値
について組成物9と比較するための組成物は第1
表に記載していない。 これらのすべてのれんがの残存炭素含量は、れ
んがを採り、このれんがを密閉容器中で炭素顆粒
に充てんし、温度970℃に3時間加熱してこのれ
んがをコークス化し、次いで冷却後にコークス化
したれんがを秤量することによつて測定する。次
いで、試験片を燃やして全炭素を焼き尽くし再び
秤量して、2つの重量の差は、コークス化したれ
んがの残存炭素の量を示す。 性質を第1表に示すれんがは、結合剤が樹脂ま
たはピツチであるかによつて、マラーミキサーま
たはアイリツヒミキサーで7分または8分、示さ
れた成分を混合し、次いで得られた混合物を、組
成物によつて、圧力5000psiから20000psiまで
(350Kg/cm2から1400Kg/cm2まで)においてボイ
ド・エツクス(Boyd X)プレス中でプレスする
ことによつて製造された。 前記の例から、0.2mmより細かい耐火性酸化物
骨材の除去、好ましくは0.4mmより細かい骨材の
除去によつて、一層細かい部分またはマトリツク
ス部分に酸化物耐火材料を含有する同じ組成物と
比較して樹脂で結合された生成物について一層高
密度を生じることができる。 定量測定できる性質の向上の他に、本発明の組
成物の岩石分類試験によつて、本発明の組成物は
微細な酸化物粒子を有する組成物よりも良好な結
合剤の連続性および粒子の圧縮を有することが分
かる。またプレス時に、微細な酸化物材料を含有
する組成物を用いてひび割れのないれんがを得る
ことは不可能ではないにしても非常に困難である
が、一方本発明による組成物は、ひび割れせずに
非常に良好にプレスされた。 本明細書および特許請求の範囲において、気孔
率が容量%で示された以外は、特記しない限り、
百分率および部は重量による。本明細書に示すメ
ツシユの大きさは、編集長John H.Perryによる
ケミカル・エンジニアズ・ハンドブツク
(Chemical Engineers′ Handbook)、第3版、
1950、マグローヒル・ブツク・カンパニー発行、
第963頁に定義されたタイラー標準ふるいの大き
さである。例えば100メツシユのふるい目の開き
は147ミクロンに相当し、325メツシユは44ミクロ
ンに相当する。鉱物成分の分析は、単純酸化物、
例えばMgOおよびSiO2として示されて、普通の
方法で報告されるが、成分は、種々の組み合わせ
において、例えばケイ酸マグネシウムとして実際
に存在し得る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A)実質的にすべてが0.15mmより粗い耐火性酸
化物骨材60%から90%まで、および(B)りん片状黒
鉛2%から30%までおよび樹脂2%から8%まで
の炭素質マトリツクスから本質的になり、前記マ
トリツクスが酸化物耐火性材料を実質的に含ま
ず、百分率はすべて組成物の全重量当たり重量百
分率である、れんがプレス用炭質耐火性組成物。 2 樹脂が、フエノールホルムアルデヒド樹脂で
ある、特許請求の範囲第1項に従う組成物。 3 骨材がペリクレースである、特許請求の範囲
第1項に記載の組成物。 4 ペリクレースがMgO少なくとも95%を含有
する、特許請求の範囲第3項に記載の組成物。 5 骨材がすべて0.2mmより粗い、特許請求の範
囲第1項、第2項または第3項のいずれか1項に
記載の組成物。 6 骨材がすべて0.4mmより粗い、特許請求の範
囲第1項、第2項または第3項のいずれか1項に
記載の組成物。 7 骨材がペリクレースである、特許請求の範囲
第5項に記載の組成物。 8 骨材がペリクレースである、特許請求の範囲
第6項に記載の組成物。 9 骨材がMgO少なくとも95%を含有するペリ
クレースである、特許請求の範囲第7項に記載の
組成物。 10 骨材がMgO少なくとも95%を含有するペ
リクレースである、特許請求の範囲第8項に記載
の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59118405A JPS60264356A (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | プレス成形用炭素質耐火性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59118405A JPS60264356A (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | プレス成形用炭素質耐火性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60264356A JPS60264356A (ja) | 1985-12-27 |
| JPH044263B2 true JPH044263B2 (ja) | 1992-01-27 |
Family
ID=14735831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59118405A Granted JPS60264356A (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | プレス成形用炭素質耐火性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60264356A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3705540A1 (de) * | 1986-06-13 | 1987-12-17 | Ruetgerswerke Ag | Hochtemperaturbestaendige formstoffe |
| JP2517377B2 (ja) * | 1988-12-22 | 1996-07-24 | 川崎炉材株式会社 | 炭素含有塩基性耐火れんが |
-
1984
- 1984-06-11 JP JP59118405A patent/JPS60264356A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60264356A (ja) | 1985-12-27 |
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