JPH0442632Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442632Y2 JPH0442632Y2 JP1984065358U JP6535884U JPH0442632Y2 JP H0442632 Y2 JPH0442632 Y2 JP H0442632Y2 JP 1984065358 U JP1984065358 U JP 1984065358U JP 6535884 U JP6535884 U JP 6535884U JP H0442632 Y2 JPH0442632 Y2 JP H0442632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- valve
- discharge nozzle
- air
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 51
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 9
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
- Confectionery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は常温で固形化又は高粘度となる液体の
ポンプ圧送を可能ならしめる開閉弁の保温装置に
関する。
ポンプ圧送を可能ならしめる開閉弁の保温装置に
関する。
[従来の技術と考案が解決するための課題]
チヨコレート等は常温で固形化又は高粘度とな
る。したがつて、このような常温で固形化又は高
粘度となる液体をポンプ等で圧送する場合、その
液体を加熱保温して適当な粘度の液体状を保持し
ながら圧送しなければならない。
る。したがつて、このような常温で固形化又は高
粘度となる液体をポンプ等で圧送する場合、その
液体を加熱保温して適当な粘度の液体状を保持し
ながら圧送しなければならない。
従来は加熱するためには電気式帯形ヒータスチ
ーム又は温水パイプをポンプ、タンク、配管及び
開閉弁に巻き付け、さらに保温材を巻いていた。
ーム又は温水パイプをポンプ、タンク、配管及び
開閉弁に巻き付け、さらに保温材を巻いていた。
しかしこれでは保温装置が大がかりとなり、ま
して開閉弁の台数が増えた場合には温度コントロ
ールも複雑となり、コスト的にも問題であつた。
して開閉弁の台数が増えた場合には温度コントロ
ールも複雑となり、コスト的にも問題であつた。
また、開閉弁に保温材を巻き付けるので、開閉
弁の分解、点検が面倒であつた。
弁の分解、点検が面倒であつた。
第1図は従来の一例の概略図を示すもので、1
01は開閉弁、102は電気ヒータ、103はポ
ンプ、104はタンク、105は空気である。
01は開閉弁、102は電気ヒータ、103はポ
ンプ、104はタンク、105は空気である。
本発明の目的は、常温で固形化し又は高粘度を
呈する液体のポンプ圧送を可能ならしめる開閉弁
の保温装置を提供するにある。
呈する液体のポンプ圧送を可能ならしめる開閉弁
の保温装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段と作用]
本発明は、作動手段により開閉する液体通路を
備え、かつその出口側に空中に液体を吐出する吐
出ノズルを設けた開閉弁の全部上記吐出ノズル側
の開閉弁の一部をつつむ保温用カバーを取り付け
ると共にその保温用カバーに、上記吐出ノズルを
貫通させると共にノズルの外周に吹出口を形成す
べく開口した通風孔を形成し、上記保温用カバー
内に熱風を送入し、送入された熱風を吐出ノズル
に沿つて流すと共に吐出ノズルの外周の通風孔か
ら上記吐出液体を包囲して吹き出すように構成し
たことにより、常温で固形化または高粘度を呈す
る液体を圧送、吐出するに際し、開閉弁の液体通
路内の液体を加熱することができると共に吐出ノ
ズルから空中に吐出される吐出液体をも加熱する
ことができるようにしたものである。
備え、かつその出口側に空中に液体を吐出する吐
出ノズルを設けた開閉弁の全部上記吐出ノズル側
の開閉弁の一部をつつむ保温用カバーを取り付け
ると共にその保温用カバーに、上記吐出ノズルを
貫通させると共にノズルの外周に吹出口を形成す
べく開口した通風孔を形成し、上記保温用カバー
内に熱風を送入し、送入された熱風を吐出ノズル
に沿つて流すと共に吐出ノズルの外周の通風孔か
ら上記吐出液体を包囲して吹き出すように構成し
たことにより、常温で固形化または高粘度を呈す
る液体を圧送、吐出するに際し、開閉弁の液体通
路内の液体を加熱することができると共に吐出ノ
ズルから空中に吐出される吐出液体をも加熱する
ことができるようにしたものである。
[実施例]
本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図は本発明の一実施例を示すもので、図に
おいて、1は開閉弁で、この開閉弁1は、その出
口側には液体を空中に吐出するノズル孔10が形
成された吐出ノズル6が設けられると共に、この
吐出ノズル6に液体を供給するための液体口8が
形成されている。この液体口8には、液体を供給
するパイプ20が連結されており、このパイプ2
0は液体供給源タンク23内の液体19を圧送す
るポンプ18に連結されている。
おいて、1は開閉弁で、この開閉弁1は、その出
口側には液体を空中に吐出するノズル孔10が形
成された吐出ノズル6が設けられると共に、この
吐出ノズル6に液体を供給するための液体口8が
形成されている。この液体口8には、液体を供給
するパイプ20が連結されており、このパイプ2
0は液体供給源タンク23内の液体19を圧送す
るポンプ18に連結されている。
上記開閉弁1内には、液体口8と吐出ノズル6
のノズル孔10間を連通する液体通路11,1
2,13が形成されており、液体通路12を開閉
するためのピストン2が一体に設けられている。
のノズル孔10間を連通する液体通路11,1
2,13が形成されており、液体通路12を開閉
するためのピストン2が一体に設けられている。
ピストン2は図示するように、その先端部に、
開閉弁1の液体通路12を開閉する弁5を有する
ピストンロツド4が設けられ、このピストンロツ
ド4はスプリング3によつて液体通路12を閉鎖
する方向に付勢されている。また、ピストン2に
は、開閉弁1を開閉作動させるための作動手段と
してのエアが供給される。すなわち、ピストン2
の一端側には、ピストンロツド4を移動させるた
めのエアを供給する入口7が形成されており、こ
の入口7にはエア供給管22が連結されている。
このエア供給管22は、エア弁24に連結され、
このエア弁24の開閉によりピストンロツド4を
移動させるようになつている。すなわち、ピスト
ンロツド4は、エア弁24が開放されたときに入
口7から供給されるエア弁24が開放されたとき
に入口7から供給されるエアの圧力で液体通路1
2を開放するようになつている。これにより、液
体口8から圧送される液体は液体通路11,1
2,13を通して吐出ノズル6から吐出され、ま
た、エア弁24が閉鎖されたときには上記スプリ
ング3の付勢力で液体通路12が閉鎖されて液体
の吐出が止められるようになつている。
開閉弁1の液体通路12を開閉する弁5を有する
ピストンロツド4が設けられ、このピストンロツ
ド4はスプリング3によつて液体通路12を閉鎖
する方向に付勢されている。また、ピストン2に
は、開閉弁1を開閉作動させるための作動手段と
してのエアが供給される。すなわち、ピストン2
の一端側には、ピストンロツド4を移動させるた
めのエアを供給する入口7が形成されており、こ
の入口7にはエア供給管22が連結されている。
このエア供給管22は、エア弁24に連結され、
このエア弁24の開閉によりピストンロツド4を
移動させるようになつている。すなわち、ピスト
ンロツド4は、エア弁24が開放されたときに入
口7から供給されるエア弁24が開放されたとき
に入口7から供給されるエアの圧力で液体通路1
2を開放するようになつている。これにより、液
体口8から圧送される液体は液体通路11,1
2,13を通して吐出ノズル6から吐出され、ま
た、エア弁24が閉鎖されたときには上記スプリ
ング3の付勢力で液体通路12が閉鎖されて液体
の吐出が止められるようになつている。
また、上記開閉弁1に圧送される液体を保温す
るための保温用カバー15が取り付けられる。こ
の保温用カバー15は、図示するように、タンク
23、ポンプ18及び開閉弁1を密閉状に囲むよ
うに形成されている。この保温用カバー15に
は、そのカバー15内に熱風を送入する熱風ヒー
タ21が設けられ、この熱風ヒータ21は駆動モ
ータMに連結されている。
るための保温用カバー15が取り付けられる。こ
の保温用カバー15は、図示するように、タンク
23、ポンプ18及び開閉弁1を密閉状に囲むよ
うに形成されている。この保温用カバー15に
は、そのカバー15内に熱風を送入する熱風ヒー
タ21が設けられ、この熱風ヒータ21は駆動モ
ータMに連結されている。
また、保温カバー15には、吐出ノズル6を貫
通させると共にノズル6の外周に吹出口を形成す
べく開口した通風孔16が形成され、この通風孔
16により、保温カバー15内に送入された熱風
が吐出ノズル6に沿つて流れると共に吐出ノズル
6から吐出される吐出液体を包囲するように吹き
出されるようになつている。
通させると共にノズル6の外周に吹出口を形成す
べく開口した通風孔16が形成され、この通風孔
16により、保温カバー15内に送入された熱風
が吐出ノズル6に沿つて流れると共に吐出ノズル
6から吐出される吐出液体を包囲するように吹き
出されるようになつている。
なお、本実施例においては、開閉弁1はその下
部の弁箱1aが直接保温カバー15に取り付けら
れ、吐出ノズル6の外周が下部弁箱1aで覆われ
るため、下部の弁箱1aに吐出ノズル6側に熱風
を流す導入口9を形成しているが、開閉弁1の上
部又は中間を保温カバー14に取り付ければ、下
部の弁箱1aで吐出ノズル6の外周と保温カバー
14内が仕切られることなく、従つて導入口9も
設ける必要はない。
部の弁箱1aが直接保温カバー15に取り付けら
れ、吐出ノズル6の外周が下部弁箱1aで覆われ
るため、下部の弁箱1aに吐出ノズル6側に熱風
を流す導入口9を形成しているが、開閉弁1の上
部又は中間を保温カバー14に取り付ければ、下
部の弁箱1aで吐出ノズル6の外周と保温カバー
14内が仕切られることなく、従つて導入口9も
設ける必要はない。
次に本実施例の作用を説明する。
第1図において、タンク23内の液体19はポ
ンプ18によつてパイプ20内を通つて開閉弁1
の液体口8に圧送される。この液体口8に圧送さ
れた液体を吐出ノズル6から吐出する場合には、
エア弁24を開放し、ピストン2の入口7からエ
アを供給してピストンロツド4を移動させて液体
通路12を開放すればよく、また、吐出する液体
を止める場合には、エア弁24を閉鎖してエアの
供給を止めればよい。
ンプ18によつてパイプ20内を通つて開閉弁1
の液体口8に圧送される。この液体口8に圧送さ
れた液体を吐出ノズル6から吐出する場合には、
エア弁24を開放し、ピストン2の入口7からエ
アを供給してピストンロツド4を移動させて液体
通路12を開放すればよく、また、吐出する液体
を止める場合には、エア弁24を閉鎖してエアの
供給を止めればよい。
このとき、これらタンク23、ポンプ18、パ
イプ20及び開閉弁1は、保温用カバー15で密
閉状に包まれ、その内に熱風が送入されているの
で、装置全体をむらなく加熱することができ、常
温で固形化又は高粘度となる液体の加熱温度が保
持される。
イプ20及び開閉弁1は、保温用カバー15で密
閉状に包まれ、その内に熱風が送入されているの
で、装置全体をむらなく加熱することができ、常
温で固形化又は高粘度となる液体の加熱温度が保
持される。
また、送入される熱風は、通風孔9から吐出ノ
ズル6の外周に向けて導入され、吐出液体を包囲
しながら通風孔16から吹き出されることによ
り、吐出液体は吐出ノズルから吐出された瞬間ま
で加熱されるので、吐出液体を適正な粘度を保持
することができる。
ズル6の外周に向けて導入され、吐出液体を包囲
しながら通風孔16から吹き出されることによ
り、吐出液体は吐出ノズルから吐出された瞬間ま
で加熱されるので、吐出液体を適正な粘度を保持
することができる。
さらに、開閉弁1を多数設けた装置にも用いる
ことができ、それら開閉弁1の加熱もむらなく行
うことができる。
ことができ、それら開閉弁1の加熱もむらなく行
うことができる。
また、本装置がチヨコレート等を取り扱う装置
である場合には、上記吐出ノズル6から吐出され
るチヨコレートは空中で固化することがなく、線
引きしながらケーキ上に図形、文字を描く際にチ
ヨコレートの粘度が程良く保持されてケーキ上に
線引きされる。
である場合には、上記吐出ノズル6から吐出され
るチヨコレートは空中で固化することがなく、線
引きしながらケーキ上に図形、文字を描く際にチ
ヨコレートの粘度が程良く保持されてケーキ上に
線引きされる。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、こ
の実施例において、保温用カバー14はタンク、
ポンプ(いずれも図示せず)、パイプ20及び吐
出ノズル6側の開閉弁1の一部を包むように設け
たもので、その他の構成は上述の実施例と同様に
構成されている。
の実施例において、保温用カバー14はタンク、
ポンプ(いずれも図示せず)、パイプ20及び吐
出ノズル6側の開閉弁1の一部を包むように設け
たもので、その他の構成は上述の実施例と同様に
構成されている。
なお、25は、ピストンロツドを作動させるた
めのエア供給管である。
めのエア供給管である。
[考案の効果]
上記によれば本考案は、開閉弁を熱風で加熱す
るので、その加熱がむらなくできる。また、吐出
ノズルの外周に導入した熱風を、吐出液体を包囲
して吹き出すように通風孔を設けたので、吐出液
体が吐出された瞬間まで加熱することができ、吐
出液体を適正な粘度を保持して吐出することがで
きる等の優れた効果を発揮する。
るので、その加熱がむらなくできる。また、吐出
ノズルの外周に導入した熱風を、吐出液体を包囲
して吹き出すように通風孔を設けたので、吐出液
体が吐出された瞬間まで加熱することができ、吐
出液体を適正な粘度を保持して吐出することがで
きる等の優れた効果を発揮する。
第1図は従来例を示す概略図、第2図は本考案
の一実施例を示す断面図、第3図は本考案の他の
実施例を示す断面図である。 図中、1は開閉弁、6は吐出ノズル、11,1
2,13は液体通路、15は保温用カバー、9,
16は通風孔である。
の一実施例を示す断面図、第3図は本考案の他の
実施例を示す断面図である。 図中、1は開閉弁、6は吐出ノズル、11,1
2,13は液体通路、15は保温用カバー、9,
16は通風孔である。
Claims (1)
- 作動手段により開閉する液体通路を備え、かつ
その出口側に空中に液体を吐出する吐出ノズルを
設けた開閉弁の全部又は上記吐出ノズル側の開閉
弁の一部をつつむ保温用カバーを取り付けると共
にその保温用カバーに、上記吐出ノズルを貫通さ
せると共にノズルの外周に吹出口を形成すべく開
口した通風孔を形成し、上記保温用カバー内に熱
風を送入し、送入された熱風を吐出ノズルに沿つ
て流すと共に吐出ノズルの外周の通風孔から上記
吐出液体を包囲して吹き出すように構成したこと
を特徴とする開閉弁の保温装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6535884U JPS60177384U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 開閉弁の保温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6535884U JPS60177384U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 開閉弁の保温装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60177384U JPS60177384U (ja) | 1985-11-25 |
JPH0442632Y2 true JPH0442632Y2 (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=30597284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6535884U Granted JPS60177384U (ja) | 1984-05-02 | 1984-05-02 | 開閉弁の保温装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60177384U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102013001179A1 (de) * | 2012-02-01 | 2013-08-01 | Vat Holding Ag | Anordnung mit zumindest einem Ventil |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4717828U (ja) * | 1971-03-29 | 1972-10-30 |
-
1984
- 1984-05-02 JP JP6535884U patent/JPS60177384U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4717828U (ja) * | 1971-03-29 | 1972-10-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60177384U (ja) | 1985-11-25 |
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