JPH0442562B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442562B2 JPH0442562B2 JP63296242A JP29624288A JPH0442562B2 JP H0442562 B2 JPH0442562 B2 JP H0442562B2 JP 63296242 A JP63296242 A JP 63296242A JP 29624288 A JP29624288 A JP 29624288A JP H0442562 B2 JPH0442562 B2 JP H0442562B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- combustion
- combustion chamber
- furnace
- tertiary air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 45
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 claims description 16
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 9
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 12
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 6
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 4
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、焼成炉等の燃焼炉に用いられるバー
ナーに関するものである。
ナーに関するものである。
（従来の技術）
従来、焼成炉等に用いられるバーナーとして
は、特公昭55−9603号公報に開示されているよう
なバーナーが既知である。この種のバーナーは第
２図に示すように、バーナー本体１に燃料供給口
２、霧化用１次空気供給口３および燃焼用２次空
気供給口４が設けられ、このバーナー本体１から
霧化燃料と燃焼用２次空気との混合ガスが高速度
で円筒形バーナータイル５で囲まれた燃焼室６内
にその軸線方向に噴射され、この燃焼室６から、
ベンチユリー通路７を経て炉室８内に向け吹き出
される燃焼ガスに燃焼および冷却用３次空気供給
孔９を経て３次空気が供給されて燃焼ガスの温度
を低下させるとともにその速度を増大させ、これ
によりベンチユリー通路７内に真空状態を生ぜし
めて再循環通路１０を経て炉室８内のガスを引き
入れるとともに高速燃焼ガスが炉室８内に指向す
るよう構成されている。
は、特公昭55−9603号公報に開示されているよう
なバーナーが既知である。この種のバーナーは第
２図に示すように、バーナー本体１に燃料供給口
２、霧化用１次空気供給口３および燃焼用２次空
気供給口４が設けられ、このバーナー本体１から
霧化燃料と燃焼用２次空気との混合ガスが高速度
で円筒形バーナータイル５で囲まれた燃焼室６内
にその軸線方向に噴射され、この燃焼室６から、
ベンチユリー通路７を経て炉室８内に向け吹き出
される燃焼ガスに燃焼および冷却用３次空気供給
孔９を経て３次空気が供給されて燃焼ガスの温度
を低下させるとともにその速度を増大させ、これ
によりベンチユリー通路７内に真空状態を生ぜし
めて再循環通路１０を経て炉室８内のガスを引き
入れるとともに高速燃焼ガスが炉室８内に指向す
るよう構成されている。
しかしながら、上述したような従来の内周壁が
平らな円筒形燃焼室を有するバーナー構造では燃
焼室内に吹き込まれた燃料と空気とがそれらの吐
出力により混合されてそのまま炉室内に吹き出さ
れ、燃料と空気との混合が十分でないため不完全
燃焼の状態が生じ、炎が保持されない場合がある
という問題があつた。
平らな円筒形燃焼室を有するバーナー構造では燃
焼室内に吹き込まれた燃料と空気とがそれらの吐
出力により混合されてそのまま炉室内に吹き出さ
れ、燃料と空気との混合が十分でないため不完全
燃焼の状態が生じ、炎が保持されない場合がある
という問題があつた。
（発明が解決しようとする課題）
本発明は燃焼室内での燃料と空気との混合を十
分に行なわせて炎を確実に保持させようとするも
のである。
分に行なわせて炎を確実に保持させようとするも
のである。
（課題を解決するための手段）
本発明によれば、バーナータイルによつて囲ま
れたほぼ円筒形の燃焼室を有する燃焼炉用バーナ
ーにおいて、第１図に示すように、燃焼室の入口
端から出口端までの全長の10〜50％の範囲内の入
口側位置で、バーナータイル５の内面に円周方向
に延びる突起１１を設けたことを特徴とする。
れたほぼ円筒形の燃焼室を有する燃焼炉用バーナ
ーにおいて、第１図に示すように、燃焼室の入口
端から出口端までの全長の10〜50％の範囲内の入
口側位置で、バーナータイル５の内面に円周方向
に延びる突起１１を設けたことを特徴とする。
また、本発明によれば、燃焼および冷却用３次
空気を燃焼室の周りのバーナータイルの外側に沿
う通路１２を経て導入して燃焼室から吐出する燃
焼ガスとほぼ平行な流れで実質的にバーナー軸線
方向に指向させるよう構成したそらせ片１４を三
次空気吐出口１３に設けたことを特徴とする。
空気を燃焼室の周りのバーナータイルの外側に沿
う通路１２を経て導入して燃焼室から吐出する燃
焼ガスとほぼ平行な流れで実質的にバーナー軸線
方向に指向させるよう構成したそらせ片１４を三
次空気吐出口１３に設けたことを特徴とする。
（作用）
本発明によれば、バーナー燃焼室の内周面に円
周方向突起１１を設けることにより、突起より上
流側に副燃焼室的動作をする部分が形成され、突
起１１によりバーナー本体１から燃焼室６内に吐
出される燃料と２次空気との混合ガス流の流れが
乱されて混合ガスが十分混合され、炎が確実に保
持される。
周方向突起１１を設けることにより、突起より上
流側に副燃焼室的動作をする部分が形成され、突
起１１によりバーナー本体１から燃焼室６内に吐
出される燃料と２次空気との混合ガス流の流れが
乱されて混合ガスが十分混合され、炎が確実に保
持される。
また、燃焼および冷却用３次空気がバーナー燃
焼室を囲むバーナータイルを冷却してその過熱を
防止し、燃焼ガスの温度を下げて燃焼効率を上昇
させるとともにバーナーからの火炎を細くして炉
室内に吐出される燃焼ガスの温度を下げ、吐出速
度を高め吐出力を増大させ、これにより炉室内深
くにまで燃焼ガスを到達させ、炉室内のガスを攪
拌して均一な温度分布を生ぜしめることができ
る。
焼室を囲むバーナータイルを冷却してその過熱を
防止し、燃焼ガスの温度を下げて燃焼効率を上昇
させるとともにバーナーからの火炎を細くして炉
室内に吐出される燃焼ガスの温度を下げ、吐出速
度を高め吐出力を増大させ、これにより炉室内深
くにまで燃焼ガスを到達させ、炉室内のガスを攪
拌して均一な温度分布を生ぜしめることができ
る。
上述したように、そらせ片により、冷却用三次
空気を燃焼ガスと平行に流す構成としたことによ
り、バーナータイル内の圧力増加を防止するこが
でき、これにより、冷却用三次空気が燃焼ガスと
平行に流れないで、燃焼ガスの流れを妨げて、バ
ーナー部の内圧が上昇するいう問題が生じるのを
防止することができる。
空気を燃焼ガスと平行に流す構成としたことによ
り、バーナータイル内の圧力増加を防止するこが
でき、これにより、冷却用三次空気が燃焼ガスと
平行に流れないで、燃焼ガスの流れを妨げて、バ
ーナー部の内圧が上昇するいう問題が生じるのを
防止することができる。
（実施例）
本発明の１実施例を第１図につき説明する。
第１図に示す例では、燃料供給口２からの燃料
が霧化用１次空気供給口３からの１次空気によつ
て霧化され、燃焼用２次空気供給口４からの空気
とともにバーナー本体１からバーナータイル５に
よつて囲まれた燃焼室６内にその軸線方向に吐出
されるよう構成されている。
が霧化用１次空気供給口３からの１次空気によつ
て霧化され、燃焼用２次空気供給口４からの空気
とともにバーナー本体１からバーナータイル５に
よつて囲まれた燃焼室６内にその軸線方向に吐出
されるよう構成されている。
燃焼室６の内面には燃焼室の入口側から全長の
10〜50％の範囲内の位置で円周方向に延びる環状
の突起１１が形成されている。図示の例では環状
突起１１の断面形状を三角形としているが、半円
または台形とすることもできる。また、突起１１
の高さは円筒形燃焼室６の内径の５〜20％の範囲
内とするのがよい。
10〜50％の範囲内の位置で円周方向に延びる環状
の突起１１が形成されている。図示の例では環状
突起１１の断面形状を三角形としているが、半円
または台形とすることもできる。また、突起１１
の高さは円筒形燃焼室６の内径の５〜20％の範囲
内とするのがよい。
また、燃焼室６から燃焼ガスがバーナーの軸線
方向に指向されてベンチユリー通路７を経て炉室
８内に吐出されるよう燃焼室６の出口直径および
ベンチユリー通路７の直径が適当に選定されてい
る。
方向に指向されてベンチユリー通路７を経て炉室
８内に吐出されるよう燃焼室６の出口直径および
ベンチユリー通路７の直径が適当に選定されてい
る。
燃焼および冷却用３次空気通路１２はバーナー
タイル５の外側に沿つてベンチユリー通路７に導
かれ、３次空気通路１２の吐出口１３にそらせ片
１４が設けられて３次空気通路１２からベンチユ
リー通路７内に吐出される３次空気がバーナー軸
線とほぼ平行に炉室８内に指向されるよう構成さ
れている。
タイル５の外側に沿つてベンチユリー通路７に導
かれ、３次空気通路１２の吐出口１３にそらせ片
１４が設けられて３次空気通路１２からベンチユ
リー通路７内に吐出される３次空気がバーナー軸
線とほぼ平行に炉室８内に指向されるよう構成さ
れている。
（発明の効果）
本発明によれば、燃焼室内での燃料と空気との
混合が十分に行なわれ、炎が確実に保持され、燃
焼効率を高めることができる。
混合が十分に行なわれ、炎が確実に保持され、燃
焼効率を高めることができる。
また、燃焼および冷却用３次空気がバーナー燃
焼室を囲むバーナータイルを冷却してその過熱を
防止し、燃焼ガスの温度を下げて燃焼効率を上昇
させるとともにバーナーからの火炎を細くして炉
室内に吐出される燃焼ガスの温度を下げ、吐出速
度を高め吐出力を増大させ、これにより炉室内深
くにまで燃焼ガスを到達させ、炉室内のガスを攪
拌して均一な温度分布を生ぜしめることができ
る。
焼室を囲むバーナータイルを冷却してその過熱を
防止し、燃焼ガスの温度を下げて燃焼効率を上昇
させるとともにバーナーからの火炎を細くして炉
室内に吐出される燃焼ガスの温度を下げ、吐出速
度を高め吐出力を増大させ、これにより炉室内深
くにまで燃焼ガスを到達させ、炉室内のガスを攪
拌して均一な温度分布を生ぜしめることができ
る。
第１図は本発明による燃焼炉用バーナーの概略
縦断面図、第２図は従来の燃焼炉用バーナーの概
略縦断面図である。 １……バーナー本体、２……燃料供給口、３…
…霧化用１次空気供給口、４……燃焼用２次空気
供給口、５……バーナータイル、６……燃焼室、
７……ベンチユリー通路、８……炉室、１１……
突起、１２……燃焼および冷却用３次空気通路、
１３……３次空気吐出口、１４……そらせ片。
縦断面図、第２図は従来の燃焼炉用バーナーの概
略縦断面図である。 １……バーナー本体、２……燃料供給口、３…
…霧化用１次空気供給口、４……燃焼用２次空気
供給口、５……バーナータイル、６……燃焼室、
７……ベンチユリー通路、８……炉室、１１……
突起、１２……燃焼および冷却用３次空気通路、
１３……３次空気吐出口、１４……そらせ片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ バーナータイルによつて囲まれたほぼ円筒形
の燃焼室を有する燃焼炉用バーナーにおいて、燃
焼室の入口端から出口端までの全長の10〜50％の
範囲内の入口側位置で、バーナータイルの内面に
円周方向に延びる突起を設けたことを特徴とする
燃焼炉用バーナー。 ２ 燃焼室から吐出する燃焼ガスがバーナー軸線
に実質的に平行にベンチユリー通路を経て吐出さ
れるよう燃焼室の吐出口およびベンチユリー通路
が形成され、バーナータイルの外側に沿つて燃焼
および冷却用３次空気通路が設けられ、３次空気
吐出口から吐出される３次空気を燃焼ガスとほぼ
平行な流れで実質的にバーナー軸線方向に指向さ
せるよう構成したそらせ片が３次空気吐出口に設
けられていることを特徴とする請求項１記載のバ
ーナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29624288A JPH02143002A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 燃焼炉用バーナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29624288A JPH02143002A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 燃焼炉用バーナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02143002A JPH02143002A (ja) | 1990-06-01 |
| JPH0442562B2 true JPH0442562B2 (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=17831028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29624288A Granted JPH02143002A (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 燃焼炉用バーナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02143002A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19705552A1 (de) * | 1997-02-14 | 1998-08-20 | Alpro Aluminium Processing Gmb | Gas- oder Ölbrenner |
| KR20010088895A (ko) * | 2001-04-20 | 2001-09-29 | 황윤화 | 버너 및 이 버너를 이용한 연소시스템 |
| JP4739275B2 (ja) * | 2006-08-11 | 2011-08-03 | Ｊｘ日鉱日石エネルギー株式会社 | バーナ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54174030U (ja) * | 1978-05-30 | 1979-12-08 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP29624288A patent/JPH02143002A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02143002A (ja) | 1990-06-01 |
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