JPH0442212A - アクティブマトリクス液晶ディスプレイ - Google Patents

アクティブマトリクス液晶ディスプレイ

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JPH0442212A
JPH0442212A JP2151247A JP15124790A JPH0442212A JP H0442212 A JPH0442212 A JP H0442212A JP 2151247 A JP2151247 A JP 2151247A JP 15124790 A JP15124790 A JP 15124790A JP H0442212 A JPH0442212 A JP H0442212A
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JP
Japan
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liquid crystal
signal
field effect
matrix
crystal panel
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Application number
JP2151247A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ozawa
小沢 義裕
Hiroaki Ishitani
石谷 普朗
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、T P T (Thin Film Tr
ansistor)アクティブマトリクス液晶ディスプ
レイに関するものである。
〔従来の技術〕
第13図は従来におけるTPTアクティブマトリクス液
晶ディスプレイの概略構成を示し、信号処理部2は信号
源1からビデオ信号S−V I DEO1水平同期信号
HD及び垂直同期信号VDを受は取り、ソースライント
ライバ3に対してソース側データ信号SD、ソース側ク
ロック信号SC1ビデオ信号P−VIDEO及びドライ
ブ制御信号OBを生成して供給するとともに、ゲートラ
イントライバ4に対してゲート側データ信号GD及びゲ
ート側クロック信号GCを生成して供給し、さらにTP
Tアクティブマトリクス液晶パネル5に対してコモン信
号V COMを生成して供給している。又、ソースライ
ントライバ3はTPTアクティブマトリクス液晶パネル
5のソースラインに接続され、ゲートライントライバ4
はTPTアクティブマトリクス液晶パネル5のゲートラ
インに接続され、電源部6は信号処理部2に電源電圧■
。、 ソースライントライバ3に電源電圧V5、ゲート
ライントライバ4に電源電圧V、を供給している。
第14図はソースライントライバ3、ゲートライントラ
イバ4及びTPTアクティブマトリクス液晶パネル5の
詳細な構成を示し、図面の簡略化のためTPTアクティ
ブマトリクス液晶パネル5の画素構成は3行4列を仮定
している。TPTアクティブマトリクス液晶パネル5は
スイッチング用FETであるTFT8、蓄積キャパシタ
9、画素電極10、液晶セル11及びコモン電極12よ
り構成されている。各画素の液晶セル11は画素電極1
0とコモン電極12により挾まれており、各画素電極1
0は各画素の蓄積キャパシタ9及びTFT8のドレイン
に接続されている。各画素のTFT8のゲートは各行に
おいて共通に接続されて3行のゲートラインを構成し、
各ゲートラインはゲートライントライバ4の3ビツトシ
リアルイン/パラレルアウト(以下S/Pと呼ぶ。)シ
フトレジスタの3ビツトのパラレルアウト端子にそれぞ
れ接続されている。一方、各画素のTFT8のソースは
各列において共通に接続されて4列のソースラインを構
成し、各ソースラインはソースライントライバ3内の4
ビツトサンプル/ホールド(以下S/Hと呼ぶ。)回路
の4ビツトの各出力端子にそれぞれ接続されている。さ
らに、この4ビットS/H回路のサンプルタイミングを
指定する4ビツトのサンプルパルス入力端子にはソース
ライントライバ3内の4ビツトS/Pシフトレジスタの
4ビツトのパラレルアうト端子がそれぞれ接続されてお
り、S/PシフトレジスタとS/H回路によりソースラ
イントライバ3が構成されている。又、各画素のコモン
電極12はすべての画素にわたり共通に接続され、コモ
ン信号入力端子19として引き出され、端子19には信
号処理部2からのコモン信号V COMが供給される。
又、ソースライントライバ3内のS/Pシフトレジスク
のシリアルデータ入力端子は端子13に引き出され、同
じ< S/Pシフトレジスタのシフト用クロック入力端
子は端子14に引き出され、同じ<S/H回路の信号入
力端子は端子15に引き出され、同じ< S/H回路の
出力のオン/オフを制御するアウトプットイネーブル入
力端子は端子16に引き出されており、信号処理部2か
らのソース側データ信号SDが端子13に供給され、ソ
ース側のクロック信号SCが端子14に供給され、ビデ
オ信号P−VIDEOが端子15に供給され、ドライブ
制御信号○Eが端子J6に供給されている。又、ゲート
ライントライバ4のS/Pシフトレジスタのシリアルデ
ータ入力端子は端子■7に引き出され、シフト用クロッ
ク入力端子は端子18に引き出され、信号処理部2から
のゲート側データ信号CDが端子17に供給され、ケー
ト側クロック信号GCが端子18に供給されている。
さらに、ソースライントライバ3の電源供給端子は端子
21に引き出され、ゲートライントライバ4の電源供給
端子は端子20に引き出されており、電源部6からの電
源電圧V、、V、はそれぞれ端子21.20に供給され
ている。
次に、動作について説明する。いま、信号源lからのビ
デオ信号S−V I DEO1垂直同期信号VD及び水
平同期信号HDがそれぞれ第15図(al〜(C)のよ
うな波形及びタイムチャートのとき、ノンインクレース
走査でT FTアクティブマトリクス液晶パネル5に縦
縞のダレイスケールを表示する過程を説明する(通常の
ノンインクレース走査のCRTディスプレイの場合も、
第15図(alのビデオ信号S−V I DEO,第1
5図(blの垂直同期信号VD、第15図(C1の水平
同期信号HDが入力されれば縦縞のダレイスケールを表
示することになる。) まず、信号処理部2では信号源1から受げ取った第15
図(a)〜(C)に示す信号5−VIDEO。
VD、HDから、第15図(C)のゲート側りロック信
号GC1第15図Fdlのゲート側データ信号CD、第
15図(i+及び第16図(a)のビデオ信号P−Vr
DF、O,,VCからなる直流電圧のコモン信号■、。
1、第16図(blのソース側データ信号SD及びドラ
イブ制御信号OE、第16図(e)のソース側クロック
信号SCの各信号を生成する。
ここで、第15図fi)のビデオ信MP−VIDEOは
第15図(hlのような信号処理部2内で発生される1
フレ一ム周期で変化する制御信号により極性反転されて
おり、その電圧レベルは第16図(alに示すように■
、という電圧レベルをセンタとして反転された関係とな
っている。又、ブレスケールの各1段の振幅差は■8で
あるとし、ソース側データ信号SDとドライブ制御信号
ORは第16図Fkl+に示すように同じ波形となって
いる。
次に、信号処理部2で発生されたこれらの信号において
、ゲート側データ信号CDはデー1−ライントライバ4
のS/Pシフトレジスタのデータ入力端子17に入力さ
れ、ゲート側クロック信号GCは同じくシフトクロック
入力端子18に入力される。この結果、ゲートライント
ライバ4の3ビツトS/Pシフトレジスタは入力データ
をシフトクロックの立上りで逐次データをシフトし、第
1〜第3ビツトのパラレルアウト出力端子には第15図
te+〜(glに示すような信号が得られ、これらの信
号はそれぞれTPTアクティブマトリクス液晶ハネル5
の第1〜第3行のゲートラインに加えられる。
一方、信号処理部2で発生されたソース側データ信号S
D、ソース側クロック信号SCはそれぞれソースライン
トライバ3内のS/Pシフトレジスタのデータ入力端子
13及びシフトクロック入力端子14に入力され、ソー
スライントライバ3内の4ビツトS/Pシフトレジスタ
は入力データをシフトクロックの立−1ユリで逐次デー
タをシフトし、第1〜第4ビツトのそれぞれのパラレル
アラ[・出力端子には第16図Fdl〜(g)に示す信
号が得られ、これらの信号はそれぞれソースライントラ
イバ3内の4ヒツトS/H回路の第1〜第4ビツトのサ
ンプルパルスとして加えられる。このS / H回路で
は信号入力端子15に第16図talに示ずビデオ信号
P−VIDEOが加えられており、このビデオ信号を上
記サンプルパルスによりサンプリングし、ホールドする
ため、ビデオ信号PV I DEOが正極性時には第1
ビツトでは V、+Vl11第2ビットではv、+2v
い第3ビツトではvc+3 v、、第4ビツトではvc
+ 4 v、の電位が保持される。又、ビデオ信号P−
VIDEOが負極性時には、第1ビツトではvc−■3
、第2ビツトではVc  2V−1第3ビツトではVc
  3V、、第4ビツトでは■。−4Vaの電位が保持
され、S/H回路のアウトプットイネーブル入力端子1
6に入力されているドライブ制御信号OBにより、この
信号即ち水平ブランキング期間時にIH分(4ビット分
)のデータがホールドされた上記各電位をTPTアクテ
ィブマトリクス液晶パネル5の第1〜第4列のソースラ
インにドライブする。
又、信号処理部2で発生されるコモン信号■。ONは第
16図+81に示すように電位がVCの直流電圧であり
、このコモン信号■co+4はTPTアクティブマトリ
クス液晶パネル5のコモン信号入力端子19に加えられ
る。
以上の過程によりTPTアクティブマトリクス液晶パネ
ル5内では、その各ゲートラインには第15図te+〜
(g)に示す信号が加えられているため、これらの信号
がハイレベルのとき、そのゲートラインに接続されてい
るTFT8はすべてオンとなる。又、オンとなるゲート
ラインがIH同周期順次、次のゲートラインへ移行して
いることになる。
一方、ソースラインにはI H分のビデオ信号PVID
EOに応じた電位が各画素に対応して供給されており、
オンとなっているTFT8のドレインに接続されている
蓄積キャパシタ9は各ソースラインの電位レベルに応じ
た電圧レベルまで充電され、次にこのゲートラインがオ
ンとなるまでこの電圧レベルを1フレ一ム間蓄積キャパ
シタ9により保持する。この結果、TPTアクティブマ
トリクス液晶パネル5の各画素の液晶セル11には画素
電極10及びコモン電極12を通じて第1表に示される
ような電圧が加えられる。
液晶セル11はその両端に加えられている電位差に応じ
て透過光あるいは反射光を制御し、また液晶セル11は
その極性にかかわらずその両端に加えられる電位差の絶
対値が等しければ透過、反射光量に関してはほぼ同じ特
性を示すため、TPTアクティブマトリクス液晶パネル
5には縦縞のダレイスケールが表示されることになる。
ここで、上記のように1フレ一ム周期で液晶セルIIに
加える信号の極性を反転している理由は、液晶セル11
に同極性の信号を加え続けると液晶セル11が電気分解
を起こし、転移温度の変化やしきい値特性の変化を招き
、表示特性に悪影響を与えるためである。この現象は不
可逆的であるため、−度液晶セル11が電気分解を起こ
すと半永久的に元の特性を示す状態に戻らないので、上
記のような駆動により液晶セル11の寿命を延ばすこと
ができる。
ここで、上記のような従来の駆動法による問題点につい
て説明する。今、第14図の12個のTFT8のうちの
1つに着目してその動作を見てみると、上記したように
ソースライントライバ3において1ライン分の映像信号
を有効映像期間にS / HL、帰線期間にドライブさ
れ、そのとき選択されているゲートラインの各画素に映
像信号に応じたレベルにチャージ又はディスチャージさ
れるが、1個のTFT8が自分の画素に対して書込みを
行なうためにゲートをハイレベルにする期間はIHであ
り、その周期は1フレームである。■フレーム中におけ
るIH回期間割合は上記説明ではそれほど小さくないが
、これば液晶パネル5の画素構成が3行4列で1フレー
ム中3HLかないと仮定しているためであり、実際の画
素構成では割合はかなり小さくなる。即ち、TFT8の
ゲートは大部分の期間ローレベルになっていることにな
り、この影響で徐々にTFT8のゲート絶縁膜中への電
荷注入が生じる。その結果、TFT8のしきい値電圧■
いのシフトが生じるので、一定の電圧値でTFT8のゲ
ートを制御しているにもかかわらず、TFT8の動作が
不安定になる。
TFT8の信頼性及び寿命における主要素の−・つは■
いの安定性であるので、上記のような現象は液晶パネル
5のTFT8の特性劣化による画質劣化や寿命短縮等の
問題が生じる原因となる。
次に、ビデオ信号P−VIDEOの極性を反転する交流
駆動方式について説明する。ここでは、説明の都合上、
液晶パネル5の画素構成は6行8列と仮定し、信号源1
からは第17図に示すようなビデオ信号S’−VIDE
Oが供給され、信号処理部2ではこの信号を極性反転し
、ソースライントライバ3には第18図に示すビデオ信
号P′V I DEOを供給することとする。このとき
、液晶パネル5には、基本的動作原理として、上記と同
様の過程により、画面左半分が灰色、画面右半分が白の
画像を表示することになる。又、このビデオ信号S”V
IDEOは第iフレームと第i+1フレームで同じ信号
であるため、画像の時間的特徴としては静止画となる。
上記の様子を液晶セル11に加えられる信号の極性に着
目して横軸に時間、縦軸にラインアドレスをとった2次
元図で表わすと、第19図に示す】 6 ようになる。例えば第1ラインに着目すると、1フレ一
ム周期でその極性が反転していることがわかる。これは
第2〜第6ラインにおいても同様である。又、液晶パネ
ル5に表示される2次元画像をその極性に着目して時間
的推移をながめてみると、ある瞬間(第iフレームの第
6走査時)には全画面が正極性画面となり、またある瞬
間(第i+1フレームの第6走査時)には全画面が負極
性画面となり、その他の時間では上から順次正極性から
負極性、あるいは負極性から正極性の画面へと推移する
こととなる。このことは、正極性画面と負極性画面が2
次元の表示画面上で各領域が集中しており、この集中領
域が時間的にはフレーム周期で推移するという特徴を有
していることになる。
前述では液晶セル11に印加される電圧の極性が変って
もほぼ同じ透過率特性であると述べたが、液晶セル11
をTPT駆動する場合種々の原因により正極性時と負極
性時で若干の透過率特性の差が存在する。従って、上記
のような交流駆動を行なうと、2次元画面上で各極性で
ドライブされる画面領域が集中し、時間的にフレーム周
期で輝度の変化が発生するため、視覚特性的見地からフ
リソp(特に大画面の場合)を惑しるなどの問題が生じ
る。このような問題を解決するため、一般にソースライ
ントライバ3に第20図に示すようなビデオ信号P’−
VIDEOを供給することが行なわれている。この場合
、液晶パネル5には、基本的動作原理として、従来例と
同様の過程で画面左半分が灰色、画面右半分が白の静止
画を表示することになる。ここで、液晶セル11に加え
られる信号の極性に着目して横軸に時間、縦軸にアドレ
スをとった2次元図を第21図に示す。例えば、第1ラ
インに着目すると1フレ一ム周期で極性が反転されてお
り、液晶の交流駆動を実現していることがわかる。第2
〜第6ラインについても同様である。又、液晶パネル5
に表示される2次元画像をその極性に着目して時間的推
移をながめるとどの瞬間においても正極性表示ラインと
負極性表示ラインが画面全体に分散されることになる。
従って、パネルの特性上の問題でビデオ信号の極性によ
り異なった透過光特性を有している場合でもその相違に
よる輝度変化は表示画面全体に一様に分割され、時間が
推移しても画面全体にわたる平均輝度が変化しないため
、大画面フリッカを軽減することができる。
次に、上記のような交流駆動方式を用いた場合の問題点
について説明する。第22図に示すようにゲートライン
トライバ4は一般に液晶パネル5を正面から直視したと
き、その左側に実装されている。又、蓄積キャパシタ9
はその対向側を第14図ではグランドとしているが、実
際にはゲートラインを対向側として作られる。従って、
液晶パネル5が大形化されるに伴ないゲートライン長も
長くなり、その配線抵抗も無視できる程小さくないため
、ゲートラインに加えられるパルスは画面の左側から右
側にいくに従って上記したCとRによる分布定数回路の
影響で遂次なまっていく。
この影響を第23図、第24図によって説明する。
今、説明の都合上、P’−VIDEOは第23図(al
、第24図(alに示すような正極性側SN、負極性側
SL(全自画面)で1ライン周期で反転する信号とする
。第23図は画面左端近傍、第24図は画面右端近傍の
各部の信号を表わしており、第23図(b)、 (dl
及び第24図fbl、 (d)がゲート選択パルス、第
23図(C1,tel及び第24図tel、 (e)が
画素電位を示している。又、第23図fb1. (C1
及び第24図(b)(C1は第iラインの状況、第23
図(di 、 (el及び第24図Fdl、 telは
第i+lラインの状況を示している。第23図に示すよ
うに、画面左端では(b)、 (diのようにゲート選
択パルスが理想的に加えられるため、(C1,telの
ように画素電位は各極性に応じてそれぞれSL、S、ま
で充電され、保持される。しかしながら、画面右端近傍
では第24図に示すように、ゲート選択パルスがゲート
ラインのCR分布定数回路の影響で(b)、 (dlの
ようにその立上り、立下り特性がなまってしまう。この
影響で画素電極10の電位は負極性で書込まれるべき所
では(C)のように1度S、まで充電されるがゲートが
オフとなるタイミングが若干遅れるため、次のラインの
正極性信号で若干の時間充電されることになる。
この結果、充電レベルはSL+ΔLとなり、このレベル
が保持されることになる。一方、正極性で書込まれるべ
き所では、telのように上記と同し過程により画素電
位はSH−ΔHのレベルで保持されることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来のTPTアクティブマトリクス液晶ディス
プレイにおいては、上記したようにTPT8のゲート絶
縁膜中への電荷注入が徐々に進行して蓄積され、■いシ
フトが起こってTPT8の特性が劣化し、これに伴なっ
て液晶パネル5の画質劣化や寿命短縮等の問題が生じた
又、第24図に示したΔL、ΔHの値は画面左端から画
面右端に行くに従って大きくなり、また画素電位のシフ
ト方向は液晶セル11の両端の実効電圧が減少する方向
で応答し、液晶セル11は実際にはその実効値で応答す
るため、画面左側から右側に行くに従って輝度傾斜が発
生することになり、画質劣化が生じることとなった。
さらに、第24図に示すようにゲート選択パルスの遅延
により次のラインのソース信号に出る影響は、該信号レ
ベル即ち本来書き込まれるべき画素電位とその画素の1
ライン下の本来書き込まれるべき電位との差にも依存す
る。このようなライン間での画素電位の相違は第21図
に示したフリッカ対策駆動の場合のみに限らず、第19
図で述べたような通常駆動の場合にも生じ、左右方向に
沿って次のラインのソース信号の影響の出方が異なり、
左右方向に沿って垂直解像度が変化するという課題が生
じた。
この発明は上記のような課題を解決するために成された
ものであり、液晶パネルのTPTの特性劣化の防止がで
き、画質劣化の防止をすることができるアクティブマト
リクス液晶ディスプレイを得ることを目的とする。
又、この発明は、画面左右の輝度傾斜による画質劣化を
防止することができるアクティブマトリクス液晶ディス
プレイを得ることを目的とする。
さらに、この発明は左右方向の輝度傾斜とともに垂直解
像度の劣化も改善することができるアクティブマトリク
ス液晶ディスプレイを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るアクティブマトリクス液晶ディスプレイ
は、液晶パネルの非表示状態を検知した際に電界効果ト
ランジスタのゲート電位をドレイン、ソース電位より高
くする電源監視制?ff1部を設けたものである。
又、この発明に係るアクティブマトリクス液晶ディスプ
レイは、電界効果トランジスタ′の入力端子に対して映
像信号を並列化して印加する直並列変換回路への映像信
号のコントラスト又は輝度を補正する補正手段を設けた
ものである。
又、この発明に係るアクティブマトリクス液晶ディスプ
レイは、オーバドライブした交流化後の映像信号をハイ
パスフィルタを介して直並列回路に印加する補正手段を
設けたものである。
又、この発明に係るアクティブマトリクス液晶ディスプ
レイは、ゲート選択パルスの遅延量tこ応じたライン共
通補正信号を交流化映像信号の隣接ライン間の差分によ
り変調した補正信号により交流化映像信号を補正して直
並列変換回路に印加する補正手段を設けた。ものである
〔作 用〕 この発明における液晶パネルの電界効果トランジスタは
、液晶パネルの非表示状態においてそのゲート電位をソ
ース、ドレイン電位より高くされ、非表示状態において
ケート絶縁膜中への電荷注入が防止され、時間の(il
+移に伴なう特性劣化が防止される。
又、この発明においては、直並列回路へ印加される映像
信号のコントラスト又は輝度が補正され、液晶パネルの
左右方向の輝度傾斜が補正される。
又、この発明においては、オーバドライブした交流化後
の映像信号をハイパスフィルタを通すことにより、液晶
パネルの左右方向の輝度傾斜が補正される。
又、この発明においては、ゲート選択パルスの遅延量に
応じてライン共通補正信号により交流化映像信号が補正
され、輝度傾斜が改善される。又、映像信号の隣接ライ
ン間の差分により上記ライン共通補正信号が変調され、
映像信号レベルに応じた補正が行なわれ、画面左右方向
に沿った垂直解像度が改善される。
〔実施例〕
以下、この発明の第1の実施例を図面とともに説明する
。第1図はこの実施例によるTPTアクティブマトリク
ス液晶ディスプレイの概略構成を示し、7は電源監視制
御部であり、電源部6からソースライントライバ3及び
ゲートライントライバ4へ供給されるべき電源電圧V5
.V、は電源監視制御部7で−たん中継される。又、信
号処理部2で生成されたコモン信号VCOM も直接T
PTアクティブマトリクス液晶パネル5へ供給される前
に電源監視制御部7を経由する。さらに、電源監視制御
部7からは、ゲートライントライバ4を制御する信号C
Gが出力される。他の構成は従来と同様である。
第2図はソースライントライバ3、ゲートライントライ
バ4、液晶パネル5及び電源監視制御部7の部分の詳細
な構成を示し、画素構成は従来同様に3行4列を仮定し
ている。第2図において、電源監視制御部7からは端子
23〜25が引出されており、端子23.24にはそれ
ぞれ電源部6からソースライントライバ3及びケートラ
イントライバ4の電源電圧V3.V、が供給されている
又、端子25には信号処理部2からコモン信号V CO
Mが供給される。この電源電圧V、、V、は電源監視制
御部7からそれぞれ端子21.20に供給され、同しく
コモン信号■、。8は電源監視制御部7内のスイッチ7
aに供給されている。又、ゲートライントライバ4の端
子22に電源監視制御部7から制御信号CGが供給され
る。26は電源監視制御部7内に設けられた直流電源で
あり、その正極側は端子20に接続され、負極側はスイ
ッチ7aに接続される。スイッチ7aの出力は端子19
に供給される。
次に、動作について説明するが、映像を表示するための
動作は従来と同様である。端子2324に信号V、、V
、が供給されている状態では、電源監視制御部7は端子
20.21に電源電圧VG+ vsを供給するとともに
、スイッチ7aを介して端子19にコモン信号V CO
Mを供給する。従って、動作は従来と同様である。次に
、端子20゜21に電源電圧VG、V、が供給されなく
なった場合について考えると、この場合は液晶パネル5
により画像を見ることをやめたものと考えられ、ソース
ライントライバ3及びゲートライントライバ4に入力さ
れていた他の入力信号もオフとなり、従ってその出力も
オフとなる。このとき、電源監視制御部7のスイッチ7
aにより直流電源26の負極側と端子19が接続されて
端子19.20間に直流電源■が供給され、また端子2
2に電源監視制御部7から制御信号CGが供給される。
これによって、ゲートライントライバ4の出力信号は第
3 図(el〜(glに示すようにすべてハイレベルの
信号となり、液晶パネル5のTFT8のゲート電位はソ
ース、ドレイン電位より高電位となり、ゲート絶縁膜中
への電荷注入が解消される。なお、第3図において電源
オフ以前の状態は従来と同じであり、グレイスケ゛−ル
表示を行なっている。ここで、1つのT F’T 8を
とり出して見ると、原理的には第4図に示すようになる
。ソースライントライバ3及びゲートライントライバ4
への電源電圧V、、VGが供給されなくなると、スイッ
チ7aの切換によりTFT8のゲート電極とコモン電極
12の間に電圧が印加され、ゲート電位がソース、ドレ
イン電位より高電位となる。
上記実施例ではゲートライントライバ4を制御すること
によりTFT8のゲート絶縁膜中への電荷注入を防ぐよ
うにしているが、ソースライントライバ3を制御するよ
うにしても同様の効果があり、このときの全体構成を第
5図に示す。第1図と異なるのは、電源監視制御部7か
らソースライントライバ3へ制御信号C8が供給されて
いることである。又、第6図の詳細図に示すように、ソ
ースライントライバ3の電源端子21には直流電源26
の正極側が接続されており、制御信号CSは端子27に
入力される。
第5図に示した第2の実施例の動作においては、端子2
3.24に信号V、、V、が供給されなくなった場合、
スイッチ7aの切換によって直流電源26の負極側が端
子19に接続され、端子2021に電圧■が供給される
。又、電源監視制御部7から端子27に制御信号C8が
供給される。これによって、ソースライントライバ3の
入力信号は第7図+alに示すようにロウとなってサン
プル信号が全てハイになるため、出力信号も全てロウに
なる。一方、ゲートライントライバ4の出力信号は上記
したように全てハイになり、液晶パネル5のTFT8の
ゲート電位はソース電位と比べて高電位となる。従って
、ゲート絶縁膜中への電荷注入は解消される。第7図の
電源オフ以前の各信号はダレイスケール表示の際の状態
を示す。ここで、1つのTFT8について考えると、原
理的には第8図に示すようになり、各ドライバ3.4へ
信号vs、VGが供給されなくなったとき、スイッチ7
aの切換によりTFT8のゲート電極とソース電極の間
に電圧が印加され、ゲート電位がソース、ドレイン電位
より高電位となる。なお、ソースとコモンは同電位であ
る。
又、上記第1及び第2の実施例においては電源監視制御
部7を付加したが、これにさらにタイマを付加してもよ
い。TFT8のゲート電位をコントロールする場合は第
9図及び第10図に示すようになり、ソース電位をコン
トロールする場合は第11図及び第12図に示すように
なる。第9図において、タイマ7bは電源監視制御部7
内に設けられ、このタイマ7bによって端子23.24
に信号V、、VGが供給されていた時間に見合った期間
だけスイッチ7aを切換え、ゲートライントライバ4の
出力を第3図(e)〜(川のようにすべてハイレベルと
なるよう制御し、その後完全な電源オフの状態にする。
この場合の1つのTFT8についての原理図を第10図
に示す。又、第11図においては、タイマ7bによって
端子23.24に信号Vs、VGが供給されていた時間
に見合った期間だけスイッチ7aを切換え、ソースライ
ントライバ3の出力をすべてロウレベルとなるように制
御し、ゲートライントライバ3の出力を第3図(el〜
(glのようにすべてハイレベルとなるように制御し、
その後完全な電源オフの状態にする。この場合のTFT
8の1つについての原理図は第12図に示すようになる
次に、第5の実施例について説明する。概略構成は第1
3図及び第14図と同様であり、従来とはソースライン
トライバ3へ与えるビデオ信号P”VIDEOの信号形
態が異なる。第25図falはこの信号形態を得るため
の信号処理部2内の回路であり、信号源1からのビデオ
信号5VIDEOと補正信号が乗算器28で乗算され、
その結果の信号がP″−V I D E Oとしてソー
スライントライバ3に加えられる。例えば、信号源1よ
り第25図(blに示す直流電位(全白色面)が与えら
れ、fC1図に示す補正信号を乗算するとfdi図に示
すP”−VIDEO信号となってソースライントライバ
3に加えられる。ここで、(61図のセンタ電位は従来
例で述べたコモン電位■、に相当している。第25図で
は映像信号を交流化する際((C)(dlの反転周期が
1ライン周期の交流化周期に相当している。)、乗算を
用いているため、ライン内でゲイン(コン1−ラスト相
当)を変えていることになる。
又、第26図はこの発明の第6の実施例を示し、P” 
−V I D E O信号を得るための信号処理部2内
の回路を示す。交流化後のP’−VIDEO信号と補正
信号とを加算器29で加算し、その結果をP″−V I
 D E Oとしてソースライントライバ3に加える。
例えば、交流化後の信号P′−VIDEOがFb1図に
示すような全自画面に相当する信号であるとすると、(
C)図のような補正信号が加算され、(d)図に示すよ
うなP“−V I DEO信号となってソースライント
ライバ3に加えられる。この第26図では加算を用いて
いるため、ライン内で交流化後のオフセット値(輝度相
当)を変えていることになる。
次に、第5及び第6の実施例の全体的な動作について説
明する。信号処理部2より供給される交流化映像信号P
″−VIDEOはそのピーク値としては従来例で述べた
画面右端部の画素電位の実効値の低下分ΔL、Δ■(を
オーバドライブされた信号であり、この信号は第25図
(a)、第26図(alに示した回路の特性に基づいた
波形である。P″V I DEOが第23図及び第24
図の(alに対応するような信号の場合、ソースライン
トライバ3に供給される信号P” −V I D E 
Oは第27図(al及び第28図(a)に示す信号とな
り、ピーク値としては正極側の電位レベルがS It+
ΔH1負極側の電位レベルがS、−ΔL となるオーバ
ドライブされたライン反転信号であるが、この信号は補
正信号により画面右端に相当する部分の映像信号の正極
側電位がSH1負極側電位がSLとなるように即ち第2
7図(al及び第28図+alとなるようにされている
ここで、第27図は画面右端に相当する部分の、第28
図は画面左端に相当する部分のゲート選択パルスと画素
電位の様子を示しており、第23図及び第24図に対応
するものである。ただし、ゲートライントライバ4はこ
こでは第29図に示すように液晶パネル5を正面から直
視したとき、右側に実装されていると仮定する、第27
図及び第28図の(bl、 (dlに示ずゲート選択パ
ルスはゲートライントライバ4が右側に位置しているた
め、右端では理想波形であり、左端では立上り、立下り
がなまっている。又、画面右端部では負極に書き込まれ
るべきラインではソース信号の電位はSLであり、ゲー
ト選択パルスが理想的に印加されるため、その画素電位
は第27図(C)に示すようにS、の電位に充電され、
保持される。一方、正極に書き込まれるべきラインでは
そのソース信号の電位はS、であり、ゲート選択パルス
が同様に理想的に印加されるため、その画素電位は第2
7図[elに示すようにS Hの電位に充電され、保持
される。
又、画面左端部では、負極に書き込まれるべきラインの
ソース信号の電位はSL−ΔL であるため、その画素
電位はまたんS、−ΔI、のレベルに充電される。しか
し、ゲートオフとなるタイミングが若干遅れるため次の
ラインの正極性信号により結局第28図(C1に示すよ
うにその画素電位はSLのレベルまで戻り、このレベル
に保持される。
又、正極性で書き込まれるべき所では第28図(e)の
ように上記と同じ過程により、画素電位はS□のレベル
で保持される。従って、全自画面の場合には、画面の左
端と右端で同一の実効値で液晶セル11をドライブする
ことができる。
第25図及び第26図に示す補正信号の生成に当っては
、第30図fblに示ずく形波を第30図(alに示す
ようにC,Rよりなるハイパスフィルタ30に通すこと
により第30図tC)に示す信号が得られ、これを補正
信号として用いることによりライン方向の輝度傾斜特性
に見合った補正を簡単に実施することができる。即ち、
ゲート方向の位置が推移するに従い、ゲート選択パルス
はCRの分布定数回路特性に従ってなまっていくが、第
30図+a+に示す補正信号生成手段を用いれば同じく
CRの時定数により定まる特性の波形が得られるため、
比較的良好にマツチした補正を施すことができる。
なお、第5及び第6の実施例においては、ゲートライン
トライバ4が液晶パネル5を直視したときの右側に実装
した場合について説明したが、左側に実装した場合でも
補正信号の波形をそれに対応した逆特性にすれば、同様
の効果を奏することができる。
次に、第7の実施例について説明する。第31図はこの
実施例による要部回路図を示し、信号処理部2からのオ
ーバドライブしたライン反転交流化信号P’−VIDE
Oはカップリングコンデンサ31とバイアス用抵抗32
.33からなる固定バイアス付ハイパスフィルタを介し
た後、pHVIDEO信号となってソースライントライ
バ3に供給される。その他の構成は従来と同様である。
なお、ゲートライントライバ4は第29図に示すように
液晶パネル5を正面から視認した場合その右側に実装さ
れている。
次に、第7の実施例の動作について説明する。
信号処理部2から供給された交流化映像信号P′VID
E○は、従来例で述べたような画面右端部の画素電位の
実効値の低下分(ΔH1ΔL)を第一バドライブされた
信号であり、この信号がコンデンサ31と抵抗32.3
3からなる固定バイアス付ハイパスフィルタ34を介し
てソースライントライバ3に供給される。固定バイアス
点は従来例で述べた■。なる電位である。この信号が第
23図(a)、第24図(alに示すようなく形波信号
である場合、ソースライントライバ3に供給される信号
P” −V I D E Oが第27図(a)及び第2
8図(alに示されるような信号となるようにハイパス
フィルタ34の特性が調整されている。即ち、ハイパス
フィルタ34に入力される前は正極側の電位レベルがS
II+ΔH8負極側の電位レベルがSLΔLというオー
バドライブされたライン反転信号(く形波)であるが、
この信号がハイパスフィルタ34を通過するとサグを発
生し、この信号が■oの固定電位にバイアスされること
により画面右端に相当する部分の映像信号の正極性電位
がS□、負極性電位がSLとなるようにハイパスフィル
タ34の特性が調整される。その他の動作波形も第27
図及び第28図に示す通りである。
次に、この発明の第8の実施例について説明する。この
実施例の基本構成は第13図及び第14図に示した従来
例と同様である。従来例と異なる点は、ソースライント
ライバ3へ与えるビデオ信号P−V I DEOの信号
形態である。第32図はこの信号形態を得るために信号
処理部2内に設けられた補正回路であり、信号処理部2
で得られた交流化後の映像信号はIH(1水平期間)遅
延線35と減算器36に供給される。又、ライン共通の
補正信号は乗算器37に供給される。減算器36のもう
一方の入力にはIH遅延綿35の出力が供給され、その
減算結果は乗算器37のもう一方の入力に供給される。
又、乗算器37の出力とIH遅延線35の出力は加算器
38に供給され、加算器38の出力P“−VIDEOが
ソースライントライバ3に加えられる。
次に、第8の実施例の動作について説明する。
ただし、基本動作は従来と同様である。従来と同様に得
られる交流化後の映像信号P−VIDEOが第32図の
入力端子39に加えられ、この信号は通常第18図のよ
うなフレーム周期で反転する信号でもよいし、第18図
に示すようなライン周期で反転する信号でもよい。この
交流化映像信号aはIH遅延線35を介することにより
I H遅延された信号すとなる。信号a、bは減算器3
6で減算され、その出力Cには実質的には次のラインの
ソース信号との差分が得られる。一方、入力端子40か
ら入力されるライン共通の補正信号は、液晶パネル5の
左右方向の平均的な輝度傾斜量を補正するだめのゲート
選択パルスの遅延に応じた信号であり、第25図及び第
26図の補正信号に相当する。ただし、第25図及び第
26図の場合にはライン反転周期の場合の平均的な補正
信号であるため、該補正信号は鋸歯状波となっていたが
、フレーム反転の場合には平均的な画面左右方向の輝度
傾斜はなくなるため、ある一定のDC信号となる。ライ
ン共通補正信号dは差分信号Cと乗算器37で乗算され
、この信号が最終的な補正信号eとなり、I H遅延信
号すと加算器38で加算され、この加算結果がソースラ
イントライバ3に惧3つ 給される信号P″−V I D B Ofとなる。
」−記の過程で最終的な補正信号eをライン共通補正信
号dと差分信号Cとの積により得ているのが、この実施
例の特徴である。即ち、補正信号dにより補正する場合
はソース信号レベルの差に基づいて誤差が発生し、画面
左右方向に沿った垂直解像度の劣化現像が生じるが、こ
の実施例では予め次のラインとの差分Cを計算し、この
差分Cも考慮して補正信号eを得ており、輝度傾斜と垂
直解像度の劣化の両方の課題を解決することができる。
他の動作は従来例や他の実施例と同様である。
なお、第7の実施例においては、第29図に示すように
ゲートライントライバ4を液晶パネル5の右側に実装し
たが、左側に実装してもライン共通補正信号dの波形を
逆特性とすれば、同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、液晶パネルの非表示状
態においてその電界効果トランジスタのゲー1、電位を
ソース及びドレイン電位より高くしたのでゲート絶縁膜
中への電荷注入を防止することができ、時間推移に伴な
う電界効果I・ランシスタの特性劣化を防止し、液晶パ
ネルの画質劣化や寿命短縮を防止することができる。
又、この発明によれば、映像信号のコントラスト又は輝
度を補正するようにしたので、液晶パネルの左右方向の
輝度傾斜が防止され、画質劣化が防止される。
又、この発明によれば、直並列変換回路に印加する映像
信号をオーバドライブした交流化後の13号をハイパス
フィルタを通すことにより得ており、画面右側と左側で
ゲーI・パルスの遅延による影響をキャンセルすること
ができ、左右方向の輝度傾斜を改善して良好な画質を得
ることができる。
又、この発明によれば、液晶パネルの左右方向の輝度傾
斜を補正するとともに、その補正量を映像信号のライン
間の差分に応じて変調しており、左右方向に沿った垂直
解像度も改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の第1の実施例による液晶
ディスプレイの概略構成図及び要部詳細構成図、第3図
及び第4図はこの発明の第1の実施例による液晶ディス
プレイの動作を示すタイムチャート及び1つのT P 
Tの動作原理説明図、第5図及び第6図はこの発明の第
2の実施例による液晶ディスプレイの概略構成図及び要
部詳細構成図、第7図及び第8図はこの発明の第2の実
施例による液晶ディスプレイの動作を示すタイJ、チャ
ート及び1つのTPTの動作原理説明図、第9図及び第
10図はこの発明の第3の実施例による液晶ディスプレ
イの要部詳細構成図及び動作原理説明図、第11図及び
第12図はこの発明の第4の実施例による液晶ディスプ
レイの要部詳細構成図及び動作原理説明図、第13図及
び第14図は従来の液晶ディスプレイの概略構成図及び
要部詳細構成図、第15図及び第16図は従来の液晶デ
ィスプレイの動作を示ずタイムチャー1・、第17図は
信号源から供給されるビデオ信号の1例を示す図、第1
8図は従来の信号処理部から供給されるビデオ信号を示
す図、第19図は従来の液晶パネルへ供給される映像信
号の極性を示す図、第20図は従来の信号処理部から供
給される映像信号を示す図、第21図は従来の液晶パネ
ルへ供給される映像信号の極性を示す図、第22図は液
晶パネルに対するゲートライントライバの実装位置を示
す図、第23図及び第24図は従来の画面左右方向の輝
度傾斜を説明する動作波形図、第25図及び第26図は
この発明の第5及び第6の実施例によるアクティブマト
リクス液晶ディスプレイの要部回路図とその動作波形図
、第27図及び第28図はこの発明の第5〜第7の実施
例による液晶ディスプレイの動作波形図、第29図はこ
の発明の第5〜第7の実施例による液晶パネルに対する
ゲートライントライバの実装位置を示す図、第30図は
この発明の第5及び第6の実施例による補正信号生成回
路図及びその動作波形図、第31図はこの発明の第7の
実施例による要部回路図、第32図はこの発明の第8の
実施例による要部回路図である。 2・・・信号処理部、3・・・ソースライントライバ、
4・・・ゲートライントライバ、5・・・液晶パネル、
6・・・電源部、7・・・電源監視制御部、7a・・・
スイ・ノチ、8・・・TFTXll・・・液晶セル、2
6・・・直流電源、28・・・乗算器、29・・・加算
器、30.34・・・Aイパスフィルタ、35・・用H
遅延線、36・・・減算器、37・・・乗算器、38・
・・加算器。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人   大  岩  増  雄 (b) 29:加算春 (aノ 30:ハイパ0スフ(lL/り 第30図 書(自をp

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マトリクス状に配された液晶セルと各液晶セルの
    一端に接続された電界効果トランジスタからなる液晶パ
    ネルと、上記マトリクスの各行毎に共通に接続された電
    界効果トランジスタのゲートに順次走査パルスを印加す
    る走査回路と、上記マトリクスの各列毎に共通に接続さ
    れた電界効果トランジスタの入力端子に対して映像信号
    をサンプリングホールドすることにより並列化して印加
    する直並列変換回路を備えたアクティブマトリクス液晶
    ディスプレイにおいて、上記液晶パネルの非表示状態を
    検知した際に電界効果トランジスタのゲート電位をドレ
    イン、ソース電位より高くする電源監視制御部を設けた
    ことを特徴とするアクティブマトリクス液晶ディスプレ
    イ。
  2. (2)マトリクス状に配された液晶セルと各液晶セルの
    一端に接続された電界効果トランジスタからなる液晶パ
    ネルと、上記マトリクスの各行毎に共通に接続された電
    界効果トランジスタのゲートに順次走査パルスを印加す
    る走査回路と、上記マトリクスの各列毎に共通に接続さ
    れた電界効果トランジスタの入力端子に対して映像信号
    をサンプリングホールドすることにより並列化して印加
    する直並列変換回路を備えたアクティブマトリクス液晶
    ディスプレイにおいて、上記直並列変換回路に印加され
    る映像信号のコントラスト又は輝度を補正する補正手段
    を設けたことを特徴とするアクティブマトリクス液晶デ
    ィスプレイ。
  3. (3)マトリクス状に配された液晶セルと各液晶セルの
    一端に接続された電界効果トランジスタからなる液晶パ
    ネルと、上記マトリクスの各行毎に共通に接続された電
    界効果トランジスタのゲートに順次走査パルスを印加す
    る走査回路と、上記マトリクスの各列毎に共通に接続さ
    れた電界効果トランジスタの入力端子に対して映像信号
    をサンプリングホールドすることにより並列化して印加
    する直並列変換回路を備えたアクティブマトリクス液晶
    ディスプレイにおいて、オーバドライブした交流化後の
    映像信号をハイパスフィルタを介して直並列回路に印加
    する補正手段を設けたことを特徴とするアクティブマト
    リクス液晶ディスプレイ。
  4. (4)マトリクス状に配された液晶セルと各液晶セルの
    一端に接続された電界効果トランジスタからなる液晶パ
    ネルと、上記マトリクスの各行毎に共通に接続された電
    界効果トランジスタのゲートに順次走査パルスを印加す
    る走査回路と、上記マトリクスの各列毎に共通に接続さ
    れた電界効果トランジスタの入力端子に対して映像信号
    をサンプリングホールドすることにより並列化して印加
    する直並列変換回路を備えたアクティブマトリクス液晶
    ディスプレイにおいて、ゲート選択パルスの遅延量に応
    じたライン共通補正信号を交流化映像信号の隣接ライン
    間の差分により変調した補正信号により交流化映像信号
    を補正して直並列変換回路に印加する補正手段を設けた
    ことを特徴とするアクティブマトリクス液晶ディスプレ
    イ。
JP2151247A 1990-06-08 1990-06-08 アクティブマトリクス液晶ディスプレイ Pending JPH0442212A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000147460A (ja) * 1998-11-06 2000-05-26 Samsung Electronics Co Ltd 互いに異なる共通電圧を有する液晶表示装置
CN100351501C (zh) * 2002-02-19 2007-11-28 鯵坂泰雄 柴油机排出尾气净化过滤器

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JP2000147460A (ja) * 1998-11-06 2000-05-26 Samsung Electronics Co Ltd 互いに異なる共通電圧を有する液晶表示装置
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