JPH0442182B2 - - Google Patents
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- JPH0442182B2 JPH0442182B2 JP22538987A JP22538987A JPH0442182B2 JP H0442182 B2 JPH0442182 B2 JP H0442182B2 JP 22538987 A JP22538987 A JP 22538987A JP 22538987 A JP22538987 A JP 22538987A JP H0442182 B2 JPH0442182 B2 JP H0442182B2
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- Japan
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- film
- roll
- endless
- pressure
- heat
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、紙面上に艶出加工を施すために、予
め感熱性接着樹脂をコーテイング固定したフイル
ム(プレコートフイルム)を枚葉紙の艶出し加工
面に供給し接着するプレコートフイルムラミネー
ト方法に関する。
め感熱性接着樹脂をコーテイング固定したフイル
ム(プレコートフイルム)を枚葉紙の艶出し加工
面に供給し接着するプレコートフイルムラミネー
ト方法に関する。
[従来の技術]
例えば実開昭58−45022号公報においては、合
成樹脂フイルムの外側面に接着剤を塗布するため
の塗布ロールを設けた接着剤収容バツトを設けて
このバツトにより接着剤を付着した塗布ロールの
接着剤面に合成樹脂フイルムを接触させて、合成
樹脂フイルムに接着剤を付着させ、この合成樹脂
フイルムの接着剤面に枚葉紙の印刷面を接着して
いる。接着剤に有機溶剤が混合されていると、枚
葉紙と合成樹脂フイルムとを加熱接着する際、溶
剤が揮発して空気中に混入し衛生上有害であり、
引火性があり危険であり、安全性の上から問題が
あつた。又、両端の加熱ロールに懸架したステン
レススチールベルトに張合わせた枚葉紙の中間部
が垂れ下り、高速運転ができない欠点があつた。
成樹脂フイルムの外側面に接着剤を塗布するため
の塗布ロールを設けた接着剤収容バツトを設けて
このバツトにより接着剤を付着した塗布ロールの
接着剤面に合成樹脂フイルムを接触させて、合成
樹脂フイルムに接着剤を付着させ、この合成樹脂
フイルムの接着剤面に枚葉紙の印刷面を接着して
いる。接着剤に有機溶剤が混合されていると、枚
葉紙と合成樹脂フイルムとを加熱接着する際、溶
剤が揮発して空気中に混入し衛生上有害であり、
引火性があり危険であり、安全性の上から問題が
あつた。又、両端の加熱ロールに懸架したステン
レススチールベルトに張合わせた枚葉紙の中間部
が垂れ下り、高速運転ができない欠点があつた。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、艶出用合成樹脂フイルムに予め感熱
性接着樹脂をコーテイングして感熱性接着樹脂に
含有された溶剤を揮発させたフイルム(プレコー
トフイルム)を用いることにより、フイルムの接
着面の樹脂に有害な溶剤は含まれておらず、ラミ
ネート作業中は衛生面と安全面に問題がなく、ラ
ミネート作業を簡素化し、エンドレススチールベ
ルトと加圧ベルトにて艶出加工した枚葉紙を挟ん
で移送することにより艶出加工作業のスピードア
ツプと機械設置のためのスペースの節約が可能と
なり、製品の高級化を図ることを目的とするもの
である。
性接着樹脂をコーテイングして感熱性接着樹脂に
含有された溶剤を揮発させたフイルム(プレコー
トフイルム)を用いることにより、フイルムの接
着面の樹脂に有害な溶剤は含まれておらず、ラミ
ネート作業中は衛生面と安全面に問題がなく、ラ
ミネート作業を簡素化し、エンドレススチールベ
ルトと加圧ベルトにて艶出加工した枚葉紙を挟ん
で移送することにより艶出加工作業のスピードア
ツプと機械設置のためのスペースの節約が可能と
なり、製品の高級化を図ることを目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、感熱性接着樹脂層を有するプレコー
トフイルムを枚葉紙に連続的に接着する方法であ
つて、差込側と中間部に設けた第1加熱ロールと
第2加熱ロールと排出側に設けた冷却加熱兼用ロ
ールとに、艶出用エンドレススチールベルトを懸
架し、差込側と中間部の加熱ロールと排出側の冷
却加熱兼用ロールにそれぞれ対向して設けた第1
圧ロールと第2圧ロールと第3圧ロールとにエン
ドレス加圧ベルトを懸架して艶出用エンドレスス
チールベルトの進行側のベルト面にそれと等速に
進行するエンドレス加圧ベルト面を接近接触して
設け、給紙台より送り出される枚葉紙にプレコー
トフイルムの感熱性接着樹脂層を重ねて差込側よ
り艶出用エンドレススチールベルトとエンドレス
加圧ベルトの間に挿入してプレコートフイルムの
感熱性接着樹脂層を溶融し、差込側の第1加熱ロ
ールと第1圧ロールとにて給紙台より送り出され
る枚葉紙に艶出用フイルムの溶融した感熱性接着
樹脂層を圧着して枚葉紙と艶出用フイルムとを接
着し、次に第2加熱ロールと第2圧ロールとにて
枚葉紙と艶出用フイルムとをむらなく接着し、次
に排出側の冷却加熱兼用ロールと第3圧ロールに
て艶出用フイルムを接着された枚葉紙を加熱又は
冷却して感熱性接着樹脂層を固定することを特徴
とするプレコートフイルムラミネート方法であ
る。
トフイルムを枚葉紙に連続的に接着する方法であ
つて、差込側と中間部に設けた第1加熱ロールと
第2加熱ロールと排出側に設けた冷却加熱兼用ロ
ールとに、艶出用エンドレススチールベルトを懸
架し、差込側と中間部の加熱ロールと排出側の冷
却加熱兼用ロールにそれぞれ対向して設けた第1
圧ロールと第2圧ロールと第3圧ロールとにエン
ドレス加圧ベルトを懸架して艶出用エンドレスス
チールベルトの進行側のベルト面にそれと等速に
進行するエンドレス加圧ベルト面を接近接触して
設け、給紙台より送り出される枚葉紙にプレコー
トフイルムの感熱性接着樹脂層を重ねて差込側よ
り艶出用エンドレススチールベルトとエンドレス
加圧ベルトの間に挿入してプレコートフイルムの
感熱性接着樹脂層を溶融し、差込側の第1加熱ロ
ールと第1圧ロールとにて給紙台より送り出され
る枚葉紙に艶出用フイルムの溶融した感熱性接着
樹脂層を圧着して枚葉紙と艶出用フイルムとを接
着し、次に第2加熱ロールと第2圧ロールとにて
枚葉紙と艶出用フイルムとをむらなく接着し、次
に排出側の冷却加熱兼用ロールと第3圧ロールに
て艶出用フイルムを接着された枚葉紙を加熱又は
冷却して感熱性接着樹脂層を固定することを特徴
とするプレコートフイルムラミネート方法であ
る。
[作用]
本発明は、フイルムに塗布した接着剤の中のア
ルコール、シンナー等の有害な溶剤を揮発除去し
たプレコートフイルムを使用したから、枚葉紙に
フイルムを加熱接着する工程において接着剤より
有害な揮発部分が遊離するおそれがなく、艶出加
工した枚葉紙をステンレススチールベルトとエン
ドレス加圧ベルトの間に挟んで移送することによ
り紙とフイルムの接着条件を常に同じくして枚葉
紙の艶出し加工を安全に簡単迅速に行い品質のよ
い艶出加工紙を得ることができる。
ルコール、シンナー等の有害な溶剤を揮発除去し
たプレコートフイルムを使用したから、枚葉紙に
フイルムを加熱接着する工程において接着剤より
有害な揮発部分が遊離するおそれがなく、艶出加
工した枚葉紙をステンレススチールベルトとエン
ドレス加圧ベルトの間に挟んで移送することによ
り紙とフイルムの接着条件を常に同じくして枚葉
紙の艶出し加工を安全に簡単迅速に行い品質のよ
い艶出加工紙を得ることができる。
[実施例]
1はプレコートフイルムであつて、透明なフイ
ルム1aにシンナー、アルコール等にて溶解した
感熱性接着樹脂1bを塗布した後、常温にて或は
加熱によりこれら有害な溶剤をフイルム1aより
除去し、長尺のロール状に巻込んで置く。
ルム1aにシンナー、アルコール等にて溶解した
感熱性接着樹脂1bを塗布した後、常温にて或は
加熱によりこれら有害な溶剤をフイルム1aより
除去し、長尺のロール状に巻込んで置く。
2は給紙台であつて、艶出し加工を施すべき枚
葉紙3を積重ねて、上層のものより順次移送台1
7にて艶出用エンドレススチールベルト4とエン
ドレス加圧ベルト5との間に供給する。6及び7
は差込側第1加熱ロール及び第2加熱ロール、8
は排出側に設けた冷却加熱兼用ロールであつて、
これらのロールに艶出用エンドレススチールベル
ト4を懸架する。加熱ロール6及び7の加熱は、
これらのロールに内蔵した温度調節装置にて所要
温度に調節できるようにした遠赤外線加熱によ
る。第1、第2の加熱ロール6,7の加熱には遠
赤外線の外にガス、蒸気等を用いることができ
る。冷却加熱兼用ロール7の冷却にはフレオンガ
ス、アンモニアガス等の冷媒を用い、又、加熱に
は、蒸気、赤外線、ガス等が用いられる。又、必
要により加熱ロール6と冷却加熱兼用ロール7と
の中間にエンドレススチールベルト4を冷却する
ための冷却水放出ノズル、或は加熱室等を設け
る。加熱ロール6及び7の加熱温度は溶剤を除去
してフイルムに塗布された感熱性接着樹脂を溶融
するに適する温度である。
葉紙3を積重ねて、上層のものより順次移送台1
7にて艶出用エンドレススチールベルト4とエン
ドレス加圧ベルト5との間に供給する。6及び7
は差込側第1加熱ロール及び第2加熱ロール、8
は排出側に設けた冷却加熱兼用ロールであつて、
これらのロールに艶出用エンドレススチールベル
ト4を懸架する。加熱ロール6及び7の加熱は、
これらのロールに内蔵した温度調節装置にて所要
温度に調節できるようにした遠赤外線加熱によ
る。第1、第2の加熱ロール6,7の加熱には遠
赤外線の外にガス、蒸気等を用いることができ
る。冷却加熱兼用ロール7の冷却にはフレオンガ
ス、アンモニアガス等の冷媒を用い、又、加熱に
は、蒸気、赤外線、ガス等が用いられる。又、必
要により加熱ロール6と冷却加熱兼用ロール7と
の中間にエンドレススチールベルト4を冷却する
ための冷却水放出ノズル、或は加熱室等を設け
る。加熱ロール6及び7の加熱温度は溶剤を除去
してフイルムに塗布された感熱性接着樹脂を溶融
するに適する温度である。
9,10、及び11は、第1加熱ロール6、第
2加熱ロール7及び冷却加熱兼用ロール8にそれ
ぞれ対向してエンドレス加圧ベルト5を懸架した
第1圧ロール、第2圧ロール及び第3圧ロールで
あつて、艶出用エンドレススチールベルト4の進
行側のベルトの外側面と接近接触しながら同じ方
向に等しい速度で進行するエンドレス加圧ベルト
5にて、艶出用エンドレススチールベルト7の下
側の外側面に接着された枚葉紙3の下面を載置し
て枚葉紙が艶出用エンドレススチールベルトより
剥れたりずれたりしないように押えて排出側に運
搬するものである。この間エンドレススチールベ
ルトの熱は枚葉紙の裏面がゴム質のエンドレス加
圧ベルトに接触しているために紙の温度を低く保
持するものである。
2加熱ロール7及び冷却加熱兼用ロール8にそれ
ぞれ対向してエンドレス加圧ベルト5を懸架した
第1圧ロール、第2圧ロール及び第3圧ロールで
あつて、艶出用エンドレススチールベルト4の進
行側のベルトの外側面と接近接触しながら同じ方
向に等しい速度で進行するエンドレス加圧ベルト
5にて、艶出用エンドレススチールベルト7の下
側の外側面に接着された枚葉紙3の下面を載置し
て枚葉紙が艶出用エンドレススチールベルトより
剥れたりずれたりしないように押えて排出側に運
搬するものである。この間エンドレススチールベ
ルトの熱は枚葉紙の裏面がゴム質のエンドレス加
圧ベルトに接触しているために紙の温度を低く保
持するものである。
プレコートフイルム1はロール巻にして機台1
2に設けた枠13に軸装し、案内ロール14,1
5,16,17,18,19により第1加熱ロー
ル6と第2加熱ロール7にて加熱されたエンドレ
ススチールベルト4とエンドレス圧ベルト5の間
を通つて巻取機20に巻取られる。一方枚葉紙3
は、給紙台2よりガイドベルト21に案内されて
印刷面にプレコートフイルム1の感熱性接着樹脂
層を接着するようにエンドレススチールベルト4
とエンドレス加圧ベルト5の間に供給加圧されな
がらプレコートフイルム1と共に巻取機20に巻
取られる。第1加熱ロール6と第1圧ロール9と
の間においてエンドレススチールベルト4とエン
ドレス加圧ベルト5との間に供給される枚葉紙3
のフイルム接着面は上向となつていて、しかもフ
イルム1の感熱性接着樹脂面は下向となつてい
る。従つて枚葉紙3の艶出面にフイルム1が接着
されることとなる。ステンレススチールベルト4
は第1加熱ロール6及び第2加熱ロール7の伝導
熱にて加熱されているからフイルム下面の感熱性
接着樹脂は溶融されて枚葉紙3の上面に付着し枚
葉紙3とフイルム1をエンドレススチールベルト
4とエンドレス圧ベルト5とにて加熱加圧接着す
る。エンドレススチールベルト4及びエンドレス
圧ベルト5の走行速度は等しく、フイルムの感熱
性接着樹脂に溶剤を含んでいないために、溶剤を
揮発させるに要する時間だけ短縮されるわけでフ
イルム接着作業を高速度に行うことができる。感
熱性接着樹脂の性質或は枚葉紙3の紙質により枚
葉紙3にフイルム1を第1加熱ロール6において
感熱性接着樹脂を再溶融するには第2加熱ロール
7において接着して後エンドレススチールベルト
4とエンドレス圧ベルト5とにて加熱加圧する。
又、感熱性接着樹脂を速やかに固定する必要があ
るときはエンドレススチールベルト4が走行する
第2圧ロール10と第3圧ロール11との間の側
においてエンドレススチールベルト4にノズルに
て冷水を吹き掛けてステンレススチールベルト4
を急冷すればよい。反対に枚葉紙3にフイルム1
を接着して緩やかに固定するには、第2加熱ロー
ル7と加熱冷却ロール8との間に第3、第4…の
加熱ロール及びこれに対向する圧ロールをそれぞ
れ配置する。
2に設けた枠13に軸装し、案内ロール14,1
5,16,17,18,19により第1加熱ロー
ル6と第2加熱ロール7にて加熱されたエンドレ
ススチールベルト4とエンドレス圧ベルト5の間
を通つて巻取機20に巻取られる。一方枚葉紙3
は、給紙台2よりガイドベルト21に案内されて
印刷面にプレコートフイルム1の感熱性接着樹脂
層を接着するようにエンドレススチールベルト4
とエンドレス加圧ベルト5の間に供給加圧されな
がらプレコートフイルム1と共に巻取機20に巻
取られる。第1加熱ロール6と第1圧ロール9と
の間においてエンドレススチールベルト4とエン
ドレス加圧ベルト5との間に供給される枚葉紙3
のフイルム接着面は上向となつていて、しかもフ
イルム1の感熱性接着樹脂面は下向となつてい
る。従つて枚葉紙3の艶出面にフイルム1が接着
されることとなる。ステンレススチールベルト4
は第1加熱ロール6及び第2加熱ロール7の伝導
熱にて加熱されているからフイルム下面の感熱性
接着樹脂は溶融されて枚葉紙3の上面に付着し枚
葉紙3とフイルム1をエンドレススチールベルト
4とエンドレス圧ベルト5とにて加熱加圧接着す
る。エンドレススチールベルト4及びエンドレス
圧ベルト5の走行速度は等しく、フイルムの感熱
性接着樹脂に溶剤を含んでいないために、溶剤を
揮発させるに要する時間だけ短縮されるわけでフ
イルム接着作業を高速度に行うことができる。感
熱性接着樹脂の性質或は枚葉紙3の紙質により枚
葉紙3にフイルム1を第1加熱ロール6において
感熱性接着樹脂を再溶融するには第2加熱ロール
7において接着して後エンドレススチールベルト
4とエンドレス圧ベルト5とにて加熱加圧する。
又、感熱性接着樹脂を速やかに固定する必要があ
るときはエンドレススチールベルト4が走行する
第2圧ロール10と第3圧ロール11との間の側
においてエンドレススチールベルト4にノズルに
て冷水を吹き掛けてステンレススチールベルト4
を急冷すればよい。反対に枚葉紙3にフイルム1
を接着して緩やかに固定するには、第2加熱ロー
ル7と加熱冷却ロール8との間に第3、第4…の
加熱ロール及びこれに対向する圧ロールをそれぞ
れ配置する。
フイルム1を接着された枚葉紙3が冷却加熱兼
用ロール8及び第3圧ロール11側のエンドレス
スチールベルト4とエンドレス圧ロール5との間
に至ると、ここで枚葉紙3とフイルム1は再び高
温度又は低温度において加圧されフイルム1は一
層枚葉紙3に密着固定されて仕上げられる。
用ロール8及び第3圧ロール11側のエンドレス
スチールベルト4とエンドレス圧ロール5との間
に至ると、ここで枚葉紙3とフイルム1は再び高
温度又は低温度において加圧されフイルム1は一
層枚葉紙3に密着固定されて仕上げられる。
以上の操作終了後、巻取装置20にて巻取られ
作業を終る。
作業を終る。
フイルム1をラミネートされた枚葉紙3を切り
離すには、枚葉紙3の走行速度に合せて作動する
ロータリーカツター、ナイフ等のカツター装置2
2にて切り離されて積み重ねられる。
離すには、枚葉紙3の走行速度に合せて作動する
ロータリーカツター、ナイフ等のカツター装置2
2にて切り離されて積み重ねられる。
[発明の効果]
本発明は前記した如く、予めフイルムに感熱性
接着樹脂をコーテイングした感熱性接着樹脂に含
有された溶剤を揮発させ、そして得られた感熱性
接着樹脂付フイルムを枚葉紙と共に加熱ロールに
て加熱された回転移動するステンレススチールベ
ルトと回転移動するエンドレス加圧ベルトとの間
に送りこれを加熱加圧してフイルムを伸縮させる
ことなく正確に枚葉紙に密着固定することができ
て、この密着固定作業を衛生的に迅速に行うこと
ができ、狭い設置場所にて足り、仕上りをきれい
にすることができる等の効果があり、又、高速運
転の場合枚葉紙が遠心力のためにエンドレススチ
ールベルトより剥れ落ちようとするがエンドレス
加圧ベルトが枚葉紙の剥落するのを防止し、エン
ドレス加圧ベルトは復の走行においてエンドレス
スチールベルトより離れ冷却されるために、第1
加熱ロールの部分において枚葉紙とフイルムは常
に恒温で加圧加熱接着されて従来のラミネート作
業よりも約3倍のスピードアツプが可能である。
接着樹脂をコーテイングした感熱性接着樹脂に含
有された溶剤を揮発させ、そして得られた感熱性
接着樹脂付フイルムを枚葉紙と共に加熱ロールに
て加熱された回転移動するステンレススチールベ
ルトと回転移動するエンドレス加圧ベルトとの間
に送りこれを加熱加圧してフイルムを伸縮させる
ことなく正確に枚葉紙に密着固定することができ
て、この密着固定作業を衛生的に迅速に行うこと
ができ、狭い設置場所にて足り、仕上りをきれい
にすることができる等の効果があり、又、高速運
転の場合枚葉紙が遠心力のためにエンドレススチ
ールベルトより剥れ落ちようとするがエンドレス
加圧ベルトが枚葉紙の剥落するのを防止し、エン
ドレス加圧ベルトは復の走行においてエンドレス
スチールベルトより離れ冷却されるために、第1
加熱ロールの部分において枚葉紙とフイルムは常
に恒温で加圧加熱接着されて従来のラミネート作
業よりも約3倍のスピードアツプが可能である。
第1図は接着性樹脂をコーテイングされ、ロー
ル巻きにされたフイルムの斜視図、第2図はプレ
コーテツドフイルムラミネーターの側面図、第3
図は同上平面図である。
ル巻きにされたフイルムの斜視図、第2図はプレ
コーテツドフイルムラミネーターの側面図、第3
図は同上平面図である。
Claims (1)
- 1 感熱性接着樹脂層を有するプレコートフイル
ムを枚葉紙に連続的に接着する方法であつて、差
込側と中間部に設けた第1加熱ロールと第2加熱
ロールと排出側に設けた冷却加熱兼用ロールと
に、艶出用エンドレススチールベルトを懸架し、
差込側と中間部の加熱ロールと排出側の冷却加熱
兼用ロールにそれぞれ対向して設けた第1圧ロー
ルと第2圧ロールと第3圧ロールとにエンドレス
加圧ベルトを懸架して艶出用エンドレススチール
ベルトの進行側のベルト面にそれと等速に進行す
るエンドレス加圧ベルト面を接近接触して設け、
給紙台より送り出される枚葉紙にプレコートフイ
ルムの感熱性接着樹脂層を重ねて差込側より艶出
用エンドレススチールベルトとエンドレス加圧ベ
ルトの間に挿入してプレコートフイルムの感熱性
接着樹脂層を溶融し、差込側の第1加熱ロールと
第1圧ロールとにて給紙台より送り出される枚葉
紙に艶出用フイルムの溶融した感熱性接着樹脂層
を圧着して枚葉紙と艶出用フイルムとを接着し、
次に第2加熱ロールと第2圧ロールとにて枚葉紙
と艶出用フイルムとをむらなく接着し、次に排出
側の冷却加熱兼用ロールと第3圧ロールにて艶出
用フイルムを接着された枚葉紙を加熱又は冷却し
て感熱性接着樹脂層を固定することを特徴とする
プレコートフイルムラミネート方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22538987A JPS6468594A (en) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | Precoat film lamination method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22538987A JPS6468594A (en) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | Precoat film lamination method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6468594A JPS6468594A (en) | 1989-03-14 |
JPH0442182B2 true JPH0442182B2 (ja) | 1992-07-10 |
Family
ID=16828595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22538987A Granted JPS6468594A (en) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | Precoat film lamination method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6468594A (ja) |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP22538987A patent/JPS6468594A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6468594A (en) | 1989-03-14 |
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