JPH0441834Y2 - - Google Patents

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JPH0441834Y2
JPH0441834Y2 JP19932187U JP19932187U JPH0441834Y2 JP H0441834 Y2 JPH0441834 Y2 JP H0441834Y2 JP 19932187 U JP19932187 U JP 19932187U JP 19932187 U JP19932187 U JP 19932187U JP H0441834 Y2 JPH0441834 Y2 JP H0441834Y2
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JP
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rollers
soft
roller
shaped roller
hopper
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JP19932187U
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JPH0199178U (ja
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は主として加工食品の製造に用いるた
めの軟質粒状物の振り掛け装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
近時各産業分野における商品の多様化は激し
く、形状、配色などは勿論のこと、機能、性能な
どの複合化も盛んに行なわれている。食品業界も
決して例外ではなく、異種の材料を種々組み合わ
せて形状(美しさ)を初めとし、風味、食感にも
変化を与えようとする試みが既に数多くなされて
いる。たとえば、カステラ、パンまたはパイなど
のような生地面にナツツ類、乾ぶどう、甘納豆な
どを乗せて、そのままもしくはさらに焼成するな
どの方法が行われている。しかし、このような方
法は手作業で出来るような小規模では均質に撒く
ことも可能であるが、大量生産規模では必ず片寄
りを生じて均一に振り掛けることが可能であり、
見栄えのよい製品は得難い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上述べたように、従来の技術においては食用
の基材表面に粒状物特に甘納豆、乾ぶどう等の軟
質粒状物を片寄りなく均一に満遍なく振り掛ける
ことの出来る装置は得られていないという問題点
があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案はホ
ツパーの下部出口に、互に平行で軸間隔が可変の
断面が円形の丸棒状ローラと断面が多角形の角棒
状ローラとからなる一対のローラを設けた軟質粒
状物の振り掛け装置とする手段を採用したもので
ある。
〔作用〕
丸棒状ローラと角棒状ローラからなる一対のロ
ーラを、ローラ間を通過する物質がホツパー内か
ら外へ送り出されるようにそれぞれのローラを回
転させると、角棒状ローラの回転がホツパー内の
充填物に対して適度の上下振動を与え、また相手
の丸棒状ローラとの間隙(すき間)を適度に広く
したり狭くしたりして、軟質で滑りの良くない粒
状物でも、これら二種類のゆさぶりを受けなが
ら、一定量ずつ円滑に落下するようになる。
〔実施例〕
以下図面を用いながら、この考案の軟質粒状物
の振り掛け装置の詳細を述べる。
まず、この考案における軟質粒状物1は、たと
えば甘納豆(アズキ、インゲンマメ、ササゲ等の
豆類の砂糖漬け)、乾ブドウなどで、大きさおよ
び形状には若干の変化が見られ、比較的容易に押
し潰されるものである。したがつて、このような
軟質粒状物1を投入するホツパー2は、容積が大
きくなつて、たとえば10リツトルを越えると内容
物が自重で押し潰される危険があるので、そのよ
うなときは傾斜したじやま板3を適宜設けること
が望ましい。
つぎに丸棒状ローラ4は断面が円形である以外
特に限定されるものではないが、一方の角棒状ロ
ーラ5は断面が5または6角の正多角形のものが
好ましい。なぜならば正多角形の角数が4以下で
は回転時に角棒状ローラ5の面とホツパー2の壁
との間が開き過ぎて軟質粒状物1が挟まれて潰さ
れたり詰つたりし、また逆に角数が多くなると次
第に断面が円に近づき、角棒としての効果、すな
わち落下物のゆさぶり効果が失われるからであ
る。さらに、これら丸棒状ローラ4と角棒状ロー
ラ5は軟質粒状物1の種類によつて寸法上多少の
変更を必要とする場合もあるが、通常の場合、丸
棒状ローラ4(直径10〜15mm)よりも角棒状ロー
ラ5(対辺間距離15〜30mm)を同等もしくはやや
太くすることが望ましく、また、これらのローラ
の軸間距離は、図示してある状態、すなわち角棒
状ローラ5の稜線が丸棒状ローラ4に最も接近し
て両ローラ間の間隙が最も狭くなつたときに、軟
質粒状物1が引つ掛かり、稜線が通過して間隙が
広くなると軟質粒状物1が容易に通過できるよ
う、最も狭いときの間隙が、目安として軟質粒状
物1の平均粒径の0.8倍になるよう両ローラの軸
間距離を調整しておくことが好ましい。このよう
な調整を行なうためには、特に限定するものでは
ないが、たとえば丸棒状ローラ4をスライド板6
に固定し、そのスライド板6を適宜上下し、ねじ
止め等の方法で随時固定することも出来る。さら
に、これら二つのローラの長さは、軟質粒状物1
がホツパー2の下方を移動する基材(カステラ、
パン生地等)の表面に振り掛けられる幅に応じて
決定されるホツパー2の出口の長さと同程度であ
り、両ローラの軸端(同じ側または互に異る側)
に設けられた歯車、プーリ等によつて動力が伝え
られ、矢印の方向に回転するようにすればよい。
ここで、振り掛ける量の調節は丸棒状ローラ4
および角棒状ローラ5の回転速度の増減によつて
行われるが、軟質粒状物1として最も望ましくは
粒径が5〜10mm程度の方形または球状に近いもの
であり、さらに整粒されたものであることは言う
までもなく、このような条件が整えば、ピーナツ
のような硬いナツツ類は無論のこと、チーズのよ
うな軟質のものをも均一に振り掛けることが可能
である。
なお、この考案の装置を基材(生地等)上に直
接設置しても、また中間にシユート等を設ける間
接的な設置方法を採用してもこの考案に何等支障
を来すものではない。
〔効果〕
以上述べたように、この考案の軟質粒状物の振
り掛け装置は構造がきわめて簡単であり、しかも
従来均一に満遍なく振り掛けることの出来なかつ
た甘納豆、乾ぶどうさらにはチーズなどに対して
優れた効果を示すので、菓子パン等の量産に対し
ても充分対応出来るものといえる。したがつて、
この考案の意義はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の軟質粒状物の振り掛け装置の構
造を例示するための模式化した縦断面図である。 1……軟質粒状物、2……ホツパー、3……じ
やま板、4……丸棒状ローラ、5……角棒状ロー
ラ、6……スライド板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパーの下部出口に、互に平行で軸間隔が可
    変の断面が円形の丸棒状ローラと断面が多角形の
    角棒状ローラとからなる一対のローラを設けたこ
    とを特徴とする軟質粒状物の振り掛け装置。
JP19932187U 1987-12-24 1987-12-24 Expired JPH0441834Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19932187U JPH0441834Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19932187U JPH0441834Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0199178U JPH0199178U (ja) 1989-07-03
JPH0441834Y2 true JPH0441834Y2 (ja) 1992-10-01

Family

ID=31489777

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JP19932187U Expired JPH0441834Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JPH0199178U (ja) 1989-07-03

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