JPH0441642Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0441642Y2
JPH0441642Y2 JP6510787U JP6510787U JPH0441642Y2 JP H0441642 Y2 JPH0441642 Y2 JP H0441642Y2 JP 6510787 U JP6510787 U JP 6510787U JP 6510787 U JP6510787 U JP 6510787U JP H0441642 Y2 JPH0441642 Y2 JP H0441642Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
headphone jack
signal
resonant
tuning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6510787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63171037U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6510787U priority Critical patent/JPH0441642Y2/ja
Publication of JPS63171037U publication Critical patent/JPS63171037U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0441642Y2 publication Critical patent/JPH0441642Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ラジオ受信機における信号分離回
路に関し、特にヘツドホンジヤツクに接続あれた
外部導体(たとえばヘツドホン等)をアンテナと
して電波を受信するようなラジオ受信機に用いら
れる信号分離回路に関する。
[従来の技術] 第2図に示すごとく、小型携帯用ラジオ受信機
等においては、従来ヘツドホン1のコード等を利
用した外部アンテナによりVHF帯の電波を受信
し、その受信電波をヘツドホンジヤツク2のアー
ス(GND)側端子2aを利用して同調回路に接
続している。このとき、ヘツドホンコードおよび
ヘツドホンジヤツク2のアース側端子2aには前
記VHF帯の電波によるRF(高周波)信号FSとパ
ワーIC3からのオーデイオ(音声)信号ASが同
時に流れている。
そのため、ヘツドホンジヤツク2のアース側端
子2aとパワーIC3に接続されているラインそ
れぞれに直列に挿入したインダクタンスコイルL
1,L2の周波数特性を利用し、そのインピーダ
ンスの差によりオーデイオ信号ASとRF信号FS
とを分離し、本来のヘツドホンとしての機能とと
もにVHF帯の電波を受信するためのアンテナお
よび伝送回路としての機能を得ている。
第2図の方式の場合、周波数が高いVHF帯以
上においては、コイルL1,L2のインダクタン
スは10μH前後の値で十分なインピーダンスを持
ち、また周波数の低いオーデイオ信号ASに対す
るインピーダンスは極小であり実用上影響を与え
ない。しかし、より周波数の低い中短波帯におい
て必要なインピーダンスを得るには、このコイル
L1,L2のインダクタンスがかなり大きくなる
(数10から数100mH)ため、オーデイオ信号AS
に影響を与え、コイルにより信号分離は実用上使
用できない。
そこで、中短波帯においては、第3図に示すご
とく、内蔵するバーアンテナコイル4により電波
を受信する方式が採用されている。
[考案が解決しようとする問題点] 以上のごとく、従来のラジオ受信機では、中短
波帯における受信手段としてバーアンテナコイル
を用いているため、装置の小型化、軽量化を妨げ
る原因となつていた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、中短波帯においてもバーア
ンテナコイルを用いることなく前記VHF帯を同
様にヘツドホン等の外部導体をアンテナとして利
用できるようなラジオ受信機の信号分離回路を提
供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係るラジオ受信機における信号分離
回路は、受信信号が印加されるヘツドホンジヤツ
クの接地端子とラジオ受信機に設けられた同調回
路との間に、第1共振回路を介挿し、ヘツドホン
ジヤツクの接地端子と接地との間に第2の共振回
路を介挿し、音声信号を印加されるヘツドホンジ
ヤツクに第3の共振回路を接続し、これら第1〜
第3の共振回路の共振周波数がラジオ受信機の同
調回路の同調周波数に連動して変化させるように
したものである。
[作用] この考案においては、第1〜第3の共振回路が
ラジオ受信機の同調回路の同調周波数に連動して
変化するため、受信信号に対するそのインピーダ
ンスを適当な値に選ぶことができ、それによつて
受信信号と音声信号とをほぼ完全に分離すること
ができる。
[実施例] 第1図はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。なお、第1図は中短波帯における受信回路の
構成をしており、VHF帯の受信については第2
図の回路を採用しているものとする。図におい
て、AMチユーナ5には、2つの同調回路、すな
わちRF同調回路6を発信側同調回路7が接続さ
れている。このAMチユーナ5の音声出力は音量
調整用可変抵抗VOLを介してパワーIC3に与え
られる。パワーIC3は、増幅回路等を含み、与
えられた音声信号を増幅す。一方、ヘツドホン1
が接続されるヘツドホンジヤツク2のアース側端
子2aとAMチユーナ5の入力端子との間には、
第1の共振回路8が介挿される。この第1の共振
回路8は、コイルL1と可変容量VC1とによつ
て直列共振回路を構成している。また、アース側
端子2aと接地との間には第2の共振回路9が介
挿される。この第2の共振回路9は、コイルL2
と可変容量VC2とによつて並列共振回路を構成
している。ヘツドホンジヤツク2の信号出力端子
2bとパワーIC3の出力端子との間には第3の
共振回路10が介挿される。この第3の共振回路
10はコイルL3と可変容量VC3とによつて並
列共振回路を構成している。
ここで、上記第1、第2及び第3の共振回路L
1,L2およびL3は、いずれもRF同調回路6
および発信側同調回路7の同調周波数に連動して
その共振周波数が変化するように構成されてい
る。
次に、上記実施例の動作を説明する。今、ヘツ
ドホン1のコード等に誘起された電波は、ヘツド
ホンジヤツク2のアース側端子2aを介して受信
機に供給される。このとき、受信機の同調回路
6,7により選局された任意の希望する受信信号
FSが共振周波数となるように、各々共振回路8,
9,10の可変容量VC1,VC2,VC3の容量
値が連動して変化する。ここで、第1の共振回路
8は直列共振回路であり、第2、第3の共振回路
9,10は並列共振回路である。そのため、上記
受信信号FSに対して共振回路8のインピーダン
スは最少になり、共振回路9,10のインピーダ
ンスは最大になる。したがつて、受信信号FSは
アース側およびパワーIC3側には流れず矢印の
方向、すなわちAMチユーナ5に供給される。ま
た、このときパワーIC3から出力される音声信
号ASは、共振回路9,10によつては影響され
ないため、第3の共振回路3→信号出力端子2b
→ヘツドホン1→アース側端子2a→第2の共振
回路9→接地と流れ、ヘツドホン1のボイスコイ
ルを駆動する。
よつて、同じ伝送回路に流れる2種類の信号
FSとASは周波数の違いにより矢印のように分離
され、それぞれの目的を果たす回路を構成する。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、VHF帯よ
り周波数の低い中短波帯の受信についてもヘツド
ホン等の外部アンテナの利用ができ、バーアンテ
ナの廃止により、より小型化、軽量化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す主要回路図
である。第2図および第3図は従来のラジオ受信
機におけるVHF帯および中短波帯の受信方式の
一例を示した回路図である。 図において、1はヘツドホン、2はヘツドホン
ジヤツク、2aはアース側端子、2bは信号出力
端子、VOLは音量調整用可変抵抗、6はRF同調
回路、7は発信側同調回路、8は第1の共振回
路、9は第2の共振回路、10は第3の共振回路
を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ヘツドホンジヤツクに接続された外部導体をア
    ンテナとして電波を受信するようなラジオ受信機
    において、前記ヘツドホンジヤツクから入力され
    た受信信号と前記ヘツドホンジヤツクに与えられ
    る音声信号とを分離するための信号分離回路であ
    つて、 前記受信信号が印加される前記ヘツドホンジヤ
    ツクの接地端子と、前記ラジオ受信機に設けられ
    た同調回路との間に介挿される第1の共振回路、 前記ヘツドホンジヤツクの接地端子と、接地と
    の間に介挿される第2の共振回路、および 前記音声信号が印加される前記ヘツドホンジヤ
    ツクの信号出力端子に接続される第3の共振回路
    を備え、 前記第1、第2および第3の共振回路は、それ
    ぞれ前記ラジオ受信機の同調回路の同調周波数に
    連動してその共振周波数が変化するように構成さ
    れている、ラジオ受信機における信号分離回路。
JP6510787U 1987-04-27 1987-04-27 Expired JPH0441642Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6510787U JPH0441642Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6510787U JPH0441642Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63171037U JPS63171037U (ja) 1988-11-08
JPH0441642Y2 true JPH0441642Y2 (ja) 1992-09-30

Family

ID=30901878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6510787U Expired JPH0441642Y2 (ja) 1987-04-27 1987-04-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0441642Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63171037U (ja) 1988-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5375256A (en) Broadband radio transceiver
US4875019A (en) Receiver preamplifier with tuned circuit adapted for Loran reception
US6134427A (en) Using a single low-noise amplifier in a multi-band wireless station
US5742897A (en) Matching transformer for dual-band radio receiver
JP3337073B2 (ja) 弾性表面波装置
JPH09307365A (ja) 増幅器及びその増幅器を用いた携帯電話機
JPH0441642Y2 (ja)
US5285177A (en) Antenna sharing device using mutually coupled resonant circuits
JPS60249436A (ja) 受信機の入力切換装置
US5574413A (en) Tunable filter having a capacitive circuit connected to ground
JP3398243B2 (ja) アンテナ共用器
JPH05327403A (ja) 帯域フィルタ
JP2600451Y2 (ja) 受信信号混合回路
JPH07283692A (ja) Am受信機の電子同調回路
JP3107503B2 (ja) ダブルスーパーヘテロダインamラジオ受信機
JP2001320294A (ja) 画像トラップフィルタ
JPS63102512A (ja) 無線機のアンテナ回路
JPS6022661Y2 (ja) 帯域通過フイルタ
JPH0445312Y2 (ja)
JPH0486104A (ja) 空中線装置
JPH06350392A (ja) フィルタ
JPS60212036A (ja) Am受信機
JPH04367106A (ja) Fm用高周波増幅回路
JPS58219835A (ja) アンテナ回路
JPH03160883A (ja) Catv受信用コンバータ