JPH0441412A - メイクアップ化粧料 - Google Patents

メイクアップ化粧料

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JPH0441412A
JPH0441412A JP14945890A JP14945890A JPH0441412A JP H0441412 A JPH0441412 A JP H0441412A JP 14945890 A JP14945890 A JP 14945890A JP 14945890 A JP14945890 A JP 14945890A JP H0441412 A JPH0441412 A JP H0441412A
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JP
Japan
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shape
powder
skin
cosmetic
flattened
Prior art date
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Pending
Application number
JP14945890A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Yamamura
達郎 山村
Hitoshi Masaki
仁 正木
Shunichi Hayashi
俊一 林
Akira Ishibashi
明 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Noevir Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Noevir Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通気性、吸水性、吸油性等を皮膚表面温度並
びに外気温により変化させることが可能で、密着感にす
ぐれ、使用感、化粧もちの良いメイクアップ化粧料に関
する。
〔従来の技術〕
従来、ファンデーション、ベースローション等のメイク
アップ化粧料において、これらの付着性や化粧もちを改
善するため、配合する粉体の微粒子化や薄片化が試みら
れたり、多孔質粉体が用いられたり、さらには粉体の表
面処理が応用されている。たとえば、特公昭61−48
803においては、フッ素系樹脂で化粧用粉体の表面処
理を行う技術が、また、特開昭61−257909にお
いては酸化亜鉛、炭酸亜鉛微粒子による表面処理技術が
、特開昭61−257908においては二酸化チタン等
の金属粉体で球状粉体を被覆する技術が応用されている
〔発明が解決1〜ようとする課題〕 しかしながら、上記の粉体は皮膚への付着性や皮膚上で
の滑り感、あるいは通気性や吸水性、吸油性を改善する
ように成型され、あるいは処理されていても、その形状
、性状は一定の状態に固定されており、外気温や汗、皮
脂等の分泌量に応じてそれらを変化させることは不可能
であった。それゆえ、これらを用いた従来のメイクアッ
プ化粧料によっては、すべての季節において、あるいは
スポーツをする場合などにおいて、良好な化粧状態を維
持することが困難であった。
一方、最近、合成樹脂として形状記憶性を有するものが
注目され、各種の分野において該形状記憶性合成樹脂を
特殊な態様で使用する技術が開発されつつある。
この形状記憶樹脂は、ガラス転移点前後における大きな
弾性率変化を利用して、ガラス転移点以上の温度に加熱
し軟化させて、所望形状に変化させ、この変形を保持し
てガラス転移点以下の温度に冷却すれば、この変形した
形状に固定されるもので、またこの固定された形状はガ
ラス転移点以上に加熱することで容易に消去(回復)す
ることができるものである。
〔課題を解決するための手段〕
我々は上記の課題を解決するため、かかる形状記憶樹脂
の性質に着目し、通気性、吸水性、吸油性等を皮膚表面
温度並びに外気温により変化させることを可能にし、か
つ密着感、使用感、化粧持ちの向上を目的とした。
すなわち、本発明に係るメイクアップ化粧料は、微細球
状粉体として形状記憶した形状記憶樹脂を偏平に圧縮変
形して配合してなることを特徴とする。
上記微細球状粉体としては、多孔質粉体もしくは表面に
凹凸を付した粉体が好ましい。また、上記形状記憶樹脂
とl−ではポリウレタンが好ましく、ガラス転移点は2
0℃〜45℃とするのが適当である。さらに、上記形状
記憶樹脂粉体の配合量は、001〜80重量%が好まし
い。
〔作用〕
本発明によるメイクア・ンプ化粧料を皮膚上に塗布する
際、形状記憶樹脂粉体は偏平状に圧縮されているため、
皮膚表面にぴったりと密着する。そして皮膚表面と接触
することにより、夏期や運動後等において皮膚表面温度
の上昇に従って、形状記憶した微細球状を復元するため
、偏平状から球状に膨張すると同時に皮膚上の汗や皮脂
を吸収する。また、微細球状に復元することにより、通
気性が向上する。
上記微細球状粉体を多孔質状、もしくは表面を凹凸状と
することにより、より効果的に汗や皮脂を吸収させるこ
とができる。
また、形状記憶樹脂としては、ソフトセグメントを構成
するポリオール、ノ・−ドセグメントを構成する鎖延長
剤及びジイソシアネートの三成分の組み合わせにより構
成されるブロック共重合体、たとえばポリウレタンが好
ましい。さらに、皮膚表面温度に近い20℃〜45℃に
ガラス転移点を設定しておくのが、上記の性状を発揮さ
せる上で好ましい。
〔実施例〕
以下に本発明について実施例により詳細に説明する。
(実m例1 固型ファンデーション) 酸化チタン、セリサイト、タルク、ベンガラ、黄酸化鉄
、黒酸化鉄の各通常使用量と、 0.01〜80重量%
の範囲のポリウレタンエラストマーとを混合粉砕して均
一化し、これに通常使用量の流動パラフィン、シリコン
油、メチルノくラベン、香料を添加して混合し均一化す
る。これを全血に充填し、圧縮成型機にてプレス成型す
る。
(実施例2:固型粉体状アイカラー) 酸化チタン、マイカ、タルク、カオリン、黄酸化鉄、黒
酸化鉄、グンジョウの各通常使用量と、0.01〜80
重量%の範囲のポリウレタンエラストマーとを混合粉砕
して均一とし、これに通常使用量のスクワラン、メチル
パラベン、香料を添加して混合均一化する。これを合冊
に充填し圧縮成型機にてプレス成型スル。
(実施例3:乳化型ファンデーション)セレシン、パラ
フィンワックス、液状ラノリン、流動パラフィンの通常
使用量を混合加熱し、これをあらかじめ加熱した通常使
用量のP、0.E。
(20)ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノオ
レエート、モノステアリン酸グリセリン、精製水、カル
ボキシメチルセルロース、プロプレンゲリコール、メチ
ルパラベンに徐々に添加して乳化させる。その後、0.
01〜80重量−の範囲のポリウレタンエラストマー、
及び通常使用量の酸化チタン、メルク、ベンガラ、黄酸
化鉄、黒酸化鉄、カオリン及び香料を添加して均一化す
る。
ここで、上記各実施例において用いられるポリウレタン
ニジストマーとしては、インシアネート、ポリオール、
鎖延長剤をプレポリマ法等により重合してなるポリウレ
タンであって、中でも2官能ジインシアナート、2官能
ポリオール、及び活性水素基を含む2官能延長剤を、モ
ル比でジイソシアナート:ポリオール:鎖延長剤= 2
.00〜1.10 : 1.00 : 1.00〜0.
10となるように配合し、プレポリマ法により重合した
もので、末端にNCO基とOH基を各等量含有し、ガラ
ス転移点が一50〜60℃、結晶化度が3〜50重量%
のものが好適である。この場合、重合法としては、ポリ
ウレタン可溶な溶媒中に重合させる溶液重合法、又は溶
媒を用いないバルク重合法のいずれを用いてもよい。
このポリウレタンは、分子の末端に余剰のNCO基を有
していないため、架橋反応が進行せず、鎖状の分子とな
っており、微細粉体化を容易かつ良好に行うことができ
る。
なお、上記のポリウレタンの原料である2官能イソシア
ナートとしては、一般式が0CN−R−NCOで示され
、Rは1又は2個のフェニレン基を意味するが、Rがな
いものであっても良く具体的には、2.4−)ルエンジ
イソシアナート、4.4′−ジフェニルメタンジインシ
アナート、カルボジイミド変成の4,4′−ジフェニル
メタンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナ
ート等が使用できる。
また、2官能ポリオールとしては、一般式が0H−R’
−OHで示され、R′は1又は2個のフェニレン基を意
味するが、Rがないものであっても良く、更には2官能
ポリオールと2官能カルボン酸又は環状エーテルとの反
応生成物等があり、具体的には、ポリプロピレングリコ
ール、1.4−ブタングリコールアジペート、ポリテト
ラメチレングリコール、ポリエチレングリコール、ビス
フェノールAとプロピレンオキサイドとの反応生成物等
が使用できる。
活性水素基を含む2官能鎖延長剤としては、一般式がO
H−R”−OHで示され、R“は(CH2)。基、1又
は2個のフェニレン基を意味し、更には該鎖延長剤と2
官能カルボン酸又は環状エーテルとの反応生成物等があ
り、具体的には、エチレンクリコール、1.4−7”タ
ンクリコール、ビス(2−ハイドロキシエチル)ハイド
ロキノン、ビスフェノールAエチレンオキサイドとの反
応生成物、ビスフェノールAとプロピレンオキサイドと
の反応生成物等が使用できる。
これらの原料から合成されたポリウレタンは、下記一般
式で示すことができる。
HOR” 0CONH(RNHCOOR’ 0CONH
)n RN)ICOOR’0CONH−(RNHCOO
R’ 0CONH)m RNHCOOR” OHm=1
〜16   n=o〜16 第1表は、上記の形状記憶性ポリウレタンエラストマー
の調製例を示す。
上記実施例では、第1哀史38のものを機械的あるいは
化学的方法により粉砕して、球状の微細粉体とすること
ができる。さらに、表面に凹凸を付したり、多孔質状と
することもできる。
この微細球状として形状記憶したポリウレタンエラスト
マーを偏平に圧縮変形し、ガラス転移点(35℃)以下
に冷却して変形形状を固定する。
これを上記のファンデーション・アイカラー等のメイク
アップ化粧料に0101〜80重量%配合する。
なお、ガラス転移点は、前記したイソシアネート、ポリ
オール、鎖延長剤の種類、あるいはこれらの配合比率を
変えることによって自由に設定することができる。
上記のメイクアップ化粧料を皮膚上に塗布して使用する
と、形状記憶したポリウレタンエラストマーは偏平状に
圧縮変形して配合されているため、皮膚上にぴったりと
密着する。そして、夏期や運動後等において皮膚温度が
上昇するに従い、記憶した球状に変化する。その際、圧
縮変形された状態から膨張するため、皮膚上の汗や皮脂
を吸収させることができ、また、皮膚上で球状の微細粒
子に変化するため、通気性が向上する。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明により、皮膚への付着性に優れ、
かつ皮膚表面温度の上昇に対応して優れた吸水性、吸油
性、通気性を発揮し、発汗等の生理機能によって化粧部
れを起こしにくいメイクアップ化粧料を提供することが
できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微細球状粉体として形状記憶した形状記憶樹脂を
    、偏平に圧縮変形して配合してなることを特徴とするメ
    イクアップ化粧料。
  2. (2)微細球状粉体が、多孔質粉体もしくは表面に凹凸
    を付した粉体であることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項に記載のメイクアップ化粧料。
  3. (3)形状記憶樹脂がポリウレタンであることを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のメイク
    アップ化粧料。
  4. (4)形状記憶樹脂のガラス転移点が20℃〜45℃で
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第1項〜第3項
    に記載のメイクアップ化粧料。
  5. (5)微細球状粉体として形状記憶した形状記憶樹脂を
    偏平に圧縮変形したものを、0.01〜80重量%配合
    してなる、特許請求の範囲第1項〜第4項に記載のメイ
    クアップ化粧料。
JP14945890A 1990-06-07 1990-06-07 メイクアップ化粧料 Pending JPH0441412A (ja)

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JP (1) JPH0441412A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07258026A (ja) * 1994-03-16 1995-10-09 Shiseido Co Ltd メーキャップ化粧料
JP2015500227A (ja) * 2011-11-29 2015-01-05 サソル ケミカル インダストリーズ リミテッド ワセリン組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07258026A (ja) * 1994-03-16 1995-10-09 Shiseido Co Ltd メーキャップ化粧料
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