JPH0441319Y2 - - Google Patents

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JPH0441319Y2
JPH0441319Y2 JP2254387U JP2254387U JPH0441319Y2 JP H0441319 Y2 JPH0441319 Y2 JP H0441319Y2 JP 2254387 U JP2254387 U JP 2254387U JP 2254387 U JP2254387 U JP 2254387U JP H0441319 Y2 JPH0441319 Y2 JP H0441319Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、着席者の尻形に似せたいわゆる尻
形板を昇降させて、自動車用シートの耐久試験を
行なう自動車用シートの乗降耐久試験機に関す
る。
〔従来技術〕
自動車用シートには、運転者等の着座者が、繰
り返し着座するため、耐久性が必要となる。その
ため、着座者の尻形に似せたいわゆる尻形板をシ
ート上に繰り返し昇降させて、シートの耐久試験
を行なう自動車用シートの乗降耐久試験機が提供
されている。
着座者からシートに加えられる負荷として、着
座の際、シートに加えられる衝撃と、シートのス
ライド調整や離席の際、シートに加えられツイス
ト(ネジリ、スベリ)や振動とが考えられる。そ
して、シートの耐久性試験は、これらの負荷の状
態をできるだけ正確に再現して行なう必要があ
る。
公知の乗降耐久試験機は、自由落下タイプと降
下タイプとに分類される。そして、自由落下式乗
降耐久試験機では、尻形板をシート上に自然落下
させて、着座時の衝撃をシートに再現している。
他方、降下式乗降耐久試験機においては、尻形板
とシートとの間にツイストや振動を生じさせて、
着座後のシートのスライド調整や離席の状態を再
現している。
〔従来技術の問題点〕
しかし、公知の自動車シートの乗降耐久試験機
のうち、自由落下タイプでは、着座までの状態し
か再現できず、落下タイプでは、着座から離席ま
での状態しか再現できない。このように、公知の
自動車シートの乗降耐久試験機では、着座までの
状態と、着座から離席までの状態とを個々に再現
しているにすぎず、連続して再現できない。その
ため、シートの耐久試験が、迅速、容易に行なえ
ない傾向にある。また、各タイプの乗降耐久試験
機を並設して配設しなければならず、大きな据付
け面積が必要となる。
更に、公知の自動車シートの乗降耐久試験機は
容易に移動できず、恒温恒湿下の耐久試験が必要
な場合でも、恒温恒湿槽内に搬入することが難し
かつた。そのため、乗降耐久試験機に専用の恒温
恒湿槽を設ける必要があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、着座までの状態と着座から離席ま
での状態とが連続して再現できる自動車用シート
の乗降耐久試験機の提供を目的としている。
〔考案の概略〕
この目的を達成するため、この考案によれば、
ベースに取付けられた垂直な支柱に、支持シヤフ
トが昇降可能に取付けられる。ここで、尻形板が
支持シヤフトの下端に支持される。そして、尻形
板に振動を生じさせる振動用シリンダが、支持シ
ヤフトに取付けられ、そのピストン先端は尻形板
に連結される。支持シヤフトは、自然落下手段に
係合されて上昇され、その後、係合が解除される
ことによつて、自然落下される。この自然落下手
段は、たとえば、支持シヤフトの上端に取付けら
れた係合板と、係合板の下面に摺接されて係合さ
れるローラとを備えて構成される。ローラは、支
柱に昇降可能に取付けられたスライダ上に水平方
向に移動可能に配設され、スライダは、昇降用シ
リンダによつて、昇降される。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例に
ついて詳細に説明する。
第1図に示すように、この考案に係る自動車用
シートの乗降耐久試験機10は、ベース12と、
ベース上に設けられた垂直な支柱14とを具備
し、乗降耐久試験機は、ベース底部に設けられた
キヤスターによつて、搬送可能に構成されてい
る。なお、キヤスターは、キヤスター昇降機構1
6,17によつて昇降可能に構成され、耐久試験
時においては、ベース内に収納されて、乗降耐久
試験機10の確実な据付けが確保される。
乗降耐久試験機10は、支柱14に設けられた
尻形支持体18を更に具備し、この尻形支持体は
ボールスプライン20を備え、支持シヤフト22
がボールスプラインに軸支されている。そして、
人間の大腿部形状をかたどつたいわゆる尻形板2
4が、枢支部材26(第4図参照)によつて、支
持シヤフト24の下端に枢支されている。
第1の係合部材、たとえば、係合円板28が、
支持シヤフト22の上端に固着されている。そし
て、係合円板28と、支持シヤフト22に固定さ
れた支持アーム30との間に、シヤフト32が架
設され、振動用のシリンダ34がこのシヤフト3
2に取付けられ、そのピストン36は尻形板24
に連結されている。ここで、図示のように、尻形
板24にピストン36を直接連結せず、ぶれの吸
収可能な連結部材38を介して、ピストンを尻形
板に連結し、それによつて、ピストンのぶれを防
止することが好ましい。なお、尻形板24は連結
部材38に枢着されている。
支柱14の側面に設けられた一対のレールを介
して、スライダ42が、支柱に昇降可能に取付け
られている。また、このスライダの上面に、第1
図の左右方向に摺動する水平方向のスライダ44
が、配設されている(第4図参照)。更に、自由
落下用シリンダ46が支柱14の上面に配設さ
れ、そのピストン48の自由端はスライダ44に
連結されている。そして、係合円板28に係合す
る第2の係合部材、たとえば、ローラ50が、ス
ライダ44上に設けられている。実施例では、キ
ヤスターからローラ50が形成され、ローラは、
係合円板28の下面に摺接して、係合円板に係合
されている。このような構成では、シリンダ46
を駆動し、ピストン48を牽引して、係合円板2
8との係合を解除すれば、支持シヤフト22は、
ボールスプライン20にガイドされて、係合円板
28、尻形板24とともに自然落下する。
なお、実施例では、第1の係合部材として係合
円板28を、第2の係合部材としてローラをそれ
ぞれ利用しているが、これに限定されないことは
いうまでもない。たとえば、係合円板でなく、矩
形板を利用してもよく、また、ローラの代りに、
くさび形の傾斜板を利用してもよい。
第1図、第4図に示すように、尻形昇降用シリ
ンダ52がベース12上に配設され、そのピスト
ン54の自由端はスライダ42に連結されてい
る。そして、シリンダ52、係合円板28、スラ
イダ42から尻形板24の自然落下手段53が、
構成される。
また、第1図からわかるように、ツイスト発生
用シリンダ56がベース12上に配設され、その
ピストン58の往復動は、ボールスプライン20
に伝達可能に構成されている。つまり、ラツク6
0がそのピストン58に取付けられ、ラツクに噛
合するピニオンギヤ(図示しない)を一端に備え
たギヤシヤフト62が支柱14に支持されてい
る。そして、ギヤシヤフト62の他端に、かさ歯
車64が固着されている。尻形支持体18サイド
に、かさ歯車66が取付けられ、このかさ歯車6
6がかさ歯車64に噛合している。かさ歯車66
のギヤシヤフト68に平歯車70が固着され、こ
の平歯車70に噛合する平歯車72が、ボールス
プライン20の外周に固着されている。このよう
な構成では、シリンダ56のピストン58を小刻
みに往復動させれば、まず、ラツク60とピニオ
ンギヤとの噛合によつて、シヤフト62が小刻み
に回転される。そして、シヤフト62の回転力
は、かさ歯車64,66、ギヤシヤフト68、平
歯車70を経て、ボールスプラインの平歯車72
に伝達され、ボールスプライン20を回転させ
る。それから、回転力は、ボールスプライン20
から支持シヤフト22に伝達されて、支持シヤフ
トを小刻みに回転させ、それによつて尻形板24
がツイストされる。そして、シリンダ56とこれ
らの歯車列とからツイスト発生手段73が構成さ
れている。
作動テーブル76がベース12の上面に配設さ
れ、この作動テーブルは、ベース12に設けられ
た前後作動用シリンダ76によつて、前後方向、
つまり、第1図の左右方向に移動可能となつてい
る。
キヤスター昇降機構16,17は、第2図、第
3図に示すように、フロントサイドに設けられた
一対のキヤスター80、および、リヤサイドに設
けられた別の一対のキヤスター81を昇降可能を
それぞれ構成されている。キヤスター昇降機構1
6,17は、耐久試験の際、キヤスター80,8
1を上昇させて、ベース12内に収納して、乗降
耐久試験機10を確実に据付ける(第2図参照)。
そして、キヤスター80,81は、乗降耐久試験
機10を移動させるとき、降下されて、接地され
る(第3図参照)。
キヤスター80,81を降下させて、接地させ
るためには、乗降耐久試験機10を持上げる必要
があり、強力な力が必要とされる。そのため、キ
ヤスター昇降機構16,17は、実施例におい
て、歯車列を利用して構成されている。リヤサイ
ドのキヤスター81に関して、キヤスター昇降機
構17の構成を述べると、第2図、第3図からわ
かるように、連結板86が、キヤスター81、歯
車84を挟んで両サイドから、それらのギヤシヤ
フト88,90間に架設されている。ここで、キ
ヤスター81のギヤシヤフト88が、連結板86
に回転可能に支持されているのに対して、歯車8
4のギヤシヤフト90は、連結板に固着されてい
る。また、歯車84のギヤシヤフト90は、ベー
ス12を貫いて側方に延出し、リヤサイドの対応
する別の歯車(図示しない)に連結されて、連結
ロツドとして作用している。また、歯車92が歯
車84に噛合され、ウオームホイール94がこの
歯車84と同軸に設けられている。支柱14に回
転可能に支持されたロツド95の一端に、ウオー
ム96が固着され、このウオームは、ウオームホ
イール94に噛合している。更に、ウオームホイ
ール98がロツドの他端に固着され、支柱に回転
可能に支持されたウオーム100が、このウオー
ムホイール98に噛合している。なお、歯車8
4,92は、たとえば、平歯車から形成される。
上記構成のキヤスター昇降機構17において、
ウオーム100のギヤシヤフトに固着されたハン
ドル102(第2図参照)を回転させれば、その
回転力は、ウオーム100、ウオームホイール9
8を介してギヤシヤフト95を回転させる。そし
て、更に、回転力は、ウオーム96、ウオームホ
イール94、歯車92を介して、歯車84に伝達
され、歯車84を回転させる。歯車84のギヤシ
ヤフト90が連結板86に固着されているため、
歯車84が回転すると、連結板はギヤシヤフト9
0を中心として揺動され、連結板の自由端に設け
られたキヤスター81は、所定の方向に移動され
る。そのため、キヤスター81を浮遊させて耐久
試験を行なつていた第2図において、連結板86
を矢視方向に揺動させるように、ハンドル102
を回転させれば、キヤスター81は、時計方向に
回転駆動されて、第3図に示すように、接地され
る。ここで、ハンドル102の回転力は、連結ロ
ツドであるギヤシヤフト90を介して、別のリヤ
サイドのキヤスターにも伝達され、一対のキヤス
ター81が同期して回転駆動され、接地されるこ
とはいうまでもない。
リヤサイドのキヤスター81について、キヤス
ター昇降機構17の構成を説明したが、フロント
サイドのキヤスター80のキヤスター昇降機構1
6も、基本的に同様の構成をしていることは、第
2図、第3図から容易に理解されよう。
上記構成の耐久試験機10において、乗降耐久
試験は以下のようにして行なわれる。
まず、上記のように、ハンドル102を操作し
て、前後のキヤスター80,81をベース12内
に収納し、乗降耐久試験機10を所定位置に確実
に据付ける。それから、乗降耐久試験の対象であ
るシート11が、尻形板24の下方で作動テーブ
ル76上に積載され、固定される。
自由落下試験は、シリンダ46,52を利用し
て行なわれる。つまり、ローラ50が係合円板2
8に係合した初期位置を示す第4図において、自
由落下用のシリンダ46をオンとし、ピストン4
8を矢視のように引いて、スライダ44を左方に
移動させる。スライダ44の移動によつて、ロー
ラ50は、係合円板28の下面に摺接しながら転
動し、やがて、係合円板から離反され、ローラ、
係合円板の係合が解除される。すると、支持シヤ
フト22は、ボールスプライン20にガイドさ
れ、係合円板28とともに、降下する。この支持
シヤフト22の降下によつて、支持シヤフト下端
の尻形板24は、第5図に示すように、シート1
1上に自然落下する。
尻形板24の自然落下後、尻形上昇用のシリン
ダ52をオンとし、ピストン54を矢視のように
引き、ローラ50が係合円板28の下方レベルに
位置するまで、スライダ42を下降させる(第6
図参照)。
第6図において、自由落下用のシリンダ46を
オフとすれば、シリンダに内蔵されたリターンス
プリングの偏倚力によつて、ピストン48は、ス
ライダ44とともに、矢視のように右方に移動す
る。そして、スライダ44は、ローラ50が係合
円板28の下面に摺接し、係合する位置まで動か
される。その後、尻形上昇用のシリンダ52が駆
動され、ピストン54を上昇させれば、ローラ5
0に係合された係合円板28は、ピストン54の
上昇に伴つて、上昇し、第4図に示す初期位置に
復帰する。
なお、ローラ50が係止円板28の下方に位置
するようにピストン48を動かし、その後、ピス
トン54を上昇させて、ローラ50を係合円板に
係合させてもよい。
初期位置に復帰後、自由落下用シリンダ46を
駆動し、ローラ50、係合円板28の係合を解除
することによつて、尻形板24が繰り返し自然落
下されることはいうまでもない。シリンダ46,
52は、中央処理ユニツト(図示しない)に予め
読込まれたプログラムに基いて作動し、尻形板2
4を繰り返し自然落下させ、それによつて、自然
落下に対するシート11の耐久性が試験される。
他方、降下試験は、自然落下用シリンダ46を
オフとし、ローラ50を係合円板28に係合させ
た状態で行なわれる。つまり、初期位置を示す第
4図において、尻形昇降用のシリンダ52を駆動
し、尻形板24がシート11に当接するまで、ピ
ストン54を降下させる(第6図参照)。それか
ら、ローラ50を係合円板28に係合させたま
ま、振動用シリンダ34を駆動し、ピストン36
を小刻みに昇降させる。このピストン36の小刻
みな昇降によつて、尻形板24は、上下に振動し
た状態でシート11に押つけられ、それによつ
て、降下に対する耐久試験が行なわれる。この際
必要ならば、前後作動用のシリンダ78(第1図
参照)を駆動して、作動テーブル76を前後(図
の左右)に移動させて、スライド調整の状態を再
現するとよい。
また、ツイスト用のシリンダ56(第1図参
照)を駆動し、ボールスプライン20を介して、
支持シヤフト22を小刻みに回転させ、尻形板2
4にツイストを加えながら降下させてもよい。つ
まり、第1図からわかるように、ツイスト用シリ
ンダ56を駆動して、ピストン58を小刻みに昇
降すれば、ピストンの動きは、歯車64,66,
70,72を介して、ボールスプライン22に伝
達されて、ボールスプラインを小刻みに回転させ
る。それから、ボールスプライン22に生じた回
転力は、支持シヤフト22に伝達されて、支持シ
ヤフトを小刻みに回転させるため、尻形板24に
ツイストが生じる。このようにして尻形板24に
ツイストを加えながら、振動用シリンダ34によ
つて、尻形板を昇降させれば、より複雑な着座、
離席状態が再現される。
恒温恒湿室への乗降耐久試験機10の搬入は以
下のようにして行なわれる。まず、キヤスター昇
降機構16,17のハンドル102を回転し、キ
ヤスター80,81を接地させる。それから、キ
ヤスター80,81を転動させ、乗降耐久試験機
10を恒温恒湿槽のフロア104と同一の高さの
台車106上に移し換える。それから、第1図に
示すように、台車106は恒温恒湿槽のフロア1
04の入口まで運ばれ、乗降耐久試験機10が恒
温恒湿槽内に搬入される。恒温恒湿槽内の所定位
置に移動された後、キヤスター昇降機構16,1
7のハンドル102が回転され、キヤスター8
0,81をベース内に収納して、据付けた後、上
記の自由落下試験および降下試験がなされる。上
述した実施例は、この考案を説明するためのもの
であり、この考案を何等限定するものでなく、こ
の考案の技術範囲内で変形、改造等の施されたも
のも全てこの考案に包含されることはいうまでも
ない。
〔考案の効果〕
上記のように、この考案に係る自動車用シート
の乗降耐久試験機によれば、尻形板を自然落下さ
せる自然落下試験と、尻形板に振動を生じさせる
降下試験とが行なえる。そのため、自然落下試験
によつて、着座までの状態が再現できるともに、
降下試験によつて、着座から離席までの状態が再
現できる。つまり、従来、別タイプの乗降耐久試
験機を併用することによつておこなわれた着座か
ら離席までの耐久試験が、この考案の乗降耐久試
験機によれば、単独で連続して行なえる。そのた
め、着座から離席までの耐久試験が、迅速、容易
に行なえる。
また、この考案の乗降耐久試験機では、別タイ
プの乗降耐久試験機を並置することに比較して、
僅かな据付け面積しか必要としない。
更に、この考案の乗降耐久試験機は、自然落下
試験、降下試験がいずれも可能であるため、応用
範囲が極めて広い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る自動車用シートの乗
降耐久試験機の概略側面図、第2図、第3図は、
キヤスターの浮遊状態、接地状態を示す乗降耐久
試験機の部分側面図、第4図は、尻形板が初期位
置にある状態での乗降耐久試験機の概略側面図、
第5図は、尻形板が自然降下された状態での乗降
耐久試験機の概略側面図、第6図は、自然落下試
験の上昇直前での、および、降下試験時での、乗
降耐久試験機の概略側面図である。 10……自動車用シートの乗降耐久試験機、1
2……ベース、14……支柱、16,17……キ
ヤスター昇降機構、18……尻形支持体、20…
…ボールスプライン、22……支持シヤフト、2
4……尻形板、28……係合円板(第1の係合部
材)、34……振動用シリンダ、42,44……
スライダ、46……自由落下用シリンダ、50…
…ローラ(第2の係合部材)、52……尻形昇降
用シリンダ、53……自然落下手段、56……ツ
イスト用シリンダ、73……ツイスト発生手段、
76……作動テーブル、78……前後作動用シリ
ンダ、80,81……キヤスター、102……ハ
ンドル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベースと、 ベースに取付けられ、耐久試験の対象となる
    シートが積載される作動テーブルと、 ベースに取付けられた垂直な支柱と、 支柱に昇降可能に取付けられ、作動テーブル
    の上方で尻形板を下端に支持した支持シヤフト
    と、 支持シヤフトに取付けられ、そのピストン先
    端が尻形板に連結された振動用シリンダと、 支持シヤフトに係合し支持シヤフトを伴つて
    上昇するとともに、支持シヤフトとの係合を解
    除することによつて支持シヤフトを自然落下さ
    せる自然落下手段と、 を具備する自動車用シートの乗降耐久試験機。 (2) 自然落下手段は、 支持シヤフトに取付けられた第1の係合部材
    と、 第1の係合部材に係合可能な第2の係合部材
    を有して、支柱に昇降可能に取付けられたスラ
    イダと、 スライダを昇降させる昇降用シリンダと、を
    備え、第2の係合部材が第1の係合部材から離
    反されることにより、第1、第2の係合部材の
    係合が解除されて、支持シヤフトが自然落下
    し、その後、昇降用シリンダを駆動し、スライ
    ダを下降させて、第2の係合部材を第1の係合
    部材に係合し、それから、スライダを上昇させ
    て、支持シヤフトを初期位置に復帰させるよう
    に構成されている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の自動車用シートの乗降耐久試験機。 (3) 第1の係合部材が、支持シヤフトの上部に取
    付けられた係合板であり、 第2の係合部材が、水平方向に移動可能にス
    ライダの上部に取付けられ、係合板の下面に摺
    接されて、係合板に係合されるローラである実
    用新案登録請求の範囲第2項記載の自動車用シ
    ートの乗降耐久試験機。 (4) 支柱は、支持シヤフトを軸支するボールスプ
    ラインと、ボールスプラインを介して、支持シ
    ヤフトに小刻みな回転を与えて、尻形板にツイ
    ストを生じさせるツイスト手段と、を備えて構
    成されている実用新案登録請求の範囲第1項な
    いし第3項記載の自動車用シートの乗降耐久試
    験機。
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