JPH0441285A - インパクトプリンタ用ファブリックリボン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインパクトプリンタ用ファブリックリボンに関
する。

〔従来の技術〕

従来インパクトプリンタに用いられるファブリックリボ
ンはインク層のインク塗布量の均一なものが一般的であ
った。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このような従来のインパクトプリンタ用
ファブリックリボンでは、印字する文字フォントにより
ファブリックリボンのインク層を可変させていないので
、高密度文字フォントに適するようにイーンク層を設定
すると、低密度文字フォントを印字する時にインク層が
小の為印字濃度が低下し、印字品質を劣にしてしまうと
いう問題を生じていた。また低密度文字フォントに適す
るようにインク層を設定すると、高密度文字フォントを
印字する時にインク層が大の為印字したドツトが大とな
り文字がつぶれ、印字品質を劣にしてしまうという問題
を生じていた。

そこで、本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので
、その目的とするところは、印字する文字フォントによ
り、最適となるインク層を複数のインク層より選択でき
るインパクトプリンタ用ファブリックリボンを提供する
ものである。

〔課題を解法するための手段　〕

本発明のインパクトプリンタ用ファブリックリボンは、
インパクトヘッドと、該インパクトヘッドにより印字紙
上にインクを転写するための複数のインク層よりなるイ
ンパクトプリンタ用ファブリックリボンと、該インパク
トプリンタ用ファブリックリボンを上下に移動させるリ
ボン移動機構を有するインパクトプリンタに３いて、文
字フォントにより、前記インパクト用ファブリックリボ
ンのインク層を選択し、前記インク層を印字位置にリボ
ン移動機構により移動したことを特徴とする。

〔実施例〕

そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すインパクトプリンタ用
ファブリックリボン５の平面図で、ファブリックリボン
５は、例えば生地がナイロンで、インク層のインク塗布
量（インク重量／自生地重量＊１００）が異なる５ａは
３０％、５ｂは２５％、５ｃは２０％、５ｄは１５％、
４種類ニテ構成されている。尚、上記インク塗布量の種
類及び値は任意である。また本実施例はインク層のイン
ク塗布量を可変したがインクの種類を可変してもよい。

第２図は本発明のファブリックリボン移動機構の一実施
例を示す側面図で、ファブリックリボン５はリボンカー
トリッジ６に収納されている。リボンカートリッジ６は
キャリジ２０に軸７により組み付けられたキャリジカバ
ー２１に固接されたリボンカートリッジ保持部材１６の
透孔１７により、回転のみ可能な状態に支持されている
。

前記キャリジ２０には、リボン位置調整カム１３、及び
リボン位置検出板１２を有するリボン位置調整ギア１１
が配設されており、駆動ギア１０及び伝達ギア９を介し
てモータ８により回転する構成となっている。

またリボンシフト軸１４は、リボン位置調整カム１３の
溝部及びリボンカートリッジ６の底部に係合するように
組み付けられている。

前記リボン位置検出板１２には第４！？ｆｆに示すよう
なスリット部１２ａ、１２ｂ、１２ｃ、１２ｄが設けて
あり、キャリジ２ｏに配設された投光素子と受光素子を
備えたフォトセンサ１５によりリボン位置を検出する。

前記リボンシフト軸１４の押上刃に常に抗するようにバ
ネ１８がリボンカートリッジ６に固設されている。

インパクトヘッド１９は、第５図に示すように、駆動コ
イル２７に通電することにより生ずる磁束によりレバー
２８を駆動し、レバー２８の先端に固着された印字ワイ
ヤ２２が、プラテン２４に保持された印字紙２３上にフ
ィルムリボン６を介してドツトを形成する。

第３図は文字フォントにより、インパクトプリンタ用フ
ァブリックリボンのインク層を選択し、リボン移動機構
により印字位置に移動するようにした実施例を示すブロ
ック図で、印字データを受信してキャラクタジェネレー
タ２は印字データに対応した信号を発生する。また文字
フォント検出手段１はキャラクタジェネレータ２からの
信号により文字フォントの密度例えば画数を４段階に層
別し、画数に対応して、第１図に示すインクリボン５の
インク層５ａ、５ｂ、５Ｃ１５ｄの選択を行なう。文字
フォント検圧手段１により選択されたインク層を印字位
置にセットする為にリボン移動機構制御手段３によりリ
ボン移動機構４を制御するように構成されている。

次にこのように構成された装置の動作について説明する
。インパクトプリンタに印字データが送られると、キャ
ラクタジェネレータ２から印字データに対応した信号が
出力され、文字フォント検出手段１により文字フォント
の密度、例えば画数を４段階に層別し、対応するインク
層を選択する。

選択されたインク層は下記に示すようにリボン移動機構
制御手段３およびリボン移動機ｍ４により印字位置にセ
ットされる。

リボン移動機構制御手段３から、まず最初にリボン位置
リセット信号が送られる。するとモータ８が回転し、伝
達ギア９および、駆動ギア１０を介してリボン位置調整
ギア１１が駆動される。リボン位置調整ギア１１に固設
されたリボン位置検出板１２も回転し、リボン位置検出
板１２に設けられたスリット部をフォトセンサ１５が検
出してスリット部が最も大の１２ａの位置にてモータ８
を停止させリボン位置の初期化が終了する。この時リボ
ン５を収納しているリボンカートリッジ６は、リボン位
装置調整ギア１１及びリボン位置検出板１２に固設され
たリボン位置調整カム１３の溝部と係合するリボンシフ
ト軸１４及びバネ１８により、リボンカートリッジ保持
部材】２６の透孔１７を支点にして回転し、初期位置に
保持される。

次にモータ８を回転させリボン位置検出板１２のスリッ
ト部（１２ｂ〜１２ｄ）をフォトセンサ１５が検出する
ことにより、選択されたインク層（５ａ〜５ｄ）が印字
位置にセットされる。

文字フォントの密度、例えば画数を４層に層別し、画数
が大の順にインク層を５ｄ、５Ｃ１５ｂ、５ａの順に選
択するように設定してあり、例えば印字フォントの画数
が大の高密度文字の時にはインパクトプリンタ用ファブ
リツタリボン５のインク層のインク塗布量小の５ｄを選
択するようにしであるので、印字した時のドツトが小と
なり、文字のつぶれかない高印字品質が可能となる。

このように文字フォントの密度に最適なファブリックリ
ボンのインク層を選択し印字するようにしたので、濃度
の低下及び文字のつぶれ等のない高品質の印字“を実現
できる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によればインパクトプリンタ用
ファブリックリボンのインク層を複数にし、文字フォン
ト検８手段の検出値に応じて、最適なファブリックリボ
ンのインク層を選択し、印字するようにしたので、文字
つぶれ、印字淡のない高品質のインパクトプリンタ用フ
ァブリックリボンが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すインパクトプリンタ用
ファブリックリボンの平面図、第２図はは本実施例によ
るファブリックリボン移動機構の側面図、第３図は本発
明の一実施例を示すブロック図、第４図は本実施例によ
るファブリックリボン位置検出板の平面図、第５図は本
実施例によるインパクトヘッドの側断面図。 １・・・文字フォント検出手段 ２・・・キャラクタジェネレータ ３・・・リボン移動機構制御手段 ４・・・リボン移動機構 ５・・・インパクトプリンタ用ファブリックリボン ６・・・リボンカートリッジ １２・・リボン位置検出板 １３・・リボン位置調整カム １４・・リボンシフト軸 １５・・フォトセンサ １９・・インパクトヘッド 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　銘木喜三部　ｆＩ！！１名第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. インパクトヘッドと、該インパクトヘッドにより印字紙
   上にインクを転写するための複数のインク層よりなるイ
   ンパクトプリンタ用フアブリックリボンと、該インパク
   トプリンタ用フアブリックリボンを上下に移動させるリ
   ボン移動機構を有するインパクトプリンタにおいて、文
   字フォントにより、前記インパクト用フアブリックリボ
   ンのインク層を選択し、前記インク層を印字位置にリボ
   ン移動機構により移動したことを特徴とするインパクト
   プリンタ用フアブリックリボン。