JPH0441121Y2 - - Google Patents

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JPH0441121Y2
JPH0441121Y2 JP1984185177U JP18517784U JPH0441121Y2 JP H0441121 Y2 JPH0441121 Y2 JP H0441121Y2 JP 1984185177 U JP1984185177 U JP 1984185177U JP 18517784 U JP18517784 U JP 18517784U JP H0441121 Y2 JPH0441121 Y2 JP H0441121Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
underwear
base fabric
adhesive tape
synthetic resin
resin film
Prior art date
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JP1984185177U
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JPS6198802U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は下着防汚シートに関する。さらに詳し
くは、下着の内側に貼りつけて使用し、使用後は
剥がして使い捨てにする下着防汚シートに関す
る。
〔従来の技術〕
高齢者ともなると括約筋がゆるみ大小便をもら
しがちになり、女性はおりものなどで下着を汚す
ことが多い。頻繁に下着を汚すと洗濯などが大変
なので、できるだけ下着を汚さずに使えるように
することが望まれている。また長期出張する者に
とつても、できるだけ下着を汚さずに何日か使い
たいという要望がある。
しかるに従来、下着の防汚シートなるものは全
く存在しなかつた。そこでしかたなく、下着の内
側にテイツシユペーパーなどを当てがつて用いて
いる。
〔考案が解決しようとする問題〕
しかし、テイツシユペーパーではすぐに破れた
り、ズレたり、よれて丸まつたりするので到底満
足に使いうるものではない。
そのため、頻繁に下着を洗濯しなければならな
かつたり、出張時にたくさんの下着を用意しなけ
ればならないなど相変わらず非常に不便である。
そこで本考案は、下着の汚れを防止するのに便
利な使い捨ての防汚シートを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の下着防汚シートは、下着の内側に貼り
つけて使用する防汚シートであつて、 少なくともパルプを素材として含み坪量が40〜
80g/m2の乾式法不織布の基布、該基布の片面に
積層された合成樹脂フイルムおよび前記合成樹脂
フイルムの表面における側縁部に取りつけられた
細幅の接着テープからなり、 前記接着テープの接着力が、使用中は防染シー
トが下着から外れず、取外すときは容易に剥がし
うる程度であることを特徴とするものである。
〔作用および考案の効果〕 本考案の下着防汚シートは、下着の内面の適当
な箇所に貼りつけ、下着を着用したとき局部に当
てがわれるようにして用いられる。そのようにし
て着用したとき人肌側には基布が面し、その外側
つまり下着側に合成樹脂フイルムが位置する。前
記基布はパルプを素材として含む乾式法不織布で
あるため表面の摩擦強度が高く、長時間使用して
も破れたり、繊維が肌に付着することはない。ま
たこの基布は坪量が40〜80g/m2であり、薄いの
で、着用したとき嵩張らず使用感がよい。その基
布の裏面には合成樹脂フイルムが積層されている
ため、基布に付着した汚れが透過することは防止
され、下着の汚れるのが防がれる。さらに接着テ
ープは、取外すときは容易に剥がしうるが使用中
は下着から外れない接着力が付与されているの
で、着用中にズレたりだんご状に丸まつたりする
ことがなく下着の汚れを確実に防止することがで
きる。
〔実施例〕
つぎに本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図は本考案の一実施例にかかわる下着防汚
シートの斜視図、第2図は第1図に示された下着
防汚シートのA−A線断面図、第3a図および第
3b図は接着テープの取りつけ例を示す説明図で
ある。
第1図および第2図において、1は下着防汚シ
ート、2は基布、3は合成樹脂フイルム、4は接
着テープである。
基布2はパルプを素材とする乾式法不織布、ま
たはパルプとレーヨンを素材とする乾式法不織布
が用いられる。パルプを素材とする乾式法不織布
は、パルプ繊維を空気流によつて解繊したのち接
着、機械結合などの公知の方法でえられる。また
パルプとレーヨンを素材とする乾式法不織布は、
パルプとレーヨンを解繊し混合したウエブまたは
パルプを解繊してえたウエブ上にレーヨンを解繊
してえたウエブを積層した2層ウエブをえ、その
ようにしてえられたウエブにバインダー剤を噴霧
したのち乾燥してシート状に形成することにより
えられる。
前記乾式法不織布の坪量は40〜80g/m2程度と
するのが好ましい。
前記基布2の片面には合成樹脂フイルム3が積
層されている。合成樹脂フイルム3は汚物を透過
させない性質のフイルムであればよく、たとえば
ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどのフイルムが
用いられる。またその厚さは10〜30μm程度のも
のが好適に使用される。前記基布2への積層は基
布2へ合成樹脂を溶融押出加工してラミネートす
る方法、基布2と合成樹脂フイルムとを接着させ
て一体化する方法などにより行なわれる。
接着テープ4は公知の両面接着テープが用いら
れており、その片面が前記合成樹脂フイルム3の
表面に接着されている。該接着テープ4の他の片
面は剥離紙が貼付されており、使用時にはその剥
離紙をはがしとつて用いられる。
接着テープ4の合成樹脂フイルム3への取りつ
け位置は、第1図に示されているように長手方向
の両端部において2箇所とするほか、第3a図に
示されているように長手方向の一端において1箇
所としてもよく、また第3b図に示されているよ
うに長手方向の縁部に沿つて2箇所としてもよ
い。さらに上記の取りつけ位置を組合わせたもの
とするほか、適宜の取りつけ位置を使用目的に応
じて自由に選択しうる。
以上のような構成の下着防汚シート1は、用途
によりまた男女の性別により適宜の大きさのもの
を自由に選択できるが、概ね幅8〜10cm、長さ20
〜35cm程度とするのが好ましい。また形状も第1
図に示されているような長方形とするほか、両端
部よりも中央部の幅を狭くした変形長方形、さら
には正方形や三角形など用途、使用方法に応じて
任意の形状を選択しうる。
叙上のごとき下着防汚シート1は下着の内面に
前記接着テープ4で貼りつけて用いられる。該接
着テープ4の接着力は使用中は下着防汚シート1
が下着から外れず、しかし使用後人為的に下着か
ら取り外すときは容易に剥がしうる程度に設定さ
れている。したがつて使用後は簡単に剥ぎとつて
使い捨てにすることができる。なお基布2は、パ
ルプまたはパルプとレーヨンを素材とする乾式法
不織布であるため、湿式法不織布などと比べても
風合いが柔らかく適度な厚さのものとなるので、
使用感も良好であり、下着の汚れも効果的に防止
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の下着防汚シートの一実施例の
斜視図、第2図は第1図に示された下着防汚シー
トのA−A線断面図、第3a図および第3b図は
接着テープの取りつけ例を示す説明図である。 図面の主要符号、1……下着防汚シート、2…
…基布、3……合成樹脂フイルム、4……接着テ
ープ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下着の内側に貼りつけて使用する防汚シートで
    あつて、 少なくともパルプを素材として含み坪量が40〜
    80g/m2の乾式法不織布の基布、該基布の片面に
    積層された合成樹脂フイルムおよび前記合成樹脂
    フイルムの表面における側縁部に取りつけられた
    細幅の接着テープからなり、 前記接着テープの接着力が、使用中は防汚シー
    トが下着から外れず、取外すときは容易に剥がし
    うる程度であることを特徴とする下着防汚シー
    ト。
JP1984185177U 1984-12-06 1984-12-06 Expired JPH0441121Y2 (ja)

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JP1984185177U JPH0441121Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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JPS6198802U JPS6198802U (ja) 1986-06-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5976901A (ja) * 1982-09-24 1984-05-02 パ−ソナル・プロダクツ・カンパニ− 下着用通気性ライナ−

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JPS6198802U (ja) 1986-06-24

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