JPH0441099A - ステンレス鋼溶接ワイヤ - Google Patents
ステンレス鋼溶接ワイヤInfo
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- JPH0441099A JPH0441099A JP15018190A JP15018190A JPH0441099A JP H0441099 A JPH0441099 A JP H0441099A JP 15018190 A JP15018190 A JP 15018190A JP 15018190 A JP15018190 A JP 15018190A JP H0441099 A JPH0441099 A JP H0441099A
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
（産業上の利用分野）
この発明は、ステンレス鋼の溶接を行うのに利用される
ステンレス鋼溶接ワイヤに関し、とくにアーク溶接法の
うちミグ溶接によってステンレス鋼の溶接を行うのに好
適なステンレス鋼溶接ワイヤに関するものである。 （従来の技術） 自動および半自動アーク溶接法としては、ミグ溶接法、
炭酸ガスアーク溶接法、マグ溶接法などのガスシールド
式溶接法や、サブマージアーク溶接法などのフラックス
シールド式溶接法など、各種のものがあり、溶接母材に
よって炭素鋼溶接ワイヤ、低合金鋼溶接ワイヤ、ステン
レス鋼溶接ワイヤなどが用いられている。 そして、炭素鋼溶接ワイヤや低合金鋼溶接ワイヤでは、
防食上から銅めっきを施したものも一部用いられている
。 一方、ステンレス鋼溶接ワイヤなどの高合金溶接ワイヤ
は、−船釣に耐食性には問題がないので、通常は引抜き
肌のままの状態で溶接ワイヤとして使用されてきた。 （発明が解決しようとする課題） しかしながら、ステンレス鋼溶接ワイヤなどの高合金溶
接ワイヤは、炭素鋼溶接ワイヤや低合金鋼溶接ワイヤに
比べて通電性、アークスタート性が悪く、そのため自動
および半自動アーク溶接法においてはその溶接作業性を
低下させることがありうるという問題があり、このよう
な問題を解決することが課題となっていた。 （発明の目的） この発明は、上記した従来の課題にかんがみてなされた
もので、自動および半自動アーク溶接法、とりわけミグ
溶接法において溶接ワイヤとしてステンレス鋼溶接ワイ
ヤなどの高合金溶接ワイヤを使用したときでも、通電性
、アークスタート性を良好なものとすることができるよ
うにすることを目的としている。
ステンレス鋼溶接ワイヤに関し、とくにアーク溶接法の
うちミグ溶接によってステンレス鋼の溶接を行うのに好
適なステンレス鋼溶接ワイヤに関するものである。 （従来の技術） 自動および半自動アーク溶接法としては、ミグ溶接法、
炭酸ガスアーク溶接法、マグ溶接法などのガスシールド
式溶接法や、サブマージアーク溶接法などのフラックス
シールド式溶接法など、各種のものがあり、溶接母材に
よって炭素鋼溶接ワイヤ、低合金鋼溶接ワイヤ、ステン
レス鋼溶接ワイヤなどが用いられている。 そして、炭素鋼溶接ワイヤや低合金鋼溶接ワイヤでは、
防食上から銅めっきを施したものも一部用いられている
。 一方、ステンレス鋼溶接ワイヤなどの高合金溶接ワイヤ
は、−船釣に耐食性には問題がないので、通常は引抜き
肌のままの状態で溶接ワイヤとして使用されてきた。 （発明が解決しようとする課題） しかしながら、ステンレス鋼溶接ワイヤなどの高合金溶
接ワイヤは、炭素鋼溶接ワイヤや低合金鋼溶接ワイヤに
比べて通電性、アークスタート性が悪く、そのため自動
および半自動アーク溶接法においてはその溶接作業性を
低下させることがありうるという問題があり、このよう
な問題を解決することが課題となっていた。 （発明の目的） この発明は、上記した従来の課題にかんがみてなされた
もので、自動および半自動アーク溶接法、とりわけミグ
溶接法において溶接ワイヤとしてステンレス鋼溶接ワイ
ヤなどの高合金溶接ワイヤを使用したときでも、通電性
、アークスタート性を良好なものとすることができるよ
うにすることを目的としている。
（課題を解決するための手段）
この発明に係わるステンレス鋼溶接ワイヤは、ステンレ
ス鋼線に銅めっきもしくは銅ｅニッケルめっきを施して
なる構成としたことを特徴としており、また、必要に応
じてめっき後に伸線加工が施されてなる構成としたこと
を特徴としており、このようなステンレス鋼溶接ワイヤ
の構成を前述した従来の課題を解決するための手段とし
ている。 この発明に係わるステンレス鋼溶接ワイヤは、ステンレ
ス鋼線を素材とするものであるが、このステンレス鋼線
は、溶接部に要求される耐食性や強度等によってその材
質が選択して用いられ、この発明においては、Ｃｒ系ス
テンレス鋼線（フェライト系およびマルテンサイト系）
、オーステナイト系ステンレス鋼線、２相ステンレス鋼
線。 もしくはこれらに特性改善元素、例えばＣｕ。 Ｔｉ、Ｎｂ、Ｔａ、Ｖ等を添加したものなどが使用され
る。 このようなステンレス鋼線に施す銅めっきもしくは銅・
ニッケルめっきは、常法に従って行いうるちのであり１
例えば０．１ｇないしは１０鉢程度の厚さで適宜行えば
よい。 そして、このようなめっきを施したのち、必要に応じて
さらに伸線加工を加えたステンレス鋼溶接ワイヤとして
もよい。 （発明の作用） この発明に係わるステンレス鋼溶接ワイヤは、ステンレ
ス鋼線に銅めっきもしくは銅−ニッケルめっきを施して
なるものであるから、アーク溶接の際の通電性、アーク
スタート性が大幅に改善されたものとなり、とくにミグ
溶接用のステンレス鋼溶接ワイヤとして好適なものとな
る。 （実施例） 第１図に示すような板厚３ｍｍのステンレス鋼板１，２
の間に裏金３を当てがうことにより工型開先４を形成し
、ｇＪ１表に示す材質のステンレス鋼線に同じ〈第１表
に示す材質からなるめっきを同じく第１表に示す厚さで
施したステンレス鋼溶接ワイヤ５を使用して、第２表に
示す条件によりミグ溶接を行い、その際の溶接性（通電
性、アークスタート性、スパッタリングの有ｆｉ）を評
価した。また、めっきを施さないステンレス鋼線からな
る溶接ワイヤを用いて同様のミグ溶接を行い、その際の
溶接性を同様に評価した。 この結果を同じ＜８１表に示す、なお、第１表において
、■は溶接性が良好であったこと、Ｏは通常レベルであ
ったこと、×は良くなかったことをそれぞれ示している
。 第 ２ 表 第１表に示すように、ステンレス鋼線がマルテンサイト
系の５ＵＳ４３０である場合において、銅めっきもしく
は銅・ニッケル合金めっきを施した供試Ｎｏ、 １
、３においては、通電性、アークスタート性が良好であ
ると共にスパッタリングの発生もなく、溶接性に著しく
優れたものであることが認められた。 これに対して、めっきを施さなかった供試Ｎｏ。 ２においては、通電性、アークスタート性はさほど良い
ともいえず通常レベルであり、スパッタリングも少々発
生していて溶接性に優れているとはいえないものであっ
た。 他方、ステンレス鋼線がオーステナイト系の５ＵＳ３０
４である場合において、銅めっきもしくは銅・ニッケル
合金めっきを施した供試Ｎｏ。 ４．６においては、通電性、アークスタート性が著しく
良好であると共にスパッタリングの発生もなく、溶接性
に優れたものであることが認められた。 これに対して、めっきを施さなかった供試Ｎｏ。 ５においては、通電性、アークスタート性が悪く、スパ
ッタリングの発生もあって溶接性は良くないものであっ
た。
ス鋼線に銅めっきもしくは銅ｅニッケルめっきを施して
なる構成としたことを特徴としており、また、必要に応
じてめっき後に伸線加工が施されてなる構成としたこと
を特徴としており、このようなステンレス鋼溶接ワイヤ
の構成を前述した従来の課題を解決するための手段とし
ている。 この発明に係わるステンレス鋼溶接ワイヤは、ステンレ
ス鋼線を素材とするものであるが、このステンレス鋼線
は、溶接部に要求される耐食性や強度等によってその材
質が選択して用いられ、この発明においては、Ｃｒ系ス
テンレス鋼線（フェライト系およびマルテンサイト系）
、オーステナイト系ステンレス鋼線、２相ステンレス鋼
線。 もしくはこれらに特性改善元素、例えばＣｕ。 Ｔｉ、Ｎｂ、Ｔａ、Ｖ等を添加したものなどが使用され
る。 このようなステンレス鋼線に施す銅めっきもしくは銅・
ニッケルめっきは、常法に従って行いうるちのであり１
例えば０．１ｇないしは１０鉢程度の厚さで適宜行えば
よい。 そして、このようなめっきを施したのち、必要に応じて
さらに伸線加工を加えたステンレス鋼溶接ワイヤとして
もよい。 （発明の作用） この発明に係わるステンレス鋼溶接ワイヤは、ステンレ
ス鋼線に銅めっきもしくは銅−ニッケルめっきを施して
なるものであるから、アーク溶接の際の通電性、アーク
スタート性が大幅に改善されたものとなり、とくにミグ
溶接用のステンレス鋼溶接ワイヤとして好適なものとな
る。 （実施例） 第１図に示すような板厚３ｍｍのステンレス鋼板１，２
の間に裏金３を当てがうことにより工型開先４を形成し
、ｇＪ１表に示す材質のステンレス鋼線に同じ〈第１表
に示す材質からなるめっきを同じく第１表に示す厚さで
施したステンレス鋼溶接ワイヤ５を使用して、第２表に
示す条件によりミグ溶接を行い、その際の溶接性（通電
性、アークスタート性、スパッタリングの有ｆｉ）を評
価した。また、めっきを施さないステンレス鋼線からな
る溶接ワイヤを用いて同様のミグ溶接を行い、その際の
溶接性を同様に評価した。 この結果を同じ＜８１表に示す、なお、第１表において
、■は溶接性が良好であったこと、Ｏは通常レベルであ
ったこと、×は良くなかったことをそれぞれ示している
。 第 ２ 表 第１表に示すように、ステンレス鋼線がマルテンサイト
系の５ＵＳ４３０である場合において、銅めっきもしく
は銅・ニッケル合金めっきを施した供試Ｎｏ、 １
、３においては、通電性、アークスタート性が良好であ
ると共にスパッタリングの発生もなく、溶接性に著しく
優れたものであることが認められた。 これに対して、めっきを施さなかった供試Ｎｏ。 ２においては、通電性、アークスタート性はさほど良い
ともいえず通常レベルであり、スパッタリングも少々発
生していて溶接性に優れているとはいえないものであっ
た。 他方、ステンレス鋼線がオーステナイト系の５ＵＳ３０
４である場合において、銅めっきもしくは銅・ニッケル
合金めっきを施した供試Ｎｏ。 ４．６においては、通電性、アークスタート性が著しく
良好であると共にスパッタリングの発生もなく、溶接性
に優れたものであることが認められた。 これに対して、めっきを施さなかった供試Ｎｏ。 ５においては、通電性、アークスタート性が悪く、スパ
ッタリングの発生もあって溶接性は良くないものであっ
た。
この発明に係わるステンレス鋼溶接ワイヤは、ステンレ
ス鋼線に銅めっきもしくは銅・ニッケルめっきを施して
なる構成としたものであるから、自動および半自動溶接
における通電性、アークスタート性に優れたものであり
、スパッタリングの発生も著しく低減することが可能で
あって溶接作業性を著しく向上したものにすることが可
能であり、とくにミグ溶接に適用してその溶接作業性を
著しく向上させることが可能であるという優れた効果が
もたらされる。
ス鋼線に銅めっきもしくは銅・ニッケルめっきを施して
なる構成としたものであるから、自動および半自動溶接
における通電性、アークスタート性に優れたものであり
、スパッタリングの発生も著しく低減することが可能で
あって溶接作業性を著しく向上したものにすることが可
能であり、とくにミグ溶接に適用してその溶接作業性を
著しく向上させることが可能であるという優れた効果が
もたらされる。
第１図はこの発明の実施例で用いた溶接開先形状を示す
説明図である。 １．２・・・ステンレス鋼板、 ４・・・工型開先。 ５・・・ステンレス鋼溶接ワイヤ。 特許出願人 大同特殊鋼株式会社
説明図である。 １．２・・・ステンレス鋼板、 ４・・・工型開先。 ５・・・ステンレス鋼溶接ワイヤ。 特許出願人 大同特殊鋼株式会社
Claims (2)
- （１）ステンレス鋼線に銅めっきもしくは銅・ニッケル
めっきを施してなることを特徴とするステンレス鋼溶接
ワイヤ。 - （２）めっき後に伸線加工が施されてなることを特徴と
する請求項第１項に記載のステンレス鋼溶接ワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15018190A JPH0441099A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | ステンレス鋼溶接ワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15018190A JPH0441099A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | ステンレス鋼溶接ワイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0441099A true JPH0441099A (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=15491279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15018190A Pending JPH0441099A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | ステンレス鋼溶接ワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0441099A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5720220A (en) * | 1995-04-28 | 1998-02-24 | Riso Kagaku Corporation | Stencil printing apparatus |
| EP1813375A1 (en) * | 2006-01-25 | 2007-08-01 | Lincoln Global, Inc. | Electric arc welding wire with an electrically conductive layer of copper or copper alloy |
| WO2023064450A1 (en) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | Lincoln Global, Inc. | High alloy welding wire with copper based coating |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP15018190A patent/JPH0441099A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5720220A (en) * | 1995-04-28 | 1998-02-24 | Riso Kagaku Corporation | Stencil printing apparatus |
| EP1813375A1 (en) * | 2006-01-25 | 2007-08-01 | Lincoln Global, Inc. | Electric arc welding wire with an electrically conductive layer of copper or copper alloy |
| AU2006230731B2 (en) * | 2006-01-25 | 2009-03-05 | Lincoln Global, Inc. | Electric arc welding wire |
| US8791389B2 (en) | 2006-01-25 | 2014-07-29 | Lincoln Global, Inc. | Electric arc welding wire |
| WO2023064450A1 (en) * | 2021-10-15 | 2023-04-20 | Lincoln Global, Inc. | High alloy welding wire with copper based coating |
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