JPH0441068A - タービンブレードのエロージョンシールド材ろう付け装置 - Google Patents
タービンブレードのエロージョンシールド材ろう付け装置Info
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- JPH0441068A JPH0441068A JP14907790A JP14907790A JPH0441068A JP H0441068 A JPH0441068 A JP H0441068A JP 14907790 A JP14907790 A JP 14907790A JP 14907790 A JP14907790 A JP 14907790A JP H0441068 A JPH0441068 A JP H0441068A
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- turbine blade
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- silver solder
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Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、タービンロータに埋込まれたタービンブレ
ードをロータから抜き取らずにろう付けを行うことによ
り、例えば地熱発電設備に使用される蒸気タービンのよ
うに、地熱蒸気がタービンブレードに当たる部位(以下
前縁部と記す)に、硬質の耐摩耗性、耐食性のエロージ
ョンシールド材をろう付けするタービンブレードのエロ
ージョンシールド材ろう付け装置に関する。
ードをロータから抜き取らずにろう付けを行うことによ
り、例えば地熱発電設備に使用される蒸気タービンのよ
うに、地熱蒸気がタービンブレードに当たる部位(以下
前縁部と記す)に、硬質の耐摩耗性、耐食性のエロージ
ョンシールド材をろう付けするタービンブレードのエロ
ージョンシールド材ろう付け装置に関する。
タービンブレードのエロージョンシールドは、従来ター
ビンブレード前縁部に、この前縁部の曲率に合わせた硬
質の耐摩耗性、耐食性の例えばコバルト クロム、タン
グステンならびにその他の金属元素を所望の割合で含ん
だ合金(ステライト)からなるエロージョンシールド材
をろう付けして行う、すなわち、タービンブレード前縁
部に板状の銀ろうを介してエロージョンシールド材を挟
み込み、C字形フレームと締付けねじとからなる市販の
しゃこ万力等の締付け機構により、所望の位置にエロー
ジョンシールド材を締付け、タービンブレードの焼入温
度より低い温度でガス加熱して、銀ろうを溶かし、ター
ビンブレード前縁部にエロージョンシールド材をろう付
けしていた。 しかし、現地における補修作業はタービンロータにター
ビンブレードが埋込まれた状態で行うため、従来の装置
では作業ができず、市販のしゃこ万力等で銀ろうを挟ん
でエロージョンシールド材をタービンブレードに締付け
、ガスで加熱してろう付けを行うのが簡便な方法であっ
た。
ビンブレード前縁部に、この前縁部の曲率に合わせた硬
質の耐摩耗性、耐食性の例えばコバルト クロム、タン
グステンならびにその他の金属元素を所望の割合で含ん
だ合金(ステライト)からなるエロージョンシールド材
をろう付けして行う、すなわち、タービンブレード前縁
部に板状の銀ろうを介してエロージョンシールド材を挟
み込み、C字形フレームと締付けねじとからなる市販の
しゃこ万力等の締付け機構により、所望の位置にエロー
ジョンシールド材を締付け、タービンブレードの焼入温
度より低い温度でガス加熱して、銀ろうを溶かし、ター
ビンブレード前縁部にエロージョンシールド材をろう付
けしていた。 しかし、現地における補修作業はタービンロータにター
ビンブレードが埋込まれた状態で行うため、従来の装置
では作業ができず、市販のしゃこ万力等で銀ろうを挟ん
でエロージョンシールド材をタービンブレードに締付け
、ガスで加熱してろう付けを行うのが簡便な方法であっ
た。
従来しゃこ万力等の固定機構により、銀ろうを介してエ
ロージョンシールド材を挟み込み締付けしているが、銀
ろうが溶けるに従って銀ろうの厚さが変わるために締付
け力が変化し、この締付け力の管理が困難である。 しかもタービンブレードは多品種、多数あるため一つの
タービンについてエロージョンシールド材の締付け、ガ
ス加熱によるろう付けを行わなければならない。このと
き、熟練した作業者に代えて未熟練作業者が作業すると
、タービンブレードに対するエロージョンシールド材の
浮上がりなどのろう付け不良品が発生し、再度ろう付け
作業をやり直したり、または折角加工されたタービンブ
レードを不良品として廃却しなければならないという問
題があった。 また、タービンロータに埋込まれた状態のタービンブレ
ードは作業性も悪く、しゃこ万力等では締付けられない
部位もあった。しかもしゃこ万力&! ター ヒンブレ
ードと銀ろうと、エロージョンシールド材とを一度に上
下から挟み込んで締付けるため、締付けた部位と締付け
ない部位とでは銀ろうを溶かすガス火炎が平均に当たら
ず温度差が出るという欠点があった。また、限ろうが熔
けたときに、エロージョンシールド材の上に若干あふれ
出し固定治具もろう付けされてしまうこともある。 この発明は、タービンロータに埋込まれた状態のタービ
ンブレードのエロージョンシールド材ろう付けの際、銀
ろうが溶けて厚さが変わっても締付け力が殆ど変化する
ことなく、作業が迅速に行われるタービンブレードのエ
ロージョンシールド材ろう付け装置を提供することを目
的とする。
ロージョンシールド材を挟み込み締付けしているが、銀
ろうが溶けるに従って銀ろうの厚さが変わるために締付
け力が変化し、この締付け力の管理が困難である。 しかもタービンブレードは多品種、多数あるため一つの
タービンについてエロージョンシールド材の締付け、ガ
ス加熱によるろう付けを行わなければならない。このと
き、熟練した作業者に代えて未熟練作業者が作業すると
、タービンブレードに対するエロージョンシールド材の
浮上がりなどのろう付け不良品が発生し、再度ろう付け
作業をやり直したり、または折角加工されたタービンブ
レードを不良品として廃却しなければならないという問
題があった。 また、タービンロータに埋込まれた状態のタービンブレ
ードは作業性も悪く、しゃこ万力等では締付けられない
部位もあった。しかもしゃこ万力&! ター ヒンブレ
ードと銀ろうと、エロージョンシールド材とを一度に上
下から挟み込んで締付けるため、締付けた部位と締付け
ない部位とでは銀ろうを溶かすガス火炎が平均に当たら
ず温度差が出るという欠点があった。また、限ろうが熔
けたときに、エロージョンシールド材の上に若干あふれ
出し固定治具もろう付けされてしまうこともある。 この発明は、タービンロータに埋込まれた状態のタービ
ンブレードのエロージョンシールド材ろう付けの際、銀
ろうが溶けて厚さが変わっても締付け力が殆ど変化する
ことなく、作業が迅速に行われるタービンブレードのエ
ロージョンシールド材ろう付け装置を提供することを目
的とする。
上記目的は、請求項1の発明によれば、タービンロータ
に埋込まれたタービンブレードに、エロージョンシール
ド材をろう付けするタービンブレードのエロージョンシ
ールド材ろう付け装置において、タービンロータに埋込
まれたタービンブレードに、エロージョンシールド材を
ろう付けするタービンブレードのエロージョンシールド
材ろう付け装置において、前記タービンブレードを挟ん
で前記タービンブレードの所望の位置に固定する支持部
と、この支持部に結合され、前記タービンブレードのエ
ロージョンシールド部にろう材を挟んで前記エロージョ
ンシールド材を締付け部材により所望の締付け力で締付
ける複数個の締付け機構と、前記タービンブレードのエ
ロージョンシールド部を加熱する加熱機構とを備えるこ
とによって達成される。 上記目的は、請求項2の発明によれば、請求項1記載の
タービンブレードのエロージョンシールド材ろう付け装
置において、エロージョンシールド材に接触する締付け
部材にセラミックをコーティングしたことによって達成
される。
に埋込まれたタービンブレードに、エロージョンシール
ド材をろう付けするタービンブレードのエロージョンシ
ールド材ろう付け装置において、タービンロータに埋込
まれたタービンブレードに、エロージョンシールド材を
ろう付けするタービンブレードのエロージョンシールド
材ろう付け装置において、前記タービンブレードを挟ん
で前記タービンブレードの所望の位置に固定する支持部
と、この支持部に結合され、前記タービンブレードのエ
ロージョンシールド部にろう材を挟んで前記エロージョ
ンシールド材を締付け部材により所望の締付け力で締付
ける複数個の締付け機構と、前記タービンブレードのエ
ロージョンシールド部を加熱する加熱機構とを備えるこ
とによって達成される。 上記目的は、請求項2の発明によれば、請求項1記載の
タービンブレードのエロージョンシールド材ろう付け装
置において、エロージョンシールド材に接触する締付け
部材にセラミックをコーティングしたことによって達成
される。
この発明は、請求項1によれば、タービンブレードを挟
んでタービンブレードの所望の位置に支持部を固定し、
タービンブレードのエロージョンシールド部にろう材を
挟んで、エロージョンシールド材を締付け機構の締付け
部材により所望の締付け力で加圧して締付け、例えばガ
ストーチにより加熱するため、ろうが溶けてろうの厚さ
が変わっても締付け機構のばね作用のため締付け力が殆
ど変化することなく、エロージョンシールド材の浮き上
がりなどのろう付け不良品が発生しない。 この発明は、請求項2によれば、請求項I記載のタービ
ンブレードのエロージョンシールド材ろう付け装置にお
いて、エロージョンシールド材に接触する締付け部材に
セラミックをコーティングしたので、ガストーチにより
加熱されて溶けてあふれ出した銀ろうにより、エロージ
ョンシールド材に接触している締付け部材がろう付けさ
れることがない。
んでタービンブレードの所望の位置に支持部を固定し、
タービンブレードのエロージョンシールド部にろう材を
挟んで、エロージョンシールド材を締付け機構の締付け
部材により所望の締付け力で加圧して締付け、例えばガ
ストーチにより加熱するため、ろうが溶けてろうの厚さ
が変わっても締付け機構のばね作用のため締付け力が殆
ど変化することなく、エロージョンシールド材の浮き上
がりなどのろう付け不良品が発生しない。 この発明は、請求項2によれば、請求項I記載のタービ
ンブレードのエロージョンシールド材ろう付け装置にお
いて、エロージョンシールド材に接触する締付け部材に
セラミックをコーティングしたので、ガストーチにより
加熱されて溶けてあふれ出した銀ろうにより、エロージ
ョンシールド材に接触している締付け部材がろう付けさ
れることがない。
以下図に基づいてこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明のエロージョンシールド材ろう付け装
置の実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示すエロー
ジョンシールド材ろう付け装置によりタービンブレード
のエロージョンシールド部にエロージョンシールド材を
締付けた状態を示す要部側面図、第3図は第2図の締付
け機構の一部拡大斜視図である。 第1図において、タービンブレード1はタービンロータ
2に埋込まれている。タービンブレードの前縁部3aは
、地熱蒸気がタービンブレード1に当たる部位であり、
ここにエロージョンシールド材をろう付けする。第1図
および第2図において、上板5と下板との間に受板4を
挟んでボルト13で固定し、さらに上板5と下板6との
間にタービンブレード1の後縁部3bを挟んで、上板5
と下板6とを固定ボルト14で締付ける。このように、
受板4.上板5.下板6.ボルト13.締付けボルト1
4により支持部20を構成する。 この支持部20に次のように構成された複数個の締付け
機構21を取付ける。すなわち、上板5に支持部材7が
固定され、この支持部材7にばね機構を兼用している圧
力棒8がピン9で自在に動くように取付けている。この
圧力棒8の一端には、締付け部材であるV形凹部11を
結合した保持具12が自在に動くように接続されている
。受板4に支持された締付けねじ15を圧力棒8の端部
にねじ込み、この締付けねじ15を回転させることによ
り、ピン9を支点として、■最凹部11を移動させる。 締付け機構21は、支持部材7.圧力棒8.ピン9.V
形凹部11.保持具12及び締付けねじ15から構成す
る。 タービンブレード1の所望の位置に支持部を固定し、タ
ービンブレード1のエロージョンシールド部1aに銀ろ
う19を載せ、銀ろう19の上にエロージョンシールド
材】0を載せて、締付け機構21の締付けねし15を回
してV形凹部11によりエロージョンシールド材10を
締付ける。 その際、加熱機構であるガストーチ16により、タービ
ンブレード1のエロージョンシールド部1aの裏側から
加熱し、銀ろう19を溶かす。加熱機構としては、電気
的装置の使用も可能である。 但し現地作業においては、ガストーチが最も簡便な手段
である。エロージョンシールド材10を、ばね機構を兼
用している圧力棒8で締付けているため、銀ろう19が
溶けてもエロージョンシールド材10が移動することな
く、エロージョンシールド材10のタービンブレード1
への締付けが継続され、銀ろう19が溶けた後ガストー
チ16による加熱を中止してタービンブレード1を冷却
させ、銀ろう19が固化しエロージョンシールド材10
をタービンブレード1にt容接する。なお、タービンブ
レード1は複雑な曲率面ではあるが、ろう付け装置は、
支持部20と締付け機構21とがそれぞれ独立している
ためあらゆる曲率面に当てることができる。なお、加熱
中の温度管理は、赤外線温度計17により管理している
。 この装置によれば、タービンブレード2に埋め込まれた
状態のタービンブレード1にエロージョンシールド材1
0を正確にかつ容易にろう付けすることができる。 第3図において、この発明の請求項2の実施例として、
締付け機構のエロージョンシールド材の締付け部材であ
る■最凹部11が、エロージョンシールド材に接触する
部分には、セラミック18をコーティングしている。こ
れは、加熱により溶融した銀ろうがはみ出して、■最凹
部11をエロージョンシールド材10に接着させないよ
うにするためである。
置の実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示すエロー
ジョンシールド材ろう付け装置によりタービンブレード
のエロージョンシールド部にエロージョンシールド材を
締付けた状態を示す要部側面図、第3図は第2図の締付
け機構の一部拡大斜視図である。 第1図において、タービンブレード1はタービンロータ
2に埋込まれている。タービンブレードの前縁部3aは
、地熱蒸気がタービンブレード1に当たる部位であり、
ここにエロージョンシールド材をろう付けする。第1図
および第2図において、上板5と下板との間に受板4を
挟んでボルト13で固定し、さらに上板5と下板6との
間にタービンブレード1の後縁部3bを挟んで、上板5
と下板6とを固定ボルト14で締付ける。このように、
受板4.上板5.下板6.ボルト13.締付けボルト1
4により支持部20を構成する。 この支持部20に次のように構成された複数個の締付け
機構21を取付ける。すなわち、上板5に支持部材7が
固定され、この支持部材7にばね機構を兼用している圧
力棒8がピン9で自在に動くように取付けている。この
圧力棒8の一端には、締付け部材であるV形凹部11を
結合した保持具12が自在に動くように接続されている
。受板4に支持された締付けねじ15を圧力棒8の端部
にねじ込み、この締付けねじ15を回転させることによ
り、ピン9を支点として、■最凹部11を移動させる。 締付け機構21は、支持部材7.圧力棒8.ピン9.V
形凹部11.保持具12及び締付けねじ15から構成す
る。 タービンブレード1の所望の位置に支持部を固定し、タ
ービンブレード1のエロージョンシールド部1aに銀ろ
う19を載せ、銀ろう19の上にエロージョンシールド
材】0を載せて、締付け機構21の締付けねし15を回
してV形凹部11によりエロージョンシールド材10を
締付ける。 その際、加熱機構であるガストーチ16により、タービ
ンブレード1のエロージョンシールド部1aの裏側から
加熱し、銀ろう19を溶かす。加熱機構としては、電気
的装置の使用も可能である。 但し現地作業においては、ガストーチが最も簡便な手段
である。エロージョンシールド材10を、ばね機構を兼
用している圧力棒8で締付けているため、銀ろう19が
溶けてもエロージョンシールド材10が移動することな
く、エロージョンシールド材10のタービンブレード1
への締付けが継続され、銀ろう19が溶けた後ガストー
チ16による加熱を中止してタービンブレード1を冷却
させ、銀ろう19が固化しエロージョンシールド材10
をタービンブレード1にt容接する。なお、タービンブ
レード1は複雑な曲率面ではあるが、ろう付け装置は、
支持部20と締付け機構21とがそれぞれ独立している
ためあらゆる曲率面に当てることができる。なお、加熱
中の温度管理は、赤外線温度計17により管理している
。 この装置によれば、タービンブレード2に埋め込まれた
状態のタービンブレード1にエロージョンシールド材1
0を正確にかつ容易にろう付けすることができる。 第3図において、この発明の請求項2の実施例として、
締付け機構のエロージョンシールド材の締付け部材であ
る■最凹部11が、エロージョンシールド材に接触する
部分には、セラミック18をコーティングしている。こ
れは、加熱により溶融した銀ろうがはみ出して、■最凹
部11をエロージョンシールド材10に接着させないよ
うにするためである。
請求項1記載の発明によれば、タービンブレードの所望
の位置に支持部を固定し、タービンブレ−ドのエロージ
ョンシールド部にろう材を挟んでエロージョンシールド
材を締付け機構により所望の締付け力で加圧して締付け
、加熱機構により加熱し銀ろうが溶けて、銀ろうの厚さ
が変わっても締付け力は殆ど変化することなく、従って
タービンブレードに火炎が平均して当たり、銀ろうが均
一に溶けるので、ろう付け作業を迅速に行うことができ
る。 しかも、ろう付け装置の支持部と締付け機構とがそれぞ
れ独立しているため、タービンブレードのあらゆる曲面
に当てることができるので、タービンブレードが複雑な
曲率面であってもタービンブレードのエロージョンシー
ルド材のろう付けに対応できる。 請求項2記載の発明によれば、エロージョンシールド材
に接触する締付け部材にセラミックをコーティングした
ので、銀ろうが溶けてはみ出しても、締付け部材をエロ
ージョンシールド材に溶接することがないので、安全に
ろう付けできる。
の位置に支持部を固定し、タービンブレ−ドのエロージ
ョンシールド部にろう材を挟んでエロージョンシールド
材を締付け機構により所望の締付け力で加圧して締付け
、加熱機構により加熱し銀ろうが溶けて、銀ろうの厚さ
が変わっても締付け力は殆ど変化することなく、従って
タービンブレードに火炎が平均して当たり、銀ろうが均
一に溶けるので、ろう付け作業を迅速に行うことができ
る。 しかも、ろう付け装置の支持部と締付け機構とがそれぞ
れ独立しているため、タービンブレードのあらゆる曲面
に当てることができるので、タービンブレードが複雑な
曲率面であってもタービンブレードのエロージョンシー
ルド材のろう付けに対応できる。 請求項2記載の発明によれば、エロージョンシールド材
に接触する締付け部材にセラミックをコーティングした
ので、銀ろうが溶けてはみ出しても、締付け部材をエロ
ージョンシールド材に溶接することがないので、安全に
ろう付けできる。
第1図はこの発明のエロージョンシールド材ろう付け装
置の実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示すエロー
ジョンシールド材ろう付け装置によりタービンブレード
のエロージョンシールド部にエロージョンシールド材を
締付けた状態を示す要部側面図、第3図は第2図の締付
け機構の一部拡大斜視図である。 1:タービンブレード、laミニエロージョンシールド
、3a:前縁部、3b=後縁部、4:受板、5:上板、
6:下板、7:支持部材、8:圧力L 9 :ビン、1
0:エロージョンシールド材、11:締付け部材として
の■最凹部、16:ガストーチ、18:セラミック、1
9:銀ろう、20:支持部、21:締付け機構。 第2図 第1図 第3図
置の実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示すエロー
ジョンシールド材ろう付け装置によりタービンブレード
のエロージョンシールド部にエロージョンシールド材を
締付けた状態を示す要部側面図、第3図は第2図の締付
け機構の一部拡大斜視図である。 1:タービンブレード、laミニエロージョンシールド
、3a:前縁部、3b=後縁部、4:受板、5:上板、
6:下板、7:支持部材、8:圧力L 9 :ビン、1
0:エロージョンシールド材、11:締付け部材として
の■最凹部、16:ガストーチ、18:セラミック、1
9:銀ろう、20:支持部、21:締付け機構。 第2図 第1図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)タービンロータに埋込まれたタービンブレードに、
エロージョンシールド材をろう付けするタービンブレー
ドのエロージョンシールド材ろう付け装置において、前
記タービンブレードを挟んで前記タービンブレードの所
望の位置に固定する支持部と、この支持部に結合され、
前記タービンブレードのエロージョンシールド部にろう
材を挟んで前記エロージョンシールド材を締付け部材に
より所望の締付け力で締付ける複数個の締付け機構と、
前記タービンブレードのエロージョンシールド部を加熱
する加熱機構とを備えることを特徴とするタービンブレ
ードのエロージョンシールド材ろう付け装置。 2)請求項1記載のターンブレードのエロージョンシー
ルド材ろう付け装置において、エロージョンシールド材
に接触する締付け部材にセラミックをコーティングした
ことを特徴とするタービンブレードのエロージョンシー
ルド材ろう付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14907790A JPH0441068A (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | タービンブレードのエロージョンシールド材ろう付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14907790A JPH0441068A (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | タービンブレードのエロージョンシールド材ろう付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441068A true JPH0441068A (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=15467190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14907790A Pending JPH0441068A (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | タービンブレードのエロージョンシールド材ろう付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0441068A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001162367A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-06-19 | General Electric Co <Ge> | 耐摩耗性コーティングの提供方法、および関連する物品 |
-
1990
- 1990-06-07 JP JP14907790A patent/JPH0441068A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001162367A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-06-19 | General Electric Co <Ge> | 耐摩耗性コーティングの提供方法、および関連する物品 |
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