JPH0440970Y2 - - Google Patents
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- JPH0440970Y2 JPH0440970Y2 JP1989024103U JP2410389U JPH0440970Y2 JP H0440970 Y2 JPH0440970 Y2 JP H0440970Y2 JP 1989024103 U JP1989024103 U JP 1989024103U JP 2410389 U JP2410389 U JP 2410389U JP H0440970 Y2 JPH0440970 Y2 JP H0440970Y2
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- Japan
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- heat
- control valve
- pipe
- working fluid
- temperature sensor
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Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 32
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- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 7
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- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案は自動車等の排熱を用いる室内暖房装置
に係り、特にヒートパイプを用い排気ガスの排熱
により暖房するようにした室内暖房装置に関す
る。
に係り、特にヒートパイプを用い排気ガスの排熱
により暖房するようにした室内暖房装置に関す
る。
(従来の技術)
従来、自動車のエンジン排気ガスの熱を利用し
て自動車内の暖房を行なうようにした室内暖房装
置としては、エンジンの排気管内にヒートパイプ
の受熱部を配置するとともに、暖房用エアダクト
内にヒートパイプの放熱部を配置し、放熱部の底
部には作動液を受熱部に戻す作動液戻り管を設
け、この戻り管に作動液溜めと制御弁を挿入し、
排気ガスの熱をヒートパイプを用いてエアダクト
内の空気に伝えるようにしたものが知られている
(実開昭63−154312号公報)。
て自動車内の暖房を行なうようにした室内暖房装
置としては、エンジンの排気管内にヒートパイプ
の受熱部を配置するとともに、暖房用エアダクト
内にヒートパイプの放熱部を配置し、放熱部の底
部には作動液を受熱部に戻す作動液戻り管を設
け、この戻り管に作動液溜めと制御弁を挿入し、
排気ガスの熱をヒートパイプを用いてエアダクト
内の空気に伝えるようにしたものが知られている
(実開昭63−154312号公報)。
(考案が解決しようとする課題)
この形式のヒートパイプ式暖房装置では、エア
ダクト内に空気加熱手段としてエンジン冷却水等
の温水を利用するヒータコアを付設した場合、そ
の内部を流れる温水の温度が異常に上昇すること
によつて、暖房空気が過熱されヒートパイプが異
常動作した場合の対策が講じられておらず、また
暖房負荷に応じてヒートパイプの熱搬送量を簡単
に増減する対策が講じられていない。
ダクト内に空気加熱手段としてエンジン冷却水等
の温水を利用するヒータコアを付設した場合、そ
の内部を流れる温水の温度が異常に上昇すること
によつて、暖房空気が過熱されヒートパイプが異
常動作した場合の対策が講じられておらず、また
暖房負荷に応じてヒートパイプの熱搬送量を簡単
に増減する対策が講じられていない。
本考案は上述の問題点を解決するためになされ
たもので、その主目的は、ヒータコア内温水の異
常温度上昇に伴うヒートパイプの過熱およびそれ
による暖房空気温の過度の上昇を未然に防ぎ、し
かもヒートパイプの熱搬送量を簡単に切り換えう
るようにすることにある。
たもので、その主目的は、ヒータコア内温水の異
常温度上昇に伴うヒートパイプの過熱およびそれ
による暖房空気温の過度の上昇を未然に防ぎ、し
かもヒートパイプの熱搬送量を簡単に切り換えう
るようにすることにある。
(課題を解決するための手段)
本考案による室内暖房装置は、排気管内に配置
され、排気管内を流れる排気の排熱により内部の
作動流体が加熱されるヒートパイプの受熱部と、
暖房用エアダクト内に配したヒートパイプの放熱
部と、前記受熱部で加熱されて蒸発した作動流体
をヒートパイプの放熱部に導く蒸気通路管とを有
するヒートパイプを備え、暖房用エアダクト内に
は、さらに温水によるヒータコアを設け、放熱部
と蒸気通路管の途中部分とを、作動液溜めを有す
る作動液戻り管により接続し、この作動液戻り管
には制御液の下流側に制御弁を設けてなる室内暖
房装置であつて、前記作動液溜めにその最も低い
レベルとそれより高いレベルの少なくとも2つの
レベルにおいて作動液を重力で戻す作動液戻り管
を接続し、低いレベルの作動液戻り管を副制御弁
を介して前記制御弁に接続し、高いレベルの作動
液戻り管を前記制御弁に副制御弁の下流側で接続
し、ヒートパイプには、その作動流体の蒸気温度
が所定温を超えたことに応動する蒸気温センサを
設け、この蒸気温センサの応動時に制御弁を閉じ
るように作動する手段を設け、一方、ヒータコア
には、それを流れる温水の温度が所定値を超えた
ことに応動する水温センサを設け、この水温セン
サの応動時に前記副制御弁を閉じるように作動す
る手段を設ける。
され、排気管内を流れる排気の排熱により内部の
作動流体が加熱されるヒートパイプの受熱部と、
暖房用エアダクト内に配したヒートパイプの放熱
部と、前記受熱部で加熱されて蒸発した作動流体
をヒートパイプの放熱部に導く蒸気通路管とを有
するヒートパイプを備え、暖房用エアダクト内に
は、さらに温水によるヒータコアを設け、放熱部
と蒸気通路管の途中部分とを、作動液溜めを有す
る作動液戻り管により接続し、この作動液戻り管
には制御液の下流側に制御弁を設けてなる室内暖
房装置であつて、前記作動液溜めにその最も低い
レベルとそれより高いレベルの少なくとも2つの
レベルにおいて作動液を重力で戻す作動液戻り管
を接続し、低いレベルの作動液戻り管を副制御弁
を介して前記制御弁に接続し、高いレベルの作動
液戻り管を前記制御弁に副制御弁の下流側で接続
し、ヒートパイプには、その作動流体の蒸気温度
が所定温を超えたことに応動する蒸気温センサを
設け、この蒸気温センサの応動時に制御弁を閉じ
るように作動する手段を設け、一方、ヒータコア
には、それを流れる温水の温度が所定値を超えた
ことに応動する水温センサを設け、この水温セン
サの応動時に前記副制御弁を閉じるように作動す
る手段を設ける。
また、本考案では、ヒートパイプの作動停止後
作動液をすべて受熱部へ戻すために、制御弁およ
び副制御弁を閉じる手段に対して始動スイツチを
接続し、この始動スイツチを暖房停止のために開
くことに応じて作動を開始するタイマを設け、こ
のタイマが第1の所定時間のカウントを完了した
ことに応じて前記制御弁および副制御弁を開き、
さらに第2の所定時間のカウントを完了したこと
に応じて制御弁および副制御弁を閉じるように、
タイマと制御弁および副制御弁を連係する構成を
とることができる。
作動液をすべて受熱部へ戻すために、制御弁およ
び副制御弁を閉じる手段に対して始動スイツチを
接続し、この始動スイツチを暖房停止のために開
くことに応じて作動を開始するタイマを設け、こ
のタイマが第1の所定時間のカウントを完了した
ことに応じて前記制御弁および副制御弁を開き、
さらに第2の所定時間のカウントを完了したこと
に応じて制御弁および副制御弁を閉じるように、
タイマと制御弁および副制御弁を連係する構成を
とることができる。
(作用)
本考案では、前記構成により、通常はヒートパ
イプの蒸気温センサが応動せず制御弁は開いてい
る。一方、副制御弁も開いている。したがつて、
ヒートパイプ受熱部が加熱されると、作動流体は
蒸発して放熱部へ熱を搬送し、また放熱部で凝縮
した作動液は制御弁および副制御弁が開いている
ため作動液戻り管を通つて受熱部へ戻される。よ
つて、送風フアンの作動によつて暖房が行われ
る。
イプの蒸気温センサが応動せず制御弁は開いてい
る。一方、副制御弁も開いている。したがつて、
ヒートパイプ受熱部が加熱されると、作動流体は
蒸発して放熱部へ熱を搬送し、また放熱部で凝縮
した作動液は制御弁および副制御弁が開いている
ため作動液戻り管を通つて受熱部へ戻される。よ
つて、送風フアンの作動によつて暖房が行われ
る。
また、ヒータコアの水温センサが所定温以上の
水温を検出すると、水温センサが応動し、副制御
弁は開き、ヒートパイプの熱搬送量が減少する。
水温を検出すると、水温センサが応動し、副制御
弁は開き、ヒートパイプの熱搬送量が減少する。
ヒートパイプが過熱状態になると、ヒートパイ
プ蒸気温センサが応動して制御弁は閉じ、放熱部
から受熱部への作動液の戻りを止める。これによ
り、ヒートパイプは作動を停止する。
プ蒸気温センサが応動して制御弁は閉じ、放熱部
から受熱部への作動液の戻りを止める。これによ
り、ヒートパイプは作動を停止する。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第1図において、1は図示しないエンジンから
の燃焼排気ガスを矢示E方向に排出する排気管を
示し、この排気管1内には、ヒートパイプの受熱
部2が挿入配置されている。そして、ヒートパイ
プ内に封入された水等の作動流体は、この受熱部
2において排気管1内の排気ガスと熱交換して蒸
発し、受熱部2からヒートパイプの軸心部を通つ
て後述する放熱部5側に送出されるようになつて
いる。
の燃焼排気ガスを矢示E方向に排出する排気管を
示し、この排気管1内には、ヒートパイプの受熱
部2が挿入配置されている。そして、ヒートパイ
プ内に封入された水等の作動流体は、この受熱部
2において排気管1内の排気ガスと熱交換して蒸
発し、受熱部2からヒートパイプの軸心部を通つ
て後述する放熱部5側に送出されるようになつて
いる。
一方、図示しない自動車室内に暖房空気を送給
するために紙面に直交する方向に延びるエアダク
ト4内には、熱交換用の多数のフイン管6をヘツ
ダ8,9にて締結したヒートパイプの上記放熱部
5が挿入配置されており、前記受熱部2で蒸気と
なつた作動流体は、ヒートパイプの蒸気通路管7
を通つてこの放熱部5に導かれるようになつてい
る。そして、この放熱部5において放熱し凝縮し
て液化した作動流体は、前記ヘツダ8の下端に接
続した作動液溜め10に集められるようになつて
いる。ヘツダ8の下端と作動液溜め10とは吐出
管11により接続され、この作動液溜め10は、
その最も低いレベルで作動液戻り管12aに、ま
たそれより高いレベルで作動液戻り管12bに接
続されている。作動液戻り管12aは、電磁式制
御弁Aと電磁式副制御弁Bとを有し、副制御弁B
の方が作動液溜め10に近い上流側に設けられて
いる。作動液戻り管12aは、前記蒸気通路管7
の上流端寄りに接続され、液化した作動流体を前
記放熱部2内に戻すようにされている。高いレベ
ルの作動液戻り管12bは、制御弁Aに副制御弁
Bの下流側で接続されている。また、前記蒸気通
路管7の途中の、作動液戻り管12aが接続され
た部位よりも下側の部分には、前記排気管1の振
動を蒸気通路管7および作動液戻り管12に伝え
ないようにするための振動吸収ベローズ14が設
けられている。
するために紙面に直交する方向に延びるエアダク
ト4内には、熱交換用の多数のフイン管6をヘツ
ダ8,9にて締結したヒートパイプの上記放熱部
5が挿入配置されており、前記受熱部2で蒸気と
なつた作動流体は、ヒートパイプの蒸気通路管7
を通つてこの放熱部5に導かれるようになつてい
る。そして、この放熱部5において放熱し凝縮し
て液化した作動流体は、前記ヘツダ8の下端に接
続した作動液溜め10に集められるようになつて
いる。ヘツダ8の下端と作動液溜め10とは吐出
管11により接続され、この作動液溜め10は、
その最も低いレベルで作動液戻り管12aに、ま
たそれより高いレベルで作動液戻り管12bに接
続されている。作動液戻り管12aは、電磁式制
御弁Aと電磁式副制御弁Bとを有し、副制御弁B
の方が作動液溜め10に近い上流側に設けられて
いる。作動液戻り管12aは、前記蒸気通路管7
の上流端寄りに接続され、液化した作動流体を前
記放熱部2内に戻すようにされている。高いレベ
ルの作動液戻り管12bは、制御弁Aに副制御弁
Bの下流側で接続されている。また、前記蒸気通
路管7の途中の、作動液戻り管12aが接続され
た部位よりも下側の部分には、前記排気管1の振
動を蒸気通路管7および作動液戻り管12に伝え
ないようにするための振動吸収ベローズ14が設
けられている。
蒸気通路管7に接続されているヘツダ8の反対
側には前記ヘツダ9が接続され、ヘツダ9には放
出管15が接続されている。この放出管15には
開閉弁Cとリリーフ弁18が直列に挿入されてい
る。
側には前記ヘツダ9が接続され、ヘツダ9には放
出管15が接続されている。この放出管15には
開閉弁Cとリリーフ弁18が直列に挿入されてい
る。
排気管1は受熱部2を囲む部分1aで断面積が
拡大されており、内部に仕切板19が設けられて
受熱部2をバイパスする側路20が形成されてい
る。そして、仕切板19の上流端にはダンパ21
が軸22により枢着される。このダンパ21は実
線位置と仮想線位置の間で回動可能であり、実線
位置では、燃焼排気ガスは側路20をまつたく通
らず受熱部2のみを経て流れ、仮想線位置では、
燃焼排気ガスは受熱部2を通ることなく側路20
のみを経て流れる。ダンパ21はアクチユエータ
23によつて回動される。アクチユエータ23に
後述のように入力が入ると、アクチユエータ23
はダンパ21を実線位置へ回動させて側路20を
閉じ、アクチユエータ23への入力が断たれると
ダンパ21は仮想線位置へ回動し、燃焼排気ガス
は側路20へのみ流れるようになる。
拡大されており、内部に仕切板19が設けられて
受熱部2をバイパスする側路20が形成されてい
る。そして、仕切板19の上流端にはダンパ21
が軸22により枢着される。このダンパ21は実
線位置と仮想線位置の間で回動可能であり、実線
位置では、燃焼排気ガスは側路20をまつたく通
らず受熱部2のみを経て流れ、仮想線位置では、
燃焼排気ガスは受熱部2を通ることなく側路20
のみを経て流れる。ダンパ21はアクチユエータ
23によつて回動される。アクチユエータ23に
後述のように入力が入ると、アクチユエータ23
はダンパ21を実線位置へ回動させて側路20を
閉じ、アクチユエータ23への入力が断たれると
ダンパ21は仮想線位置へ回動し、燃焼排気ガス
は側路20へのみ流れるようになる。
ヒートパイプの蒸気通路管7の放熱部5寄り部
分にはヒートパイプ蒸気温センサSstが設けされ
ている。このセンサSstからの温度信号は制御回
路25へ入力として与えられる。
分にはヒートパイプ蒸気温センサSstが設けされ
ている。このセンサSstからの温度信号は制御回
路25へ入力として与えられる。
一方、第2図に示すように、エアダクト4内に
は放熱部5と直列にヒータコア27が設けられて
おり、このヒータコア27に、エンジンで温めら
れた冷却水の供給管28および送出管29が接続
され、エアダクト4内を矢示Fで示す方向に流れ
る暖房用空気はヒータコア27によつても過熱さ
れるようになつている。そして、ヒータコア27
内を流れる温水の温度を検出する水温センサSwt
が設けられている。また、エアダクト4内には送
風フアン30が設けられ、さらに放熱部5の下流
該に吐気温センサSarが設けられている。水温セ
ンサSwtおよび吐気温センサSarからの信号は第
1図に示すように制御回路25に入力される。
は放熱部5と直列にヒータコア27が設けられて
おり、このヒータコア27に、エンジンで温めら
れた冷却水の供給管28および送出管29が接続
され、エアダクト4内を矢示Fで示す方向に流れ
る暖房用空気はヒータコア27によつても過熱さ
れるようになつている。そして、ヒータコア27
内を流れる温水の温度を検出する水温センサSwt
が設けられている。また、エアダクト4内には送
風フアン30が設けられ、さらに放熱部5の下流
該に吐気温センサSarが設けられている。水温セ
ンサSwtおよび吐気温センサSarからの信号は第
1図に示すように制御回路25に入力される。
前記制御弁Aおよび副制御弁Bは制御回路25
からの信号によりそれぞれ開閉されるようになつ
ている。また、アクチユエータ23も制御回路2
5からの信号により制御される。
からの信号によりそれぞれ開閉されるようになつ
ている。また、アクチユエータ23も制御回路2
5からの信号により制御される。
制御回路25は、例えば第3図に示すように構
成される。同図において、30′は送風フアン3
0の作動接点で、この接点は、前記吐気温センサ
Sarの接点およびヒートパイプ蒸気温センサSst
の接点に直列に接続されている。また、以上の接
点に対し、それぞれ直列をなすように前記制御弁
Aおよびアクチユエータ23が図示のように接続
されている。一方、両接点Sar,Satと並列をな
すように、前記副制御弁Bの作動接点、水温セン
サSwtの接点およびハイ・ロースイツチHLSWを
直列に含む結線が設けられている。以上のほか、
制御回路25は、エンジンの点火回路の接点IG
およびオン・オフ・スイツチSWを有し、これら
は前記センサ等の接点および電源Vに直列をなし
て接続されている。
成される。同図において、30′は送風フアン3
0の作動接点で、この接点は、前記吐気温センサ
Sarの接点およびヒートパイプ蒸気温センサSst
の接点に直列に接続されている。また、以上の接
点に対し、それぞれ直列をなすように前記制御弁
Aおよびアクチユエータ23が図示のように接続
されている。一方、両接点Sar,Satと並列をな
すように、前記副制御弁Bの作動接点、水温セン
サSwtの接点およびハイ・ロースイツチHLSWを
直列に含む結線が設けられている。以上のほか、
制御回路25は、エンジンの点火回路の接点IG
およびオン・オフ・スイツチSWを有し、これら
は前記センサ等の接点および電源Vに直列をなし
て接続されている。
吐気温センサSarの接点は吐気温が例えば80℃
以下のときにのみ閉じ、ヒートパイプ蒸気温セン
サSstの接点は作動流体の蒸気温が例えば120℃以
下の時にのみ閉じ、また水温センサSwtの接点は
水温が例えば80℃以下の時にのみ閉じるようにセ
ツトされている。前記点火回路接点IGは自動車
のエンジンを始動させる時に閉じるので、始動ス
イツチを構成する。
以下のときにのみ閉じ、ヒートパイプ蒸気温セン
サSstの接点は作動流体の蒸気温が例えば120℃以
下の時にのみ閉じ、また水温センサSwtの接点は
水温が例えば80℃以下の時にのみ閉じるようにセ
ツトされている。前記点火回路接点IGは自動車
のエンジンを始動させる時に閉じるので、始動ス
イツチを構成する。
前記リリーフ弁18は、放熱部5内圧力、すな
わちヘツダ9内圧力が、例えば2Kg/cm2以上に上
昇した時に内外の圧力差により開くように構成さ
れている。そして、開閉弁C、リリーフ弁18の
両方が開くと、ヘツダ9内を大気に連通するよう
になつている。なお、第1図において、24は蒸
気通路管7に接続したリリーフ弁を示す。
わちヘツダ9内圧力が、例えば2Kg/cm2以上に上
昇した時に内外の圧力差により開くように構成さ
れている。そして、開閉弁C、リリーフ弁18の
両方が開くと、ヘツダ9内を大気に連通するよう
になつている。なお、第1図において、24は蒸
気通路管7に接続したリリーフ弁を示す。
次に作用を説明する。
排気管1内に配されたヒートパイプの受熱部2
は、排気管1内を流れるエンジン排気ガスにより
加熱され、受熱部2内の作動流体はその熱を吸収
して蒸気となる。そして、蒸気となつて昇圧した
作動流体は、受熱部2の軸心部を通つて送出さ
れ、蒸気通路管7を通つて放熱部5に導かれる。
は、排気管1内を流れるエンジン排気ガスにより
加熱され、受熱部2内の作動流体はその熱を吸収
して蒸気となる。そして、蒸気となつて昇圧した
作動流体は、受熱部2の軸心部を通つて送出さ
れ、蒸気通路管7を通つて放熱部5に導かれる。
放熱部5に導かれた作動流体は、ここでエアダ
クト4内を流れる冷風との間で熱交換を行なつて
凝縮降圧し、液化した作動流体は、その自重によ
り放熱部5のヘツダ8から吐出管11を通り流下
し作動液溜め10に集められる。作動液溜め10
に集められた作動流体は、作動液戻り管12aを
通つて受熱部2内の周面部に戻される。この時、
制御弁Aおよび副制御弁Bを開いている。
クト4内を流れる冷風との間で熱交換を行なつて
凝縮降圧し、液化した作動流体は、その自重によ
り放熱部5のヘツダ8から吐出管11を通り流下
し作動液溜め10に集められる。作動液溜め10
に集められた作動流体は、作動液戻り管12aを
通つて受熱部2内の周面部に戻される。この時、
制御弁Aおよび副制御弁Bを開いている。
以後、前記するサイクルが繰返されてエアダク
ト4内の空気は加熱され、温風となつて図示しな
い車内に吐出される。そして、車内に吐出された
温風は、所要の通路を介してエアダクト4の上流
端に戻され、エアダクト4内を通つて再び放熱部
5で加熱される。これにより、エアダクト4内を
通つて車内に吐出される温風の温度は次第に上昇
することになる。
ト4内の空気は加熱され、温風となつて図示しな
い車内に吐出される。そして、車内に吐出された
温風は、所要の通路を介してエアダクト4の上流
端に戻され、エアダクト4内を通つて再び放熱部
5で加熱される。これにより、エアダクト4内を
通つて車内に吐出される温風の温度は次第に上昇
することになる。
以上のようにして、ヒートパイプが受熱部2か
ら放熱部5へ熱を輸送してエアダクト4内の空気
に熱を与えるように通常状態で作動している間
は、前記センサSar,Sst,Swtの接点は閉じてお
り、ハイ・ロースイツチHLSWも閉じてある。
また、送風フアン30の作動接点30′、オン・
オフ・スイツチIGおよび始動スイツチSWは閉じ
てあり、したがつて、制御弁Aおよび副制御弁B
は開き、アクチユエータ23も作動して排気管1
のダンパ21は第1図の実線位置にあり、排気は
受熱部2に送られている。
ら放熱部5へ熱を輸送してエアダクト4内の空気
に熱を与えるように通常状態で作動している間
は、前記センサSar,Sst,Swtの接点は閉じてお
り、ハイ・ロースイツチHLSWも閉じてある。
また、送風フアン30の作動接点30′、オン・
オフ・スイツチIGおよび始動スイツチSWは閉じ
てあり、したがつて、制御弁Aおよび副制御弁B
は開き、アクチユエータ23も作動して排気管1
のダンパ21は第1図の実線位置にあり、排気は
受熱部2に送られている。
ところが、エンジンの過熱、排気温の過度の上
昇等の理由により、ヒータコアの水温が上昇し、
ヒートパイプ内作動流体の温度が上昇し、水温セ
ンサSwtおよび蒸気温センサSstが前記設定温度
を超える温度を検出すると、それらセンサの接点
が開くので、制御回路25は開き、制御弁A、副
制御弁Bおよびアクチユエータ23のいずれにも
通電されなくなる。
昇等の理由により、ヒータコアの水温が上昇し、
ヒートパイプ内作動流体の温度が上昇し、水温セ
ンサSwtおよび蒸気温センサSstが前記設定温度
を超える温度を検出すると、それらセンサの接点
が開くので、制御回路25は開き、制御弁A、副
制御弁Bおよびアクチユエータ23のいずれにも
通電されなくなる。
これによつて、電磁制御弁Aおよび副制御弁B
が閉じるとともに、排気管のダンパ21が第1図
の仮想線位置へ回動する。このため、放熱部5で
凝縮した作動液は受熱部2へ戻さずに作動液溜め
10に溜められ、また受熱部2への熱の供給が停
止し、ヒートパイプは作動を停止する。また、送
風フアン30も停止する。したがつて、ヒートパ
イプの異常昇温による破裂が防止され、暖房空気
の供給が停止する。
が閉じるとともに、排気管のダンパ21が第1図
の仮想線位置へ回動する。このため、放熱部5で
凝縮した作動液は受熱部2へ戻さずに作動液溜め
10に溜められ、また受熱部2への熱の供給が停
止し、ヒートパイプは作動を停止する。また、送
風フアン30も停止する。したがつて、ヒートパ
イプの異常昇温による破裂が防止され、暖房空気
の供給が停止する。
吐気温センサSarが異常高温を検出し、その接
点が開いた時には、制御弁Aが閉じて段パイプ2
1が第1図の仮想位置へ回動するので、同様にヒ
ートパイプは作動を停止し、送風フアン30も止
まる。
点が開いた時には、制御弁Aが閉じて段パイプ2
1が第1図の仮想位置へ回動するので、同様にヒ
ートパイプは作動を停止し、送風フアン30も止
まる。
一方、ヒータコア27の水温センサSwtのみが
高温を検出してその接点が開くと、副制御弁Bの
みが閉じる。したがつて、高いレベルの作動液戻
り管12bのレベルにまで作動液溜め10内に液
が溜まるまでは作動液の流出は起こらず、ヒート
パイプ内を流通する作動流体の量が減少し、ヒー
トパイプの熱搬送量が減少する。このため、ヒー
タコア27の加熱量が増加した分放熱部5の放熱
量が減少し、暖房空気の過熱が防止される。
高温を検出してその接点が開くと、副制御弁Bの
みが閉じる。したがつて、高いレベルの作動液戻
り管12bのレベルにまで作動液溜め10内に液
が溜まるまでは作動液の流出は起こらず、ヒート
パイプ内を流通する作動流体の量が減少し、ヒー
トパイプの熱搬送量が減少する。このため、ヒー
タコア27の加熱量が増加した分放熱部5の放熱
量が減少し、暖房空気の過熱が防止される。
上述したと同じ作用は、ハイ・ロースイツチ
HLSWを開いた場合にも生じる。したがつて、
ハイ・ロースイツチHLSWは、ヒートパイプの
放熱量の高低の切り換えのために使用できる。
HLSWを開いた場合にも生じる。したがつて、
ハイ・ロースイツチHLSWは、ヒートパイプの
放熱量の高低の切り換えのために使用できる。
なお、ヒートパイプ内に非凝縮性ガスが溜まる
と、ヘツダ9の温度が下つて開閉弁Cが開くとと
もにリリーフ弁18が開いて、非凝縮性含水は排
出される。
と、ヘツダ9の温度が下つて開閉弁Cが開くとと
もにリリーフ弁18が開いて、非凝縮性含水は排
出される。
以上に述べた制御回路によると、始動スイツチ
IGを切ることによつて制御弁Aおよび副制御弁
Bを閉じ、アクチユエータ23を非作動とするこ
とによつて受熱部2への熱の供給を止めると、ヒ
ートパイプ内の作動流体は冷えて特に放熱部5で
凝縮した作動液が作動液溜め10内に多量に溜ま
つてくる。これをそのまま放置しておくと、冬期
に作動液が作動液溜め10内で凍結してヒートパ
イプの始動が困難になることがある。
IGを切ることによつて制御弁Aおよび副制御弁
Bを閉じ、アクチユエータ23を非作動とするこ
とによつて受熱部2への熱の供給を止めると、ヒ
ートパイプ内の作動流体は冷えて特に放熱部5で
凝縮した作動液が作動液溜め10内に多量に溜ま
つてくる。これをそのまま放置しておくと、冬期
に作動液が作動液溜め10内で凍結してヒートパ
イプの始動が困難になることがある。
第3図に示す制御回路25を用いることによつ
て、上記問題はなくなる。この制御回路では始動
スイツチIGの開路によつて作動を開始するタイ
マ32を設け、それを制御弁Aおよび副制御弁B
の開閉のために使用する。タイマ32は始動スイ
ツチIGを開くことによつて第1の所定時間(例
えば10分)のカウントを開始する。このタイマ3
2は第1の所定時間のカウント完了時に制御弁A
および副制御弁Bを開き、さらにそれから第2の
所定時間(例えば10分)のカウント完了時に再び
制御弁Aおよび副制御弁Bを閉じるように、両制
御弁A,Bの電磁コイルに信号を送るよう構成さ
れている。
て、上記問題はなくなる。この制御回路では始動
スイツチIGの開路によつて作動を開始するタイ
マ32を設け、それを制御弁Aおよび副制御弁B
の開閉のために使用する。タイマ32は始動スイ
ツチIGを開くことによつて第1の所定時間(例
えば10分)のカウントを開始する。このタイマ3
2は第1の所定時間のカウント完了時に制御弁A
および副制御弁Bを開き、さらにそれから第2の
所定時間(例えば10分)のカウント完了時に再び
制御弁Aおよび副制御弁Bを閉じるように、両制
御弁A,Bの電磁コイルに信号を送るよう構成さ
れている。
この構成によつて、始動スイツチIGの開路に
よつて停止したヒートパイプ内で作動液溜め10
に溜まりきつた作動液は、第1の所定時間後に開
く制御弁Aおよび副制御弁Bを通つてすべて受熱
部2内へ戻される。第2の所定時間は作動液がす
べて受熱部2内へ戻る時間を考慮して決定され
る。
よつて停止したヒートパイプ内で作動液溜め10
に溜まりきつた作動液は、第1の所定時間後に開
く制御弁Aおよび副制御弁Bを通つてすべて受熱
部2内へ戻される。第2の所定時間は作動液がす
べて受熱部2内へ戻る時間を考慮して決定され
る。
なお、以上の作用は冬期のみに必要となるの
で、夏期にタイマ32を不作動にする接点33を
設けてもよい。
で、夏期にタイマ32を不作動にする接点33を
設けてもよい。
以上に述べた実施例では、作動液戻り管12
a,12bを2つのレベルに設けているが、3つ
以上のレベルに設けることも可能である。この場
合には、最上段レベルの作動液戻り管を除きすべ
ての作動液戻り管に制御弁が設けられることにな
る。これによつてヒートパイプの熱輸送量を3段
以上に切換えることができる。
a,12bを2つのレベルに設けているが、3つ
以上のレベルに設けることも可能である。この場
合には、最上段レベルの作動液戻り管を除きすべ
ての作動液戻り管に制御弁が設けられることにな
る。これによつてヒートパイプの熱輸送量を3段
以上に切換えることができる。
以上説明したように、本考案は、ヒータコアに
加えてヒートパイプを用いて排気管内の排気ガス
の熱を暖房用エアダクト内の空気に伝えるように
しているので、効率よく車内を暖房することがで
きる。
加えてヒートパイプを用いて排気管内の排気ガス
の熱を暖房用エアダクト内の空気に伝えるように
しているので、効率よく車内を暖房することがで
きる。
また、ヒートパイプの作動中にヒートパイプの
異常昇温が生じた時には、ヒートパイプの作動液
の戻りを自動的に止め、ヒートパイプを不作動と
し、異常昇温に伴うヒートパイプの破裂を防止す
ることができる。そして、ヒートパイプの熱輸送
量をスイツチ操作ににより簡単に高低に切り換え
ることができる。
異常昇温が生じた時には、ヒートパイプの作動液
の戻りを自動的に止め、ヒートパイプを不作動と
し、異常昇温に伴うヒートパイプの破裂を防止す
ることができる。そして、ヒートパイプの熱輸送
量をスイツチ操作ににより簡単に高低に切り換え
ることができる。
また、ヒータコアの水温が異常上昇すると、ヒ
ートパイプの熱輸送量を自動的に減少させて暖房
空気の過熱を防ぐことができる。
ートパイプの熱輸送量を自動的に減少させて暖房
空気の過熱を防ぐことができる。
また、本考案では、ヒータコアの水温の異常上
昇時におけるヒートパイプの熱輸送量の自動的減
少は、作動液溜めに最も低いレベルとそれより高
いレベルで接続した重力式作動液戻り管のうちの
低いレベルの作動液戻り管の副制御弁の閉鎖によ
り行うので、構造が簡単で操作が確実である。
昇時におけるヒートパイプの熱輸送量の自動的減
少は、作動液溜めに最も低いレベルとそれより高
いレベルで接続した重力式作動液戻り管のうちの
低いレベルの作動液戻り管の副制御弁の閉鎖によ
り行うので、構造が簡単で操作が確実である。
第1図は本考案のヒートパイプ式室内暖房装置
の一実施例を示す全体構成図、第2図は第1図の
一部の右側面図、第3図は制御回路の結線図であ
る。 1……排気管、2……ヒートパイプ受熱部、4
……暖房用エアダクト、5……ヒートパイプ放熱
部、7……蒸気通路管、10……作動液溜め、1
2a……低いレベルの作動液戻り管、12b……
高いレベルの作動液戻り管、15……放出管、1
8……リリーフ弁、19……仕切り板、20……
側路、21……ダンパ、23……ダンパのアクチ
ユエータ、25……制御回路、27……ヒータコ
ア、30……送風フアン、A……制御弁、B……
副制御弁、C……開閉弁、Sar……吐気温セン
サ、Sst……ヒートパイプ蒸気温センサ、Swt…
…水温センサ、IG……始動スイツチ、HLSW…
…ハイ・ロースイツチ、30′……送風フアン作
動接点、32……タイマ。
の一実施例を示す全体構成図、第2図は第1図の
一部の右側面図、第3図は制御回路の結線図であ
る。 1……排気管、2……ヒートパイプ受熱部、4
……暖房用エアダクト、5……ヒートパイプ放熱
部、7……蒸気通路管、10……作動液溜め、1
2a……低いレベルの作動液戻り管、12b……
高いレベルの作動液戻り管、15……放出管、1
8……リリーフ弁、19……仕切り板、20……
側路、21……ダンパ、23……ダンパのアクチ
ユエータ、25……制御回路、27……ヒータコ
ア、30……送風フアン、A……制御弁、B……
副制御弁、C……開閉弁、Sar……吐気温セン
サ、Sst……ヒートパイプ蒸気温センサ、Swt…
…水温センサ、IG……始動スイツチ、HLSW…
…ハイ・ロースイツチ、30′……送風フアン作
動接点、32……タイマ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 排気管内に配置され、排気管内を流れる排気
の排熱により内部の作動流体が過熱されるヒー
トパイプの受熱部と、暖房用エアダクト内に配
したヒートパイプの放熱部と、前記受熱部で加
熱されて蒸発した作動流体をヒートパイプの放
熱部に導く蒸気通路管とを有するヒートパイプ
を備え、暖房用エアダクト内には、さらに温水
によるヒータコアを設け、放熱部と蒸気通路管
の途中部分とを、作動液溜めを有する作動液戻
り管により接続し、この作動液戻り管には作動
液溜めの下流側に制御弁を設けてなる室内暖房
装置であつて、前記作動液溜めにその最も低い
レベルとそれより高いレベルの少なくとも2つ
のレベルにおいて作動液を重力で戻す作動液戻
り管を接続し、低いレベルの作動液戻り管を副
制御弁を介して前記制御弁に接続し、高いレベ
ルの作動液戻り管を前記制御弁に副制御弁の下
流側で接続し、ヒートパイプには、その作動流
体の蒸気温度が所定温を超えたことに応動する
蒸気温センサを設け、この蒸気温センサの応動
時に制御弁を閉じるように作動する手段を設
け、一方、ヒータコアには、それを流れる温水
の温度が所定温を超えたことに応動する水温セ
ンサを設け、この水温センサの応動時に前記副
制御弁を閉じるように作動する手段を設けたこ
とを特徴とするヒートパイプ式室内暖房装置。 2 暖房用エアダクトに、ヒータコアおよび放熱
部により加熱された空気の温度が所定温を超え
たことに応動する吐気温センサを設け、この吐
気温センサの応動時に制御弁を閉じる手段を設
けてなる請求項1記載のヒートパイプ式室内暖
房装置。 3 前記制御弁および副制御弁を閉じる手段に対
して始動スイツチを接続し、この始動スイツチ
を暖房停止のために開くことに応じて作動を開
始するタイマを設け、このタイマが第1の所定
時間のカウントを完了したことに応じて前記制
御弁および副制御弁を開き、さらに第2の所定
時間のカウントを完了したことに応じて制御弁
および副制御弁を閉じるように、タイマと制御
弁および副制御弁を連係してなる請求項1また
は2記載のヒートパイプ式室内暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989024103U JPH0440970Y2 (ja) | 1989-03-02 | 1989-03-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989024103U JPH0440970Y2 (ja) | 1989-03-02 | 1989-03-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02115014U JPH02115014U (ja) | 1990-09-14 |
JPH0440970Y2 true JPH0440970Y2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=31243662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989024103U Expired JPH0440970Y2 (ja) | 1989-03-02 | 1989-03-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440970Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024009504A1 (ja) * | 2022-07-08 | 2024-01-11 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5966693A (ja) * | 1982-10-07 | 1984-04-16 | Kawasaki Steel Corp | 燃焼ガスを熱源とするセパレ−ト型熱交換装置 |
JPS6080088A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | セパレ−ト型熱交換装置の交換熱量制御方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63154312U (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-11 | ||
JPH027688Y2 (ja) * | 1987-05-18 | 1990-02-23 |
-
1989
- 1989-03-02 JP JP1989024103U patent/JPH0440970Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5966693A (ja) * | 1982-10-07 | 1984-04-16 | Kawasaki Steel Corp | 燃焼ガスを熱源とするセパレ−ト型熱交換装置 |
JPS6080088A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | セパレ−ト型熱交換装置の交換熱量制御方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024009504A1 (ja) * | 2022-07-08 | 2024-01-11 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02115014U (ja) | 1990-09-14 |
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