JPH0440813Y2 - - Google Patents

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JPH0440813Y2
JPH0440813Y2 JP5163688U JP5163688U JPH0440813Y2 JP H0440813 Y2 JPH0440813 Y2 JP H0440813Y2 JP 5163688 U JP5163688 U JP 5163688U JP 5163688 U JP5163688 U JP 5163688U JP H0440813 Y2 JPH0440813 Y2 JP H0440813Y2
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JP
Japan
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blade
trim
steel plate
cut
trim blade
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JP5163688U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鋼板の板端部を切断する鋼板用サイド
トリマーに関するもので、詳しくは切断タイプの
異なる複数のトリマー刃を同一トリマーで使用出
来るように工夫したものである。
(従来の技術) 鋼板の端部(エツジともいう)を切断するサト
ドトリマーは、圧延後の鋼板板幅を仕上げるため
に、精整工程において広く用いられている。
このサイドトリマーについては実開昭61−
117616号、実開昭59−156722号等の各公報で既に
公知となつているものである。
このサイドトリマーの回転丸刃には、鋼板を完
全に分離するトリム刃と鋼板表面に完全分離に至
らぬ程度の切れ目を入れて、後工程の分離ロール
でこれを完全に切り離すための刃返りなしトリム
刃とがそれぞれ用いられていた。
これらそれぞれのトリム刃の使用は切断鋼板の
端面形状が異なるので、使用目的に対してトリム
刃の異なるサイドトリマーをそれぞれ複数配置す
るか、また同一サイドトリマーの軸に異なるトリ
ム刃を交互に取り替えることが試みられてきた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、サイドトリマーの軸に異なるトリム刃
を交互に取り替えることは手間がかかるばかり
か、通板ラインを停止させることにも成り兼ねな
いので、作業性が著しく低下するものである。
そこで本考案者は、トリム刃の軸上に鋼板を完
全に分離する通常のトリム刃と、鋼板表面に完全
分離に至らぬ程度の切れ目を入れる刃返りなしト
リム刃を組み込み、常時切り換え使用出来るよう
工夫を重ねた。
(課題を解決するための手段) 本考案の構成は、下記の通りである。
(1) 通板する鋼板の板端部を回転する一対の丸刃
で切断するサイドトリマーにおいて、該トリマ
ーの切断刃取付軸上に被切断鋼板を完全に分離
するトリム刃と被切断鋼板を分離するに至らぬ
程度の切れ目を入れる刃返りなしトリム刃の双
方をスペーサーを介して挿入し、該上下切刃取
付軸の何れか一方又は両方を左右に移動させ
て、刃返りなしトリム刃と完全分離用トリム刃
を交互に使用するように構成した鋼板用サイド
トリマー。及び、 (2) 被切断鋼板を分離に至らぬ程度の切れ目を入
れる刃返りなしトリム刃と被切断鋼板を完全に
分離するトリム刃とを片持型切断刃取付軸上に
配置するのに、刃返りなしトリム刃を切断刃取
付軸のネツク側に、又、完全に分離するトリム
刃を切断刃取付軸の先端側に配置したことを特
徴とする前記第1項記載の鋼板用サイドトリマ
ーである。
(実施例) 以下、本考案の詳細を実施例に基づいて説明す
る。
第1図は、本考案実施例装置の全体を示す概要
図である。
第1図において、図中12はトリム刃を駆動す
るモーター、11は減速材、8は上刃、下刃に回
転力を伝える分配減速材、7はトリム刃が装着さ
れる駆動装置である。
1は鋼板を完全分離するトリム刃(上刃)、2
はその下刃、3は刃返りなしトリム刃(上刃)、
4は調整刃(上刃)、5,6はトリム刃3、調整
刃4に対応する下刃である。
9は刃かえりなしトリム時に使用する分離ロー
ルである。
(作用) 本実施例装置における上刃1,3,4は上下方
向に、下刃2,5,6は軸方向左右に(ライン中
央端方向に)ストローク調整機構を持ち、完全分
離トリムする時には刃かえりなしトリム用の上刃
3,4と下刃5,6が干渉せず、また刃かえりな
しトリム時には完全分離トリム用の上刃1と下刃
2が干渉しないようにしている。
第2図に本装置が刃かえりなしトリム状態にあ
るときを示し、第3図に本装置が完全分離トリム
状態にあるときを示す。
上刃軸22は駆動装置7内にあるウオームホイ
ール機構(図示せず)により上下方向の移動を行
い、下刃軸23は同様の機構で軸方向左右に移動
する。
刃かえりなしトリム刃3,4,5,6は完全分
離に至らぬまでの段差をつける必要があるため、
ラツプ精度を必要としている。そのため、たわみ
の小さい駆動装置7に近い側に装着する方が好ま
しい。
また本考案のように、完全分離するトリム刃
1,2と刃かえりなしトリム刃3,4,5,6を
同時に装着している場合、刃をとりつける軸長が
長くなり、板巾の狭い板がトリム出来ない場合が
ある。
その場合は、完全分離するトリム刃1,2を刃
かえりなしトリム時に取り外すこととすれば、軸
長を短くでき、上記のようなネツクを回避でき
る。その時トリム刃着脱の時間は必要となるもの
の、完全分離トリム刃と刃かえりなしトリム刃を
取りかえる必要がないため、所要時間は大巾に少
ない。
当所での刃とりかえ時間の実績では、完全分離
トリム刃と刃かえりなしトリム刃を取りかえる時
間は80分、完全分離トリム刃のみ着脱する時間は
5分であつた。
(考案の効果) 本考案は以上述べたように、トリム刃の取付は
軸上に鋼板を完全に分離する通常のトリム刃と鋼
板表面に完全分離に至らぬ程度の切れ目を入れる
刃返りなしトリム刃を組み込み、常時使用出来る
ようにしたものであるから、従来の刃替え時間に
比べて大巾に低減した。
また、目的の異なるトリム刃を交互に使用して
も、板巾精度を損なうことなく切断することが出
来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の実施例を示す全体の概
略斜視図、第2図及び第3図は、本考案装置の実
施例におけるトリム刃の使用状況を示す説明図で
ある。 1……鋼板を完全分離するトリム刃(上刃)、
2……鋼板を完全分離するトリム刃(下刃)、3
……刃かえりなしトリム刃(上刃)、4……刃か
えりなしトリム用調整刃(上刃)、5……刃かえ
りなしトリム刃(下刃)、6……刃かえりなしト
リム用調整刃(下刃)、7……駆動装置、8……
分配減速機、9……分離ロール、10……分離ロ
ール駆動装置、11……減速機、12……モータ
ー、13……ベース、14……ベース、15……
軸、16……板おさえ、17……刃締め付けナツ
ト、18……刃物おさえ、19……スペーサ、2
0……鋼板、21……トリムくず、22……上刃
軸、23……下刃軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 通板する鋼板の板端部を回転する一対の丸刃
    で切断するサイドトリマーにおいて、該トリマ
    ーの切断刃取付軸上に、被切断鋼板を完全に分
    離するトリム刃と被切断鋼板を分離するに至ら
    ぬ程度の切れ目を入れる刃返りなしトリム刃の
    双方をスペーサを介して挿入し、該上下切刃取
    付軸の何れか一方又は両方を左右に移動させ
    て、刃返りなしトリム刃と完全分離用トリム刃
    を交互に使用するように構成した鋼板用サイド
    トリマー。 (2) 被切断鋼板を分離に至らぬ程度の切れ目を入
    れる刃返りなしトリム刃と被切断鋼板を完全に
    分離するトリム刃とを片持型切断刃取付軸上に
    配置するのに、刃返りなしトリム刃を切断刃取
    付軸のネツク側に、又、完全に分離するトリム
    刃を切断刃取付軸の先端側に配置したことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    鋼板用サイドトリマー。
JP5163688U 1988-04-19 1988-04-19 Expired JPH0440813Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5163688U JPH0440813Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5163688U JPH0440813Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01156811U JPH01156811U (ja) 1989-10-27
JPH0440813Y2 true JPH0440813Y2 (ja) 1992-09-25

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ID=31277655

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JP5163688U Expired JPH0440813Y2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010089111A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Jfe Steel Corp 冷延鋼板の製造方法および製造設備

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Publication number Publication date
JPH01156811U (ja) 1989-10-27

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