JPH0440580Y2 - - Google Patents

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JPH0440580Y2
JPH0440580Y2 JP1987024079U JP2407987U JPH0440580Y2 JP H0440580 Y2 JPH0440580 Y2 JP H0440580Y2 JP 1987024079 U JP1987024079 U JP 1987024079U JP 2407987 U JP2407987 U JP 2407987U JP H0440580 Y2 JPH0440580 Y2 JP H0440580Y2
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pot
enamel
aluminum
exterior body
curl
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホーロー外装体内に着脱自在に且つ
弾性的に嵌着されるアルミニウム鍋を備えた鍋に
関する。
〔従来の技術と問題点〕
調理用の鍋には、従来よりホーロー鍋、アルミ
ニウム鍋等がある。
そして、ホーロー鍋は、種々の色彩、模様など
により外観がよく華麗さがあるが、使用中に鍋内
面のホーローが損傷した場合にはホーロー鍋とし
ての機能が低下するため、高価な鍋であるにも拘
らず廃棄されてしまうという欠点があつた。
また、アルミニウム鍋は、内面の弗素樹脂加工
により調理及び洗條に便利であると共に熱伝導が
良好で、しかも低価であるが、外観が単純であ
り、前記ホーロー鍋の華麗さを欠く欠点があるの
で、ホーロー鍋の中にアルミニウム鍋を着脱自在
に収容すれば、ホーロー鍋とアルミニウム鍋との
長所を生かして使用することができるが、挿入さ
れたアルミニウム鍋にがたつきを生じ易く、ねじ
止め等の手段でがたつかないように固定すると、
着脱の操作が面倒になる問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記ホーロー鍋の中にアルミニウム
鍋を着脱自在に嵌着することにより洗浄などを容
易にし、嵌着したときにはあたかも1個の鍋のよ
うに確実に一体化して使用し易くするものであ
り、その手段は、 周壁の上端縁に外方に突出する環状鍔を周設
し、該環状鍔の近傍の周壁に、外方に膨出する環
状の係合用突部を設けたアルミニウム鍋と、 底部の中央部に形成された切欠開口の周縁に、
折り返し状に屈曲形成され、前記アルミニウム鍋
の底壁を載置する載置用カール部を設け、上端に
形成された開口周縁に、折り返し状に屈曲形成さ
れ、前記係合用突部が弾性的に嵌着される係合用
カール部を設けたホーロ外装体とを備えたことを
特徴とするものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
図面において、1はアルミニウム、鉄等を素地
としたホーロー外装体で、該ホーロー外装体1の
上端開口周縁には内方に向けて折り返し状に屈曲
形成される係合用カール部1aを設け、底壁1b
には中央部に円形の切欠開口1aが設けられると
共に、該切欠開口1cの周縁に内方に向けて折り
返し状に屈曲形成される載置用カール部1dが設
けられる。
2は内面に弗素樹脂加工を施したアルミニウム
鍋で、該アルミニウム鍋2の周壁の上端に形成さ
れる開口の周縁には前記ホーロー外装体1の係合
用カール部1a上に当接する環状鍔2aが外側に
向い形成され、該環状鍔2aの下方の近傍には、
外方に膨出し、係合用カール部1aに弾性変形を
伴つて係合する環状の係合用突部2bが形成され
ている。
なお、3はホーロー外装体1の取手、4はホー
ロー製の蓋を示す。
よつて、アルミニウム鍋2をホーロー外装体1
内に挿入し、係合用カール部1aに係合用突部2
bを弾性的に嵌合させると、環状鍔2aが係合用
カール部1aに圧接すると共に、アルミニウム鍋
2の底壁が載置用カール部1dに載置されるの
で、がたつきのない1個の鍋に合体する。
そして、ガス或いは電熱等の加熱源上に載置し
て調理をする際には、ホーロー外装体1の底壁1
bの切欠開口1cを通して熱伝導性の良いアルミ
ニウム鍋2が直接加熱される。
アルミニウム鍋2の洗條に当つては、ホーロー
外装体1の係合用カール部1aとアルミニウム鍋
2の環状鍔2aとの間に木ベラ等を挿入して環状
鍔2aを押上げ、係合用カール部1aと係合用突
部2bとの係合を離脱させる。
前記のように、ホーロー外装体1に対するアル
ミニウム鍋2の着脱自在な収納は係合用カール部
1aと係合用突部2bとの係合離脱であるので、
アルミニウム鍋2を新品と交換するにも極めて容
易である。
〔効果〕
本考案は、ホーロー外装体内に弗素樹脂加工を
内面に施したアルミニウム鍋を挿入すると、係合
用突部が弾性変形して係合用カール部に嵌合する
ので、アルミニウム鍋の着脱が容易であり、アル
ミニウム鍋の底壁と係合用突部とがホーロー外装
体に圧接するので、がたつきのない1個の鍋に合
体する。
従つて、合体した鍋は使用し易く、又、簡単に
分離して洗浄したり、或いは傷んだ方の鍋を交換
することができる。
アルミニウム鍋の成形加工と同時に係合用突部
を形成することができ、ホーロー外装体の成形加
工と同時に係合用カール部、載置用カール部が形
成されるので、アルミニウム鍋を嵌着する係合用
突部、係合用カール部、載置用カール部の加工費
は極めて廉価である利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例の縦断面図である。 1……ホーロー外装体、1a……係合用カール
部、1c……切欠開口、2……アルミニウム鍋、
2b……係合用突部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 周壁の上端縁に外方に突出する環状鍔を周設
    し、該環状鍔の近傍の周壁に、外方に膨出する環
    状の係合用突部を設けたアルミニウム鍋と、 底部の中央部に形成された切欠開口の周縁に、
    折り返し状に屈曲形成され、前記アルミニウム鍋
    の底壁を載置する載置用カール部を設け、上端に
    形成された開口周縁に、折り返し状に屈曲形成さ
    れ、前記係合用突部が弾性的に嵌着される係合用
    カール部を設けたホーロー外装体とを備えたこと
    を特徴とする鍋。
JP1987024079U 1987-02-23 1987-02-23 Expired JPH0440580Y2 (ja)

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JP1987024079U JPH0440580Y2 (ja) 1987-02-23 1987-02-23

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JPS63132621U JPS63132621U (ja) 1988-08-30
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JPS5143902U (ja) * 1974-09-30 1976-03-31

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