JPH044009Y2 - - Google Patents

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JPH044009Y2
JPH044009Y2 JP18579084U JP18579084U JPH044009Y2 JP H044009 Y2 JPH044009 Y2 JP H044009Y2 JP 18579084 U JP18579084 U JP 18579084U JP 18579084 U JP18579084 U JP 18579084U JP H044009 Y2 JPH044009 Y2 JP H044009Y2
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JP
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rail
base plate
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shaped arm
grooves
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JP18579084U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は列車の通過時に発生する音響を緩和し
て消音するレール消音装置に関する。
〔従来の技術〕
レールの使用部分を残して外周面を鉛層とゴム
層の非発音物質を一体として被覆した消音レール
が特開昭49−70310号公報で存在する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記公知の消音レールでは取付けがレール基板
側から包被する構成であるため、レールと非発音
物質とは完然に密着させることができない。従つ
て消音効果は軽減する。
〔問題点を解決するための手段〕
レールの両側壁面に密着させるためなじみ易い
鉛等の軟質金属板からなる消音板を用い、レール
の下面に当てて固定させた台板上のL状作動アー
ムの縦片に設けた押えボルトによつてレール側壁
面に当てた前記消音板を押えつけ密着させるもの
で、特に着脱を簡単に、かつ確実な押え付けの取
付け構造としたものである。
〔作用〕
枕木上のレール基板と床面との〓間部から台板
を挿込み、台板の両端に設けた溝内に横方向から
L状アームの横片を挿入れ、更に台板を駒体を用
いて、駒体に設けた顎をレール基板の端縁に係止
してボルトによつて締付けることによつてレール
基板の下面に密着固定すると共に、レール側壁面
に当てた軟質金属からなる消音板を、台板の溝に
嵌めたL状アームの横片をレール基板側で横片を
係止したL状アームの他方の縦片に設けた押えね
じ軸のねじ込みで、ねじ軸とアームの挺子作用を
利用してバネ状にそらせた押圧板を介して消音板
をレール側壁面に密着固定するものである。
また解除するには、ねじ軸を弛めることによつ
て簡単に解除することができる。
〔実施例〕
1は台板で、この台板1の両端には、レール2
の基板2′に合わせて横方向から溝3,3を設け
ると共に、この溝3,3の対向部には係止片4,
4を残して連続させた溝5,5を設けて構成して
ある。
この台板1は枕木上のレール2の基板2′と床
面の〓間から基板2′の下側に挿込んで位置させ
る。更に台板1には、両端に設けた溝3,3内に
ねじ孔7を設け、このねじ孔7に顎9′を設けた
駒体9に挿込んだボルト8を螺合させ、基板2′
の縁部に顎9′を係止した駒体9の締付けで基板
2′の下面に台板1を密着させ固定する。
10はL状アーム体で、アーム体10の横片1
1の先端には溝5に嵌める段部11′を設けて横
片11を溝3及び5に沿つて横方向から挿込む。
アーム体10の縦片12には上部にねじ孔13
を設け、このねじ孔13に押えねじ軸14をねじ
込み、、このねじ軸14のねじ込みにより後記消
音板15をレール2の側壁面2″に押え付けるよ
うにする。押えねじ軸14は先端を錐状に尖らせ
て消音板15に横設した溝16に嵌めた湾曲する
バネ状の押圧板17のテーパー孔18に嵌めて移
動しないように締付け、この場合アーム体10は
屈折部を中心にして挺子作用が働き強い力で押圧
できる。
〔考案の効果〕
列車の通過時に発生する音響はレールジヨイン
トの衝激音と一般レールの振動軋轢音があり、こ
の金属音はカード、鉄橋等の反響で増幅され長く
持続して公害をもたらせている。従つて本考案は
鉛等の軟質金属の消音板を用いてレール側壁面に
馴ませて押えた時密着させるものである。また鉛
等はレールとお互いにかみ合わない夫々の固有振
動をもつため、音響振動エネルギーを受けても瞬
時にして削減し音響とならない。更に伝達も音響
振動がお互いに相殺されて局部的に消去され伝達
されない従つて余いんも生じない。
更に取付け構造も、台板をレール基板と床面の
〓間から挿込んで自由な位置で取付けてL状アー
ムの挺子作用とねじ軸の締付けで押付け密着固定
するため、押付け位置の選定が自由で、更にL状
アームを用いて一端はレール基板に係止し、他端
には押圧ねじ軸を設けてねじ込むことによつて、
挺子作用とねじ軸の締付けとにより押付けるので
弛みがなく確実な押付けができる。また構造も簡
単で着脱が容易である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るレール消音装置の一実施例
を示したもので、第1図は斜視図、第2図は第1
図X−X線の縦断側面図、第3図は正面図、第4
図は分解斜視図である。 1……台板、2……レール、2′……基板、3,
5……溝、4……係止片、6……枕木、7……ね
じ孔、8……ボルト、9……駒材、9′……顎、
10……アーム体6、11……横片、11′……
段部、12……縦片、13……ねじ孔、14……
押えねじ軸、15……消音板、16……溝、17
……押圧板、18……テーパー孔、W……床面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端部にL状アームの横片を嵌める横方向の溝
    を設けてなる台板を、レール基板と床面の〓間内
    にレールを中央になるようにして挿入し、この台
    板を顎部を設けた駒体とボルトによりレール基板
    の下面に締付け固定し、更に台板の前記各々の溝
    には、レールを間にして前記L状アームの横片を
    横方向から対向させて挿入し、更にL状アームの
    縦片には、レールの両側壁に当てた鉛等軟質金属
    の消音材を押圧板を介して押圧密着させるボルト
    を螺合させたレール消音装置。
JP18579084U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH044009Y2 (ja)

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JP18579084U JPH044009Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP18579084U JPH044009Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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Publication Number Publication Date
JPS61102602U JPS61102602U (ja) 1986-06-30
JPH044009Y2 true JPH044009Y2 (ja) 1992-02-06

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JPS61102602U (ja) 1986-06-30

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