JPH0439867B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439867B2 JPH0439867B2 JP62179427A JP17942787A JPH0439867B2 JP H0439867 B2 JPH0439867 B2 JP H0439867B2 JP 62179427 A JP62179427 A JP 62179427A JP 17942787 A JP17942787 A JP 17942787A JP H0439867 B2 JPH0439867 B2 JP H0439867B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- light
- leather
- transmitting
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 14
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 14
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 4
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 17
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 5
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 5
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000001023 inorganic pigment Substances 0.000 description 2
- 239000004408 titanium dioxide Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000012860 organic pigment Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、ラケツトに用いられるガツトに関
する。
する。
テニスやバドミントン等のラケツトの美観を向
上させるため、模様入りのガツト等が用いられる
ようになつてきた。
上させるため、模様入りのガツト等が用いられる
ようになつてきた。
そして、最近は、美観が優れるとともに、強度
も優れ、さらに、試合にも有利なラケツト用ガツ
トが求められている。
も優れ、さらに、試合にも有利なラケツト用ガツ
トが求められている。
この発明は、このような事情に鑑みてなされた
ものであつて、美観および強度が非常に優れ、し
かも試合に有利なラケツト用ガツトを提供するこ
とを目的としている。
ものであつて、美観および強度が非常に優れ、し
かも試合に有利なラケツト用ガツトを提供するこ
とを目的としている。
前記のような目的を達成するため、発明者は研
究を重ねた。その結果、芯となる糸の周囲に、光
透過性を有する糸とこれよりも細い糸とを配置す
るようにし、光透過性を有する糸の一部のみが露
出するようにしてその上から不透明の樹脂により
コーテイングするようにすればよいということを
見出し、ここに、この発明を完成した。
究を重ねた。その結果、芯となる糸の周囲に、光
透過性を有する糸とこれよりも細い糸とを配置す
るようにし、光透過性を有する糸の一部のみが露
出するようにしてその上から不透明の樹脂により
コーテイングするようにすればよいということを
見出し、ここに、この発明を完成した。
したがつて、この発明は、光透過性を有する糸
とこれよりも細い糸とが芯となる糸の周囲に配置
され、前記光透過性を有する糸の外側端部のみが
露出し、これよりも細い糸は露出しないようにし
て、これらの上から不透明の樹脂でコーテイング
されてなるラケツト用ガツトをその要旨としてい
る。
とこれよりも細い糸とが芯となる糸の周囲に配置
され、前記光透過性を有する糸の外側端部のみが
露出し、これよりも細い糸は露出しないようにし
て、これらの上から不透明の樹脂でコーテイング
されてなるラケツト用ガツトをその要旨としてい
る。
以下に、この発明を詳しく説明する。
第1図は、この発明にかかるラケツト用ガツト
の1実施例を示している。図にみるように、この
ラケツト用ガツトは、太い芯糸1の周囲に、光透
過性を有する皮糸2とこれよりも細い皮糸3が配
置されるようにして紐体とされている。そして、
この紐体の表面は、不透明(光遮蔽性)の樹脂4
により被覆されている。皮糸2の外側端部のみは
露出している。
の1実施例を示している。図にみるように、この
ラケツト用ガツトは、太い芯糸1の周囲に、光透
過性を有する皮糸2とこれよりも細い皮糸3が配
置されるようにして紐体とされている。そして、
この紐体の表面は、不透明(光遮蔽性)の樹脂4
により被覆されている。皮糸2の外側端部のみは
露出している。
このラケツト用ガツトは、たとえば、つぎのよ
うにしてつくることができる。まず、芯糸1の周
面に、これを覆うようにして皮糸2,3を巻きつ
けて紐体を得る。つぎに、皮糸2の外側端部を露
出させるようにして、この紐体の表面を樹脂4に
より被覆する。樹脂4は、光遮蔽性を有する物
質、たとえば、無機、有機系の顔料を含ませて、
不透明にするようにするとよい。無機顔料として
は、たとえば、二酸化チタン等があげられる。皮
糸2と3とは直径が異なつており、直径の大きい
皮糸2には樹脂4がつきにくいので、皮糸2の外
側端部を露出させるようにすることは、簡単にで
きる。
うにしてつくることができる。まず、芯糸1の周
面に、これを覆うようにして皮糸2,3を巻きつ
けて紐体を得る。つぎに、皮糸2の外側端部を露
出させるようにして、この紐体の表面を樹脂4に
より被覆する。樹脂4は、光遮蔽性を有する物
質、たとえば、無機、有機系の顔料を含ませて、
不透明にするようにするとよい。無機顔料として
は、たとえば、二酸化チタン等があげられる。皮
糸2と3とは直径が異なつており、直径の大きい
皮糸2には樹脂4がつきにくいので、皮糸2の外
側端部を露出させるようにすることは、簡単にで
きる。
この発明にかかるラケツト用ガツトは、表面に
不透明部分と光透過性部分が現れるので、美観が
非常に優れている。また、芯糸の周囲に皮糸を配
置するようにしているので、強度も非常に優れて
いる。さらに、光透過性を有する皮糸の外側端部
を樹脂コーテイングより露出させるようにしてい
るので、ガツト周面が平滑でなく、このため、ス
ピンやスライス等がかけやすくなつて、試合に非
常に有利である。
不透明部分と光透過性部分が現れるので、美観が
非常に優れている。また、芯糸の周囲に皮糸を配
置するようにしているので、強度も非常に優れて
いる。さらに、光透過性を有する皮糸の外側端部
を樹脂コーテイングより露出させるようにしてい
るので、ガツト周面が平滑でなく、このため、ス
ピンやスライス等がかけやすくなつて、試合に非
常に有利である。
なお、芯糸の周囲に配置される、光透過性を有
する皮糸およびこれよりも細い糸の数は特に限定
されない。樹脂コーテイングの表面を染料等によ
り着色するようにすると、ガツトの美観が一層向
上する。また、光透過性を有する皮糸およびこれ
よりも細い糸を螺旋状に配置したり、芯糸として
光透過性を有する物を用いるようにしても、美観
を一層向上させることができる。紐体は、光透過
性を有する糸とこれよりも細い糸とを製紐してな
る編組物の芯部に芯糸を配置するようにして得る
ようにしてもよい。この場合は、光透過性を有す
る糸の外側端部は、全長の少なくとも一部が露出
するようであればよい。
する皮糸およびこれよりも細い糸の数は特に限定
されない。樹脂コーテイングの表面を染料等によ
り着色するようにすると、ガツトの美観が一層向
上する。また、光透過性を有する皮糸およびこれ
よりも細い糸を螺旋状に配置したり、芯糸として
光透過性を有する物を用いるようにしても、美観
を一層向上させることができる。紐体は、光透過
性を有する糸とこれよりも細い糸とを製紐してな
る編組物の芯部に芯糸を配置するようにして得る
ようにしてもよい。この場合は、光透過性を有す
る糸の外側端部は、全長の少なくとも一部が露出
するようであればよい。
つぎに、より具体的な実施例について説明す
る。
る。
芯糸として、径0.87mmのナイロン糸、光透過性
の皮糸として、径0.28mmのナイロン糸、光透過性
の皮糸よりも細い皮糸として、径0.16mmのナイロ
ン糸、コーテイング樹脂として、二酸化チタンを
含むナイロン樹脂を、それぞれ、用いることとす
るとともに、芯糸を1本、光透過性の皮糸4本、
光透過性の皮糸よりも細い皮糸を13本、それぞ
れ、用いることとし、芯部に皮糸を巻きつけて紐
体をつくつたのち、樹脂コーテイングを行つて、
第1図に示されている構造のラケツト用ガツトを
つくつた。紐体時の系は1.43〜1.44mm、最終径は
1.37〜1.38mmであつた。
の皮糸として、径0.28mmのナイロン糸、光透過性
の皮糸よりも細い皮糸として、径0.16mmのナイロ
ン糸、コーテイング樹脂として、二酸化チタンを
含むナイロン樹脂を、それぞれ、用いることとす
るとともに、芯糸を1本、光透過性の皮糸4本、
光透過性の皮糸よりも細い皮糸を13本、それぞ
れ、用いることとし、芯部に皮糸を巻きつけて紐
体をつくつたのち、樹脂コーテイングを行つて、
第1図に示されている構造のラケツト用ガツトを
つくつた。紐体時の系は1.43〜1.44mm、最終径は
1.37〜1.38mmであつた。
この実施例は、強力が75〜78Kg、伸度が27〜32
%、結節強力が40〜50Kgであつて、強度が非常に
優れていた。また、美観にも優れ、スピンやスラ
イス等がかけやすいものであつた。
%、結節強力が40〜50Kgであつて、強度が非常に
優れていた。また、美観にも優れ、スピンやスラ
イス等がかけやすいものであつた。
この発明にかかるラケツト用ガツトは、光透過
性を有する糸とこれよりも細い糸とが芯となる糸
の周囲に配置され、前記光透過性を有する糸の外
側端部のみが露出し、これよりも細い糸は露出し
ないようにして、これらの上から不透明の樹脂で
コーテイングされてなるので、美観および強度が
非常に優れ、しかも試合に有利である。
性を有する糸とこれよりも細い糸とが芯となる糸
の周囲に配置され、前記光透過性を有する糸の外
側端部のみが露出し、これよりも細い糸は露出し
ないようにして、これらの上から不透明の樹脂で
コーテイングされてなるので、美観および強度が
非常に優れ、しかも試合に有利である。
第1図はこの発明にかかるラケツト用ガツトの
1実施例の縦断面図である。 1……芯糸、2……光透過性を有する皮糸、3
……光透過性を有する皮糸よりも細い皮糸、4…
…不透明の樹脂。
1実施例の縦断面図である。 1……芯糸、2……光透過性を有する皮糸、3
……光透過性を有する皮糸よりも細い皮糸、4…
…不透明の樹脂。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光透過性を有する糸とこれよりも細い糸とが
芯となる糸の周囲に配置され、前記光透過性を有
する糸の外側端部のみが露出し、前記細い糸は露
出しないようにして、これらの上から不透明の樹
脂でコーテイングされてなるラケツト用ガツト。 2 光透過性を有する糸が螺旋状となつている特
許請求の範囲第1項記載のラケツト用ガツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62179427A JPS6422264A (en) | 1987-07-18 | 1987-07-18 | Gut for racket |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62179427A JPS6422264A (en) | 1987-07-18 | 1987-07-18 | Gut for racket |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6422264A JPS6422264A (en) | 1989-01-25 |
JPH0439867B2 true JPH0439867B2 (ja) | 1992-06-30 |
Family
ID=16065669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62179427A Granted JPS6422264A (en) | 1987-07-18 | 1987-07-18 | Gut for racket |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6422264A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412768A (ja) * | 1990-05-01 | 1992-01-17 | Goosen:Kk | 合成樹脂ガット |
-
1987
- 1987-07-18 JP JP62179427A patent/JPS6422264A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6422264A (en) | 1989-01-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S533 | Written request for registration of change of name |
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