JPH0439576B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439576B2
JPH0439576B2 JP5994786A JP5994786A JPH0439576B2 JP H0439576 B2 JPH0439576 B2 JP H0439576B2 JP 5994786 A JP5994786 A JP 5994786A JP 5994786 A JP5994786 A JP 5994786A JP H0439576 B2 JPH0439576 B2 JP H0439576B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
heat exchanger
refrigerant inlet
air conditioner
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5994786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62217033A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5994786A priority Critical patent/JPS62217033A/ja
Publication of JPS62217033A publication Critical patent/JPS62217033A/ja
Publication of JPH0439576B2 publication Critical patent/JPH0439576B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷暖房機能を有する空気調和機の室外
側送風装置の回転音によるうなり音防止と併せて
暖房運転時の低外気温時の暖房性能とを同時に解
決する空気調和機の送風装置に関する。
従来の技術 従来、複数個の電動機、同一形状のプロペラフ
アンを同一筐体内に収納した空気調和機室外側の
送風装置による回転音のうなり音を防止する方法
として、上下分割した熱交換器の上側の電動機を
下側の電動機に対し、プロペラフアンの羽根枚数
と回転数との積の差が400以上離れるようにする
方法がある。(例えば実公昭59−14679号公報) 前記、従来技術による例を第4図に示す。
同図は、室内側熱交換器る上側熱交換器6aと
下側熱交換器7aとに分割し、上側電動機2aと
下側電動機3aとの回転数の関係をプロペラフア
ン4aの羽根枚数と、それぞれの電動機2a,3
aの回転数との積の差が400以上、上側の積が、
下側の積よりも大なるように設定したものであ
る。
上記構成によれば、プロペラフアンの騒音の
内、羽根枚数Zと回転数N(rpm)の積で示され
る回転音f=ZN/60(HZ)を有する複数個のプ
ロペラフアンによるうなり音の発生を、ほとんど
感知できない程度とすることが可能となる。併せ
て上下熱交換器で凝縮した冷媒が1本の配管でま
とめられる事で各々の熱交換器の出口に於て、熱
交換器1個分の冷媒液柱差による圧力差発生のた
め下側熱交換器7aに比べ、上側熱交換器6aを
通過する冷媒循環量が大となるため、上側電動機
2aの回転数を下側電動機の回転数よりも前記の
如く大とする事で熱交換器効率が増大できる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来技術の構成によれば、上
下の回転数差を主に冷房時の熱交換器負荷が常時
一定条件下で設定しているが、近年の冷暖房機能
を有する空気調和機に対して上記構成を用いた場
合、特に暖房運転時の低外気温時、熱交換器に着
霜が生じ、熱交換器の全面に渡り成長し、熱交換
器負荷が極端に増大する場合、上側電動機と下側
電動機とでは当初から回転数差(電動機の有する
出力カトル7差)が存在するため、負荷の増大に
伴い、上側電動機と下側電動機の回転数差が徐々
に拡大下側回転数が下降傾向し、全面着霜の状態
に至つては、当初設定の羽根枚数と回転数差の積
(400)の値よりも大となり、実質的な風量も比較
的に減少するため、暖房能力の減少が極端とな
る。
以上の現象は、電動機出力の小なるもの程、ま
た熱交換器と送風装置との距離が拡大される構成
となる程、さらに、熱交換器構成はそのままで、
送風装置を水平に並列に配置する程、顕著となる
傾向がある。
前述の如く、従来技術による構成は、暖房運転
での特に着霜温度条件下での暖房性能が維持でき
ないという問題を有していた。
本発明は、水平、並列に複数個の送風装置を有
する冷暖房可能な空気調和機の室外側プロペラフ
アンによるうなり音防止と暖房運転時、特に低外
気温条件下での暖房性能向上を図ることを目的と
する。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明では、空
気調和機の室外側ユニツトの中に、水平並列に設
置した、プロペラフアンと電動機により構成され
る複数個の送風装置において、熱交換器低負荷時
(冷房運転時および、暖房運転での未着霜時)の
左右の送風装置の回転数の関係を以下の如く設定
する。即ち、熱交換器冷媒出入口側とは反対側に
位置する送風装置の回転数を、冷媒出入口側の送
風装置の回転数よりも、大なるように設定し、そ
の回転数差を、プロペラフアンの羽根枚数と回転
数との積の差が400以上となるようにする。また
暖房運転時、特に低外気温着霜条件下での暖房性
能を向上させるために電動機の高負荷時出力(一
般に停動トルクと称する)の値を、熱交換器の冷
媒出入口側に設けた電動機の停動トルクの方が、
冷媒出入口側とは反対側に位置する電動機の停動
トルクよりも大なるように設定する。
作 用 上記の如く、水平並列に配設した送風装置の電
動機の特性を設定することにより、本発明の空気
調和機は、複数個のプロペラフアンが、それぞれ
独自に有する回転音の相互干渉により発生するう
なり音をほとんど感じない程度まで低減できる事
と併せて、暖房運転時、特に低外気温着霜条件下
での暖房性能の向上を図ることが可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例による空気調和機の送
風装置を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の送風装置を有する空気調和
機室外ユニツトの外観図である。1は本体であ
り、本体1内には室外側熱交換器2と水平に並列
に配列された左右送風装置(プロペラフアンと電
動機)および、圧縮機、絞り装置、四方弁(いず
れも図示せず)吹出し前面グリル12等を備えて
いる。
次に第2図により本体1の内部構成を説明す
る。
同図において、2は熱交換器、3は左側送風装
置、4は右側送風装置、5はプロペラフアン、6
は圧縮機、7は送風回路と圧縮機室とを仕切る仕
切壁である。同図に示すように熱交換器2の冷媒
出入口8側には左側送風装置3を設け冷媒出入口
側8の反対には右側送風装置4を設けている。冷
房および暖房運転時の送風装置3および4の運転
により空気流は熱交換器2側から吸い込まれ、プ
ロペラフアン5、エアガイダ9を経て外部に放出
される。
左側送風装置3と右側送風装置4との回転数の
関係は冷房運転時、および暖房運転の未着霜時に
は、右側送風装置4の方が左側送風装置3の回転
数よりもプロペラフアン5の羽根枚数と、左右の
回転数の差との積の値が400以上、大となるよう
に設定されている。
この設定により、プロペラフアンが回転中にそ
ぞれ保有する回転音(羽根枚数Zと回転数Nとの
積の値)成分周波数の相互干渉により発生するう
なり音をほとんど感知できない程度まで低減する
ことが可能となる。
また、左側送風装置3の電動機10と右側送風
装置4の電動機11の停動トルクの設定を、左側
送風装置3の電動機10の方を、右側送風装置4
の電動機11よりも大とする事により、暖房運転
時の低外気温着霜条件下で、室外熱交換器の表面
に着霜が成長するのに伴い、熱交換器の通風抵抗
が小なる低負荷時から回転数が右側の回転数より
も小なる左側送風装置3のプロペラフアン5の回
転数は、右側送風装置4のプロペラフアン5に比
べ急速に落ち込もうとするが、停動トルクが前述
の如く設定されているために、回転数が急速な落
ち込みが抑制され、風量の急速な減少を防止する
事が可能となり暖房能力の急激な落ち込みを防止
し、維持する。
第3図は、暖房運転時の低外気温着霜条件下で
の空気調和機の暖房性能を示すものである。同図
aは、左右送風装置3,4のプロペラフアン5の
回転数差を設けた従来技術のみを採用した場合を
示す。同図bは左右送風装置3,4のプロペラフ
アン5の回転数差を設けさらに停動トルクの設定
も実施した本発明による技術を採用した場合を示
す。横軸方向に温度軸t、縦軸方向に時間軸Tを
示す。
第3図aにおいて室外側熱交換器2の着霜の成
長に伴い、左右側送風装置3のプロペラフアン5
の回転数が急速に落ち込む従来技術のみの採用に
よる構成においては、室外側の風量の急速な落ち
込みに伴い、室内側の吹出し温度Taも急速に低
下する。しかしながら同図bの本発明の技術を採
用した構成においては、室外側の急速な風量の落
ち込みを抑制できるため、室内側の吹出し温度
Tbは低下しにくくなり暖房性能の維持が可能と
なる。
発明の効果 本発明は、熱交換器冷媒出入口側とは反対側に
位置する送風装置の回転数を、冷媒出入口側の送
風装置の回転数よりも、大なるように設定し、そ
の回転数差をプロペラフアンの羽根枚数と回転数
との積の差が400以上となるようにし、また熱交
換器の冷媒出入口側に設けた電動機の停動トルク
の方が、冷媒出入口側とは反対側に位置する電動
機の停動トルク7よりも大なるように設定するこ
とにより複数個のプロペラフアンが、それぞれ独
自に有する回転音の相互干渉により発生するうな
り音をほとんど感じない程度まで低減できる事と
併せて、暖房運転時、特に低外気温着霜条件下で
の暖房性能の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の送風装置を具備した冷暖房兼
用空気調和機の室外ユニツトの外観図、第2図
a,bは同室外ユニツトの内部構成を示す平面図
および正面図、第3図aは、従来の技術による送
風装置を備えた空気調和機の暖房時、特に低外気
温着霜条件にて運転した場合の室内側吹出し温度
の経時変化を主とした温度一時間チヤート、同図
bは本発明による送風装置を備えた空気調和機の
暖房時、特に低外気温度着霜条件にて運転した場
合の室内側吹出し温度の経時変化を主とした温度
一時間チヤート、第4図は従来例を示す空気調和
機の概略構成図である。 1……本体、2……室外側熱交換器、3……左
側送風装置、4……右側送風装置、5……プロペ
ラフアン、6……圧縮機、7……仕切壁、8……
冷媒出入口、9……エアガイダ、10,11……
電動機、12……吹出し全面グリル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧縮機、室内側熱交換器、室内側送風装置、
    室外側熱交換器、室外側送風装置、絞り装置およ
    び四方弁を具備するヒートポンプ式冷暖房空気調
    和機の室外側送風装置に、同一形状のプロペラフ
    アンと電動機を1つの筐体内に複数個、左右並列
    に配設し、室外側熱交換器の冷媒出入口側に相反
    する側の送風装置の回転数を、プロペラフアンの
    羽根枚数と回転数との積が、熱交換器冷媒出入口
    側の送風装置のプロペラフアンの羽根枚数と回転
    数の積よりも大きくなるように電動機の回転数を
    設定し、冷媒出入口側に配設した送風装置の電動
    機の停動トルクを冷媒出入口側に相反する側の送
    風装置の電動機の停動トルクよりも大なるように
    設けた空気調和機の送風装置。
JP5994786A 1986-03-18 1986-03-18 空気調和機の送風装置 Granted JPS62217033A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5994786A JPS62217033A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 空気調和機の送風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5994786A JPS62217033A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 空気調和機の送風装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62217033A JPS62217033A (ja) 1987-09-24
JPH0439576B2 true JPH0439576B2 (ja) 1992-06-30

Family

ID=13127848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5994786A Granted JPS62217033A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 空気調和機の送風装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62217033A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4827313A (en) * 1988-07-11 1989-05-02 Xerox Corporation Mechanism and method for controlling the temperature and output of an amalgam fluorescent lamp
JP5956743B2 (ja) * 2011-11-29 2016-07-27 日立アプライアンス株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62217033A (ja) 1987-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108488920B (zh) 空调器及其控制方法、装置
KR20110085646A (ko) 송풍장치 및 이를 구비하는 실외기
JP3327082B2 (ja) 一体型空気調和機
CN2769725Y (zh) 柜式多出风口空调器
CN206469381U (zh) 一种空调室外机
JPH0432634A (ja) 空気調和機
JPH0439576B2 (ja)
CN1987281B (zh) 换气兼用热交换装置
CN215765407U (zh) 空调室内机
JPH0448142A (ja) 空気調和機
JPH08152187A (ja) 空気調和機
JPH09133402A (ja) 壁埋込形空気調和機
CN114263982B (zh) 空调室内机、空调器及其控制方法
JPH10176861A (ja) 空気調和機
JP3594333B2 (ja) 熱交換器
JPH07293934A (ja) 空気調和機
JPH10185280A (ja) 空気調和装置
CN1178889A (zh) 图框式可堆叠相接的空调室内机
JP3241189B2 (ja) ヒートポンプ式空気調和機
JPH0554938U (ja) 空気調和機
JPH0749289Y2 (ja) 空気調和機
JPH0124978B2 (ja)
JPS5818136Y2 (ja) 冷暖房装置
JPH0245691Y2 (ja)
JPH09145097A (ja) 空気調和機