JPH0439542Y2 - - Google Patents

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JPH0439542Y2
JPH0439542Y2 JP1985005284U JP528485U JPH0439542Y2 JP H0439542 Y2 JPH0439542 Y2 JP H0439542Y2 JP 1985005284 U JP1985005284 U JP 1985005284U JP 528485 U JP528485 U JP 528485U JP H0439542 Y2 JPH0439542 Y2 JP H0439542Y2
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JP
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livestock
feed
weighing
weight
receiver
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JP1985005284U
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JPS61205034U (ja
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、家畜に対して飼料を供給することが
出来ると共に、家畜が飼料を食べている間にその
家畜の体重を正確に計量することが出来る装置に
関するものである。
従来技術 従来の家畜の計量装置としては、ロードセルを
使用し、その台の上に家畜を連れてきて、家畜を
おとなしくさせた状態に置いて計量するというも
のがある。
また、給餌装置としては、家畜の首にそれぞれ
異なる周波数を発振する発振機を取り付け、また
飼料供給装置を有する飼槽に受信機を取り付けた
ものにおいて、受信機からの家畜の個別信号に従
つてコンピユータが予め割り当てられた飼料を飼
槽に供給するようになつた装置がある。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の計量装置では、家畜を計
量する場合にロードセルの上に家畜を連れて行か
ねばならず、人手を必要としていた。また家畜が
おとなしければ良いが暴れた場合には人が怪我を
する危険もあつた。そして更に、計量中に多少で
も家畜が動けば計量値が変動するために、正確な
計量が出来ないといつた難点があつた。
また、従来の給餌装置の場合には、各家畜に合
わせて飼料を供給することができるため便利では
有るが、単にコンピユータは家畜への飼料の供給
にのみ使用されているため、コンピユータの機能
が充分に生かされていないといつた問題点があつ
た。
そこで本考案は、かかる従来技術の欠点に鑑み
家畜の計量を自動化することによつて、人手不足
を解消すると共に人が怪我をする危険を無くする
こと、家畜の計量をより正確にすること及び従来
の給餌装置に使用されるコンピユータをより有効
に利用することが可能な給餌器付体重計量装置を
提供することにある。
問題を解決するための具体的手段 すなわち本考案は、各家畜に装着された特定周
波数の電波を発振する複数の発振器と、家畜に飼
料を供給するためのストール枠により仕切られた
飼槽と、該飼槽に対して計量された飼料を供給す
る飼料供給用ホツパーと、飼槽前でストール枠内
に設置された家畜計量計と、前記ストール枠内に
入場した家畜の発振器から発せられた電波を検波
する飼槽に装着された受信器と、前記受信器及び
飼料供給用ホツパー並びに家畜計量計と結線さ
れ、前記受信器からの検波信号を受け家畜を識別
し、識別後に飼料供給用ホツパーに所定量の飼料
供給の指示を行なうと共に家畜計量計に計量の指
示を行い、該家畜計量計からの体重測定データを
受け体重を算出するコンピユータとからなる給餌
器付体重計量装置により本目的を達成する。
作 用 本考案にかかる装置では、家畜の首に取り付け
たそれぞれ異なる周波数の電波を発振する発振器
を取り付けた場合において、先ず学習の結果家畜
が自ら飼料をストール枠により仕切られた飼槽へ
食べに行くと、必ずロードセル方式等家畜計量計
の上に乗ることになる。すると飼槽に装着された
受信器によつてその家畜の発振する電波が検波さ
れ、コンピユータにその検波信号が入力される。
周波数が入力されると予めインプツトされた家畜
特有の飼料供給量が飼料供給用ホツパーへ指示さ
れ、該ホツパーから飼槽に飼料が供給される。
そしてこの供給された飼料を食べている間に家
畜は計量計の上でおとなしくしている。その間計
量計から家畜の重量信号がコンピユータに入力さ
れるので、コンピユータは一定の間隔で入力され
た重量データに基づき平均値の状態で算出するこ
とができるので、正確な家畜の重量を測定するこ
とが出来る。
実施例 以下本考案を図示された実施例に従つて詳細に
説明する。
第1図において、1は家畜の飼槽であり、その
内部には各家畜の首部に装着された特定周波数の
電波を発振する発振器2からの電波を受信する為
の受信器3が装着されている。飼槽1は上部に設
けたダクト4を介して飼料供給用ホツパー5と接
続されている。この飼料供給用ホツパー5の下方
には、制御器6からの指示に従い所定の飼料を供
給することが出来るように飼料供給用のモータ5
aと計量装置7が設置されている。また飼槽1の
入口正面には、ロードセル8からなる計量計9が
設置されている。
尚計量計には、家畜が計量計9からはみださな
いようにストール枠10が設けられている。計量
計9は、体重表示計11を介して後述する機能を
有するコンピユータ12と接続(結線)されてい
る。このコンピユータ12はさらに飼料の供給量
を指示するべく制御器6に接続されている。
なお13はデイスプレイ装置、14は記憶装置
及び15はプリンターである。又本実施例では、
受信器3と制御器6とが接続されており、受信器
3で検波した周波数のデータは制御器6を介して
コンピユータ12に入力されるようになつてい
る。
以上のような構成において、コンピユータ12
は第2図のフローチヤートに示すような機能を有
する。まず予めコンピユータ12には、個々の家
畜に与えるべき飼料供給量が入力されている。そ
のような状態において、計量計9上に飼料を求め
て家畜が乗つた場合に、家畜の首部に装着された
発振器2から発振される電波を受信器3が検波
し、その周波数値が制御器6を介してコンピユー
タ12に入力される。その結果コンピユータ12
は計量計上に家畜がいるかいないかを判別する。
家畜の存在が確認された時、コンピユータ12は
入力された周波数値から家畜識別番号を識別し、
さらにその家畜が初めて飼槽1に来たものかどう
か確認した後、制御器6に対して予め入力されて
いる家畜識別番号に対応した飼料供給量の供給を
指示する。その結果制御器6からの指示に従い飼
料供給用ホツパー5から飼槽1に飼料が供給され
る。そして家畜はその与えられた飼料を食べ始め
る。
次にコンピユータ12は体重計測に移り、体重
表示計11から送られてくるデータについて予備
計測してデータが安定しているか確認したのち一
定間隔毎に体重データをn回読み込む。もしデー
タが安定していないときには、体重測定を実行せ
ずに次のルーチンに移る。体重計測が終わつた後
に体重計算ルーチンに移る。体重計算はまず体重
計測データの有無を確認の上、n回のデータにつ
いて総加平均値μを計算すると共にその標準偏差
σを計算し、さらに計測値の最大値及び最小値を
算出する。この算出された値は、コンピユータ1
2に各家畜の体重データとして、メモリーされる
と共に、デイスプレイ装置13によつてその値が
表示される。
尚、本実施例では受信器3を飼槽内部に装着し
ているが、これに限定されるものではなく外部に
装着しても良い。
従つて本考案にかかる装置によれば家畜が飼槽
に行くだけで家畜に所定の飼料が供給されると共
に、作業者を必要とせずとも各家畜の体重を正確
に計量及び記録することが出来る。
考案の効果 以上述べたように本考案にかかる給餌器付体重
計量装置は、従来の装置が家畜の計量に2〜3名
の労力と相当の時間を必要としていたが、コンピ
ユータの制御によつて自動的に家畜の体重を測定
することが出来る為、労力を大幅に軽減すること
が出来る。
また従来の計測では、大型の家畜を計量すると
きに家畜が暴れ家畜自身がけがをしたり、作業者
が負傷したりする等の事故が発生していたが、ス
トール枠で仕切る本考案の装置によればこのよう
な心配が一切無くなる。
従来の装置における家畜の体重測定は、家畜が
少しでも動くだけで計量値に誤差が出ていたが、
本考案にかかる装置では、給餌器と一体になつて
いるため家畜が一番おとなしい状態で計量出来る
と共に、一回の計量だけでなくn回計量した値の
平均値μで出すようにしていること及び標準偏差
を算出しバラツキを出すことが出来るので測定値
はかなり正確なものといえる。
さらに、従来の給餌器は単に各家畜の飼料供給
量を飼料供給用ホツパーに指示するために高価な
コンピユータを使用していたが、本考案にかかる
装置では、飼料の供給と体重の計量の双方にコン
ピユータを利用することになるため、コンピユー
タの有効利用をすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる給餌器付体重測定装
置の概略図、第2図a,b,c,dはコンピユー
タの機能を示すフローチヤートであり、aはメイ
ンルーチン、bは給餌ルーチン、cは体重計測ル
ーチン、dは体重計算ルーチンである。 1……飼槽、2……発振器、3……受信器、4
……ダクト、5……飼料供給用ホツパー、6……
制御器、7……計量装置、8……ロードセル、9
……計量計、10……ストール枠、11……体重
表示計、12……コンピユータ、13……デイス
プレイ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各家畜に装着された特定周波数の電波を発振す
    る複数の発振器と、家畜に飼料を供給するための
    ストール枠により仕切られた飼槽と、該飼槽に対
    して計量された飼料を供給する飼料供給用ホツパ
    ーと、飼槽前でストール枠内に設置された家畜計
    量計と、前記ストール枠内に入場した家畜の発振
    器から発せられた電波を検波する飼槽に装着され
    た受信器と、前記受信器及び飼料供給用ホツパー
    並びに家畜計量計と結線され、前記受信器からの
    検波信号を受け家畜を識別し、識別後に飼料供給
    用ホツパーに所定量の飼料供給の指示を行なうと
    共に家畜計量計に計量の指示を行い、該家畜計量
    計からの体重測定データを受け体重を算出するコ
    ンピユータとからなる給餌器付体重計量装置。
JP1985005284U 1985-01-18 1985-01-18 Expired JPH0439542Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985005284U JPH0439542Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JP1985005284U JPH0439542Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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JPS61205034U JPS61205034U (ja) 1986-12-24
JPH0439542Y2 true JPH0439542Y2 (ja) 1992-09-16

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ID=30481648

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JP1985005284U Expired JPH0439542Y2 (ja) 1985-01-18 1985-01-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536476Y2 (ja) * 1988-07-26 1997-05-21 株式会社 宝計機製作所 子牛の計量に適した簡易体重計

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5572826A (en) * 1978-11-27 1980-06-02 Toshiba Corp Control system for weighing vehicle
JPS5614920A (en) * 1979-07-17 1981-02-13 Toshiba Corp Measuring device for weight of multiaxle vehicle
JPS58832A (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 中部飼料株式会社 家畜の管理方法と装置

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JPS61205034U (ja) 1986-12-24

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