JP2536476Y2 - 子牛の計量に適した簡易体重計 - Google Patents

子牛の計量に適した簡易体重計

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JP2536476Y2
JP2536476Y2 JP1988099513U JP9951388U JP2536476Y2 JP 2536476 Y2 JP2536476 Y2 JP 2536476Y2 JP 1988099513 U JP1988099513 U JP 1988099513U JP 9951388 U JP9951388 U JP 9951388U JP 2536476 Y2 JP2536476 Y2 JP 2536476Y2
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寛 政田
正善 千原
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株式会社 宝計機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、子牛の計量に適した簡易体重計に係り、よ
り詳細には、動揺物体である子牛等の大型動物を、簡単
な構成でもって安定状態で計量できるようにした簡易体
重計に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来、子牛等を計量するための専用の簡易な構成の体
重計はなく、通常、各農家等においては、台秤やバネ秤
などを用いている。すなわち、各農家においては、子牛
等の飼育を行っているが、母牛の泌乳能力判断をするた
め、定期的に、台秤等を用いて、人が『子牛』等を抱え
たり、籠に載せたりして体重計量を行っている。
しかし、子牛等の被計量物は、揺動物体であるため、
計量時に定置するとは言えず、簡単にその計量ができな
いのが現状である。
そこで、近年、子牛その他の動揺物体等の被計量物の
計量するのに、周囲に移動防止柵を設けると共に、被計
量物載置台の下部に複数個の台秤(通常の体重計を使
用)を併置した構成とし、被計量物を該台秤上に誘導・
載置して、台秤の目盛りを測定することで計量すること
が提案されている(実開昭63-193328号、同61-205034号
公報参照)。
そして、このような体重計によれば、簡単な構成でも
って、被計量物の計測ができるという利点を有してい
る。
しかし、上述した体重計の場合、次ぎのような問題が
ある。すなわち、 被計量物が子牛等の大型動物の場合、多くの台秤(体
重計)が必要であり、それぞれの目盛りを合計する等の
手数が必要である。
被計量物の定置位置によって、計量値に誤差が生じる
と共に、秤の指示値が安定し難い。
本考案は、上述したような点に対処して創案したもの
であって、その目的とする処は、簡単な構成でもって、
被計量物が揺動物体であっても、安定的に計量ができる
子牛の計量に適した簡易体重計を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そして、上記目的を達成するための手段としての本考
案の請求項1の子牛の計量に適した簡易体重計は、機台
に被計量物載置台を設け、該被計量物載置台の下部に計
量機本体部を設け、該被計量物載置台の左右両側に横方
向移動防止柵を設け、奥側に前方向移動防止柵を設け、
該横方向移動防止柵のうちの一方の防止柵の奥側を、該
横方向移動防止柵のうちの他方の防止柵側に寄せて、該
被計量物載置台の出入口の間口を奥側より広口とすると
共に、該一方の防止柵の奥側で、かつ外側の前記機台上
にスペースを形成し、該スペースに計量機の計量表示部
を設けてなる構成としている。
また、本考案の請求項2の簡易体重計は、計量機本体
部が、機台に設けられた被計量物載置台の下部に連結ア
ームを介して設けた槓桿部を有し、該槓桿部は、少なく
とも前後方向に二本配設された側桿の左右端部を槓桿で
連結してなる枠状槓桿により形成し、該槓桿と連結アー
ムを連結部材で揺動自在に連結し、また前記被計量物載
置台と前記機台を連結部材で揺動自在に連結し、かつ該
枠状槓桿に計量機の計量表示部を取り付ける計量機接続
部を設けてなる構成としている。
〔作用〕
そして、本考案の子牛の計量に適した簡易体重計は、
被計量物載置台の出入口の間口を奥側より広口とし、か
つ該被計量物載置台の左右両側に移動防止柵を設けてい
るので、子牛等の被計量物が載置台上に誘導・載置でき
ると共に、載置台の奥側の前方向移動防止柵によって、
子牛等の被計量物が、定位置に停止され、計量が安定し
た状態で行える。また、横方向移動防止柵のうちの一方
の防止柵の奥側を、該横方向移動防止柵のうちの他方の
防止柵側に寄せて、該被計量物載置台の出入口の間口を
奥側より広口とすると共に、該一方の防止柵の奥側で、
かつ外側の前記機台上にスペースを形成し、該スペース
に計量機の計量表示部を設けてなるので、該体重計全体
の構成がコンパクト化し、かつ該スペースに計量表示部
が位置するので、該計量表示部の表示内容を確認し易
い。
また、被計量物が被計量物載置台の偏った位置に載置
されている場合であっても、槓桿が台の前後方向に配置
され、かつ、その左右端部で連結され枠状槓桿を形成し
ているので、台上の被計量物の加重が安定して槓桿にか
かり、該槓桿の延長部側が上下動して、計量機により計
量できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、本考案を具体化した実施
例について説明する。
ここに、第1〜4図は、本考案の実施例を示し、第1
図は平面図、第2図は正面図、第3図は要部の概略構成
図、第4図は槓桿部の概略構成図である。
本実施例の簡易体重計は、子牛の計量を行うための体
重計であって、概略すると、被計量物載置台1と、槓桿
部(計量機本体部)2および計量表示部3とより構成さ
れている。
被計量物載置台1は、載台4と乗板5とを有する構成
となっている。載台4は前後方向の三本の横フレーム6
a、6b、6cと、横フレーム6の左右端部に連接されてい
る縦フレーム7a、7bとよりなり、横フレーム6b、6cには
槓桿部2と接続される連結アーム8a、8bが固着されてい
る。乗板5は、載台4の上面に一体的に載置され、上面
に被計量物である子牛を載置できる構成となっている。
また、乗板5の床面の両側には横方向移動防止柵(枠)
9、前方向側(奥側)には前方向移動防止柵(枠)10が
それぞれ立設され、後方向側に子牛出入口11が設けられ
ている。そして、子牛出入口11は、前方向移動防止柵10
が形成する奥側(前側)の幅より、その間口が広口とさ
れている。すなわち、牛出入口11の間口幅Dと、奥幅C
とは、D>Cとの関係とされている。また、乗板5の床
面にはスベリ止めが形成れている。さらに、出入口11に
は、必要に応じて、チェーン等による移動防止材を配置
してもよい。また、必要に応じて、柵(枠)内側にはベ
ニア板等が配設されたりしている。
槓桿部2は、計量機本体部であって、前後方向に二本
配設された槓桿12a、12bを、その左右端部で側桿13、13
により連結した枠状槓桿として形成され、容器状の機台
14に内装されている。槓桿12aは連結アーム8aと、また
槓桿12bは連結アーム8bとそれぞれ連結ピン15bにより揺
動自在にベアリング15aを介して接続され、また槓桿12
a、12bは機台14の対向する個所に連結部材により揺動自
在にベアリング16を介して軸支されている。また、機台
14には、立桿17が立設されていて、この立桿17と、載台
4に立設されている立桿18とは、連結部材により揺動自
在にベアリング19を介して連結され、それぞれ、『梃』
作用ができるように構成されている。更に、槓桿12a
は、槓桿12bより長い桿体であって、機台14の開口部20
を介して、その延長部に計量機接続部21が形成され、計
量機接続部21に計量表示部3が接続され、子牛の計量が
できるようになっている。また、容器状の機台14の出入
口側および奥側のそれぞれには、把手22、22が設けら
れ、運搬・移動の容易な構成とされている。
計量表示部3は、被計量物載置台1の奥側で、移動防
止柵9aの外側に設けられている。すなわち、横方向移動
防止柵9のうちの一方の防止柵9aの奥側を、横方向移動
防止柵9のうちの他方の防止柵9b側に寄せて、被計量物
載置台1の出入口の間口を奥側より広口とすると共に、
横方向移動防止柵9aの奥外側の機台14上にスペース30を
形成し、計量表示部3を、該スペース30に設置してい
る。計量表示部3は、バネ式の計量機(指示秤)が用い
られ、槓桿部2よりの力が伝達されて、計量表示(通
常、アナログ式)できるようになっており、水準器23
と、計量を一次休止するための計量休止操作部24を有し
ている。しかし、他の構成としてもよい。
そして、上述した本実施例の簡易体重計は、被計量物
載置台1の子牛出入口11より、その乗板5に、移動防止
柵9a、9bに沿って、計量しようとする子牛を誘導して載
せると、乗板5がその加重によって下がると共に、乗板
5を保持する載台4の横フレーム6b、6c、連結アーム8
a、8bおよびベアリング15a、15bを介して槓桿部2に伝
達され、ベアリング16、19を介して軸支された槓桿12
a、12bの揺動作用でもって、槓桿12aの延長部側である
計量機接続部21が上下動して、計量表示部3により計量
値を確認できるようになっている。
また、被計量物が被計量物載置台1の偏った位置に載
置されている場合は、槓桿12a、12bが台1の前後方向に
配置され、かつ、その左右端部で連結され枠状槓桿を形
成しているので、台1上の被計量物の加重が安定して槓
桿部2にかかり、槓桿12aの延長部側である計量機接続
部21が上下動して計量表示部(指示秤)3により計量値
を確認できる。また、子牛出入口11が奥側より間口が広
口とされていることより、その誘導をスムーズに行える
と共に、誘導後、その揺動を軽減できるようにも作用す
る。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるものでな
く、本考案の要旨を変更しない範囲内において変形実施
できるものを含む。因みに、上述実施例においては、被
計量物を子牛として説明したが、他の動物や荷物等であ
っても、その計量が行えることは明らかである。また、
上述実施例においては、槓桿を、二本配置した構成で説
明しているが、三本以上配設するようにした構成や、乗
板、槓桿部をスライドして、その大きさを調整できるよ
うにした構成等としてもよい。
また、移動防止柵を、移動自在の構成とし、子牛等の
被計量物を一定位置に載置できるようにした構成等とし
てもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明より明らかなように、本考案の請求項1の
子牛の計量に適した簡易体重計によれば、横方向移動防
止柵のうちの一方の防止柵の奥側を、該横方向移動防止
柵のうちの他方の防止柵側に寄せて、該被計量物載置台
の出入口の間口を奥側より広口とすると共に、該一方の
防止柵の奥側で、かつ外側の前記機台上に前記計量機の
計量表示部を設置するためのスペースを形成し、該スペ
ースに計量機の計量表示部を設けてなるので、該体重計
全体の構成がコンパクト化し、かつ該スペースに計量表
示部が位置するので、該計量表示部の表示内容を確認し
易いという効果を有する。
また、本考案の請求項2の子牛の計量に適した簡易体
重計によれば、槓桿が台の前後方向に配置され、かつ、
その左右端部で連結され枠状槓桿を形成しているので、
被計量物が被計量物載置台の偏った位置に乗っても台上
の被計量物の加重が安定して槓桿にかかり、該槓桿の延
長部側が上下動することにより、計量機により計量でき
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は、本考案の実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は正面図、第3図は要部の概略構成図、第4
図は槓桿部の概略構成図である。 1……被計量物載置台、2……槓桿部(計量機本体
部)、3……計量表示部、4……載台(額)、5……乗
板、6、6a、6b、6c……横フレーム、7、7a、7b……縦
フレーム、8a、8b……連結アーム、9……横方向移動防
止柵、10……前方向移動防止柵、11……子牛出入口、12
a、12b……槓桿、13……側桿、14……機台、15a……ベ
アリング、15b……連結ピン、16……ベアリング、19…
…連結部材、17、18……立桿、20……開口部、21……計
量機接続部、30……スペース
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−205034(JP,U) 実開 昭53−127970(JP,U) 実開 昭63−193328(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台に被計量物載置台を設け、該被計量物
    載置台の下部に計量機本体部を設け、該被計量物載置台
    の左右両側に横方向移動防止柵を設け、奥側に前方向移
    動防止柵を設け、該横方向移動防止柵のうちの一方の防
    止柵の奥側を、該横方向移動防止柵のうちの他方の防止
    柵側に寄せて、該被計量物載置台の出入口の間口を奥側
    より広口とすると共に、該一方の防止柵の奥側で、かつ
    外側の前記機台上にスペースを形成し、該スペースに計
    量機の計量表示部を設けてなることを特徴とする子牛の
    計量に適した簡易体重計。
  2. 【請求項2】計量機本体部が、機台に設けられた被計量
    物載置台の下部に連結アームを介して設けた槓桿部を有
    し、該槓桿部は、少なくとも前後方向に二本配設された
    側桿の左右端部を槓桿で連結してなる枠状槓桿により形
    成し、該槓桿と連結アームを連結部材で揺動自在に連結
    し、また前記被計量物載置台と前記機台を連結部材で揺
    動自在に連結し、かつ該枠状槓桿に計量機の計量表示部
    を取り付ける計量機接続部を設けてなる請求項1に記載
    の子牛の計量に適した簡易体重計。
JP1988099513U 1988-07-26 1988-07-26 子牛の計量に適した簡易体重計 Expired - Lifetime JP2536476Y2 (ja)

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JPH0439542Y2 (ja) * 1985-01-18 1992-09-16
JPS63193328U (ja) * 1987-05-30 1988-12-13

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