JPH0316457Y2 - - Google Patents

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JPH0316457Y2
JPH0316457Y2 JP7705286U JP7705286U JPH0316457Y2 JP H0316457 Y2 JPH0316457 Y2 JP H0316457Y2 JP 7705286 U JP7705286 U JP 7705286U JP 7705286 U JP7705286 U JP 7705286U JP H0316457 Y2 JPH0316457 Y2 JP H0316457Y2
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JP
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container
food
feed
floor
weight
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JP7705286U
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は実験動物の摂餌量を自動的に測定する
装置に関する。
[従来の技術] 薬剤の作用機構研究のための実験においては、
例えばラツト、モルモツト、兎などの実験動物の
餌摂取量、その摂取周期、摂取に伴う体重増加等
は極めて基本的な必要欠くべからざる基本的事項
であるが、この実験動物の摂餌量を自動的に測定
する装置は従来知られていない。
[考案が解決しようとする問題点] 上述したように、薬剤の作用機構研究のための
実験において、実験動物の摂餌量は必要欠くべか
らざる基本的事項であるにも拘わらず、この実験
動物の摂餌量を自動的に測定する装置は従来なか
つたのであり、このような装置を提供するという
問題を解決したのが本考案である。
[問題点を解決するための手段] 本考案者は、上記の問題を解決するために種々
研究を行い、先に実験動物摂餌量自動測定装置の
考案を案出したが(実願昭61−3989号)、更に研
究を続けた結果、本考案を案出するに至つた。即
ち、本考案は、下部に固型飼料が露出して実験動
物がこの固型飼料を食べられるような隙間を有す
る餌容器の下部が、空間部を有する天井板と4つ
の壁と網状もしくは簀子状の床とからなり、1つ
の壁は実験動物の出入口をもち、この出入口を介
して飼育ケージと接続している動物給餌装置内に
天井板の空間部を通して位置するようにし、該餌
容器には給餌装置の床の下に位置する食べこぼし
受入用容器の重量がかかるように食べこぼし受入
用容器をアームで吊り下げるとともに、該餌容器
に牽引用フレームを取付け、この牽引用フレーム
に取付けた支持棒を、吊り下げ式秤量装置の吊り
下げ部に連結した実験動物摂餌量自動測定装置で
ある。
本考案において、下部に固型飼料が露出して実
験動物がこの固型飼料を食べられるような隙間を
有する餌容器は市販されており、これを利用する
ことができる。
本考案では、この餌容器の下部が、空間部を有
する天井板と4つの壁と網状もしくは簀子状の床
とからなり、1つの壁は実験動物の出入口をも
ち、この出入口を介して飼育ケージと接続してい
る実験動物の給餌装置内に天井板の空間部を通し
て位置するようにする。かくすることにより、実
験動物は飼育ケージから出入口を経て給餌装置内
に入り、給餌装置内に位置する餌容器の下部の隙
間から固型飼料を食べることになる。なお、餌容
器の下部と実験動物の出入口との間隔を、実験に
供する実験動物の体長より短くすると、摂餌中に
排泄した糞が食べこぼし受入用容器内に全くはい
らないので好ましい。
上記餌容器には、給餌装置の床の下に位置する
食べこぼし受入用容器の重量がかかるように食べ
こぼし受入用容器をアームで吊り下げる。給餌装
置の床は網状もしくは簀子状となつているので、
実験動物が食べこぼした飼料は網状もしくは簀子
状の床を通過して食べこぼし受入用容器に受入ら
れることになる。
また、上記餌容器には、牽引用フレームを取付
け、この牽引用フレームに取付けた支持棒を吊り
下げ式秤量装置の吊り下げ部に連結する。かくす
ることにより、餌容器および食べこぼし受入用容
器の重量が支持棒を介して、吊り下げ式秤量装置
の吊り下げ部にかかつていることになる。
したがつて飼育ケージから出入口を経て給餌装
置内に入つた実験動物が餌容器下部の隙間から固
型飼料を食べると、食べこぼしがあつても、食べ
こぼし受入用容器の重量は餌容器の重量とともに
支持棒を介して、吊り下げ式秤量装置の吊り下げ
部にかかつているので、実験動物が食べた固型飼
料の減量だけが正確に吊り下げ式秤量装置の吊り
下げ部にかかる重量変化ということになり、この
重量変化を吊り下げ式秤量装置で測定することに
より、実験動物の摂餌量を知ることができる。
ここで吊り下げ式秤量装置とは、被測定物の重
量を、吊り下げ式秤量装置の吊り下げ部に荷重す
ることにより、その重量を測定することのできる
秤量装置をいい、このような秤量装置であれば如
何なるものを用いても測定を行うことができる。
吊り下げ式秤量装置の吊り下げ部としては、フツ
クにより連結するものが一般的であるが、ボルト
ナツト等を用いて連結してもよい。吊り下げ式秤
量装置の具体例として、床下にフツクを有する電
子上皿天秤が挙げられ、この電子上皿天秤の床下
に設けられているフツクに、上述した牽引用フレ
ームを取付けた支持棒を連結することにより、そ
の重量を測定することができる。
また、他の具体例として、吊り下げ部としてフ
ツクを有する吊り下げ式のバネ秤が挙げられ、こ
の場合も前記と同様に連結することにより重量を
測定することができる。
なお、上述した吊り下げ式秤量装置の具体例の
うち、測定精度の面から、床下にフツクを有する
電子上皿天秤を用いるのが好適であり、更に電子
上皿天秤を、市販の仲介装置(インターフエイス
等)を介してコンピユーターと接続することによ
り、電子上皿天秤の測定情報を直接コンピユータ
ーに入力し、データー処理することができる。
また、給餌装置内の適当な場所に赤外線検知装
置を設け、これを上記コンピユーターに接続する
ことにより実験動物が給餌装置内に入つている時
は赤外線のカツトにより測定が中止されるように
することもできる。
[実施例] つぎに、図面にしたがつて本考案の実施例を説
明する。図面は本考案の実施例を示すもので、第
1図は正面図、第2図は第1図におけるA−A線
断面図、第3図は斜視図である。
図中、1は下部に固型飼料2が露出して実験動
物がこの固型飼料2を食べられるような隙間3を
有する餌容器である。4は給餌装置で、この給餌
装置4は空間部5を有する天井板6と4つの壁7
と網状もしくは簀子状の床8からなり、1つの壁
は実験動物の出入口9で飼育ケージ10と接続し
ている。そして、餌容器1はその下部が給餌装置
4の天井板6の空間部5を通して給餌装置4内に
位置するようになつている。また、この餌容器1
には給餌装置4の床8の下に位置する食べこぼし
受入用容器11の重量がかかるように食べこぼし
受入用容器11をアーム12で吊り下げるととも
に、該餌容器1には牽引用フレーム13が取付け
られている。そしてこの牽引用フレーム13に取
付けた支持棒14を床下にフツク16を有する電
子上皿天秤15のフツク16に引かけて全体がフ
ツク16で吊り下げられている。すなわち、餌容
器1と食べこぼし受入用容器11の重量は支持棒
14を介してフツク16にかかつていることにな
る。したがつて、餌容器1と食べこぼし受入用容
器の重量変化は支持棒14を介して正確にフツク
16に伝わることになる。なお、図中、17は実
験動物である。
第2図に示すように、実験動物17が給餌装置
4内に入り、餌容器1の下部の隙間3から固型飼
料2を食べると、餌容器1の重量は実験動物17
が食べただけ減量することになり、この重量変化
は支持棒14を介してフツク16にかかつている
ので、フツク16に伝わり、電子上皿天秤15で
測定された重量変化だけが実験動物17の摂餌し
た量となり、この量は電子上皿天秤15により自
動的に正確に知ることができる。
[考案の効果] 本考案によれば、上述したように実験動物の摂
餌量を自動的に正確に、しかも容易に測定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
正面図、第2図は第1図におけるA−A線断面
図。第3図は斜視図である。 1……餌容器、2……固型飼料、3……隙間、
4……給餌装置、5……空間部、6……天井板、
7……壁、8……網状もしくは簀子状の床、9…
…実験動物の出入口、10……飼育ケージ、11
……食べこぼし受入用容器、12……アーム、1
3……牽引用フレーム、14……支持棒、15…
…電子上皿天秤、16……フツク、17……実験
動物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に固型飼料が露出して実験動物がこの固型
    飼料を食べられるような隙間を有する餌容器の下
    部が、空間部を有する天井板と4つの壁と網状も
    しくは簀子状の床とからなり、1つの壁は実験動
    物の出入口をもち、この出入口を介して飼育ケー
    ジと接続している動物給餌装置内に天井板の空間
    部を通して位置するようにし、該餌容器には給餌
    装置の床の下に位置する食べこぼし受入用容器の
    重量がかかるように食べこぼし受入用容器をアー
    ムで吊り下げるとともに、該餌容器に牽引用フレ
    ームを取付け、この牽引用フレームに取付けた支
    持棒を、吊り下げ式秤量装置の吊り下げ部に連結
    した実験動物摂餌量自動測定装置。
JP7705286U 1986-05-23 1986-05-23 Expired JPH0316457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7705286U JPH0316457Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JP7705286U JPH0316457Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62190465U JPS62190465U (ja) 1987-12-03
JPH0316457Y2 true JPH0316457Y2 (ja) 1991-04-09

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ID=30924698

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JP7705286U Expired JPH0316457Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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