JP2003114145A - 家畜等の体重測定器および体重計測施設並びに自動体重計測装置 - Google Patents

家畜等の体重測定器および体重計測施設並びに自動体重計測装置

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JP2003114145A
JP2003114145A JP2001309814A JP2001309814A JP2003114145A JP 2003114145 A JP2003114145 A JP 2003114145A JP 2001309814 A JP2001309814 A JP 2001309814A JP 2001309814 A JP2001309814 A JP 2001309814A JP 2003114145 A JP2003114145 A JP 2003114145A
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weight measuring
fence
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measuring
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JP2001309814A
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Masazumi Tanaka
正純 田中
Tomoharu Aramasu
智治 新舛
Takashi Okubo
隆 大久保
Kosuke Hatano
幸輔 端野
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JAPAN FARM KK
Yamari Industries Ltd
Tokyo Sokki Kenkyujo Co Ltd
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JAPAN FARM KK
Yamari Industries Ltd
Tokyo Sokki Kenkyujo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動物の体重測定器および計測施設並びに自動
計測装置を提供する。 【解決手段】 体重測定器2は、荷重センサ5と、その
上部に水平に取り付けられ対象動物に応じ所定の大きさ
を有す計測台6と、計測台左右端に略垂直に配設され対
象動物に応じ所定の高さと奥行きを有す側面フェンス
7,8と、測定台前端側に設置され且つ側面フェンスよ
り高さが低い前端フェンス9とで構成し、側面フェンス
間後端は開口している構造とする。計測施設は、体重測
定器2を1個以上環状または横列状に配置し、且つ前端
フェンス9の前方近傍に給餌器11を配置すると共に、
側面フェンス7,8の外側に給餌器11側への進入防止
用障壁部材3を配置して構成する。自動計測装置20
は、体重測定器2と、そのセンサ信号の伝達用ケーブル
17と、データ収集処理装置18とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、養鶏、養豚、養牛
などの家畜のほか、動物園の動物など、動物の体重を測
定する体重測定器と体重計測施設、並びに自動体重計測
装置の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】家畜の体重を測定する装置としては、従
来、国外(オランダなど)に鶏体重計として図11に示
すものが市販されている程度で、家畜全般に及ぶ多種の
動物の体重を多数効率的に測定する装置や施設は殆ど存
在していない。
【0003】図11(a)に示す鶏体重計22は、薄い
シート状で矩形の計測盤23の内部に荷重センサ(図示
しない)を組み込み、センサの信号を体重計外部に導き
出された信号ケーブル24に出力するように構成されて
いる。また、図11(b)に示す鶏体重計25も前記と
同様、薄いシート状で円形の計測盤26の内部に荷重セ
ンサ(図示しない)を組み込み、センサの信号を体重計
外部に導き出された信号ケーブル27に出力するように
構成されている。この鶏体重計22(25)の計測盤2
3(26)を水平の台上におき、その上に鶏を載せると
内部の荷重センサが感応して体重に比例した信号を信号
ケーブル24(27)に電気信号として出力するので、
信号ケーブル24(27)を計測器(図示しない)に接
続して個々の鶏の体重を測定している。
【0004】上記鶏体重計22または25は自動計測が
できないため、この体重計を用いて測定する場合、養鶏
業者は、通常数人の人手によって鶏舎内の鶏を選定して
数多くの鶏の体重を順次個別に計測するといった非効率
的な作業を行っているのが実態である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】養鶏など畜産業におい
ては、肥育過程の鶏や豚や牛などの体重を日々把握する
ことが重要であり、飼料や栄養摂取コントロールでの斉
一性を重視した日常の肥育管理や、出荷時期の予測や最
適体重の管理などを目的に計測データを取得する必要が
ある。しかし、たとえば養鶏においては鶏舎が数百棟で
1棟あたり数万羽に及ぶ場合もあり、定期的に繰り返し
行う体重計測作業には多大な人手と時間を要し、その経
費は莫大な金額に達している。このようなことから、養
鶏業のみにとどまらず畜産業全般にわたり、人手をかけ
ずに多数の動物の個々の体重計測を自動で効率的に行う
ことがきわめて重要な課題となっている。
【0006】本発明が解決しようとする課題のうち、第
1の課題は鶏などの家畜の個々の体重を自動で効率的に
計測することのできる体重測定器を提供することであ
り、第2の課題は多数の家畜の個々の体重を人手をかけ
ずに効率的に計測する施設を提供することであり、更に
第3の課題は家畜の体重を自動的に計測し記録する装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、体重測定器は、荷重センサと、その上部にこれに接
して取り付けられ計測対象動物の大きさに応じた所定の
幅と奥行きを有す水平の測定台と、この測定台の左右端
に略垂直に配設され計測対象動物の背丈に応じた所定の
高さとその体長に応じた所定の奥行きとを有す側面フェ
ンスと、前記測定台の前端側に左右端を前記側面フェン
ス前端側に連結或いは近接して設置され且つ側面フェン
スより高さが低い前端フェンスとを有す構成とし、前記
側面フェンス間の後端が開口している構造とする。
【0008】なお、本明細書の体重測定器において、測
定台の所定の幅と奥行きとは、幅が計測対象動物の胴体
幅より若干広い幅で且つ奥行きが首の付け根から尻まで
の長さと略等しいかそれ以下であって足が乗れる程度の
奥行きであることをいい、また、側面フェンスの所定の
高さとは、計測対象動物の背丈と同等かそれ以上の高さ
をいい、側面フェンスの所定の奥行きとは、計測対象動
物の首の付け根から尻までの体長と同等かそれ以上の奥
行きをいい、更に、側面フェンスより低い前端側フェン
スの高さとは、計測対象動物の首の付け根に略等しい高
さをいう。
【0009】体重測定器は、動物の習性と飼育場の空気
の清浄化と環境維持を配慮し各フェンス部材はそれを透
して前方が見え且つ通気性のよい構造にするのが好まし
い。そのため、前記体重測定器の側面フェンスおよび前
端フェンスについては、支柱間または枠体内に網状また
は格子状の部材を展張して形成すると好都合で、或いは
支柱間または枠体内に複数の棒材を略等間隔に配設して
形成した柵のような形態にしてもよい。
【0010】前記において、側面フェンスと前端フェン
スの網目、または格子、或いは複数の棒材の隙間は、そ
こから計測対象動物が頭を出して体重測定器周辺部材に
触れないように配慮し、頭が通らない大きさにするのが
よい。
【0011】一方、体重を計測する施設としては、人手
をかけずに正確且つ自動で効率的に測定できることが前
提となり、そのためには、動物が餌や水を求めて集まり
目的を達した個体はその場から離散するといった習性が
利用できるような条件が整う形態に前記体重測定器を他
の部材と組合わせて設置構成すると好都合である。すな
わち、前記構成の体重測定器を変形しない堅いベースの
上に設置すると共に、その前端フェンスの前方近傍に給
餌器または給水器を配置し、且つ給餌器への迂回路を遮
断するため体重測定器の側面フェンス外側には前記側面
フェンスに干渉しないように障壁部材などを配置した構
成にするとよい。
【0012】また多数の個体を個々に効率的に計測する
施設としては、前記体重測定器を複数用い、堅いベース
の上に体重測定器の前端フェンス側が互いに中心に向か
う環状配置に設置すると共に、前端フェンスの前方近傍
に給餌器または給水器を配置し、且つ隣接する体重測定
器の側面フェンス間には側面フェンスに干渉しないよう
に障壁部材を配置すればよい。
【0013】この障壁部材は、隣接する側面フェンスの
隙間や更に前方の給餌器の方に他の個体が迂回して進入
しないようにすることを目的に設置するもので、以下の
説明に共通する。
【0014】なお、この明細書において堅いベースと
は、計測対象動物の体重によって容易に変形したり荷重
センサに悪影響が生ずるようなひずみが生じない強度と
剛性と硬さを備えたベースをいう。
【0015】また、多数の個体を個々に自動で効率的に
計測する別の施設としては、上記とは別に、複数の前記
体重測定器を堅いベースの上に左右に横列配置に設置す
ると共に、体重測定器の前端フェンスの近傍に給餌器ま
たは給水器を配置し、且つ隣接する体重測定器の側面フ
ェンス間には前記側面フェンスに干渉しないように障壁
部材を配置する方法でもよい。
【0016】つぎに、動物の体重を自動的に計測する装
置としては、堅いベースの上に設置された少なくとも1
個以上の前記体重測定器と、その体重測定器の荷重セン
サの信号を遠隔位置に伝達する手段と、その信号を受信
し計量と記録を行い且つそのデータを処理するデータ収
集処理手段とを有して構成される装置とする。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、養鶏、養豚、養牛など
各種動物の体重測定器および体重計測施設並びに自動体
重計測装置に関するが、それぞれの計測対象動物の種類
と大きさにより寸法と部材強度が異なるものの基本構造
と構成はほぼ共通するので、以下は養鶏に用いる実施形
態を例にして説明する。なお、本発明は、実施例の図に
示す以外に様々な形態があり、図示の形態に限定される
ものではない。
【0018】図1に示す体重測定器2は、複数(図の場
合左右2個)の荷重センサ5と、その上部にこれに接し
て取り付けた水平の計測台6と、この計測台の左右端に
略垂直に設置した1対の側面フェンス7,8と、計測台
6の前端側に左右端を側面フェンス7,8の前端側支柱
7a,8aに連結設置し且つ側面フェンス7,8より高
さが低い前端フェンス9とで構成し、1対の側面フェン
スの後端支柱7b,8b間が開口している構造である。
そして、この体重測定器2は、堅いベース4の上に設置
固定されている。この体重測定器2を前方から見た正面
を図2に、上から見た平面を図3に示している。
【0019】なお、堅いベースとは、計測対象動物の体
重によって容易に変形したり荷重センサに悪影響が生ず
るようなひずみが生じない強度と剛性と硬度とを備え且
つ糞や餌で腐食しない耐食性に優れたベースであって、
ステンレス鋼板などで形成するとよい。
【0020】荷重センサ5は、防水のケ−ス内に収納し
た柱状部材(図示しない)の側面に抵抗線歪みゲージ
(図示しない)を貼付し、その歪みゲージの抵抗線の両
端に接続したケーブル5aをケースの外に導いた形態の
公知のロードセルであり、その上下端にはそれぞれ複数
のネジ穴(図示しない)が形成され、このうち下端のネ
ジ穴は堅いベース4の上に、上端のネジ穴は計測台6の
下面にそれぞれ複数のネジ(図示しない)で固定する。
【0021】そして、荷重センサ5は、その上に載置固
定する計測台の偏荷重に対しこれを安定的に支持するの
に適した大きさであれば1個でもよいが、複数で構成し
てもよく、計測の精度を向上するため3個以上で構成し
てもよい。
【0022】荷重センサは上記のほかに、感圧素子を用
いたもの、或いは流体を封入した密閉容器とその流体圧
力を電気信号に変換する手段とを組み合わせたものな
ど、他の公知の荷重センサに代えることができ、また、
これらの荷重センサはベース4および計測台6に取り付
ける際に適宜の部材を介して取り付けてもよい。
【0023】つぎに、計測台6は、矩形の平板構造で、
計測対象の鶏の大きさに合わせ、その横幅は鶏の胴体の
幅より若干広く、奥行きは鶏の首の付け根から尻までの
体長と同じかそれよりやや短めに設定してあり、計測台
6の上に取り付ける部材の重量と鶏の体重で荷重センサ
5に悪影響のある変形や歪みが生じない程度の十分な剛
性と強度と堅さを有し、且つ糞や餌で腐食しない耐食性
に優れた材質を用いている。そして、計測台6の各コー
ナーには、側面フェンス7,8を装着して支持固定する
装着穴10が垂直に貫通形成されている。
【0024】上記において、計測台6の奥行きを鶏の首
の付け根から尻までの体長と同じかそれよりやや短めに
設定する理由は、計測台に乗った鶏が後退しやすくする
ためと、計測台上で糞をしても糞が計測台下方に落ちて
計測台上に溜まることを防ぐためである。なお、計測台
6は、その後方中央部に後端から前方に向けて適宜の幅
で略U字形の糞落とし用切り欠き6a(図3)を形成す
ると好ましく、このようにすると成育途上の個体でも糞
が計測台上に落ちて溜まることが避けられる。
【0025】計測台6の上面にラバーなどの軟質材から
なるシート(図示しない)を密着すると好ましい。その
ようにするとシートに鶏の爪がかか易くスリップを防ぎ
鶏に安心感を与えるため、計測台上で余分な動きをせず
体重の測定精度が向上する。なお、鶏用の場合は、計測
台上面は平板状でなく止まり木状に形成してもよい。
【0026】左右1対の側面フェンス7,8は、前記装
着穴10に装着して設置固定され、その高さは計測定対
象の鶏の背丈とほぼ同じかそれ以上で、前後方向の奥行
きは計測台6の奥行きとほぼ同じである。側面フェンス
7および8は、それぞれ、垂直な前後の支柱7a,7b
および8a,8bとその支柱間に展張された金網7cお
よび8cなどで形成され、詳細は図示しないが、その各
支柱の下端部が前記装着穴10に装着固定される形状に
なっている。
【0027】なお図3においては、側面フェンス用の装
着穴が図示のように両端から内方に向かって10,10
a,10bのように等間隔で複数対貫通形成された状態
が示されている。これは、体重測定器2への鶏の出入り
口となる側面フェンス7,8後端の開口15の幅を鶏の
成長に合わせ、順次広げていくためのものである。つま
り、鶏がまだ小さいうちは側面フェンスを10bの貫通
孔に装着し、成長するにつれて10aそして最後は10
に差し替え、出入り口の幅やフェンスの間隔を調整可能
な構造にしている。
【0028】つぎに、前端フェンス9は、側面フェンス
7,8より低い位置にその前端側支柱7a,8a間を連
結する横棒9aを設けると共に、横棒9aの下方つまり
横棒9aと支柱7a,8aおよび計測台6の前端とで囲
まれた矩形域に金網9bを展張して形成している。
【0029】横棒9aの高さは、計測対象の鶏の首の付
け根とほぼ同じか若干高めに設定しておくと都合がよ
い。また、図示はしていないが、横棒9aは鶏の成長に
合わせ高さ調整が可能な構造にしておくと更に都合がよ
い。
【0030】側面フェンス7,8および前端フェンス9
は、図では支柱とプラスチック格子で構成した形態を示
しているが、枠体内に通気性のよい金属や合成樹脂製な
ど適宜の材質からなる網状または格子状の部材を展張し
た形態でもよいし、或いは支柱間または枠体内に複数の
棒材を略等間隔に配設して形成した柵のような形態にし
てもよい。
【0031】側面フェンス7,8と前端フェンス9につ
いては、計測対象の鶏がフェンスの隙間から首を出し隣
接の他の部材を嘴でつついたりくわえたりして荷重セン
サーに作用する体重が変動することのないよう、壁面部
材の金網または格子の目の粗さ或いは複数の棒材などの
隙間を計測対象の鶏の頭が通らない大きさにするのがよ
い。
【0032】また、図示はしないが、計測対象の鶏が前
端フェンスを乗り越えて前方へ抜け出ないよう、前方フ
ェンス9の上端からその前方に鶏が頭と首を出せる隙間
を残した上方部分に、或いは更に側面フェンス間の上つ
まり天井にも前記フェンスと同様の構造の覆いを設ける
と好ましい。上記覆いのうちとくに天井の覆いについて
は、他の鶏が上に乗ることも配慮して、1個体の正しい
体重が計測できるよう体重測定器2とは別体で離隔設置
するのがよい。
【0033】つぎに、上記形態の体重測定器を用いた体
重計測施設について説明する。体重計測施設としては、
鶏が餌や水を求めて集まり目的を達成したら離散する習
性が利用できるよう、体重測定器を給餌器や給水器のそ
ばに接して設置するのがよい。
【0034】すなわち、体重計測施設は、前記体重測定
器2を堅いベースの上に設置固定すると共に、その前端
フェンスの前方近傍に給餌器を配置し、その体重測定器
の側面フェンスの外側には、これに干渉しないように且
つ前記給餌器側への計測対象動物の迂回進入を阻止する
障害部材などを配置した形態とすると都合がよい。
【0035】たとえば図4に多数の個体を個々に計測す
る施設を示すが、この鶏体重測定施設1は、前記体重測
定器2を多数(図の場合6個)用意し、ベース4の上に
体重測定器の前端フェンス9側が互いに中心に向かう環
状配置に設置すると共に、前端フェンスの前方近傍に円
形の給餌器11を配置し、且つ隣接する体重測定器2の
側面フェンス7,8間には、これに干渉しないように且
つ計測対象の鶏の前方への迂回進入を阻止する障壁部材
3を配置した構成である。
【0036】上記において、ベース4は計測台6と同
様、鶏の糞や餌で腐食せず且つ洗浄にも耐えるよう、耐
食性に優れ且つ前記のような強度と剛性と硬度とを有す
板材で形成している。そしてその板材を図示のように、
内径が環状配置した体重測定器2の荷重センサ5の最前
端より小さく且つ外形が荷重センサの最後端より大きな
ドーナツ状に形成すると共に、荷重センサ固定用ネジ穴
付きブラケットなど適宜の固定部材(図示しない)を体
重測定器の数に合わせて形成する。ベース4は、水平の
コンクリート基礎や架台(図示しない)などの上に設置
すればよい。
【0037】障壁部材3は、環状配置した互いに隣接す
る体重測定器の隙間を塞ぐ目的の部材で、形は特定しな
いがたとえば図4,図5に示すように3c,3b、3c
の3壁面を有し、中央壁面3bに対し左右壁面3c,3
cが回動自在に取り付けられた屏風形に形成すると好都
合である。図示の障壁部材3は、体重測定器の側面フェ
ンス7,8と同じ高さの4本の支柱3aを用いて、適宜
の幅の中央壁面3bの両側端に側面フェンス7,8の奥
行きとほぼ同じ幅の側壁面3c、3cを回動自在に取り
付け屏風のような形態にしている。そして、その各壁面
には前記側面フェンス7,8の説明と同じく通気性のよ
い部材を用いるが、図5ではプラスチック格子を用いた
場合を例示している。
【0038】上記の障壁部材3は、図示の様に、両側壁
面を折り曲げ、その壁面3c,3cが環状配置した体重
測定器2の互いに隣接する側面フェンス7,8に対し平
行且つそれに干渉しないようにしてベース4の上に設置
すればよい。障壁部材3をこのような形態にすることに
より、環状配置の施設においては体重測定器の数の多少
つまり施設直径の大小に合わせて任意に調整が可能で、
また後で説明する横列配置の場合にも共用可能で好都合
である。
【0039】環状配置の体重測定器の内側に設置する給
餌器11は、図6に縦断面にして示すが、底が平らで上
から見ると円形の浅いお椀の様な形状である。そしてそ
の外径は、環状配置した個々の体重測定器の前端フェン
スで形成される環状施設の内径よりわずかに小さい。給
餌器11には、餌12を散布して計測対象の鶏に与える
が、給餌用以外にこれに給水用の水を張ってもよく、図
示はしないが給餌器は給餌と給水の共用形であってもよ
く、また、図示はしないが、給餌器には自動給餌装置や
自動給水器などを設置すると補給の労力が省けて便利で
ある。
【0040】一方図7は、多数の個体を個々に計測する
別の施設の例を示す。この施設は、前記の体重測定器2
を多数(図の場合3個)用意し、これを堅いベース(図
示しない)の上に左右に等間隔で横列配置に設置すると
共に、体重測定器2の前端フェンス9の近傍に横長の給
餌器14を配置し、且つ隣接する体重測定器の側面フェ
ンス7,8間および横列配置した体重測定器の両端外側
にはこれに干渉しないように図示のように前記の障壁部
材3および仕切壁13などを設置し、計測対象の鶏が前
方へ迂回進入しないようにして施設を構成している。
【0041】この場合、給餌器14は体重測定器2の横
長配列に合わせ横長の略矩形に形成する。給餌器は前記
の例と同様に給水器に代えてもよく給餌と給水の共用形
であってもよい。そして障壁部材3は、図示のように両
側の壁面3c、3cがほぼ平行で中央壁面3bが後方に
位置する状態で、且つ体重測定器2の側面フェンス7,
8と干渉しないように設置する。
【0042】なお、体重測定器2の配列は、図の場合直
線的に左右に配列しているが、円弧状配列であってもよ
く、その場合は給餌器の形も円弧状にすると共に、障壁
部材3も円弧配置の曲率に合わせて両側の壁面3c,3
cの角度を体重測定器の側面フェンス7,8と平行にな
るようにする。
【0043】つぎに、上記体重計測施設2などにおける
鶏の出入りの仕方と体重計測の仕組みについて説明す
る。前記の体重測定器2やそれを用いて構成した体重計
測施設1などは、鶏が自然の摂理で餌や水を求めて給餌
器に集まり目的を達成すればその場から離散して行く動
物本能の習性を活用して発明されたものである。
【0044】体重計測施設に集まってきた鶏は、まずそ
の1個体が体重測定器2の後方開口15から入って計測
台6の上に乗る。すると、計測台の下に取り付けられた
荷重センサ5が鶏の体重に感応し出力信号に変化が生じ
る。その信号はケーブル5aに出力されるので、その信
号を、後で説明する伝達手段を介しデータ収集処理装置
により処理する。
【0045】餌を食べ終わり目的を達成した鶏は、体重
測定器2の後端開口15から出てその場を離れるので、
荷重センサーの出力信号は元の初期状態に戻る。そして
空いた体重測定器ができると次の鶏がそこに入り、目的
を達成した鶏はその場を離れる。このようにして順次他
の個体と入れ替わっていく。荷重センサ5は、鶏が計測
台に乗る都度出力信号が変化するので、データ収集処理
装置により、1回の変化を1個体としてカウントすると
共に、変化した出力信号を初期値から差し引きその個体
の体重値として読みとる。
【0046】つぎに、自動体重計測装置について説明す
る。図8は、本発明の自動体重計測装置の構成を模式的
に示し、自動体重計測装置20は、堅いベース4の上に
設置された少なくとも1個以上の前記の体重測定器2
(図は1個で示している)と、その体重測定器の荷重セ
ンサ5,5の出力信号を遠隔位置に伝達するケーブル5
a,5a,信号ケーブル17,中継コネクター16など
からなる伝達手段と、その信号を受信し計量と記録とデ
ータ処理などを行うデータ収集処理装置18とで構成し
ている。
【0047】そして図示は省略するが、前記と同様に、
体重測定器の前端フェンスの近傍には前記のように給餌
器11または給水器などを配置すると共に体重測定器2
の側面フェンス外側に前記障壁部材3などを配置する。
【0048】データ収集処理装置18は、詳細構成は図
示しないが、公知のデータ収集処理装置と同様、内部に
コンピュータのCPUに相当する演算処理機能と、デー
タの読み取り機能、記憶機能、指令入力機能、表示機
能、記録印刷機能などを備えてなる。
【0049】このデータ収集処理装置18には予め処理
プログラムがインストールされており、そのプログラム
に従って、複数の体重測定器の荷重センサから伝達され
てくる信号の変化を常時監視し、信号が変化する都度そ
の値を読みとって体重測定器に入った鶏の個体数と個々
の体重とを判断してそのデータを記憶装置に記憶蓄積す
る。そして記憶蓄積した収集データを、外部からの指令
(たとえばキーボードなどからの入力指令)に従ってた
とえば図9の様な鶏重分布図の書式などで画面表示した
り印刷出力することができる(図示の19は印刷して排
出されるデータシートを示している)。
【0050】体重測定器および体重計測施設は、前記の
ように障壁部材や覆いなど周辺部材との干渉をさけるよ
うに設置され、且つ後端開口15の開口幅の調節などに
よって1度に1羽だけしか入れない構造にしているた
め、1個体ずつ正確に体重を計測できる。しかし、鶏が
中で跳ねたり或いは計測台に乗る前に計測台の上をつつ
いたりして荷重センサが本来の体重と異なる値の信号を
出力することもある。そのような場合の対応としては、
一定時間ある予測された範囲の安定レベルの信号が続い
たときの信号レベルを体重信号として読みとり、それ以
外の乱れはパスすることでそのような問題を回避するこ
とが可能である。また、万一偶然鶏が2羽同時に計測台
に乗った場合、予測されたレベルの約2倍の信号が出力
されるので、そのような場合は体重を半分にしてカウン
ト数を2羽とするか、またはエラーとしてパスすればよ
い。
【0051】図9の鶏重分布図は、図4に示す体重計測
施設により図8に示す自動体重測定装置を使って実際に
鶏の体重を計測し、その結果を出力したもので、鶏の体
重を横軸に、カウント数(つまり体重測定器2に入った
鶏の個体数)を縦軸にして体重ランク別に集計して分布
図で示している。この図により、鶏の肥育状況を把握し
たり、体重の管理や出荷予測などに利用することができ
る。
【0052】また図10は、図4に示す体重計測施設に
より図8に示す自動体重測定装置を使って実際に鶏が体
重測定器に乗った個体数の24時間の時間変化をグラフ
にして出力したものである。このデータによると、午前
9時と午後6時(18時)にピークがあり、午後2時
(14時)にもやや低いピークが有り、それ以外の時間
帯は夜間を除くと体重測定器に乗る個体数が比較的少な
いということがわかる。つまり、このデータにより鶏の
行動習性を把握し、給餌に最適な時間帯を分析把握する
事などに活用できるほか、照明その他の環境条件を変え
た場合の鶏の行動特性についても分析把握することが可
能となり、肥育管理に役立てることができる。
【0053】
【発明の効果】本発明の家畜等の体重測定器は、鶏が1
羽(または豚や牛などが1頭)ずつ入出できる構造にし
たことと、動物の自然の習性を活用し体重測定器を給餌
器または給水器の手前に配置したことにより、鶏(また
は豚や牛など)が自ら勝手に体重測定器に入出してくれ
るため、人手をかけることなく多数の動物個体の体重を
効率よく計測できる。また、体重測定器の各フェンスは
通気性のよい構造であるので、肥育場の空気の清浄化つ
まり換気とその環境維持に優れた効果を発揮する。更
に、出入り口の幅つまり側面フェンス後端の開口幅を可
調整の構造にしたことで、計測対象動物の成長に合わせ
て幅調整が可能で、確実に1個体ずつ計測が可能であ
る。
【0054】一方、本発明に係る家畜等の自動体重計測
装置は、個々の体重と頭数とを個別に自動的に計測し記
録すると共に、その収集データをもとに体重別分布グラ
フで表示するなどプログラム処理によりニーズに応じた
各種形式で迅速に表示や印刷出力することが可能である
ので、肥育状況の把握および体重管理、出荷予測など幅
の広いニーズに手軽に活用することが可能となる。
【0055】さらに、本発明の家畜等の体重測定器や計
測施設は、その大きさと荷重センサーの容量を計測対象
動物に応じた設計にすることで、畜産業全般のみにとど
まらずたとえば動物園の動物などの体重測定と記録およ
び管理などにも応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る家畜等の体重測定器のうち鶏用の
体重測定器の実施例を示し、これを斜め前から見た斜視
図である。
【図2】図1の体重測定器の正面図である。
【図3】図1の体重測定器の平面図である。
【図4】本発明に係る体重計測施設の実施例で、図1の
体重測定器を環状配置にした体重計測施設の平面図であ
る。
【図5】図4の施設に用いる障壁部材を斜め上から見た
斜視図である。
【図6】図4の施設に用いる給餌器を示す縦断面図であ
る。
【図7】本発明に係る体重計測施設の別の実施例で、図
1の体重測定器を横列配置にした体重計測施設の平面図
である。
【図8】本発明に係る自動体重計測装置の構成を模式的
に示す図である。
【図9】図4の体重計測施設により実際に鶏の体重を測
定したデータに基づき、その収集データを鶏重分布図の
形式で表した図である。
【図10】図4の体重計測施設により実際に鶏が体重測
定器に乗った個体数の24時間の時間変化を示す図であ
る。
【図11】従来例を示す図で、(a)が矩形(b)が円
形の鶏体重測定器である。
【符号の説明】
1 鶏体重計測施設 2 体重測定器 3 障壁部材 4 ベース 5 荷重センサ 5a ケーブル 6 計測台 7,8 側面フェンス 9 前端フェンス 15 開口 17 信号ケーブル 18 データ収集処理装置 20 自動体重計測装置
フロントページの続き (72)発明者 田中 正純 長崎県西彼杵郡香焼町3021番14号 山里産 業株式会社長崎営業所内 (72)発明者 新舛 智治 長崎県西彼杵郡香焼町3021番14号 山里産 業株式会社長崎工場内 (72)発明者 大久保 隆 鹿児島県曽於郡大崎町野方3887 株式会社 ジャパンファーム内 (72)発明者 端野 幸輔 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目24番9 号 株式会社東京測器研究所福岡営業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鶏、豚、牛、その他の動物の体重測定器
    であって、荷重センサと、その上部にこれに接して取り
    付けられ計測対象動物の大きさに応じた所定の幅と奥行
    きを有す水平の計測台と、この計測台の左右端に略垂直
    に配設され計測対象動物の背丈に応じた所定の高さとそ
    の体長に応じた所定の奥行きとを有す側面フェンスと、
    前記計測台の前端側に左右端を前記側面フェンス前端側
    に連結或いは近接して設置され且つ側面フェンスより高
    さが低い前端フェンスとを有してなり、前記側面フェン
    ス間の後端が開口する構造の家畜等の体重測定器。
  2. 【請求項2】側面フェンスおよび/または前端フェンス
    が、支柱間または枠体内に網状または格子状の部材を展
    張して形成したフェンス、或いは支柱間または枠体内に
    複数の棒材を略等間隔に配設して形成した柵のいずれか
    でなる請求項1に記載の家畜等の体重測定器。
  3. 【請求項3】左右の側面フェンスの後端開口が幅調整可
    能な手段を備えている、請求項1または請求項2のいず
    れかに記載の家畜等の体重測定器。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2、または請求項3のい
    ずれかに記載の体重測定器を、堅いベースの上に設置す
    ると共に、その前端フェンスの前方近傍に給餌器または
    給水器を配置し、且つその体重測定器の側面フェンス外
    側には側面フェンスに干渉しないように障壁部材を配置
    してなる家畜等の体重計測施設。
  5. 【請求項5】請求項1、請求項2、または請求項3のい
    ずれかに記載の複数の体重測定器を堅いベースの上に前
    端フェンス側が互いに中心に向かうように環状配置に設
    置すると共に、その前端フェンスの前方近傍に給餌器ま
    たは給水器を配置し、且つ隣接する体重測定器の側面フ
    ェンス間には前記側面フェンスに干渉しないように障壁
    部材を配置してなる家畜等の体重計測施設。
  6. 【請求項6】請求項1、請求項2、または請求項3のい
    ずれかに記載の体重測定器の少なくとも2個以上を堅い
    ベースの上に互いに適宜の間隔をあけて左右に横列配置
    に設置すると共に、その前端フェンスの近傍に給餌器ま
    たは給水器を配置し、且つ隣接する体重測定器の側面フ
    ェンス間とその外側には前記側面フェンスに干渉しない
    ように障壁部材を配置してなる家畜等の体重計測施設。
  7. 【請求項7】 堅いベースの上に設置された少なくとも
    1個以上の請求項1、請求項2、または請求項3のいず
    れかに記載の体重測定器と、その体重測定器の荷重セン
    サの信号を遠隔位置に伝達する手段と、その信号を受信
    し計量と記録を行うデータ収集処理手段とを有して構成
    される家畜等の自動体重計測装置。
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