JPH0439364A - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法

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JPH0439364A
JPH0439364A JP2146770A JP14677090A JPH0439364A JP H0439364 A JPH0439364 A JP H0439364A JP 2146770 A JP2146770 A JP 2146770A JP 14677090 A JP14677090 A JP 14677090A JP H0439364 A JPH0439364 A JP H0439364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
printing
plastic
nozzle
compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP2146770A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroko Hayashi
広子 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オンデイマント型インクジェット記録方法に
関し、特にインクの飛行特性を改良したインクジェット
記録方法に関する。
〔従来の技術〕
オンデイマント型インクジェット記録装置は、第1図の
ように基本的にはインク噴出ヘッド10インク供給管1
6、インクタンク17から成り、電気信号に応じて圧電
素子11がたわむことによりキャビティ13のインクが
圧縮されノズルオリフィス12よりインク滴として噴出
され、記録を行なうものである。
上記の記録方法は、ノズルからインクが吐出する際、ノ
ズル前面の濡れ性が印字安定性に悪影響を及はしたり、
インクの飛行的がりを誘発させたりすることが解ってお
りノズル前面の濡れ性をいかにコントロールするかが大
きな課題となっている。
また、インク噴出ヘッド、インク供給管、インクタンク
からなるインク系部材は、種種の材質からできているが
、成形性、コスト、その他の要求特性から、その多くは
プラスチックからできているのが現状である。さらにプ
ラスチックは量産性があること、成形できること、溶着
できること、耐薬品性が優れていること、低コストであ
ること等インクジェット用ヘッド材質としても十分なメ
リットを持っているため広く検討されている。
しかし、インク吐出ヘッドがプラスチックの場合、−船
釣に表面エネルギーが低いため液体が濡れにくいという
特性があり、それが原因で前述の如く印字安定性に悪影
響を及ぼしたり、飛行的がりを発生させ印字品質を劣化
させるという問題を抱えていた。
そこで、プラスチックの表面を処理し、濡れ性を上げて
から使うという試みが行なわれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、プラスチックの表面処理は、工程が煩雑である
こと、処理効果の持続性にも間層があること、コストが
大幅にアップすること等の問題を残しているのが現状で
ある。
従って、本発明の目的は、プラスチックの低コストとい
う特徴を損なうことなく、印字安定性の優れた、しかも
高印字品質を与えることができるインクジェット記録方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、インクジェット記録方法において、インク吐
出ヘッドがプラスチック材からなり、下記に示す一般式
[1]で示される化合物を含むインクを用いることを特
徴とする。
式中、R1は−H,−NH2、−OH,−CLBr、R
2はフェニル基、置換フェニル基本発明者らは、プラス
チック材からなるヘッドのノズル前面の濡れの改良につ
いて、種種のインクを用いて検討した結果、前述した一
般式[1]で示される化合物を含むインクを用いること
により印字安定性及び印字品質等の記録特性を大きく改
良できることがわかった。
本発明に用いるインクについて説明する。本発明の記録
用インクは、前述した一般式[1]で示される化合物を
含み、染料または顔料、ノズル目詰まりを防止するため
の湿潤剤、溶媒である水からなる。本発明に用いる着色
剤としては有機、無機顔料、及び酸性染料、塩基性染料
、直接染料のいずれかあるいは混合したものを使用でき
る。具体例を挙げると、 カーボンブラック MA7、MA8、MAloo、#4
0、#45、#50 (三菱化成工業製) C,1,ピグメントイエロー 1.2.3.5.12 C,1,ピグメントレッド 2.3.5.16.23.3 1.49.57.63 c、  i、  ピグメントブルー 1.2.15.16.17 等が挙げられる。染料としては C,1,ダイレクトイエロー 12.26.86.130 C,1,ダイレクトレッド 9.13.17.23 C,1,ダイレクトブルー フ8.86.199 C01,ダイレクトブラック 19.22.28.154 C,1,アシッドイエロー 23.25 C,1,アシッドレッド 52.254.289 C,1,アシッドブルー 9.254 C,1,アシッドブラック 52.172.208 C,1,フードブラック 等がある。添加量は十分な色濃度が得られかつインク粘
度を抑えるために0.5から1− Q w t%がよい
湿潤剤は、インクジェットプリンタのヘッドノズル部で
記録用インクの乾燥を防止するための重要な成分である
。本発明には水溶性有機溶剤が使用できその中でも多価
アルコール類、及び多価アルコールのエーテル誘導体、
エステル誘導体、水溶性アミン、含窒素環状化合物等が
適している。
具体的な化合物としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン
等の多価アルコール類、エチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
トリエチレングリコールモノメチルエーテル等の多価ア
ルコール類のアルキルエーテル誘導体、グリセリルモノ
アセテート等の多価アルコールのエステル誘導体類があ
る。
添加量は、記録用インクの乾燥防止のため添加量が多い
度効果は上がるが、記録用インクの粘度も上昇するため
5から30 w t%添加するのが好ましい。
本発明に、用いる下記−数式[1]で表わされる化合物
は、 具体的には以下に示すものがある。
式中、R1は−H1−NH2、−0H1−CI、Br、
R2はフェニル基、置換フェニル基■ 添加量は、充分な効果を得るためにQ、1wt%以上必
要であり、目詰まり等の他の特性への影響を考えるとl
Qwt%以下であることが望ましい。更に望ましくは0
.5wt%以上5wt%以下である。
さらに、その他の添加剤として防腐剤、防かび剤、キレ
ート剤等必要におうして適宜添加することができる。
また、本発明で使われるプラスチックヘッドは、ポリサ
ルホン、ポリカーボネート、ポリエーテルサルホン、ポ
リエーテルイミド等の非品性樹脂を用いるのが良好であ
るが、要求特性を満足するものであれば上記以外のプラ
スチックも用いることができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明を実施例に沿って詳細に説明する。
実施例としてaからe、比較例としてfからhに示すイ
ンクを調製し、次ページに示す印字特性の評価を行なっ
た。
〈実施例a〉 染料  C,I。
化合物 (■) 溶剤  グリセリン 水 〈実施例b〉 染料  c、  i。
化合物 (■) 溶剤  ジエチレングリコール 水 〈実施例C〉 染料  C,I。
化合物 (■) 溶剤  ジエチレングリコール グリセリン 水 〈実施例d〉 191% 0、5% 10% *残量 91% 1% 10% *残量 22% 2% 5% 5% *残量 アシッドブラック フードブラック ダイレクトブラック 染料  c、  r、ダイレクトブラック化合物 (■
) 溶剤  ジエチレングリコール 水 〈実施例e〉 顔料  MAloo(三菱化成工業型)化合物 (■) 溶剤  ジエチレングリコール グリセリン 分散剤 ダイレクトブルー 86 水 く比較例f〉 染料  C,1,ダイレクトブラック 溶剤  グリセリン 水 く比較例g〉 染料  C,1,アシッドブラック 溶剤  ジエチレングリコール 水 く比較例h〉 191% 1% 10% 本残量 3% 2% 5% 5% 0、5% 本残量 191% 10% 本残量 91% 10% 本残量 染料  C,1,フードブラック    22%溶剤 
 ジエチレングリコール      5%グリセリン 
         5% 水              本残量上記に示すイン
クを用いて以下に示す記録特性を評価した。
印字安定性試験 連続印字を行いトータル印字ライン数をその間に発生し
たドツト抜けの回数で割り一平均印字ライン数を算出す
る。その値により、以下の判断基準に従って判断する。
1万ライン以下     × 1万〜3万ライン    △ 3万〜5万ライン    0 5万〜         ◎ 印字復帰試験 連続印字において、ドツト抜けや、印字乱れ等のトラブ
ル時の復帰時間を測定する。復帰動作は、ヘッドノズル
側から、ポンプにより毎分5mlのインクを吸引する方
法による。
印字品質(飛行曲がり) 1ページの連続印字を行なった後、30秒待機させ再度
印字をさせる。その時の印字状態を確認し飛行曲がりの
有無をチエツクし、以下の判定基準にしたがって判断す
る。
全く曲がらない     ◎ やや曲がる       Δ ひどく曲がる      × 印字品質(滲み) XeroxP (富士ゼロックス)に印字を行ない滲み
の有無を判断し、以下の判断基準に従って判断する。
滲みが無く鮮明な印字  ◎ 滲みが気にならない   O 滲みがやや気になる   △ 滲みがひどい      × a−hに示すインクを用いて、ヘッド材がポリサルホン
、ポリカーボネート、AS樹脂である時の印字安定性、
飛行曲がり、滲みの評価の結果を第1表、第2表しめす
第1表(ポリサルホン) 第2表(ポリカーボネート、AS樹脂):印字安定性試
験 :復帰性試験 :飛行曲がり試験 第1表、第2表に示すように実施例に示す化合物を含む
インクを用いることにより印字安定性及び印字品質等の
記録特性を大きく改良できることがわかった。
また、上記の評価に用いたヘッドはノズル、インク流路
及びノズル前面がすべて同一プラスチ・ツクで成形され
たものでありヘッド材がすべてプラスチックから成るが
、ノズル、インク流路が他の材質からなりノズルプレー
トとしてプラスチックを用いた場合も同様な印字安定性
、飛行曲がりの改良が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、濡れ性の悪いプラスチックからなるヘ
ッドに於て、飛行曲がり等のトラブルを誘発させるノズ
ル前面の濡れむらは、前述の一般式[1]の化合物をイ
ンクに添加することにより速やかに解消することができ
る。また、プラスチックに対する濡れ性を上げてもそれ
がプラスチックへの吸着によるものであるため、紙の上
では、滲みのないレベルを保っており高品質の印字を得
ることができる。
また、今までのようにプラスチックの表面処理を行い濡
れ性を上げるという工程を省略する事ができ低コストで
量産性かあるというプラスチックのメリットを十分生か
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はオンデイマント型インクジェット記録装置の原
理図。 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴 木 喜三部(他1名)第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インクジェット記録方法において、インク吐出ヘ
    ッドまたは、ノズルプレートがプラスチック材からなり
    、下記に示す一般式[1]で示される化合物を含むイン
    クを用いることを特徴とするインクジェット記録方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ [1] 式中、R_1は−H、−NH_2、−OH、−Cl、B
    r、R_2はフェニル基、置換フェニル基(2)前記化
    合物の添加量が0.1−10wt%であるインクを用い
    ることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット
    記録方法。
JP2146770A 1990-06-05 1990-06-05 インクジェット記録方法 Pending JPH0439364A (ja)

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