JPH0439319Y2 - - Google Patents

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JPH0439319Y2
JPH0439319Y2 JP13917488U JP13917488U JPH0439319Y2 JP H0439319 Y2 JPH0439319 Y2 JP H0439319Y2 JP 13917488 U JP13917488 U JP 13917488U JP 13917488 U JP13917488 U JP 13917488U JP H0439319 Y2 JPH0439319 Y2 JP H0439319Y2
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water
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shower
rotating body
flow
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、水道蛇口に取りつけられ必要に応
じて流水を切り換えて通常流水およびシヤワー流
水を得る蛇口用流水切換装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、水道蛇口に取り付けて流水を必要に応じ
て切り換えて通常流水およびシヤワー流水を得る
ことができる蛇口用流水切換装置があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、このような従来の蛇口用流水切換装置
においては、シヤワー流水時の流量がどの程度な
のかがわかりにくく、また蛇口用流水切換装置が
通常流水側になつているのか、シヤワー流水側に
なつているのかという区別が認識しにくかつた。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の蛇口用流水切換装置は、次の各部よ
り構成されている。
a 水道蛇口に嵌合されて流水を導入する流水導
入口、 b 通常流水を吐出する通常流路、 c 通常流路の外周部に形成されてシヤワー流水
を吐出するシヤワー流路、 d 流水導入口から流入した流水を通常流路また
はシヤワー流路のどちらか一方へ切り換えて流
すストツプバルブなどからなる流路切換手段、 e 流路切換手段によつてシヤワー流路に流され
た流水の進水方向を所定の方向に変換して流水
を吐出する吐出手段。
f シヤワー流路内に設けられ、吐出手段から吐
出された流水が衝突することによつて回転力を
受けて回転する外部から視認できるように模様
が付された回転体。
〔作用〕
流水切換手段をシヤワー流路側に水が流れるよ
うに切り換えた場合、蛇口から流入された流水は
吐出手段によつて所定の方向に吐出され、この吐
出された流水によつて回転力が与えられた回転体
は回転する。この回転体には模様が付されている
ため、模様が回転する様子が外部から視認でき
る。
〔実施例〕
次に、この考案について図面を参照して説明す
る。第1図はこの考案の蛇口用流水切換装置の一
実施例を示す断面図である。
第1図において、1は軟質の樹脂を材質とする
円環状のキヤツプ、1aは流水導入口、2はキヤ
ツプ押さえであり、キヤツプ1の流水導入口1a
は水道蛇口に嵌合されるようになつている。キヤ
ツプ1の外周の溝1bにはキヤツプ押さえ2の内
周に設けられた突条2aが嵌合されている。3は
透明な樹脂を材質とする頂部および底部が開口し
た円錐台状の上カバーであり、3aは上カバー3
の頂部内面に円周状に配列されて多数突設された
間隙用突起である。キヤツプ押さえ2は、その下
面が上カバー3の頂部上面に接着されキヤツプ1
とともに固定されている。
Aは後述する回転体12と上カバー3の内周面
面との間に間隙用突起3cによつて確保されるわ
ずかな間隙である。
4は上カバー3の中心部にそれと同軸的かつ一
体に設けられた円筒状の流水導入路である。流水
導入路4は流水導入口1aから入つてきた流水を
下方へ流出させるようになつている。
5は円板状の下カバー、5aは下カバー5に設
けられた多数のシヤワーノズル部、5bは下カバ
ー5の周囲に設けられた円筒状の接着補強壁であ
る。上カバー3の底部外周面は、接着補強壁5b
の内周面を接着補強壁として下カバー5と接着さ
れている。5cは接着補強壁5bの内側に設けら
れた円筒状のレールである。
6は下カバー5の中心部に同軸的かつ一体に設
けられた円筒状の流水導出口であり、上方の流水
導入路4からの流水を下方へ流出させるようにな
つている。6aは流水導出口6の上部内周面に設
けられた肩部、6bは流水導出口6の下部外周面
に設けられた円周状の溝、6cは流水導出口6の
内周面に中心軸と平行に上下方向に設けられたキ
ー溝である。
7は回転水路板であり、その平面図を第2図に
示す。この第2図における−断面図が第1図
に示されている。第2図において7aは渦巻状に
形成された3本の溝、7bは3箇所の放水口であ
る。8は円環状の回転水路板押さえ板であつて、
回転水路板7と同心的に隙間なく配置され、この
回転水路板7とともに吐出手段を構成している。
この吐出手段は、回転水路板押さえ板8中央の開
口部を通じて流水導入口4からの流水を流入し、
この流水の進水方向に対して垂直方向にこの流水
の方向を変更させて溝7aを通じて放水口7bよ
り、平面から見て斜めに吐出するようになつてい
る。
10は透明な樹脂を材質とする頂部および底部
が開口した円錐台状の回転体カバーである。11
は頂部および底部が開口した円錐台状の回転体本
体であり、回転体カバー10および後述するシー
ト9とともに回転体12を構成する。回転体12
の底面図を第3図に示す(ただしシート9は図示
せず)。10aは回転体カバー10の頂部に設け
られた孔であり、円周状に12個等間隔に開設され
ている。10bは回転体カバー10の頂部に設け
られた係合孔であり、孔10aよりも外周の位置
に90度おきに4個開設されている。
11aは回転体本体11の頂部上面に係合孔1
0bと係合するような位置で4個突設されている
突起である。11bは回転水路板7の放水口7b
に対向する位置の内面に等間隔で12個配設されて
いる羽根であり、放水口7bから吐出される流水
と衝突するようになつている。この羽根11bは
その側面が半径方向に対して若干の角度を持つよ
うに形成されており、上記流水が羽根11bの側
面に対してほぼ垂直に衝突するようになつてい
る。
回転体本体11は回転体カバー10の内面に嵌
合されるようになつており、嵌合された場合、回
転体本体11の突起11aは回転体カバー10の
係合孔10bと係合する。これにより、回転体本
体11と回転体カバー10は互いに回転方向にず
れることなく嵌合状態を保持するようになつてい
る。
また、第1図において、9は模様が付されたシ
ートであり、回転体カバー10と回転体本体11
との周面間にはさみこまれて保持されており、こ
のシート9に付された模様は外部から視認できる
ようになつている。
なお、第1図に示す間隙用突起3aは、上カバ
ー3の頂部下面に円周状に多数設けられたいるた
め、その1つが係合孔10bに面しても他のもの
が係合孔10bのない平面に接しているので、間
隙用突起3aが係合孔10bに入つて係合してし
まうようなことはない。
また、12aは回転体カバー10の底面の端部
および回転体本体11の底部の端部からなる段部
である。この段部12aは下カバー5のレール5
cの上部に当接して支持されているため、回転体
12は下カバー5に対して回動自在に支持される
ことになる。
13は流水導出口6の内部にはめこまれた内
筒、13aは内筒13の中心軸13bと外壁を放
射状に結ぶ隔壁、13cは内筒13の外周面に設
けられた螺旋状の溝、13dは内筒13の外周面
に設けられた突起である。
14は内筒13の中心軸13bの上端に一体に
設けられた球状のストツプバルブ、14aはその
外周にはめこまれたゴム製のOリングである。1
5は切換レバー、15aは内筒13の溝13cと
嵌合するように切換レバー15の円筒部内周面に
設けられた突起、15bは流水導出口6の溝6b
と嵌合するように設けられた突条である。
切換レバー15の突条15bは流水導出口6の
溝6bに、同じく突起15aは内筒13の螺旋状
の溝13cに各々嵌合しているため、切換レバー
15を回転させることによつて、ストツプバルブ
14を上下移動する。すなわち、この場合突起1
3dは、これとほぼ同じ幅の溝6cに嵌合されて
いるため、ストツプバルブ14は回転方向には回
転せず、上下方向のみに動くように規制されるよ
うになつている。また、切換レバー15を回転さ
せてストツプバルブ14を破線で示す上方部位に
上昇されると、ストツプバルブ14のOリング1
4aが流水導出口6の肩部6aに密接するため水
を流水導出口6内に通さなくなる。
このような構造において、ストツプバルブ14
が実線で示したような下方部位にある場合(この
状態における切換レバー15の位置を通常流水側
という)、キヤツプ1に嵌合された蛇口から吐出
された流水は、第1図中実線で示すように流水導
入口1aおよび流水導入路4を経て流水導出口6
の肩部6aとストツプバルブ14との間隙を流
れ、内筒13の内部の中心軸13bと隔壁13a
との間を通過して下方へ吐出されて通常流水が得
られる。このとき、回転水路板7の放水口7bが
開放されているため、流水導入路4から流水導出
口6へ直線的に流れる流水の作用によつて、多数
のシヤワーノズル部5aから空気が流入する。こ
の流入した空気は、放水口7bを経て流水導出口
6へ流れる流水に吸い込まれるため、下方へ吐出
される通常流水は気泡を生じた柔らかい泡沫流水
となる。
これに対して、切換レバー15を回転させて、
ストツプバルブ14を破線で図示したような上方
部位に上昇させてストツプバルブ14を肩部6a
に密接させた場合(この状態における切換レバー
15の位置をシヤワー流水側という)、流水導入
路4を経て流入する流水は下方向への進路を断た
れる。このため、流水は、図中破線の矢印で示し
たように回転水路板7の渦巻状の溝7aを通つて
3箇所の放水口7bから斜めに吐出される。この
斜めに吐出された流水は、回転体本体11の内周
面に配設された羽根11bの側面に衝突して、回
転体12に対して回転力を与える。この回転力に
よつて、回転体12はレール5c上に摺動しなが
ら回転する。
また、このとき回転体12は、斜めに吐出され
た流水が回転体本体11の内周面や羽根11bに
衝突することによつて上方への力をうける。した
がつて、回転体カバー10の頂部下面と上カバー
3の頂部上面とが密着して、回転体12の回転が
円滑に行われなくなる恐れがある。しかし、上カ
バー3の頂部下面には間隙用突起3aが突設され
ているため、上カバー3の頂部下面と回転体カバ
ー10の頂部上面との間には常に間隙Aが確保さ
れて両者の密着は防止されるので、回転体12は
その回転を妨げられることがない。
また、放水口7bから吐出されて回転体本体1
1の内周面に衝突した流水の一部は、孔10aを
通り間隙Aを経て回転体12と上カバー3との周
面間のわずかな間隙に流入する。したがつて、回
転体12はこの間隙に流入した流水を潤滑水とし
て滑らかに回転する。
一方、回転体本体11の羽根11bに衝突した
流水は、回転体本体11の内周面に沿つて下方へ
流れ、下カバー5のシヤワーノズル部5aへ導か
れてシヤワー流水となつて下方へ吐出される。
つまり、切換レバー15をシヤワー流水側に切
り換えた場合には、回転体12が回転するため、
シート9に付された模様が動き、この模様が動い
ているときはシヤワー流水が吐出されているとい
うことが容易に視認できる。また、この場合、水
道蛇口から吐出される流水の流量にほぼ比例して
回転体12に与えられる回転力が増加して回転体
12の回転速度は上昇する。したがつて、回転体
12の回転状態を見ることによつて流水の流量を
容易に判断することができる。
なお、この実施例においては、流水を通常流水
とシヤワー流水に切り換える切換手段として、球
状のストツプバルブ14を用いたが、この考案は
これに限定されるものではなく、各種の切換手
段、例えば板状のシヤツターによつて一方の流水
口が開放状態にある時には他方の流水口を完全閉
鎖状態にするなどの手段を使用できることはいう
までもない。
また、この実施例においては、回転体として頂
部および底部が開口した円錐台状のものを用いた
が、この考案はこれに限定されるものではなく、
例えば、円筒状、円環状あるいは他の様々な形状
のものを使用できることは勿論である。
また、この実施例においては、回転体カバー1
0と回転体本体11との周面間に模様を付したシ
ート9をはさみこむようにしたが、この代わりに
回転体カバー10の外周面または内周面に直接模
様を付して、外部からこの模様が視認できるよう
にしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による蛇口用流水切
換装置は、この蛇口用流水切換装置をシヤワー流
水が吐出するように切り換えた場合に、水道蛇口
から流入される流水は吐出手段によつて所定の方
向に吐出され、この吐出された流水によつて模様
を付された回転体が回転するため、この回転体の
模様が回転する様子を見てシヤワー流水が吐出さ
れていることが容易に判るとともに、回転体の回
転速度を見て、シヤワー流水の流量の程度を知る
ことが可能となるという効果を有するものであ
る。
また、この回転する模様は動画となるので、こ
れを見て楽しさを十分感じることができるという
効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は同実施例における回転水路板の平面図、第
3図は同実施例における回転体の底面図である。 1a……流水導入口、4……流水導入路、5a
……シヤワーノズル部、6……流水導出口、7…
…回転水路板、12……回転体、14……ストツ
プバルブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水道蛇口に嵌合されて流水を導入する流水導入
    口と、 通常流水を吐出する通常流路と、 この通常流路の外周部に形成されてシヤワー流
    水を吐出するシヤワー流路と、 前記流水導入口から流入した流水を前記通常流
    路またはシヤワー流路のどちらか一方へ切り換え
    て流す流路切換手段と、 この流路切換手段によつてシヤワー流路に流さ
    れた流水の進水方向を所定の方向に変換してこの
    流水を吐出する吐出手段と、 シヤワー流路内に設けられ、この吐出手段から
    吐出された流水が衝突することによつて回転力を
    受けて回転する外部から視認できるように模様が
    付された回転体と からなることを特徴とする蛇口用流水切換装置。
JP13917488U 1988-10-27 1988-10-27 Expired JPH0439319Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13917488U JPH0439319Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13917488U JPH0439319Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27

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JPH0262958U JPH0262958U (ja) 1990-05-10
JPH0439319Y2 true JPH0439319Y2 (ja) 1992-09-14

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JP13917488U Expired JPH0439319Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6422750B2 (ja) * 2014-11-28 2018-11-14 株式会社Lixil 吐水装置とそれを備える洗面台

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Publication number Publication date
JPH0262958U (ja) 1990-05-10

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