JPH0439271A - テールコードの梱包装置 - Google Patents
テールコードの梱包装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ボックスとの間に垂設されるテールコードを梱包するた
めの装置に関する。
てこれらを可撓性の平型シースで覆った構造としてあり
、該コードの両端にコネクターを具備させたものである
。
るため、平型面を脊面として渦巻状に言わばとぐろ巻き
、出荷に供している。
従来一般に、渦巻にされたテールコードをその中心側の
巻き始め端部から引き上げて延線していた。
される毎にテールコード自身に捩じりが加わっていた。
としてコード自身を回転させることにより修正されてい
たが、コードの布設がエレベータ室からシャフト内に垂
らす方式で行っているために、当該回転が行われる毎に
垂下端側に位置する端末コネクターが振り回されてシャ
フトの側壁に衝突したりして破損する恐れがあった。
合せにより導体が構成されているので、該導体がかかる
捩じりの付加によって容易に断線する恐れがあった。
る巻胴をJil備するドラムが利用されていて、平型面
を脊面として当該巻胴上に渦巻状に巻装することが行わ
れていた0巻装された平型コードは、巻き終わり端から
引き出すことにより、コード自身に捩じりが加わらない
ので、これの利用が考えられる。
るための特別な配慮をしていないので、コネクター付コ
ードを巻き取るためには、それに相応した特殊なドラム
を必要とするので製作費が嵩み、また通常金属製からな
るので取り扱いが容易でなく、而も設置面積及び作業ス
ペースを割合に広く必要とし、狭いエレベータ室内では
搬入が困難であるばかりでなく、折角搬入できたとして
も作業者の身動きがとれなくなり、布設ができな(なる
可能性があった。
使用BI#に応して種々のタイプが求められ、−旦梱包
したものを再び取り出して端末コネクターの付替を必要
とすることもあり得る。しかし、従来の梱包装置や巻枠
装置ではそのようなコネクター付テールコードに適応し
た装置が提案されていなかった。
製作コストを大きくすることなく経済的に而もコンパク
トに梱包することができ、而も端末コネクターを傷めず
コード自身に捩じりを加えることなくスムーズに繰り出
すことを可能にし、また、−旦梱包したテールコードの
端末コネクターの付替を容易に行えるこの種梱包装置を
提供することに目的がある。
に形状付けられていて外周にテールコードの巻き始め端
部に付するコネクターを収納する溝が形成された巻芯と
、該巻芯を内包する方形枠状の段ボール箱と、該段ボー
ル箱の側壁を貫通し且つ該段ボール箱内の当該巻芯を串
刺にして軸支した軸体とを備え、該軸体は、対のハツト
形状成型体を前記段ボール箱の夫々の側壁に貫通して該
成型体の突端部同士を衝合して分解可能に結合してなる
中心軸体と、この中心軸体の周上に被挿されそれによっ
て当該ハツト形状成型体の衝合部間に跨設される剛性を
有した軸管とからなることを特徴とする。
加工が容易な段ボールと軸体により容易に梱包でき、而
も薄形の箱として梱包できることでコンパクト化される
。また、テールコードは、巻き始め側の端末コネクター
を巻芯の溝に収納することによって、コード自身の渦巻
による巻装を受けることを阻止することができ、もって
、端末コネクター及びその線心接続部等に無理な外力が
加わって傷を負うといったことを阻止することができる
。
き終わり端側から捩じることなくスムーズに引き出すこ
とができる。
夫々の側壁に貫通して突端同士が分離可能に衝合して分
解可能に結合して中心軸体を構成するので、当該衝合し
た両ハツト形状成型体の結合を解いて段ボール箱より抜
き取ることにより、巻芯に巻装されたテールコードを段
ボール箱から取り出し、そしてコネクターの付替に供す
ることができる。
によって当該両ハツト形状成型体の衝合部間に跨設され
る剛性を有した軸管があるので、テールコード軸支した
状態での重みやコードを引き出す際に受ける応力を当該
軸管で受け、ハツト形状成型体の衝合部への影響を緩和
することができる。
態様は、ハツト形状成型体の突端部において、該端部に
おける有底壁部の中心軸から偏倚した位置から外方に突
出する棒状突起を有するとともに、その棒状突起に対し
て軸対称となる位置に穴を有し、さらにそれら棒状突起
と穴との間に略U字状の溝により形成されたきのこ状突
起を有しており、双方のきのこ状突起を合致させた状態
で棒状突起が相手側の穴に差し込むことにより当該突端
部同士の衝合がなされており、合致しあう双方のきのこ
状突起に分解可能な結束具で緊縛することにより当該突
端部同士の結合がなされている。
、第2図に梱包を完成した状態を示す。
、段ボール箱2とさらに軸体3即ち、プラスチック製の
如きハツト形状成型体の組合せによる中心軸体31及び
紙管のような剛性を有した軸管32とでテールコード4
の梱包に供するものである。
体化するか或いは段ボールを複数枚積層一体化したもの
を輪切りにして輪状に形成してあり、特に第3図(イ)
及び(ロ)に示したように周縁においてテールコードの
端末コネクタを収容可能にする切欠による溝11が形成
されている。
に形成された巻芯1に対して、渦巻状に巻回し、もって
コード巻き付はユニット5として予め荷作りされる。テ
ールコード4の巻き始め端に有する端末コネクター41
は巻芯1の溝11に落とし込み式に収納され、もって、
渦巻に巻かれた場合に脊圧が加わらないようにしている
。
、二層構造の一枚の段ボール21を、その中間で2条の
並列した折り目を付け、各々の折り目において直角に折
り曲げることにより、2条の折り目の間に細幅の側壁2
2を形成しており、この細幅側壁の両側縁から折り目を
介して二つの広幅側壁23.23が延長形成される。二
つの広幅側壁23.23の延長端側縁は、かかる細幅側
壁22に相当する幅分が得られるように適当な位置で折
り目が付けられ、その折り目によって形成された二つの
折り曲げ端部24a、24aを互いに重合し、金属銀2
3によりステフチすることにより、第二の細幅側壁25
が形成されている。
口を上下にしたときに左右側縁及びその中間がそれぞれ
折り曲げられるようにしである。
り、後述する軸体の貫通に供する。
上側縁を延長させこれを略し字状に折り曲げて蓋片23
bを形成している。
の蓋片23bがコード出し入れ側とされた場合には、他
方側つまり下側の蓋片は、下側の開口を塞ぐように葺設
され、合わせ目を適宜粘着テープ等で接着固定して置く
ものとする。
23bには、L字の中間折り曲げ部分において、端縁か
ら適当の長さにわたってスリット23Cが形成されてお
り、後述するコード引き出し口を形成するのに利用され
る。
上側の開口から挿入して収容する。従って、段ボール箱
2の細幅は、テールコードの広幅寸法に対応させること
はいうまでもなく、また、広幅は、コード巻き付はユニ
ット5の巻径に対応したサイズにさせている。
ード巻き付はユニット5における巻芯1に内挿させた状
態で該ユニット5とともに段ボール箱2の中に収容され
る。その場合、巻芯1の厚さは段ボール箱2の広幅側壁
23.23の内幅よりも少しく小さくし、一方の軸管3
2の軸長を段ボール箱2の広幅側壁23.23間の内幅
に略等しくしである。従ってコード巻き付はユニット5
が段ボール箱2の中に収容された場合、当該ユニット5
とともに収容される軸管32は、段ボール箱2の広幅側
壁23.23の内壁間に橋絡した状態となり、一方の巻
芯1は、当該広幅側壁23゜23の間に隙間を存した状
態として、かかる軸管32に対して回転可能に支持され
るものとなっている。
を段ボール箱2の広幅側壁23.23の貫通穴23aに
一致させ、後述する中心軸体31の挿着に備えられる。
匹敵するか若しくは若干大きくなるサイズのものを用い
、段ボール箱2の当該貫通穴23aから飛び出さないよ
うにしである。
ク製のハツト形状成型体31aを二個用いズ構成される
。第5図(イ)(ロ)は、−個あたりのハツト形状成型
体31aを示したもので、軸方向の一端が有底壁311
により塞がれた円筒部312の他端側において鍔部31
3が形成されており、当該有底壁部311において、中
心軸に対して偏倚した位置の外面から突出する棒状突起
314を有し、またその棒状突起314に対して軸対称
の位置に穴315を有し、さらに棒状突起314と穴3
15との間で略U字状の切り欠いた格好の溝316が形
成され、その溝の内側を画成する壁面によって形状付け
られたきのこ状の凸部317を有したものである。
内径よりも小さく且つ段ボール箱2の側壁に穿った貫通
穴23aに合致する寸法とされ、また同鍔部313から
有底壁部311までの亘長は段ボール箱2における広幅
側壁23.23の外面間の幅の部分の一程度としである
。さらに、穴315は、棒状突起314が抜き差し可能
になる径が選ばれ、一方の棒状突起314は、穴315
を穿つ有底壁部311の肉厚よりも大きくして該肉厚の
二倍程度の長さで突出させである。
に、円筒部312を段ボール箱2における夫々の広幅側
壁23.23の貫通穴23aを貫通させるとともに、既
に段ボール箱の中に収容された軸管32の中に挿通させ
、そして、突端となる双方の有底壁部311を該壁部に
おけるきのこ状の凸部317が合致するように衝合させ
る。
に差し込まれ且つ円筒部312内に突出した状態となっ
て合体しあう。
ラス千ツクバンド等の解体可能となる結束具318によ
り緊縛し、もって両ハット形状成型体31a相互が段ボ
ール箱2から抜は出ないように結合しあう。そのように
して結合しあう双方のハツト形状成型体31aは、鍔部
313が段ボール箱における広幅側壁23の貫通穴23
aの周縁部分を外側から押し付けた状態で組み付けられ
る。
は、剛性を有した軸管32の軸方向の端部と当該鍔部3
13とで内外から挟み付けられ、テールコードの重みに
耐えられ、応力による変形を阻止する格好となっている
。
より支えられた剛性を有する軸管32により巻芯1を段
ボール箱2の中で軸支するものとなる。それによって、
テールコード4の重みを中心軸体を介して段ボール箱に
おける広幅側壁2525に荷重を分担させる。広幅側壁
25.25は、前述したように二層構造の段ボール波形
断層がコード引き出し側に表れるようにしているため、
当該テールコード4等の重みやコードの引き出しの際に
加わる剪断力に耐え、而も、上述した軸管31とハット
形状成型体31aの鍔部313との挟み付けによる補強
を伴うことで貫通穴25aの変形が起こらないようにし
である。
とにより、中心軸体31を構成する対のハット形状成型
体31a、31aの衝合且つ結束部分への当該荷重によ
る影響を軽減させることができる。しかして、ハツト形
状成型体31a相互の衝合部分には、軸管32に受ける
荷重によって角折れするような応力が働く。しかし、そ
のような角折れは、棒状突起314が相手側の穴315
に差し込まれことによる位置決めと結束具318による
緊縛とで抑制することができる。
る双方のを底壁部311が荷重負担時に僅かに離される
ことを完全に阻止することは困難である。そのような僅
かな離れがあっても、十分に長くされた棒状突起314
がこれを貫通させる存置壁部311の内側に延長突出さ
れるため、該突起314の抜は出しを防ぎ、両ハット形
状成型体31a相互の角折れを大きくすることを阻止し
ている。
つ軸支した段ボール箱2は、上側の蓋片23bを第2図
に示すように葺設し、梱包を完了させる。なお、葺設し
た蓋片23bば、粘着テープ等で接着固定して容易に開
かないようにしておくと良い。
ー42を有するので、これを段ボール箱2内で自由に動
けるようにしておくと、運搬時等に受ける衝撃や振動に
よって、コネクター42に結線するために防護シースを
切除して剥き出しにされた線心端部が破断や折損あるい
は接続不良を引き起こす可能性がある。そこで、第7図
に示したように、蓋片23bの内側にテールコードの巻
き終わり端部を仮止めする手段6を具備させることが望
ましい。
22.24の縁間に跨設されることによって開口を覆う
内蓋61と、その内蓋にテールコード4の巻き終わり端
部を添えた状態でこれら両者を挟持するホルダー62と
からなり、これらはいずれも段ボールにより製作すると
良い。
ール箱2に包まれたままで出荷され、そして、エレベー
タ室内に搬入され、布設に供される。
方の端からスリット23cの分だけ外方に起こして、コ
ード引き出しロアを形成することにより、テールコード
4を軸体3を軸とした巻芯1の回転を伴って巻き終わり
端側から引き出し、もって、エレベータ室から垂らし込
み、布設に供することができる。
部に有するコネクター41.42の仕様変更による付替
を要求される場合がある。巻き袢わり側つまり外側のコ
ネクター42の付替は、蓋片23bの開くことにより対
応することはできるが、巻き始め側つまり内側のコネク
ター41はそうは行かず、テールコード4をコネクター
とともに段ボール箱2の外部に取り出す必要がある。
体31a相互を緊縛した分解可能な結束具3日をカッタ
ー等で切断して取り除いて両ハツト形状成型体31aを
抜き取り、それによって段ボール箱2との係止状態が解
かれたテールコード4を巻芯1及び軸管32とともに段
ボール箱2の外側に取り出し、そして、巻芯1の溝11
に収納されたコネクター41を該溝11の側方から抜き
取って、所望のコネクターと付替が可能になる。
製作コストを大きくすることなく経済的に而もコンパク
トに梱包することができ、而も軽量で設置スペースを大
きくとることなく取り扱いが容易でありまた、端末コネ
クターを傷めずコード自身に捩じりを加えることな(ス
ムーズに繰り出すことを可能にし、さらには−旦梱包し
たテールコードの端末コネクターの付替を容易に行える
テールコードのための梱包装置を提供するという所期の
目的が達せられる。
梱包装置の実施例を示すもので、第1図はテールコード
の梱包要領を示す斜視説明図、第2図は同テールコード
の梱包状態を示す斜視説明図、第3図は装置における軸
体の組み付は構造を示す断面説明図、第4図(イ)(ロ
)は巻芯の具体例を示す斜視説明図、第5図(イ)及び
(ロ)はハット形状成型体を示す前面説明図及び該図面
(ロ)におけるx−X線に沿った断面説明図、第6図は
段ボール箱の一部を拡大して示す斜視説明図、第7図は
テールコードの巻き終わり端の仮止め手段の好ましい例
を示す斜視説明図、第8図は梱包されたテールコードの
繰り出し状況を示す斜視説明図である。 符号において、1は巻芯、2は段ボール箱、3は軸体、
4はテールコード、5はコード巻き付はユニット、6は
仮止め手段、7はコード引き出し口、11はクネクター
収納用の溝、23aは軸体のための貫通穴、31は中心
軸体、32は軸管、311有底壁部、312円筒部、3
13は鍔部、314は棒状突起、315は穴、317は
きのこ状突起、318は結束具(プラスチックバンド)
である。
Claims (2)
- (1)輪状に形状付けられていて外周にテールコードの
巻き始め端部に付したコネクターを収納する溝が形成さ
れた巻芯と、該巻芯を内包する方形枠状の段ボール箱と
、該段ボール箱の側壁を貫通し且つ該段ボール箱内の当
該巻芯を串刺にして軸支した軸体とを備え、該軸体は、
対のハット形状成型体を前記段ボール箱の夫々の側壁に
貫通して該成型体の突端部同士を衝合して分解可能に結
合してなる中心軸体と、この中心軸体の周上に被挿され
それによって当該ハット形状成型体の衝合部間に跨設さ
れる剛性を有した軸管とからなることを特徴とするテー
ルコードの梱包装置。 - (2)ハット形状成型体の突端部には、該端部における
有底壁部の中心軸から偏倚した位置から外方に突出する
棒状突起を有するとともに、その棒状突起に対して軸対
称となる位置に穴を有し、さらにそれら棒状突起と穴と
の間に略U字状の溝により形成されたきのこ状突起を有
しており、双方のきのこ状突起を合致させた状態で棒状
突起が相手側の穴に差し込むことにより当該突端部同士
の衝合がなされており、合致しあう双方のきのこ状突起
に分解可能な結束具で緊縛することにより当該突端部同
士の結合がなされている請求項(1)記載の梱包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2140374A JP2564971B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | テールコードの梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2140374A JP2564971B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | テールコードの梱包装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0439271A true JPH0439271A (ja) | 1992-02-10 |
JP2564971B2 JP2564971B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=15267341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2140374A Expired - Lifetime JP2564971B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | テールコードの梱包装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564971B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP2140374A patent/JP2564971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2564971B2 (ja) | 1996-12-18 |
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